こんな個性で人助けしてもギャグにしかならん気がするんだが   作:クロマ・グロ

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今回はちょい短めですが次回はちょい長めの予定で第二種目は原作から大きく離れた形になります。


11スレ目(現実パート)

 

 

俺はスレニキ達との会議を終えて視界を現実へと向ける。

 

どうも俺がスレニキ達と会議してる間は瞑想してるように皆から見られてるらしく、意外と俺はスルーされてどんどんチームが組まれていた。

俺は元々注目していた普通科の心操という生徒がチームをまだ組みきれて無いのを見つけて声をかける。

つかこの世界って割と個性と名前が繋がりがあるパターンが多いけど心操って時点でそういう事だよなぁ……第一種目の様子もそんな感じだし。

 

確か俺が寝込んでた間に宣戦布告した生徒だったな。

 

俺はネコダラボッチをスレニキ達の忠告通りの指示を出して護衛につけているため心操は若干困惑した様子だった。

 

「お前は……確かA組の主席だったな。

確かUSJの時で5日も寝込んでたんだって?

災難だったな。」

「つっても寝込んだ原因は個性の暴走による反動だけどな……ッ!?」

 

俺は心操に"返事"をした瞬間に一気に体が動かなくなる。

いきなり使ってきたか……まぁ想定内だが。

それにしてもこれは何が条件なんだ?発動型だとして心の油断に付け込むタイプ?精神力を飛ばして乗っ取る的な洗脳?それとも俺が返事したのがトリガーか?

 

俺は動かない体で唯一機能する思考を使って考察する。

だがすぐに……。

 

「ニャッスル。」

「いっで!?」

「なっ!?」

 

首にバットで殴られたような衝撃が入り、凄まじい痛みと共に身体の制御が元に戻る。

 

「ふぅ、予想はしてたがいきなりかよ……少しは会話をしないか?」

「お前……なんで……!洗脳は!?」

「お前の個性がその系統なのはさっきの障害物競争でおおよそ予想出来たからなぁ……いっでぇ!?」

「ニャッスル……。」

「まぁ毎度毎度首がへし折れるような衝撃貰うのはゴメンなんで流石にこれ以上は止めてくれ。」

「……わかった、悪かったな。」

「別に良いっての。

それにしてもずいぶんと強力な個性だな……。

初見相手ならまず確実に勝てるだろうな、といっても情報があると予測出来るから結構心理学とか必要そうだが。」

「よくそれだけでそこまで予測が利くな……流石はA組主席ってとこか……。」

 

心操が若干イラつきを感じさせる様子でそう答える。

 

「まぁお前に何があったかは知らないけど……皆から聞いた限りヒーロー科編入を目指してるんだろ?

お前の個性なら十分すぎる程ヒーローとして活躍出来るよ。」

「お前に何が……ッ!!」

 

俺は若干怒りの様子を見せた心操に自分の古傷を見せる。

 

正直父さん達との訓練で出来た物が殆どだがそれでもおびただしい量だ。

父さん達もやりすぎたと思っているのかちょいちょい申し訳なさそうにする事があるがこれは俺が望んだことでもあるからな。

 

「俺の個性は応用こそいくらでも出来るが俺本人がやられたらこいつらまで消えちまう。

俺本人が明確な弱点になってるんだよ……。

それに個性が異形型が中心でも身体能力は人の域を出ることはまずないからな……。」

「…………。」

「お前だってヒーローに憧れたからこの場所に立ってるんだろ?なら俺を利用してみないか?」

「…………はぁ、なら存分に利用させて貰うが本当に良いんだな?

自分から宣戦布告したやつの手助けをするなんて……お前は何がしたいんだか全く……。」

「まぁおれ自身がA組のあいつらに挑んでみたいのもあるがな……。

それに若干打算だってあるぞ?俺の個性とお前の個性なら色々とやれそうだしな……クククッ。」

「はぁ……とりあえずすでに洗脳で集めたこの2人も洗脳を解いとくか。」

 

心操が若干呆れたような溜め息を出してからすでに集めた二人……尾白と他の組の男子生徒(たしか庄田だっけか?)の洗脳を解こうとするが俺は待ったをかける。

 

「どうした?」

「その洗脳は解かなくていい。」

「どう言うことだ?」

「まぁぶっちゃけ俺が基本動くつもりがないってのもあるんだが……洗脳をあっさり受けたこいつらもこいつらだ。

せめて情報集めくらいしとけっての。」

「そういうことか……。」

「まぁ俺も普通科までは調べきれなかったからお前に注目したのはさっきの障害物競争の時だったんだがな。

普通科は結構情報が出回ってないから試合中に情報収集するしかなかった。」

「……まぁいいか、聞かせろよ……お前の作戦ってやつ」

 

俺は心操とこの騎馬戦での作戦を話し合った所で制限時間が来てブザーが鳴り響いたので騎馬を組む。

 

騎馬の形としては心操を騎手にして騎馬の先頭に俺、洗脳組を後ろで組ませている。

 

「それじゃいよいよ始めるわよ!」

『さぁ起きろイレイザー!

