こんな個性で人助けしてもギャグにしかならん気がするんだが   作:クロマ・グロ

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今回はちょい短めになります


31スレ目(現実パート)

 

 

自己診断プログラムスタート……体内機能異常無し。

にゃんこ生成システム……異常無し。

ガチャシステム……軽度の異常が確認、修復は時間経過による回復のみ。

しばらくの間ガチャで出てくるにゃんこの9割が巨神ネコになります。

肉体の機械化及び人間の肉体への変換……異常無し

思考パターン……軽度の侵食あり、修復は時間経過による回復のみ。

ネコムート封印システム……重度の損傷あり、直ちに対処してください。

 

『おや、これは例の……あちゃー、あちこちにエラー起こしてるじゃない。』

『これは……困ったわね、わたくしでは完全に修復しようとしても逆に侵食されてしまいそうね。』

『こっちもおんなじだね。

まぁ別にアタシへの無害化だけなら問題ないんだけどシステム修復用のプログラムにまで侵食するってなんなんだろうねぇこれ。』

 

中枢人格プログラムの再起動を確認……。

外部からの干渉を検知……システムの修復効率上昇。

 

ネコムート封印システム……80%の修復を確認、許容範囲内。

 

再起動開始……成功。

 

_________________________________________________

 

「…………ここは?」

 

脳内掲示板でスレニキ達と話しているうちに修復が終わった俺は現実の肉体を再起動するとどこか病室のような場所で寝かされており隣のベッドではサー・ナイトアイが横になっていた。

 

「目覚めたようだな。」

「サー・ナイトアイ……ここは病院ですか?」

「あぁ、最寄の大学病院だ。

君は治崎が倒れた後気絶してしまったからここに一緒に搬送された。」

「にゃんこ達は消滅しましたか?」

「あぁ……だがバベルの中に入っていた警察やヒーローは事前にバベルが知らせてくれたお陰で無事に脱出している。

 

とはいえ機材だけはどうにもならんかったらしいがな……。」

 

あー、マジか……。

 

「それって弁償……。」

「いや、そちらの方は我々が出すから大丈夫だ。

むしろ我々プロヒーローが君達の足を引っ張ってしまった……本当に申し訳ない。」

 

…………とはいえ治崎の場合は個性が個性だ、相性的に考えてもまともに相手出来るものがそもそも少なすぎるだろう。

 

「いえ、謝らないでください。

むしろ命令違反をしてしまった俺こそ謝るべきです。

今回の件は正直反省点が多く感じられました……もっと冷静に立ち回っていればもっと被害を押さえられたかも知れないのに……。」

「いや、私が見た未来では被害はもっと増えるはずだった……だが貴様や緑谷のお陰でここまで大きく押さえることが出来た。

何よりも貴様のにゃんこの大群のお陰でヒーローや警察側も被害は殆ど0と言っても良いレベルで押さえられている。

だが……貴様の腕を失わせてしまったのは我々の責任だ。」

 

腕……ってそういや治崎の分解食らって片方やられたんだったな……。

 

「そっちは何も問題ありませんよ…………ってリソースが足りない。」

「どういう意味だ?」

「俺の肉体の欠損自体はにゃんこ達を作る際のリソースを大量に使えば修復が可能なんですよ。

ただ……一回無理しすぎたせいでリソースが貯蓄した分含めて今全損してるんで回復までしばらくかかるんですけどね。」

「そうか……それなら良かった……。」

 

とりあえず腕に関しては全治半日って所か……オトートと発目さんに頼んで正解だったな。

 

…………あの人ガマトトの持ってきた素材でまたろくでもないの作ってないよな?

また葉隠さんが全身巨神ネコ化して戻れなくなってないよな?

 

そんな事を考えてるとめっちゃ悪寒がしてきたので俺は一旦別の事を考えることにする。

 

「ナイトアイ、今回の件の被害状況はどうなってます?」

「そうだな、警察から聞いた限りでは被害としては治崎の崩壊による家屋倒壊四棟、人的被害としても軽傷者3名だけでいずれもかすり傷程度らしい。

警察、ヒーロー共に軽傷者多数、重症者数人、死者は0だ。」

 

ナイトアイから被害状況を聞いていると部屋の向こうから誰かが近付いてくる音がする。

 

「起きてたか、猫城。」

「相澤先生!」

「その腕……今回は直せるレベルなのか?」

「全治半日って所です。

それより他の皆は……ってナイトアイも相澤先生もどうしました?」

 

何故か二人がポカンとした様子で固まっている。

 

「…………お前な、腕無くなってるのが半日で治るとか普通は呆れるからな?」

「…………私はてっきり修復にかなり時間がかかると思っていたがたった半日とは。」

 

…………あぁ、俺はもう母さんが原因でなれてるけど普通に考えたらおかしいわけか。

 

「はぁ……お前に関しては考えてたら切りがない。

話を戻すが他の連中だがな……切島は全身の打撲に裂傷が酷いが命に別状はない。

天喰は軽傷だが骨に軽くひびが入ってるため入院中。

ファットガムは骨折が何ヵ所か……といっても元気そうだったけどな。

ロックロックも突入中に怪我を負ったが幸い内臓を避ける形で刃が刺さっていた、大事には至らない傷だ。」

 

にゃんこ達をつけていてこれか……耐久に優れるネコジャラミ達も治崎との戦闘中にかなりの数のタマシイが俺に送り返されたのを感じていたが…………ちょっと悔しいな。

 

「壊理ちゃんはどうなりましたか?」

「それなんだがな……実はお前が気絶している間にあの娘の個性が暴走を起こしてな、今は熱を起こして眠ったままだ。」

 

…………ッ!個性の暴走……。

 

ただでさえ強力な個性だ……下手したら人が死にかねない。

 

「安心しろ、個性の暴走自体は俺が止めた。

ただ壊理ちゃんは今は隔離状態にある。」

 

…………仕方ないとはいえやはり可愛そうだな。

せめてにゃんこだけでも側に置いてやりたいな。

 

「相澤先生、後で今出せるにゃんこの一覧渡すんで壊理ちゃんに渡しといて貰えますか?

あの子が気に入ったのがいれば隔離病棟にそのにゃんこだけでも入れておきたいので。」

「別に構わないが……お前が直接渡さなくて良いのか?」

「隔離病棟って俺が行って良い物なんですか?」

「緑谷から得たあの子の状況を考慮すれば確かにお前一人での面会は無理だが俺がいるなら話は別だ。

だから問題はない。」

 

意外とその辺の対応は柔軟なんだな……。

 

「ふむ……貴様が出せるにゃんこの一覧か……それは私が見ても構わないか?」

「ええ、大丈夫ですよ。」

「悪いが俺も確認させてくれ、お前の場合気がつくとどんどん出せるやつが増えてるせいでこっちもまだ把握しきれてないんだ。」

 

あー、まぁ1~2週間に一度のペースで増えてるしなぁ……。

とはいえ最近になってようやくステージ報酬の限定とかを除いたEXが全員揃ったからなぁ……。

 

ちなみに現在の基本キャラの+値が……

 

 

ネコ+26

タンクネコ+18

バトルネコ+13

キモネコ+23

ウシネコ+12

ネコノトリ+16

ネコフィッシュ+21

ネコトカゲ+28

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

巨神ネコ+138

 

 

 

 

やっぱり俺呪われてるんじゃないだろうか?

 

 

 

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