こんな個性で人助けしてもギャグにしかならん気がするんだが   作:クロマ・グロ

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すみません、家庭の事情で大きなトラブルが起こってしまい更新か遅れてしまいました。
大事が無かったからよかったですが下手したら警察沙汰になりかけてたので心臓に悪いって……


11スレ目(現実パート3)

 

 

~心操チームside~

 

 

目の前がとんでもない大爆発で覆い尽くされる。

それに加えてとんでもない爆風が俺達へと叩き付けられた。

 

「…………おい猫城、これ本当に威力は無いんだよな?」

「問題ない、見た目が超ド派手な上に爆風が凄まじいだけで威力自体はボクシングのグローブ越しに軽く殴られた程度だ。」

「事前に説明受けてなかったら確実に俺は信じなかったぞこれは……だから先生達に先に根回ししてたんだな?」

「そういうことだ、ハリボテつっても見た目だけは本気で凄まじい物があるからな。」

 

猫城は俺と作戦を話し終えてから何故かミッドナイト先生達に先に話を通していた。

 

『見た目と爆風だけが無駄にド派手な攻撃を使いますけど威力はかなり低いんで先に伝えておきます。』

 

確かにこんな攻撃を先に話を通さずに使えば一発でアウトになりそうなものだが……。

そして爆風が収まった頃に実況側からの放送が入る。

 

『なんという大爆発だぁ!!

こりゃ大惨事になったんじゃねぇかと思ったリスナーの諸君!!安心してくれ!今の攻撃は見た目と爆風こそド派手だが威力はせいぜい軽く殴られた程度しかないただの一発芸だ!!

何故知ってるかって?ここにいる猫城のにゃんこである二人に先に伝えて貰っていたのさ!!』

『猫城……先に聞いてなければ割とマジでアウトになってたからな?

手段をあまり選ばないのは知ってるがギリギリを責めすぎだ。』

『たーまやー?』

『かーぎやー?』

『キャスリィちゃんにヒメユリちゃん!それは花火だから違うやつだ!!』

 

さてと……ここで俺の出番だな。

 

「おいおいおい、ミッドナイトからの話をちゃんと聞いてなかったのかよ……悪質な騎馬崩し狙いの攻撃はダメだって最初に言ってたろ?

俺達はちゃんと直撃は外したしこいつはただ見た目が派手なだけのハリボテだってのに無駄にびびって……ヒーローってのはただのデカイハリボテにも簡単にびびっちまうのか?」

「「「「ニャッスルゥ!」」」」

 

そして俺達の後ろでバカにするように猫城のネコダラボッチ?の騎馬がマッスルポーズを次々と決めていた。

 

こいつは猫と言って良いんだろうか?俺は確かに猫派だがかなり反応に困るんだが……。

 

「「「「ふ……ふざけんなコラァァア!!」」」」

 

案の定かなりの奴があっさりと反応を返してくれていた。

割とどいつもこいつも単純で助かるよ。

というか後ろのが軽く鬱陶しい。

 

「動くな。」

「「「「ッ!?」」」」

 

それにしてもA組2位のたしか……爆豪って言ったか?

あいつ相手に俺の個性を一度見せてるってのにそれに警戒すらしないとはな。

 

「ナイス心操。

UFO隊!ハチマキを回収しろ!」

「「ニャーー!!」」

「ネコ運動会と連携してあわよくばこいつのハチマキを囮に使ってこっちに戻ってこい。」

「「ニャーー!!」」

 

今猫城が出しているにゃんこの騎馬はUFO部隊が三騎、ネコダラボッチの騎馬が三騎、俺達が砦のように使ってるこのメガ幸子モドキのハリボテ騎馬が一騎、ネコ運動会が二隊となっていた。

 

