こんな個性で人助けしてもギャグにしかならん気がするんだが   作:クロマ・グロ

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37スレ目(現実パート4)

 

 

「貴様の言うガチャとやらだが……実際にどのような物なのだ?

出来るならば見せてくれ。」

「分かりました、幸い丁度溜まってるので11体にゃんこを召喚します。」

 

俺はにゃんこ城形態になり、ガチャ機能を使用する。

 

にゃんこ城の入り口から脚のようなアームに頭をつかまれた金色の脚のないネコが11匹出てきて高速回転しながら光を放ち始める。

 

「ぬぅっ。」

「まぶし!?」

「目が!?目がぁぁぁぁぁあああ!?!?」

 

今回引いたのはアイアンウォーズだ、正直ゾンビ相手に効果を発揮するあの超大型にゃんこ達は余り引くメリットが無かった為ずっとスルーしていた。

 

光を放ち始めたうちの一つが左右2つに割れ、最初の1体が出てくる。

 

そこには……。

 

ニャア!ニャーニャニャッスル!(はい!サイドチェスト)

 

ジャージを来た巨神ネコがサイドチェストをキメながら出現し、筋肉の膨張でジャージを弾き飛ばしてブーメランパンツ一丁になった所だった。

 

「ふん!!」

「ニャッスル!?」

「「「殴った!?」」」

 

俺は思わず元の姿に戻って狂乱の波動で強化した拳で巨神ネコをぶん殴った。

 

流石にイラっときた……どんだけ被るんだか既に+値が200超えてるんだが……。

 

「すみません、余りにもこいつが出まくってるんで思わず殴りました。」

「そ、そうか……。」

 

続いて2つ目が割れ始める。

そこには……。

 

ニャニャーー(パワーー)!!」

「「「きんに君!?!?」」」

 

筋肉によりピッチピチ通り越してミチミチッという音が聞こえそうなくらいピッチリとした白いノースリーブのシャツち腿の部分の大半が破けて無くなっているジーンズの短パンを姿のどう考えてもきん○君にしか見えない巨神ネコだった。

 

「ふん!」

「ニャッスル!?」

 

思わず殴り飛ばしてしまった……なんなんだ今日は……色物が初っ端からこんな連続で出てくるとか……。

 

次、3体目……。

 

「ゴシゴシゴシゴシ……にゃ?いにゃ〜ん!?」

 

…………シャワー付きのバスタブに入ったやたらと手の長いにゃんこ、ネコバスタブだった。

 

いや、まぁ……うん、一応当たり?かな?

 

赤い敵に対する超ダメージ持ちだし激レアにゃんこなのを考えればまぁアリっちゃアリか?

 

「こっちは殴らないのか?」

「いやまぁ一応まだ俺の出せないメンツだったからな……格好はともかくとして。」

「…………なぜバスタブが歩いている?」

「エンデヴァー、気にしたら負けです。

こいつらについてまともに考えようとしても疲れるだけです。」

「…………そうか。」

 

続いて4匹目。

 

「にゃーん……にゃーん……。」

 

コタツに入ったまま腕を使ってコタツごと移動するネコ……ねこタツだった。

 

こっちはかなりの大当たりだな、飛行している敵に対してかなりの耐久力があるにゃんこだ。

 

「ネコにコタツ……?ギャグか何か?」

「この見た目で結構有用ですよこいつ。」

「「「マジで!?」」」

「有用だと?どういうことだ?」

「俺のにゃんこには一部の条件の合う敵に対して特殊な効果を持っているにゃんこが多いんです。

例えばさっきのネコバスタブなら赤い敵に対してだけ攻撃の威力が倍増します。」

「赤い敵……随分と抽象的だな。

どの程度までなら赤い敵と判定される?」

「俺が試した限りだとワンポイントに赤い部分がある程度だと赤い敵と判定されなくて全身の服装とかが赤だったり肌が赤だったりするのであれば適応範囲だと思われます。」

 

実際この辺の判定に関しては俺もよくわかってないことの方が多い。

何がどういう判断基準なのかについては俺の方でも調べられないからな。

 

