生かさず殺さずの究極のアイドル 投稿者:ビルダー拓也   作:おけがん

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追記※みんな感想カキコありがとナス!



第三話 ヤクザ系社長はスカウトマン

 

 

あれから拓也は自分の部屋に縛り上げたリョースケを連れ込んで2分後に星野家の部屋に戻ってきた。そこでふと、先程アイの言葉の中で気に入らないことがあったのを思い出していた。

 

「そういえばさ、お前さ」

 

「私?」

 

突然ギン眼で睨みつける拓也にびっくりしたアイ。それでも構うものかと拓也は捲し立てる。

 

「お前だよお前。さっき拓也の名前間違えてたな。アイドルのくせに隣の家の住民の名前も覚えねーのかよ(偏見)。もう許さねぇからなぁ?」

 

「あれ?私また間違えてたかな?アクア、どうだっけ?」

 

惚けたようにアクアに尋ねるアイを見た拓也は顔を真っ赤にして怒りだす。アクアはいつものことだとわかっていたが流石に命の恩人の名前はきちんと教えておかないといけないと思っていた、

 

「西条さんが言ってる通りだよアイ。この人は東条じゃくて、西条。お隣の西条拓也さんだよ」

 

「ふふん♪こっちのガキの方はちゃんと拓也の名前覚えてんじゃん。ご褒美に大人になったら拓也を購入させてやるぜ。お金タダでいいから」

 

「えぇ…拓也を購入ってどういう……あっ(察し)。ぼ、ぼぼ僕は女の子が大好きなんで遠慮しておきます!」

 

「遠慮なんかしなくていーじゃん。人気ナンバーワンの拓也がタダなんだからお言葉に甘えたらいいぜ」

 

「い、いや僕はいいですって!」

 

ナチュラルにR-15はいきそうな発言を繰り返す拓也とそれに対して普通に返事を返すアクアの光景にここまで泣いていただけのルビーは若干引いていた。ただ、この下半身貧弱そうな色黒の中年と兄が普通に会話をしているのを見て、アクアの前世は本当におじさんだったのだと改めて認識していた。ただ、アクアの女の子が大好き発言で前世で好きだったあの人のことが一瞬脳裏によぎったりした。

 

「そういえば東条さん。なんで私がアイドルだって…」

 

そつアイが言い切る前に外から複数の足音が響いてきた。足音は家の前で止まって扉が勢いよく叩かれた。

 

「アイ!!無事か!怪我してないか?気持ちは悪くないか?」

 

急いでアイが扉を開けると金髪グラサンの男が玄関の中に飛び込んできた。その後ろには警察官複数人が警戒しながらこちらを見ていた。

 

「あはは、大袈裟だね佐藤さん。うん、どこも怪我してないし私は無事だよ。アクアとルビーもね」

 

「そうか…本当に無事でよかった………で、このおっさんはなんだ」

 

「今なんつったよオイ!そこのメスガキといいヤクザといいおじさん呼びすんじゃねーよ。拓也はお兄さんだろ!?もう許せるぞオイ!」

 

「俺はヤクザじゃねぇよ!苺プロダクションの社長だ社長!」

 

見知った金髪のグラサン男と拓也が言い争い初めてこれは長引きそうだと感じたアクアはそれを遮るように拓也を紹介した。

 

「斉藤社長。この人は隣の西条さん。偶然通りがかったところでアイを助けれくれたんだ」

 

「…!!す、すまなかった。アイとこの双子を助けてくれた恩人に対してなんて口を聞いたんだ…。そして、アイと双子を助けてくれて感謝する!」

 

斉藤はまさか目の前の怪しさ満点のダサいパーカーの男が命の恩人だと思わず失礼なことを言ったと反省して頭を下げた。一方で拓也の方もまさかこのヤクザ風味の男がアイドル事務所の社長だとは思わず面を食ったがこうも反省の態度を示されると言い返す気にはなれなかった。気まずい空気を察したのか警察官が徐に告げる。

 

「星野さん、斉藤さん。積もる話もあるとは思いますが一旦署の方に向かいましょう」

 

警察官のその言葉で一同は警察署で話をすることになった。無論、拓也の部屋で若干イカ臭さを醸し出した気絶中のリョースケを連行して。

 

 

★拓也視点

 

あれから警察署で20分以上?30分以下?の取り調べを受けてもうネムネムの顔で草臥れた俺は早くコンビニでヨーグルトを買いに行きたかったけど、ジャニ系の警察官があのなんとかプロの社長から話があると呼んできた。

 

ここでごねても無駄だと思うからついていくと何かの部屋に通された。俺が部屋に入るとあの社長が俺の元に駆け寄ってきて開幕土下座でマジびっくりだせ。

 

「ウチの大事なアイドルを助けてくれてありがとうございますっ!」

 

