こんな個性で人助けしてもギャグにしかならん気がするんだが 作:クロマ・グロ
いい加減長引きすぎてるから巻いていかないと(ヽ´ω`)
出久のやつ……どれだけ無茶をしてやがる……。
出久対轟の戦い……出久は自分への反動によるダメージを完全に無視して例え指が粉砕骨折してでも個性による攻撃を幾度となく行った。
あんなの……人が耐えられるようなレベルじゃないぞ……あれじゃ勝っても負けても確実に後遺症が残るぞ出久!?
だが俺の願いは届かずあいつは轟を説得するように話しながら戦い続ける。
轟はとてつもない量の氷を出し続けて自分の体がどんどん凍り始めている。
個性の制御が上手く行ったのか腕全体を犠牲にしない程度の反動に収まった拳を出久が轟に対して一撃入れてから一気に形勢が変わった。
轟は半身がかなり凍りついている上にモロに入った出久の一撃によってかなり動きが鈍っており、既にボロボロの出久ですらインファイトを仕掛けて何度も攻撃を当てていた。
轟はだんだん脱力していたのだが……。
「君の!!!力じゃないか!!!」
出久は轟へと発破をかけるようにそう叫び、その声を境に轟から炎が勢いよく吹き出し、その凍った体を溶かしていった。
「あのバカ……何があいつをそこまでさせるんだ……。」
あいつがこの世界の主人公……未来の鍵を握っているのは分かっている。
だがあの精神性は我慢強いなんてそんな次元じゃない……。
「イカれてやがるぞ……。」
俺は思わずそう呟いてしまう。
そしてとんでもない冷気と豪炎を同時に纏った轟と個性を最大発動して突撃する。
俺のセンサーにその膨大なエネルギーが計測されれれれれ……。
『ERROR』
『ERROR』
『ERROR』『ERROR』『ERROR』『ERROR』『ERROR』『ERROR』『ERROR』『ERROR』『ERROR』『ERROR』『ERROR』『ERROR』『ERROR』『ERROR』『ERROR』
エネルギー計測不能!!
俺の目玉は物理的に爆発する。
「目がァァァァァァァアアアアアアア!?!?!?!?」
「猫城君!?!?」
「おい!?目が爆発したぞ!?」
「無事か!?」
図鑑ニキ……ELSニキ……悪魔ニキ……翡翠ニキ……あなた方の気持ちが少し分かった気がするわ……。
「ガガ……ガガガ……ガピッ……」
「猫城が壊れたァ!?」
「ヤオモモ!?修理修理!?」
「そんな事言われましても何を創造すれば良いんですの!?」
そういいながらガタゴトと何かが地面へと落ちる音がする。
結構重いやつだな……スパナとかドライバーとかか?
俺は最終的にクラスメイト達によってリカバリーガールの所へと運ばれた。
運ばれてく途中でミッドナイト先生により勝敗の結果がスピーカーから聞こえる。
『緑谷君場外!轟君三回戦進出!!』
負けたか……出久……。
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「ちゆぅぅぅぅうううううううう」
オロロロロロロロロロロロロロロロロロロrrrrrrrr………。
気分はとんでもなく最悪だがリカバリーガールの治癒を受けて俺の目が回復する。
「こいつは驚いた……目玉が再生するとはねぇ……普通は治らないもんなんだが。」
「俺の本質は機械の異形ですからまぁ目玉パーツを作って埋め込むみたいな修理が必要じゃなくて治癒で済んだのは不幸中の幸いでしたね。
…………それより出久のやつ……どうなんですか?」
出久の奴の指は個性の反動によって紫を通り越して群青色ぐらいまで青くなっており、もはやそこに血の気は全く感じられなかった。
粉砕骨折……それも関節とかに骨の欠片が入り込むレベルで重度な物だと俺は見ているが……大丈夫なのか?
「……あれはもう手術するしかないさね。
特に右腕の粉砕骨折が酷い。あのまま治癒したら体の中に砕けた骨の欠片が残っちまうさね。」
「そうですか……。」
「お前さんもう動けるかい?流石に手術をこの部屋でするとなるとお前さんの精神衛生上あまり近くに居ない方が良いと思うんだが……。」
「特に体のダルさとかはな………げっ!?」
「どうしたんだい?何かまだ異常があったのかい?」
異常が残ってる訳ではない……むしろ完治してるんだが……してるんだが……。
「エ……エネルギーのストックがごっそり削られてやがる……。」
「んん?あぁ……にゃんこを生み出すのに必要なやつかい?
