こんな個性で人助けしてもギャグにしかならん気がするんだが   作:クロマ・グロ

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すみません……一応アニメのストーリー基準でやってますが基本的に全員にネコダラボッチ達が介入するのでなかなか短くするのが難しくてしばらく現実パートが続きます。


8スレ目(現実パート2)

 

~USJ入口組~

 

飯田は黒い霧のようなヴィランによって包まれて消えた仲間を心配して障子に状況を探ってもらう。

障子は障子で飯田に聞かれる前に既に自分の複製腕に目と耳を複製して周囲の状況を確認していた。

 

「障子くん!皆は!?居るか!?」

「散り散りになってはいるがこの施設内にいる。

ヴィランの数も多いようだがネコダラボッチが大暴れしているようだ。」

「「「はぁ……」」」

「「「ニャッスル?」」」

 

障子からまだこの施設内にいるという情報を聞いた他の全員が安堵して息を吐く。

 

「くそっ!物理攻撃無効でワープって……最悪の個性だぜおい!」

 

瀨呂がそう言うと周囲の状況を把握した13号が飯田へと声をかける。

 

「委員長!君に託します!

学校の方へと走ってこちらへと合流するヒーローへと状況を伝えてください!」

「なっ!」

「警報が鳴らず、そして電話も圏外になっていました。

警報器は赤外線式……先輩、いやイレイザーヘッドが下で個性を消し回っているにも関わらず無作動なのは恐らくそれらを妨害可能な個性がいて即座に隠したのでしょう。

とすると生徒を保護する際に不意を突かれてしまうかも知りません。

それにUSJの外に潜んでいる可能性もあります!

この事をこちらにくるヒーローに伝えてください!」

「しかし!クラスの皆を置いていくなど委員長の風上にも……。」

「行けって非常口!それにこっちはあいつらもいる。

だから俺達は心配すんな!」

「「「ニャッスル」」」

 

砂藤がニャッスルズへと顔を向けるとニャッスルズは全員がそれぞれ違うマッスルポーズを決める。

 

「少なくともこの中で事を起こしてんだ!外にさえ出れりゃお前の足なら追っちゃ来れねぇよ!

お前の足でこのモヤを振り切れ!!」

「救うために!個性を使ってください!」

「食堂の時、猫城くんとやったようなサポートなら私超出来るから!」

「する!から!お願いね委員長!」

 

少々呆けていた飯田だが覚悟を決めたのか目付きが鋭くなる。

 

「んん……。」

 

飯田は足にバイクのマフラーのような筒を出して個性を全力で使って走るために体の姿勢を整える。

 

「手段が無いとはいえ……敵前で策を語る阿呆がいますか!!」

 

ヴィランは前身の霧を飯田達へと向けて伸ばしてくる。

 

「ばれても問題ないから語ったんでしょうが!!

『ブラックホール』!!」

 

13号がヴィランから伸びてきた霧をその人差し指の穴からどんどん吸い込んでいった……。

 

 

_________________________________________________

 

~水難ゾーン~

 

「はぁ~!?何が戦うだよ!バカかよ!!」

 

水難ゾーンに峰田の叫び声が響き渡る。

 

「オールマイトぶっ殺せるかもしれねえ奴らなんだろ!?

矛盾が生じてんぞ緑谷!?

雄英ヒーローが助けに来てくれるまで大人しくが得策にきまってらぁ!!

それに猫城の個性のあいつらだっているんだぞ!?」

 

そう峰田は鳴きながら叫ぶが緑谷と蛙吹はニャッスルズが暴れまわっている水面を見て思考を巡らせる。

 

「峰田君……下の連中……明らかに水中戦を想定してるよね」

「無視かよ!?」

 

緑谷はニャッスルズと戦っていたりこちらの様子を伺うヴィラン達を見て全員が水に関わるような個性持ちであることを見つける。

 

「この施設の設計を把握した上で人員を集めたってこと?」

「そう、そこまで情報を仕入れておいて周到に準備してくる連中にしちゃおかしな点がある。

この水難ゾーンに蛙吹さん……「ケロ?」つ、梅雨ちゃんが移動させられてるって点!」

 

蛙吹は緑谷が自分の下の名前を無理して呼んでいたので無理をしなくていいと伝える。

 