「ウッス!そこは問題ないっす!」

 

それにしても人から感謝されると気持ちいいな。普段は雄汁垂れ流した拓也のケツマンを使って雄供の性欲発散に付き合ってるけど、普通の人助けもいいなー。なんて思っていると金髪ヤクザ系の斉藤社長?が真剣な眼差しで拓也のことを見つめてくる。ヤクザ系社長はタイプじゃないけど、こんなに真剣な目線で眼差しで見つめられたらケツ穴がヒクヒクして感じるぜ。あーあ、今日がセンパイの休みだったら一日中俺のガタイを調教してもらえたのにな。

 

それとこうも長く土下座されると今度は申し訳なく感じるから早く席に着いてもらうかな。拓也はSも嫌いじゃないけどホントはバリウケだからね。

 

「とりあえず席に座ってくださいっす。そんなんじゃ話できねーじゃん」

 

「……それではお言葉に甘えて」

 

拓也と社長?が席で向き合う。拓也を呼びつけるなんて何か用なのかな?まさかあのチョー人気アイドルの秘密を知ったから裏社会の怖いお兄さんに引き渡すつもりなのかな。なんてビクビクしまくり痙攣しまくり白目剥いて吠えまくり。

 

「…アイを助けてもらった恩人に対してこんな事を言うのもアレなんだが……アイのマネージャー兼ボディーガードになっていただけないでしょうか」

 

……今なんて?拓也がマネヱヂヤア?うっそだろお前!拓也がマネヱヂヤア見たいならことするなんて無理に決まってんじゃん。拓也はお客さんみんなのアイドルだからね(笑)

 

「いや、拓也だって働いてるしいきなりそんなこと言われても困るっす」

 

「無理なことは承知だ。失礼だと言うのもわかってる。だけど、それでも俺はアンタにお願いしてるんだ」

 

「なんで俺をマネヱヂヤアにしたいんすか?それに俺ってあっち系のお店で働いているんすよ」

 

「それも調べさせてもらったから承知の上だ。寧ろそれはある意味でありがたいことだと言える」

 

俺がホモで男に掘られる仕事をしているのがいいって何言っちゃってんの。斉藤社長の言葉を必死になってガタイで分析してみたけど意味わかんねー。

 

「水商売という意味ではスキャンダルには違いねぇ。だが、アンタはホモだ。ホモならアイドルと一緒にいても寝たとか付き合ってるとかゴシップ系を全て取り除ける」

 

なるほどなって俺は感心した。見た目はヤクザなのにしっかりしてんじゃんこの社長。なんて感心してる暇はねーじゃん。俺は今の仕事が好きだしアイドルのマネヱヂヤアなんてチョー面倒なことはやりたくないぜ。

 

「あと言っちゃ悪いがアンタはアイの秘密を知っちまってる。そんな人間とはいさようならで明日から赤の他人になるリスクは犯せない」

 

チキショー!はめられたぜ!聖人ぶってたのにさ、奴は拓也を脅してを落とすのが趣味のプロ級社長だ。

 

「無論、報酬は相場以上のものを払わせてもらう。マネージャー以外にもアイのボディーガードやあの双子の世話を含め諸々でこれくらいを考えている」

 

齋藤社長から渡された契約書の中身の金額を見て俺は目が飛び出すほどびっくりした。gym-kでの月収の93.15倍はあるじゃん!実は最近少しだけお客さんが減ってきてたしこれはチャンスなのかなぁ?

 

 

 

 

 

 

 

「ウッス!明日からよろしくお願いしまっす」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あーあ、マネヱヂヤアにらなんて説明しようかな。アイドルを助けたらそこの事務所の社長にスカウトされたって説明しても信じてもらえるわけねーじゃん。

 

 

こうして拓也は苺プロダクションでマネヱヂヤア兼ボディーガードとして雇われることになった。おちんぎんがいいからそこは満足しているけどオンナの世話なんてやりたくねーな。

 

「あの、西条さん。星野さんからお話ししたいことがあるそうです」

 




西条拓也:アイを救ったこととその秘密を知ったことで苺プロにマネージャー兼ボディーガードとしてスカウトされる。今の仕事が好きだったけど斉藤の提示した契約書の金額を見てスカウトに応じるマゾビルダー。

斉藤壱護:アイが生存したことで闇堕ちすることがなかったヤクザ風味の男。その救世主にアイの秘密を知られて絶望したが、運良くその男がホモだったので事務所で雇うことで難を逃れることに成功する。

星野アクア:拓也のただ券をゲットした幸運な四歳児。拓也の会話で瞬時にホモだと察する洞察力を発揮した。本人は嫌がっているが拓也はお構いなしにロックオンした。高校生くらいになったら拓也好みのジャニ系のイケメンになってそう。
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