15分のチーム決め兼作戦タイムを経てフィールドに12組の騎馬が並び立ったァ!!』

『……なかなかおもしれぇ組が揃ったな。』

『釜戸……A組じゃない人と組んでる。』

『意外……。』

 

あー、まぁ確かにキャスリィとはずっと一緒に居たけどA組以外と関わってなかったからな……ネコノトリでの情報収集は欠かさなかったが。

 

『さぁ上げてけ鬨の声!血で血を洗う雄英の合戦が今!狼煙を上げる!!』

 

俺達のチームは心操75、庄田45、尾白155、俺が205の計480とそこそこ低い点数だ。

そうなるとそれなりに点数を奪う必要があるが……そこは心操の出番って訳だ。

まぁ俺も補助はするがな。

 

『よーし!組み終わったなぁ!?

準備はいいかなんて聞かねぇぞ!?

さぁいくぜ!残虐バトルロイヤル!カウントダウン!

3・2・1!!』

「スタート!!」

 

ミッドナイト先生の言葉を合図に生徒達のほぼ全てが出久の騎馬へと向かう。

そこで俺は隙だらけなのであるにゃんこを1体とにゃんこ城miniの進化したにゃんこ城Jrを三体出撃させる。

 

「いくぞ心操!しっかり掴まってろよ!!」

「おう!!」

 

『おおっと!ここで1年ヒーロー科主席!猫城が小さくなった自分を3体程出してその中央になにやら髪飾りを付けたにゃんこを出してきたぁ!!これはどういう騎馬になるのか!?』

 

このタイミングで歌謡にゃんこ進化!!

 

『ななな!?なんだぁ!?地面からとんでもない地響きがぁ!?ってか猫城のにゃんこの下に大きなヒビがぁ!?』

 

そして現れたのは……。

 

『『『メ……メガ幸子だコレェェェエエエエエ!?!?!?!?』』』

『『メガ幸子?』』

 

どうやらこの世界でもメガ幸子は伝わるらしい。

というか心操の顔が引きっていた。

 

「流石にメガ幸子モドキは想定外すぎるんだよ……。」

「気にすんな、深く考えたら敗けだ。」

「お前も苦労してるんだな……。」

 

なんか若干哀れみの目で見られた気が……。

 

それはともかくとして俺は次々にゃんこの騎馬を作っていく。

 

『びょ……猫城!今度はメガ幸子の手の上でどんどんにゃんこの騎馬を作っていくぅ!!今度はネコダラボッチ4……いやちょっと待て!?なんか一匹明らかおかしいセーラー服のガチムチのにゃんこがいるぞ!?なんだこいつ!?』

 

流石に突っ込み所が多かったのかネコ乙女に突っ込みが入る。

 

ネコ乙女なのだが第一形態ながら基礎スペックが何故かネコダラボッチにかなり近いので騎手として採用してある。

どうも俺の基本キャラはめちゃくちゃ被りやすい代わりに基礎性能低めで強化も緩やかなようだ。

 

『今度は縄で縛られてる囚人みたいなやつが3体と明らかにSMの女王様っぽいやつが出てきたァ!?絵面が大変酷くなっております!!』

『よりにもよってなんだその組み合わせは……。』

 

SMにゃんこコンビは流石に相澤先生からツッコミを貰ってしまう。

まぁ、予想はしてたけど。

 

俺はまだまだにゃんこを出していく。

 

『おおっと!今度は障害物競争で活躍していたネコUFO三匹に足が長くてキモい事が特徴のキモネコが乗っているゥ!!』

『あの手足の長さに加えて空を自在に飛行して射撃を行えるUFOが三体となるとそこそこ脅威だな。』

 

やっぱりこの組み合わせはそこそここの競技には刺さってるようだな。

 

「メガにゃんこ、チャージ開始!」

「にゃ~ん……にゃ~ん……にゃ~ん……。」

『おおっと!メガ幸子モドキがチャージを開始しているぞぉ!!あんなのが攻撃なんかしたら絶対やべぇことになるぞ!!急いで止めろ止めろぉ!!』

 

「「「う、うぉぉぉおおおお!?!?」」」

 

出久へと向かっていた生徒の大半がこちらへと引き寄せられる。

流石に俺のチームは点数がそんなに多くなかったから点数が自分から来てくれるなら万々歳だな。

 

「にゃんこ城Jr!射撃開始!!

巨神軍団とSM軍団は地上組を抑えとけ!!」

 

「「「にゃ~~ん!!」」」

 

さぁ、お前らの力を見せてくれよ?

スレニキ達の日常アンケート

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