「それで先程出てきたねこタツですが……。」

「「「ねこタツ……。」」」

「こいつの能力は浮いている敵に撃たれ強い、飛行したりして空中にいる敵から受けるダメージが半減します。

この浮いているの判定がだいぶ甘いらしく飛べないやつでも落ちていたりすると浮いている敵判定になるみたいです。」

「む、それは確かに有用だな。

確か貴様は壁役となるネコを生産しつつ後衛による広範囲攻撃や遠距離攻撃も可能だったな。」

「はい、なのでこの手の耐久に優れた壁役になるにゃんこが出るのはかなり大きいです。」

 

まぁ問題として新しいにゃんこはレベル1で固定だからまともに運用出来るようになるまでに結構訓練する必要があるんだがな。

 

続いて5匹目だ……ってなんか他の4つが同時に開いてく?

 

「ニャッスル!」

「ニャッスル!」

「ニャッスル!」

「ニャッスル!」

「ニャッスル!」

「「「チューチュートレイン!?古っ!?」」」

 

ネコザイル……では無くチューチュートレインをしてグルグルと回っている巨神ネコ軍団だった。

 

「オルァアア!!」

「「「「「ぎにゃぁぁぁぁぁぁぁああああ!?!?!?」」」」」

 

俺はすぐさま狂乱の波動で作り出したハンマーで薙ぎ払った。

 

7体目!?いつもの事だけどなんなんだよこの巨神ネコの排出率は!?

 

とりあえず次だ次。

 

高速回転している金のネコが光り輝き、また左右に割れていく。

 

そこには青いツナギを来たケツアゴの……ん?オイちょっと待て?

 

「にゃらないk……。」

「その見苦しいもんを曝け出すな馬鹿野郎!?」

「ニャッスル!?」

 

結局巨神ネコだった。

 

「はぁ……。」

「は、話には聞いてたけどほんとに巨神ネコばっかり出てくるんだね……。」

「出久……言っとくがこれで213体目だからな?」

「213ンンンンン!?!?

待って!?猫城君個性発現してまだ1年立ってないよね!?」

「察してくれ。」

「アッハイ。」

 

よく見るとサイドキックの皆さんも若干可哀想な目でこちらを見ている。

 

普通に止めて欲しい、というかバーニンさんはいつまで笑ってるんですか?

 

「次がラスト……とはいえこの調子だとまた巨神ネコか?」

 

最後に残った金のネコはまだ高速回転を続けており、どんどんその光を増していく。

というかこのパターンなんか見覚えがあるんだが……。

 

「あーその……相当光強くなると思うんで後ろ向いていた方が良いかもです。」

 

俺は顔に狂乱の波動を纏わせてサングラスのような形にして目を覆う。

 

そして想像通りに凄まじい光を放ちながら金色のネコは左右に割れる。

 

「「「目がァァァァァァアアアア!?!?!?」」」

「ぬぅ!?」

 

だから忠告したのに。

 

しかしまさかこのタイミングで出てくるなんて……。

 

「貴様が私を呼び出したようだにゃ?」

 

高速回転していた金色のネコから現れたのはまるで立派な墓に何匹ものにゃんこが立っており、地面から生えた腕のような場所の先には伝説レア(・・・・)特有のクリスタルが設置されていた。

 

「エンデヴァー、こいつの名前は終末兵器ムー。

俺の個性の封印を担うにゃんこの1体です。」

「何!?」

「終末?」

「墓……だよな?どう見ても?」

 

ムーは俺をじっと見つめ何かを観察しているようにも見える。

 

しばらくすると俺の中へと戻り、こちらへと逆に感覚共有を仕掛けて来て意思を伝えてくる。

というか始めてだなこの感覚共有をにゃんこ側に乗っ取られるの……。

 

『我々が貴様に与える試練は一つ、そいつらの全てを一度でいいから上手く扱ってみせろ。』

 

ムーがそう伝えるとの俺の体内機能が新たなにゃんこの生産許可が降りたことを伝える。

 

問題はどのにゃんこが追加されたかなんだが……あぁうん、わかってはいたけどこの世界だとすっげぇ使いにくいのが来た……。

 

追加されたのは……アイアンウォーズの超激レア全てだ。

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