こんな個性で人助けしてもギャグにしかならん気がするんだが   作:クロマ・グロ

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5スレ目(現実パート)

 

結果的に個性把握テストは出久が最下位となってしまったが除籍が嘘で助かった……と思いたいんだがな。

スレニキ達の話や父さん達から聞いた話を考えるとあれは嘘じゃなかったんだろうな……見込みがないなら本気で切り捨てるつもりだったんだろう……出久が見込みアリと認められたなら良かったがまだまだ受難は続きそうだな。

 

案の定個性把握テストが終わった後俺は男子のクラスメイトに……キャスリィは女子なクラスメイトに囲まれてしまって質問責めに合っていた。

 

今はキャスリィがオロオロして涙目になった辺りでこっちに来て今は慰めている所だ。

 

「…………グスッ」

「よしよし……」

「ごご、ごめんね?こんなになっちゃうなんて思わなくて……」

「別に良い……ただキャスリィは生まれたばかりなんだ

少し配慮してくれれば良いよ、悪気はなかったみたいだし」

 

紫色の異形型個性と思われるクラスメイトが謝るがまぁ悪気がないのはわかったしな。

 

「猫城だっけ?キャスリィちゃんがお前の個性で生まれたのはわかったけど……もしかしてあの聖闘○星矢モドキとかって……」

「まぁ同じく俺から生まれたやつだな」

「どんな個性だよ……って悪い、俺は切島 鋭児郎!

よろしくな!猫城!」

「あたし!芦戸 三奈!よろしくね!」

「俺は上鳴 電気!今後ともよろしくな!」

「蛙吹 梅雨よ、梅雨ちゃんと呼んで、ケロッ」

「葉隠 透だよ!もう全裸の人なんて覚え方しないでよ?」

「私は八百万 百ですわ

似た個性同士よろしくお願い致しますわ」

「皆よろしく……って、似て……似て……る?かな?うん?」

「「「…………どうだろ?」」」

 

八百万さんの個性と似てると言われて若干俺と数名が首をかしげる。

 

「あら?私の創造と似ている個性だと思ったのですが……」

「うーん……俺の個性って本質は異形型なんだよ

八百万さんのは多分知ってさえいれば作れるってタイプなんだろうけど俺のは特定のネコにリソースを割いて生産するってのが正しいんだ」

 

するとまた全員が首をかしげる。

若干言い方悪かったかこれ?

 

「生産ですか?生み出すのではなく?」

「そう、なんというか感覚的には俺の中に専用の工場があってエネルギーさえ供給していれば同じネコが次々生産されるみたいな感じなんだ

リソースは溜められるから今は生産をストップしてるけどな」

「リソースはやっぱりご自分の栄養等なのですか?」

「いや、勝手に生成されてくから多分別

八百万さんのはどんな感じ?」

「私は体に蓄えた脂質を使いますわ

確かに別物ですわね……私の創造も勝手に作られるという形ではなく細かい所まで自分で組み立てるような形ですもの」

「んー、でもまぁ確かに作るって辺りじゃ似てる個性なんじゃねぇか?汎用性の高そうな個性で羨ましいぜ

俺の個性はこいつな」

 

そう言って鋭児郞は自分の両腕を刺々しい見た目に変化させて拳を何度も合わせる。

ガチン!ガチン!という金属音のような硬いもの同士がぶつかり合う音がしていた。

 

「硬化ってとこか?」

「正解だ!つっても自分の体を堅くするだけだから増強系の個性ほど強くはならねぇんだけどな」

「それでも十分使い道はあると思うぞ?

仲間を守るって点で見てもかなり心強いしタイマンに向いてるからな」

「お?やっぱりそう思うか?俺もその辺は自信あるんだがなぁ……」

「物は考えようだろ、少なくともその防御力で格闘戦仕掛けられたら俺もなかなか面倒くさいぞ」

「マジか!」

「まぁその時は空に逃げてにゃんこを上から落とすだけだが」

「ダメじゃねぇか!?」

 

そんな感じで個性についての雑談や雄英についての話をしているとキャスリィの機嫌が少しずつ良くなっていき、キャスリィの話題になっていく

 

「そういえばキャスリィちゃんって何が好きとかあるの?」

「っ!……ネコ缶!」

 

キャスリィが目を輝かせて懐からネコ缶を取り出す。

だがキャスリィ……悪いんだが言葉が足りねぇ!?

全員が若干蔑んだ目でこちらを見て引いている……。

 

「先に言わせて貰うがお前らの想像してるような事態は無いからな?

普通に味覚もあるし他の飯だって一緒に食ってるからな?」

「ならなんでネコ缶に?」

「この缶詰も俺のリソースを使って生成してるんだがネコ達にとっては一番のご馳走に感じるらしいんだよ……

俺も食べては見たが普通のツナ缶っぽい感じしかわからんからどうとも言えんが……」

「不思議ですわね……」

「猫の個性を持ってる人に手伝ってもらって試食して貰うのはどうかしら?ケロッ」

「それも考えたんだが……知り合いにいねぇ……」

「「「あっ……」」」

 

なおキャスリィは終始俺の膝の上で撫でられており、喉をゴロゴロゴロと鳴らしていた。

 

 

 

 

_________________________________________________

 

 

結局帰るのはそこそこ遅れてしまったが雄英の門の付近で天哉と出久、それとビンタ女子が固まって話しているのを見かけた。

 

出久は若干疲れている様子だがありゃリカバリーガールの影響っぽいな……確かあの人の個性の代償って治癒力を上げた分だけ体力を消耗させるタイプだったはずだし。

 

「おや?猫城くんじゃないか、今帰りかい?」

「あぁ、お前らはなんか話が弾んでたみたいだが何話してたんだ?」

「いやぁ~私緑谷くんの名前を間違えて覚えちゃってて」

「あぁ……なんとなくわかったわ

多分勝己の呼んでた方で間違えて覚えたな?」

「あれ!?なんでわかったの!?」

「こいつの名前覚えるやつってだいたい最初はその間違いを犯すんだよ……あの様子から察するが中学からエスカレートしたな?あの阿呆……」

 

あいつは昔っからガキ大将気取りだったからなぁ……。

 

俺?伊達に父さんに鍛えられてないんで普通にしばき倒したが?