「猫城、あともう一騎くらいはお前の縛りでも出せるはずだがそっちはいいのか?」

「あぁ、逆に咄嗟に出撃させられるネコ運動会をいつでも準備してるとこだ、全部出してしまったら咄嗟に壁として使えないからな。」

「ほんとに平然と肉壁として使うんだなお前……ヒーロー志望としてどうなんだそれ?」

「ぶっちゃけこいつらが望んでやってるのもあるんだ。

生産性の良いにゃんこは大抵が壁になってこそ一番活躍出来るのもあるからな、一応活躍に応じてこいつらの好物支給してるが壁役が案の定一番活躍するからな……。」

 

猫城は軽く諦めたような表情をしている。

こいつ……ほんとに苦労してるんだな……色んな意味で。

 

「轟や出久のところの騎馬はやっぱり引っ掛かんなかったか。」

「とはいえ一部が無事な騎馬でも騎馬が一人動けなくなるだけで行動不能になる。

それに加えて個性の正体もわかりにくくなるってのは大きいな……まぁそのうちバレるだろうが。

それにしてもお前の場合こいつを体育祭みたいなとこで出してもよかったのか?」

「こいつは第一形態は安価に量産の効くコスパの良い壁としては使えるがメガ幸子モードは純粋に弱すぎて話にならないしデカ過ぎて使える場所が限定され過ぎちまうからな。」

 

確かにこんなバカみたいな大きさしてるやつ市街地やビル街なんかで出せねぇか、それなら納得だ。

俺達が話しているとハチマキを回収したUFO隊が戻ってきていた。

 

「っとサンキューネコUFO達、まぁこんだけあれば流石に安全圏だろう、しばらくは防衛に徹しないとな。」

 

ネコUFO隊は動けなくなった騎馬(爆豪のような反抗の激しい物を除いて)から粗方回収してきており、猫城の狙いどおりに囮としてハチマキを複数巻いているネコ運動会が狙われている状況となっていた。

 

動けないやつやネコ運動会を狙った他の騎馬が密集して軽く乱戦になってはいたがかなり順調だな、

 

「とりあえず流れ弾かなんかでメガにゃんこのハリボテバレないように常に気をはっておくとしよ……あ、ヤベッ!?」

 

その瞬間俺達の乗っているメガにゃんこが大きく揺れる。

原因は攻撃の流れ弾であり、被弾した箇所を確認してみると外装が剥がれて骨組みが見えていた。

 

「あちゃー、ハリボテなのがバレた。」

 

その瞬間場の全員の視線が俺達の騎馬へと集中する。

 

『猫城が出したメガ幸子モドキに攻撃がHIT!!!

なんと正体はただ見た目だけがド派手なハリボテだったぁ!!』

 

そして洗脳に引っ掛からなかった生徒達が次々とこちらへと押し寄せてきた。

 

 

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~緑谷チームside~

 

 

やられた……まさか本当に見た目だけのハリボテで時間を稼いでいたなんて……。

 

「ただのハリボテだったとは……とても残念ですがあの見た目だけの攻撃をどう行っているかは気になりますね!!」

「発目さんブレないね……。」

「デク君どうする?相手がハリボテならなんとか飛べるんじゃない?」

「いや止めておこう。

確かにハリボテだけどあの爆風は十分驚異だし猫城君の出している騎馬には空中戦も自在に出来る騎馬がある。

どのみち下手に飛んだらこっちが不利になると思う。」

「歯がゆいな……。」

 

正直良い作戦だとは思ってたけど猫城君の騎馬にここまで動きを制限させられるとは思っても見なかった。

 

狙い通りにネコダラボッチの騎馬を上手く押し付けて他の騎馬のハチマキを狙わせる事は出来たんだけど、轟君も似たような考えをしていたみたいで僕達は下手に動けない状況になっていた。

 

もちろん轟君達もこっちを狙っては来ているからもっと油断できない。

 

「にゃ~~ん!!にゃ~~ん!!にゃ~~ん!!」

「デク君!今度はUFOのやつがこっちに来たよ!」

「轟君を追ってたやつだ、常闇君!」

黒影(ダークシャドウ)!!」

『アイヨ!!』

 