「自分のペースでいいのよ?」

「あぁ……そうなの?」

 

その事を伝えられた緑谷は少し安堵するが峰田がツッコミを入れる。

 

「だから何なんだよ!?」

「あっ、だからつまり……ヴィラン達に僕らの個性は分かってないんじゃない?」

「ケロッ!確かに……カエルの私を知ってたらあっちの火災ゾーンにでも放り込むわね。」

 

蛙吹は隣に見える炎のような柄のドームを見てそう答えた。

 

「僕らの個性が分からないからこそきっとバラバラにして数で攻め落とすって作戦なんだよ。

数も経験も劣る……勝利の鍵は一つ。

僕らの個性が相手にとって未知であること。

幸いネコダラボッチ達が時間を稼いでくれてはいるけど他の相手をしていない敵が船に上がろうとしてこない……これが仮定を裏付けてる。

でもそれは……向こうもこちらを舐めていないって事だけど……。

それにネコダラボッチも耐久力が無限にある訳じゃない。

しかもダメージは回復せずに自分の中に入るか死ぬまで残り続けるって猫城君が言ってた。」

「ニャッスルニャッスル。」

 

護衛として残ったネコダラボッチの一匹が肯定するように頷く。

少し考え込んだ蛙吹が覚悟を決めたように緑谷へと話しかける。

 

「私の個性……詳しく言うわね。

私は『跳躍』と『壁に張り付ける』のと『舌をのばせる』わ、最長で20m程。

あとは胃袋を外に出して洗ったり、毒性の粘液……と言っても多少ピリッとする程度のを分泌出来る。」

 

だがここでエロブドウがアホな事を考える。

 

『あぁ……分泌……!』

「後半二つはほぼ役に立たないし忘れて良いかも。」

「……分泌……」

「薄々思ってたけど……強いね」

「僕は超パワーだけど使った先からバッキバキになる諸刃の剣的なあれです。」

 

峰田は自分の個性を分かりやすく説明するために頭にあるブドウモドキをもぎって壁に張り付ける

 

「オイラの個性は超くっつく。体調によっちゃ1日経ってもくっついたまま。

もぎったそばから生えてくるけどもぎりすぎると血が出る。

オイラ自身にはくっつかずにブニブニ跳ねる。」

 

そして周囲が無言となる……だがその空気に耐えきれず峰田が涙を流す。

 

「うっ……うう……うわー!!

だから言っただろ!?大人しく助け待とうってよ!?

オイラの個性はバリバリ戦闘に不向きなぁぁ!!」

 

泣き出した峰田に緑谷が慌ててフォローに入る。

 

「あっ!ち、違うってば!

凄い個性だから活用法を考えて……「ニャッスル!!」えっ!?」

 

だがネコダラボッチもいつまでも時間を稼ぎ切れなかったのかヴィランの攻撃が船へと直撃して護衛に残っていたネコダラボッチが三人を攻撃から当たらないように庇った。

 

庇ったネコダラボッチは耐久力が限界となってしまいタマシイへと変わる。

 

「ネコダラボッチ!?」

「なんて力……ネコダラボッチが庇ってくれたけど船が割れたわ!」

「うっ……うう……。」

 

だが峰田が精神的な限界が来てしまい自棄に陥り水面へと自分のもぎもぎを投げまくる。

 

「あっ!」

「うわぁぁぁぁああああ!!」

「自棄はダメだ!!

ああ~何て事を!敵に個性が……あっ!」

 

だが緑谷はヴィラン達へと目を向けるとヴィラン達が警戒してもぎもぎへと触らないようにしているのが分かる。

 

「なんだこれ……キメぇ……」

 

『警戒して触らない?はっ!』

 

「船が沈むまで一分もかからねぇ、水中に入りゃ100%俺らの勝ちだ!」

 

そしてその言葉を聞いた峰田が後ずさる。

 

「うわぁぁあ!?確かに……!?」

「峰田ちゃん……本当にヒーロー志望で雄英に来たの?」

「うっせぇ!?怖くない方がおかしいだろうがよ!?」

「ついこないだまで中学生だったんだぞ!?

入学してすぐ殺されそうになるなんて誰が思うか!?