 

「エスカレート?」

「あぁ、まぁデクってのは早い話蔑称だな

こいつは俺と同じで個性が目覚めたの遅かったみたいだし」

「そういえば猫城くんは結局いつ個性が目覚めたの?」

「ん?入試2週間前」

「二週間前!?」

「出久は?」

「僕は……1週間もないや……」

「お前よくそれで受けたな……いやまぁ受かったから良かったが」

「うん……でも……ある人から僕はヒーローになれるよって言って貰えたんだ……だから諦めきれなくて」

「…………まぁ良かったな……お互いに」

 

するとビンタ女子はうーんと唸ってから出久と向き合って答える。

 

「うーん、でも"デク"って……頑張れ!って感じでなんか好きだ私」

 

すると若干デレデレしていた出久に嫌な予感がしてネコを掴んで待機しておくと……。

 

「デクです!!」

「緑谷君!?」

「アホかっ!?」

「へぶっ!?」

「ギニ゛ャ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!?!?!?」

 

俺は思わずネコを出久の顔面にぶん投げてツッコミを入れる。

 

「浅いぞ!?蔑称なんだろう!?」

「コ……コペルニクス的転回……」

「「コペ?」」

 

ビンタ女子とキャスリィが二人してポカンとしながら首をかしげる。

ちなみに話の流れで聞いたがビンタ女子の名前は麗日 お茶子というらしい。

 

「それにしても君の個性……あれは……ネコなのか?」

「一応分類上はにゃんこという総称みたいだがな

ぶっちゃけ俺もよくわからん」

「でもなんか可愛いよね」

「一部キモいのもいるけどな……っと俺はこっちだから

キャスリィは俺の中に一旦入っててくれ」

「ん……」

 

キャスリィは小さく頷くと俺の中に吸い込まれていく。

 

「こうして見てみるとホントにキャスリィ君は君の個性なんだと実感するな……」

「まぁ確かに実際に見てみないと信じきれないよなぁ……

ウシネコ、出てこい」

「にゃも~」

 

すると三人共ウシネコを見て固まって困惑していた。

麗日に至っては頭にいくつも???が浮かんでいるように見える。

 

「それは……確か試験の時にも出してなかった?

というかウシなの?ネコなの?」

「わからん、分類上は一応にゃんこだ」

「一応……というかなんで分類とかわかるの?」

「なんか体内の一部に図鑑機能がある部屋があるんだよ

そこにアクセスして情報を引き出してるんだが……やたらとブランクが多いんだよなぁ……」

「そうなるとまだまだ出せるその……にゃんこ?は増えるのかい?」

「だな……しかもガチャ制」

「「「ガチャ!?!?」」」

 

おぉ~、良い反応するな……。

 

 

 

そうして俺は出久達と別れて家に帰り、いつものように過ごしていった。

 

 

_________________________________________________

 

翌日。

 

雄英高校のカリキュラムは基本的に午後と午前で大きく変わる。

 

午前は必修科目の授業。

今日の一時間目はプレゼントマイクによる英語だ。

 

「んじゃ、この英文のうち間違っているのは?」

 

『『『普通だ……』』』

『クッソつまんね……』

 

勝己はつまんなそうにしているな……あいつ頭が悪い訳じゃないんだよなぁ……普段の態度がアレなだけで。

 

「Everybody Haze Up!!盛り上がれぇ!!!」

「「はい」」

「オーケー!そこのリスナー二人ィ!そうだな、まずはテスト満点だった猫城カモン!」

「関係詞の場所違うんで4番」

「good!!」

 

 

 

 

昼食は大食堂でクックヒーローランチラッシュによる一流の料理を格安のメニューで食べられる。

 

今日は出久達と食べてたんだが何故か知らないがランチラッシュがこちらにやってきて……。

 

「白米に落ち着くよね!!最終的に!!」

「おお……」

「あああ……」

「……落ち着く」

「まぁ日本人ですからね……」

「……ネコ缶」

 

ちなみに俺の昼食はプーパッポンカリーだった。

キャスリィはお子さま定食+ネコ缶だ。

 

 

 

 

 

そして午後の授業……ここからが本番と言っても良い。

いよいよだな……ヒーロー基礎学……。

 

教室で自分の席に座って待機していると誰かが廊下からやってくる音とやけに伸ばした声が聞こえてくる

 

「わ~た~し~が~!!!!」

「きt……」

「普通にドアからきたァ!!」

 

俺は思わず無言になる。

オールマイト先生……ドアから身を乗り出して来ているけどさ……それは普通って言わねぇよ!?




USJ編が終わった辺りでちょっとヒロインを増やそうかなぁと思っています。
なのでアンケートを取らせて頂きます。
今回は……野郎共喜べ!!ギャルズモンスターズじゃぁぁぁ!!!!!

エロブドウ「全員の性癖をオイラに教えろォ!!」

  • 狐娘ヒメユリ
  • 人魚娘ルリィ
  • ミイラ娘レイカ
  • 狼娘ディル
  • ゾンビ娘ヴェルヴェーヌ
  • 冒険家カンナ
  • 女神ベガ
  • 七さk「ニャッスルゥ~」
  • ニャッスルルート
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