特にダルさが無いってことは多分体力の変わりにそっちを持ってかれた訳だね、まぁその手の個性持ちには良くある話さね。」
ってことはリカバリーガールは似たようなケースを何度も見てきたわけか……っても当然か、熟練のヒーローの一人な訳だしな。
「ストックは3万……決勝まで節約しねぇと。」
流石に対轟や勝己相手となるとかなりの壁が必要になる。
そうなってくると必然的にストックのエネルギーが大幅に減るのは目に見えている。
「はぁ……とりあえずお世話になりました。
出久の事……頼みます。」
「言われなくても分かってるさね。」
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俺はリカバリーガールの出張治療室から退出してすぐに控え室に向かっていく。
一応治療室には他のクラスメイト達も駆けつけていたのだが流石に人数が多く騒がしいとの事で追い出されていた。
何か足音がすると思って後ろへと振り替えるとガイコツのように痩せ細った一人の教員が治療室へと入っていった。
あの人は確か……八木先生だったか?
出久とは知り合いなのだろうか?
そんな疑問を持ちながらも俺が気にする必要は無いかと思って俺はそのまま控え室で常闇との戦闘についてを考える。
しばらく思考を巡らせていると……。
「ん!」
「ん?ヒメユリか?お前も戦いたいのか?」
突如としてドアを思いっきり開けたヒメユリが俺へと向かってくる。
その表情は狐の面により見えないがなんとなく不満げなのが分かる。
「キャスリィばっかりズルい……。」
「あぁ……そういうことね。」
「にゃー!」
よく見るとヒメユリの頭部にはカチカチヤマンズも乗っかっており、俺へとなにやら伝えようとしていた。
感覚共有でそれを感じとると……自分も一緒に戦いたいと伝えてきている。
炎に炎か……確か常闇の個性は光に弱いんだったか……ならいけるか。
「分かった、お前らにもガッツリ活躍してもらうことにするよ。」
「ん!」
「にゃー!」
そうしてヒメユリ達と戦術を組んでいると……。
『塩崎さん場外!飯田君の勝利!!』
そろそろか……。
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『さぁさぁ来たぜ!第二回戦第三試合!
攻防一体の
バーサス!圧倒目な物量と遠距離からの高火力で叩き潰す!一人にゃんこ軍隊!ヒーロー科!猫城 釜戸&ヒメユリィィィイイイ!!!
ってんん!?なんかヒメユリちゃんの頭に見たことねぇのが乗ってんぞ!?』
案の定カチカチヤマンズに対してツッコミが入る。
まぁ背中にタンクとホースを背負った消防隊のようなにゃんこと火が付いて燃えている薪を背負ったタヌキにしか見えないにゃんこのコンビがいればそりゃツッコミ受けるか。
『カチカチヤマンズ……銀河戦士コスモと同じシリーズのにゃんこ。
見た目で侮っちゃダメ。』
『……名前からしてこいつの元になってるのはカチカチ山か?』
『カチカチ山ァ!?ってことはなんだ!?あの猫がウサギってことなのか!?相変わらず訳が分からねぇぜ!!』
一言余計なんですが……
「両者準備は良いわね!
それでは第二回戦第三試合!試合開始!!」
ミッドナイトの合図と同時に常闇がダークシャドウを出して速攻を仕掛けてくる。
基本的には八百万さんと同じような攻略のつもりなんだろうが……。
「させない。」
『まぶしっ!?』
ヒメユリが炎を出して俺の周囲を囲んでダークシャドウを怯ませる。
この隙に俺は大量のカチカチヤマンズを次々と出撃させていく。
『おおっと!!常闇!ヒメユリちゃんの炎によりダークシャドウが怯んだ!!
その隙に猫城はなんかカチカチヤマンズを出しまくってるぞ!?何する気だ!?』
ストックにいたカチカチヤマンズを全て出撃させた俺はこいつらを横一列に綺麗に並ばせる。
「撃ち方始め!!」
「「「ファイニャァァァァァァァアアアアアアアア!!!!!!!」」」
「「「ギニ゛ャ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!?!?!?!?」」」
『まさかの全員狸巻き込んでファイァァァァァァァァァァアアアアアア!?!?!?
流石にクレイジー過ぎるぜ!?ってか狸無事か!?』
『別にダメージは無いから大丈夫。』
『この場合絵面が大丈夫じゃねぇだろ……今更か。』
相澤先生が若干諦めの表情を……なんかすんません。
『あっちゃぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!?!?!?』
「ぬぅぅうううう!?!?」
カチカチヤマンズ全員による一斉放火は流石に避けきる事は出来なかったようでダークシャドウに火が付いて常闇の体に戻ってしまう。
常闇は火炎放射に当たらないように下がるがジリジリと端へと追いやられる。
「くっ……俺の負けだ……無念!」
流石の常闇もあの状況では何も出来ないと判断したのか自らの敗けを宣言する。
「常闇君リタイア!!よって猫城君三回戦進出!!」
…………これ徹底的にメタになっちまったな。
俺はなんか申し訳ない気持ちで一杯になりながら控え室へと戻っていった。
峰田「お前らの性癖をもっとさらけ出せ!!」(なお今回は候補が多い)
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芦戸
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蛙吹
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麗日
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耳朗
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葉隠
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八百万
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拳藤
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ねじれちゃん
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マンダレイ
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ラグドール
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ピクシーボブ
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虎
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二位を一時的にニャッスル化