こんな個性で人助けしてもギャグにしかならん気がするんだが   作:クロマ・グロ

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いや、ほんとすみません……帰宅後に家の掃除やら洗い物、晩飯の支度と後片付け、その他諸々の家事をやってて昨日は時間が取れませんでした。


9スレ目(現実パート)

 

~山岳ゾーン(八百万、耳郎、ウェーイside)~

 

 

「びょ……猫城……さん?」

「うぇ……うぇい!?」

「今どこから現れた!?瞬きした瞬間にもう猫城が吹き飛ばされたんだけど!!」

 

八百万達は猫城からの頼みでにゃんこ城形態の猫城の身体を守るために警戒をしていたが……ただ一瞬……瞬きをする程の間の時間で猫城は吹き飛ばされていた。

 

全員が猫城が吹き飛ばされたと思われる部分……崖が大きく抉れた場所を見る。

 

土煙が酷く猫城がどうなっているのかがよく見えないが周囲のネコ達が攻撃を受けたタイミングで同時に消滅してしまった。

 

周囲には猫城の一部と思われる装甲が砕け散って散乱しており、それだけで猫城が無事ではないのが確実に分かる。

 

「猫城さん!猫城さん!?」

 

八百万の呼び掛けにも猫城は答えない。

そして猫城に止めを刺そうと脳無がゆっくりと猫城の頭を掴もうとする……だが。

 

「…………ガッ!?」

 

猫城の身体が一度大きく跳び跳ねる……まるで内側から何か得たいの知れないモノが飛び出してくるかのように。

様子が明らかに変わった猫城に警戒したのか脳無は首をかしげて後ろに下がり、様子を伺う。

 

猫城の全身から紫のオーラが発生して手足が突如発生した鎖によって拘束される。

 

『ワォォォォォォォオオオオン!!』

 

背後には犬の顔をした巨大な霊のような物が出てきており、途中から透明になった鎖を持っていた。

 

「ガッ……ァァァァァアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!」

 

猫城の瞳が赤く染まっており、髪型が変化していき、まるで武士のような雰囲気を出す。

猫城の纏っているコスチュームから紫のオーラが溢れだしており、そのオーラが両手に集中して固まるようにして巨大な大剣へと変化する。

 

「ガル゛ル゛ル゛ル゛ル゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!!!!!」

 

その剣の先端にも鎖が巻き付いており、犬の霊が軽く鎖を動かすと共に猫城が脳無へと突撃していった。

 

「ギィヒェeeEEeeEeEEEE!!!!」

 

脳無が気味の悪い咆哮を行い猫城へと殴りかかる。

その一撃で猫城の片腕があり得ない方向へとねじ曲げる。

 

「猫城さん!!猫城さん!!」

「止めなって!?明らかに様子がおかしいんだよ!?」

「でも猫城さんが!ッ!?」

 

だが猫城はまるで何ともないようにそのネジ曲がった腕で剣を持ち上げて凄まじい速度で振り下ろす。

 

「ぎゃGaaAaaAAAAAaァァァァァアアアアアアアアアア!?!?」

 

脳無がその大剣によって肉が大きく引き裂かれる。

だが脳無は切り裂かれた身体を気にすることなく猫城を殴り、砕き、潰していく。

 

『ワォォォォォォォオオオオン!!』

「ァァァァァアアアアアアアアアア!!!!!!」

 

猫城はまるで何ともないように復活してその捻れ曲がった腕、折れた足等がすぐに元通りの姿ヘと戻っていった。

 

「ぎひっ!?」

 

突如として復活した猫城による一撃により脳無は中央エリアまで吹き飛ばされ、猫城は狂ったように叫びながら追いかける。

 

_________________________________________________

 

~中央広場~

 

「ニャッ!?」

 

脳無が消えたと思ったらその少し後にコスモが突然消滅していく。

理由もなく消滅するはずもなく猫城には遠距離のにゃんこを収納することは出来ない。

 

つまりイレイザーヘッドが出した結論は……。

 

「猫城がやられたか!!」

 

猫城の個性届けによる情報を知っていたイレイザーは今猫城がにゃんこ城形態で破壊された事に気が付いた。

 

「余所見してる余裕あるのかよ!」

 

しかし死柄木は待ってはくれず畳み掛けるように襲いかかる。

 

だがしばらく応戦していくうちに猫城がいたと思われる山岳ゾーンから紫のオーラが放出されていくのが見えた。

 

そしてとてつもないスピードでこちらになにかが吹き飛ばされてくる。

 

「なっ!脳無!?」

「バカな!」

 

黒霧と死柄木は驚愕する。

オールマイトと同等以上のパワーに比べてショック吸収、超再生による不死身の肉体を兼ね備えた脳無が身体を両断されて吹き飛ばされてきたからだ。

 

だが脳無の身体の再生は発動しているため仕留めきれているわけじゃない事に気が付く。  

 

「ァァァァァアアアアアアアアアア!!!!」

 

猫城は咆哮を上げながら脳無へと飛んで来ていた。

 

「おい!猫城!大丈夫なのか!?」

 

イレイザーヘッドは猫城へと呼び掛けるが猫城から返ってくるのは咆哮だけであり、猫城が正気を完全に失っているという事態に気がついた。

 

猫城は周囲への被害すらも省みずに今も狂ったように叫びながら脳無を切り刻む。

 

しかし切り刻んでも切り刻んでも脳無の身体は再生していく。

 

「ガッ!?」

「猫城!!」

 

だか脳無は一切怯まずに反撃することで猫城の身体は砕けていくが瞬時に回復して次の攻撃へと移る。

 

「ァァァァァアアアアアアアアアア!!!」

「GuがぁぁあAA!!」

 