あぁ~!!せめて八百万のヤオヨロッパイに触れてから~……!!」

 

パニックに陥る峰田とは対照的に緑谷は冷静に答える。

 

「敵が……敵が勝利を確信した時が大きなチャンス。

昔……情熱大陸でオールマイトが言ってたよ。」

「何を……わっ!」

 

峰田は拳を力強く握りしめて無理矢理恐怖を抑えてる緑谷に気付いた。

 

「勝つには……これしかない!」

 

緑谷は二人へと顔を向ける。

 

「んん?」

「ケロ?」

 

そしてヴィランは自分達の勝利を確信してかネコダラボッチの対処へと集中する。

 

更にもう一体が消滅していった。

 

そしてもう時間がないと確信した緑谷が勝負に出る。

 

「うあああああぁぁぁぁぁぁ!!!」

「お前本気かよ緑谷……あっ!?」

 

緑谷は咆哮を上げながら船から飛び出した。

 

「死ぃぃぃいいねぇぇぇえええ!!!!」

「やっぱガキだな!」

 

ヴィランが個性で作り出した水の腕で緑谷へと攻撃を仕掛けようとするが……。

 

『卵が……爆発しないイメージ!!』

 

緑谷がデコピンの姿勢を取りながら落下していく様子を見て蛙吹が峰田へと声をかける。

 

「峰田ちゃん……。」

『震えながら……オイラと同じくせに……怖いくせに……何で……何で……!!』

 

そして緑谷の個性が発動される。

 

「DELAWARE!!SMASH!!」

 

緑谷が空中でデコピンを弾くと視界が歪む程の強烈が風圧が水面を大きく貫き、一気に炸裂して陥没させる。

 

「「「うわぁぁぁぁああああ!?!?」」」

「ニャッスルゥゥゥウウウウ!?!?」

 

「「「にゃぁぁぁぁぁぁぁあ!?!?!?」」」

 

これによって渦潮が生まれてヴィラン達&ネコダラボッチが巻き込まれていく。

遠くからはまた更に何か変なのが巻き込まれていく音がする。

緑谷の親指と中指は反動によって骨折してしまうがそんな中気を失いそうな痛みを無視して緑谷は叫ぶ。

 

「ぐっ……!梅雨ちゃん!!峰田君!!」

「ケロッ!!ケローー!」

 

蛙吹が船から大きく飛び上がり、その舌で落ちていく緑谷を回収する。

 

「ちくしょう……何だ緑谷おめぇ……かっけぇことばっかしやがって!!

うぉぉぉぉおおお!!!オイラだって~!!オイラだってぇぇぇぇえええ!!!!」

 

緑谷が見せた勇気に影響された峰田は覚悟を決め涙を流しながらも大量のもぎもぎを水面へと投げまくる。

 

「うぉ!?」

「引きずり込まれる!?」

「ニャッスルゥゥ!?!?」

「「「にゃぁぁぁぁぁぁぁあ!?!?!?」」」

 

渦潮によって大量のヴィランと峰田のもぎもぎ、ネコダラボッチと30匹のネコフィッシュの群れが中央へと引き寄せられる。

 

「ああ?これはあのガキの……んだこれ!?取れねぇ!?」

「いっでぇぇええ!?何だこいつ!?魚か!?」

「ぎゃぁぁぁぁぁあああ!?!?」

 

「水面に強い衝撃を与えたら!広がって……!また中心に収束するから!」

 

そしてヴィラン達とネコ達が峰田のもぎもぎにより一塊になり全く身動きが取れなくなる。

 

「どけーー!!」

「離れろ!?邪魔だ!?」

「ぎゃぁぁぁぁぁあああ!?!?誰だ俺の玉齧ってるのは!?」

「イテェ!?イテェよぉぉおお!?!?」

「ママーー!?!?」

 

そして収束した水は爆発して塊を吹き飛ばした。

 

「一網打尽!とりあえず……第一関門突破って感じね。

凄いわ!二人とも!!」

 

 

 

 

 

だが…………。

 

 

 

「どうしよう……猫城君の助けに来てくれたネコフィッシュとネコダラボッチ全滅させちゃった……!?」

「ケロッ!?」

「嘘だろ!?」

エロブドウ「全員の性癖をオイラに教えろォ!!」

  • 狐娘ヒメユリ
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