常闇君のダークシャドウがあのUFO達に向かっていく。

UFOの攻撃であるビームが飛んできて何度もダークシャドウは怯むけどその爪による攻撃を何度も直撃させていた。

 

「にゃっ!!フシャァァアア」

『いってぇ!?』

 

細長い脚を持ったにゃんこに殴られてこちらへと吹き飛ばされる。

分かってはいたけど凄いパワーだ。

 

「常闇君、ダークシャドウはどれくらい持つ?」

「あの威力の攻撃を受け続ければ不味いがおそらくUFO一体なら落とせるだろう。」

「……それなら一旦引いた方が良いかも。

時間稼ぎ頼める?」

『アイヨ!!』

 

分かってはいるけど厄介すぎる……全部を倒せればかなり時間を稼げるけど一体となるとすぐに補充されてしまう。

 

「皆、一旦離れるよ!!」

 

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~轟side~

 

緑谷の野郎……一番厄介なやつを押し付けやがって……。

 

「「「「ニャッスル!ニャッスル!ニャッスル!」」」」

「轟さん!氷がかなりの勢いで粉砕されていますわ!」

「何度か授業で見ていたが凄まじいパワーだ。」

「おいおい!流石に逃げねぇとヤベぇんじゃないか!?」

 

俺は氷を出してネコダラボッチ達の動きを妨害するが悉くがなにもないように砕かれていた。

 

「あいつ……最初の模擬戦の時よりもかなり力が強くなってるな……。」

「やはり猫城さんも体育祭に向けて鍛えてきていたのですね……。」

「というかこいつらって猫城の個性だよな?鍛えられるもんなのkあっぶねぇ!?」

 

こっちが話をしているとネコダラボッチが俺の氷を粉砕してこちらへと飛ばしてくる。

かなりとんでもないスピードで飛んできてる辺り下手に逃げようとすれば不味いかもしれねぇな。

 

「これなら如何かしら!!」

 

八百万が銃っぽいのを創造して先端にある針を飛ばしてネコダラボッチへと突き刺した。

針にはなにやらケーブルのようなのが延びてて飛ばした銃に繋がっている。

 

「上鳴さん!」

「こいつに電気流せばいいんだな!!そりゃ!!」

「「「「ニャニャニャニャニャニャニャ!?」」」」

 

八百万は上鳴にその銃を渡して電気を流させると相手の騎馬が全員その電撃を食らっていた。

即席のテーザー銃かってわけか。

 

「これでしばらくは消耗させられるはず……嘘っ!?」

「「「「ニャニャニャニャニャニャニャッスル!」」」」

 

相手のネコダラボッチはしびれながらもテーザー銃の電極を掴んで体から抜いていた。

 

耐久力も大幅に上がってんのか?

 

「ちっ……あいつらが動けなくしたやつらのハチマキ奪っておきたかったんだがな。」

「ニャッスルゥゥウウウウ!!」

「飯田!」

「任せろ!!」

 

向こうの騎馬が俺が出した氷塊を砕いて大きめのやつを掴んで俺達へと投げつけてくる。

流石にあれは食らったら不味いし下手に受けようとすればそれごと砕かれかねない。

 

飯田の移動の速さを利用してなんとか避けたが俺は後ろに何かあるのに気付いて振り向く。

 

「にゃ……!?」

「あっ……。」

『猫城が出したメガ幸子モドキに攻撃がHIT!!!

なんと正体はただ見た目だけがド派手なハリボテだったぁ!!』

 

向こうのネコダラボッチ達の騎馬は凄い青い顔になっていた。

 

ハリボテだったのかあいつ……なら!

 

「飯田!猫城のハチマキ狙うぞ!!」

「分かった!!」

 

俺達はあのハリボテへと向かっていった。

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