脳無をまた吹き飛ばした猫城はその全身に纏われた鎖を飛ばして拘束する。

無論脳無は抵抗するが四肢を空中で固定されてしまっては踏ん張ることすらままならず、引き千切ろうにも鎖は途中からは実体が無くなっている為に効果がない。

 

「ァァァァァアアアアアアアアアア!!!」

 

そして完全に身動きを封じた脳無を何度も何度も猫城は切り裂いていく。

今度は叩きつけるように何度も何度も切り裂いていき、ショック吸収の個性を持つ脳無にはダメージがかなり少ない。

だがショック吸収は無効ではないために吸収出来る限界が存在する。

いくらショック吸収とは言え限界がある上刃物ややけどに弱いという弱点も持っていたのだ。

 

猫城は脳無の再生を超える程の速度で脳無を切り刻んでいく。

 

「ァァァァァアアアアアアアアアア!!!!」

「ぎぎゅGァァァァァAAaaAaaAアアア!!!!」

 

やがて脳無にも再生する限界が訪れたのか全く回復出来ずに反応しなくなってしまった。

 

だが呼吸がある辺りは流石は対平和の象徴と言うだけの事はあると言えた。

そして最後の一撃とばかりに横薙ぎに剣を叩きつけて脳無を一気に吹き飛ばした。

 

「……なんつう戦い方をしてやがる。」

「ァァァァァアアアアアアアアアア…………ァ……ァァア。」

 

猫城は脳無を倒した後に幽霊のようなワンコが消滅すると同時に咆哮をあげて倒れてしまった。

猫城が倒れた場所からは血がどんどん流れ出ていっていた。

 

「チートが!!」

 

死柄木がそう吐き捨てるように言うとUSJの入り口の扉が爆発するような音を立てて吹き飛んでいく。

 

「猫城少年からのSOSを貰ったよ……。

雄英のヒーロー達をかき集めるのに時間がかかってしまったが……もう大丈夫……私が来た!!」

 

吹き飛んだ扉の土煙が晴れる頃にはそこには怒り故か恐ろしいくらいの形相になってヴィラン達を睨み付け、ネクタイを引きちぎったオールマイトがいた。

 

そしてオールマイトのその視線の先にはボロボロになって崩れ落ちていた猫城の姿が映っていた。

 

「途中で猫城少年のウシネコが消滅したと思ったら……そういうことだったか!!」

「ッ!?死柄木 弔!!」

「SMAAAAAAAAAAASH!!!」

 

オールマイトはそれを見た瞬間認識すら出来ない程の速度で死柄木へと近付く。

ギリギリで黒霧が反応はしたがそれでも死柄木はオールマイトによるスマッシュにかすってしまい肩を外されてしまう。

そう……直撃したわけでもなくかすっただけでその威力なのだ。

 

「ガッ!?ァァァアアア!!!

あいつ……話が違うぞぉ……!?

ぜんぜん弱ってるようには見えないぞ!!」

「死柄木 弔!脳無がやられた以上無傷のオールマイトを殺すのは無理です!!」

「脳無は子供にやられるし……オールマイトは無傷でこの状況!!

……ぁぁ……ぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛!!!」

 

死柄木はどんどんその首を掻きむしる。

だがすぐにテンションが下がっていった。

 

「あぁ……そうだな……帰るか。」

 

黒霧が死柄木を逃がすためにワープゲートを開いて少しずつ死柄木を飲み込んでいく。

 

だがオールマイトが言った言葉は……『ヒーロー達をかき集めるのに時間がかかった』だ……。

 

「アガッ!?グッ!?アァ!?」

「死柄木 弔!!チィ!」

 

何発もの発砲音と共に死柄木の四肢の関節部分が撃ち抜かれていく。

黒霧はこれ以上やらせないために死柄木の前にワープゲートを作り出して死柄木を庇う。

 

「すまない皆!猫城君からのSOSを受けてすぐ動けるヒーローをかき集めるのに時間がかかってしまった!」

「1Aクラス委員長!!飯田 天哉!!ただいま戻りました!!」

 

根津校長は猫城のSOSを受けて雄英のヒーローに加えて周囲のヒーロー事務所からも人をかき集めてきたのだ。

さらに飯田と合流したことで得た情報を基に周辺の伏兵への索敵もすべて終わらせており、ワープを持つ黒霧以外での逃走はまさに不可能となっていた。

 

駆けつけたヒーロー達はヴィラン連合のヴィラン達を次々と薙ぎ払っていく。

 

だが何よりも恐ろしいのは………。

 

「こんのくそったれのヴィランがぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああ!!!!!」

「俺は知らん……もう知らん……だが……息子をやられて怒らない父親なんぞいないんだよ!!」

 

猫城の両親であるタイガーヒーロー『サーベルマン』に加えてその妻でありオールマイトをぶっ飛ばした伝説を持つヒーロー……。

シスターヒーロー『セイント』が容赦なく大暴れしていた。

 

猫城の自宅はそこそこ遠いがセイントの個性による強化でオールマイト並の速さで現場に急行したのだ。

 

そしてセイントはその両手に1つずつ……"2m程の長さと片方100kgの超重量を誇る巨大な十字架"を持ってヴィランを粉砕していたのだ。

 

「今回は失敗だったけど……今度は殺すぞ!!平和の象徴……オールマイト!!」

 

死柄木はワープゲートにゆっくりと飲み込まれて最終的に消えていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なおセイントによって身体のどこかが粉砕骨折を起こしたヴィランが数十名発生しており、ヴィラン専用病院が満席になったらしい。

エロブドウ「全員の性癖をオイラに教えろォ!!」

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