こんな個性で人助けしてもギャグにしかならん気がするんだが   作:クロマ・グロ

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うーむ、スレ回挟んでパートをリセットしたいけどタイミング逃した(´・ω・)
もう手遅れだしこのまま決勝まで現実パートでいきます。


12スレ目(現実パート5)

 

 

俺の次の試合である勝己VS鋭児朗の試合は勝己が勝利した。

 

鋭児朗は基本的に防御しながら戦うが勝己の攻撃を無視して殴るといった捨て身の戦法は今の鋭児朗には難しかった。

最初こそ勝己の攻撃を完全に無効化して速攻を仕掛けられたみたいだが全身を完全に硬化させるとなると話が変わってきて持久力が大幅になくなる。

対して勝己はスロースターター……鋭児朗の持久力が切れて完全な硬化がなくなるまで時間を稼いで爆破のラッシュを仕掛ける事によって勝利したってとこか。

にゃんこ本編での高耐久……特にガメレオンみたいなノーガード戦法が出来れば勝負の結果は大きく変わっただろうな。

 

準決勝第一試合の轟対天哉の試合の時俺は控え室で待機していたから詳しい状況は分からないが実況席の声を聞く限り天哉が動きを封じられて負けた形になるみたいだな。

 

確かに天哉の場合最大の強みである脚を止められればキツいか。

 

次の試合は俺と勝己による試合になる……ただ今回はキャスリィとヒメユリは実況席に居てもらう事にした。

 

理由としてはいくつかあるがここで二人のうち片方でもやられるとストックへのダメージがデカ過ぎるのだ。

なのでここは次の試合で使う予定の無いもう一人の最大戦力を使う。

 

「いくぞ。」

「にゃっ。」

 

 

_________________________________________________

 

 

『第三回戦第二試合!!

圧倒的な火力と見た目や態度に合わねぇクレバーな戦いを見せるボンバーマン!!ヒーロー科!爆豪 勝己!!

バーサス!!おいおい今度は鶴の恩返しってか!?

なにやら鶴のコスプレをしたにゃんこを連れ歩くにゃんこコマンダー!!ヒーロー科主席!猫城 釜戸ォォオオオ!』

 

俺達二人がスタジアムへと上がると俺を見るなり勝己が話しかけてくる。

 

「オイ猫野郎……実況席にいるあいつらを連れてねぇとかナメてるつもりか?あいつらは複数出せねぇんだろ?あぁん?」

「安心しろ、ただの相性の問題だ。

火力や安定性のあるキャスリィや自在に炎を操るヒメユリは確かに強いが……キャスリィは機動力の高いお前相手には当てにくい、それにヒメユリはお前相手の場合炎って時点でデメリットしかないだろ?」

「……チッ、昔に教えてやった事まだ覚えてやがるのかよ。」

 

勝己は機嫌悪そうに舌打ちをしてはいるが若干にやけかけた事を見逃さなかった。

こいつは基本がツンデレだからなぁ……まぁ一時期学校で一緒だった頃喧嘩でまともに勝ててない俺をまだライバル視してるのを気付いているのもあるが。

 

え?なんで無個性状態で前世も思い出してないのに勝てたかって?うちの母さんに比べりゃ何十倍もマシだったからに決まってんだろ。

母さんの訓練だけは昔っから死ぬかと思った……。

 

「この個性に目覚めてから記憶を忘れると言うことが無くなってな。

たとえどれだったかを忘れても検索するような形で記憶を探せるようになったんだよ。」

「クソめんどくせぇ能力持ちやがって……。」

「そういうお前は昔とは割と変わったな。

思えばこうしてまともに話すのもかなり久しぶりだ。」

「どうでもいいわクソが……俺は今度こそテメェに勝つ。

勝って一番に……一番つええヒーローになんだよ!」

「お前は口調や態度こそ悪いが実際は究極のツンデレだよな……ったく昔から何度かお前とは殴り合った仲だ。

もう一回叩き潰してやるよ!」

 

俺と勝己は顔をにやけさせながら戦闘態勢に入る。

 

「んんん~~!!青いわぁ!!ほんっっっとこういうの好み!!じゃあ早速始めていいかしら!!」

「良いですよ!」

「さっさとしやがれ!」

「にゃーー!」

「それでは第三回戦第二試合!!始め!!」

 

ミッドナイト先生の合図と同時に勝己は自分の手から後方へ爆破を発生させて急加速でこちらに向かってくる。

だけどそんなもん……!!

 

「死ねぇ!!」

「想定内なんだよなぁ!!ネコダラボッチ!!」

「ニャッスル!!」

「邪魔だぁ!!」

『ああっと爆豪!!いきなり仕掛けたぁ!

猫城はネコダラボッチを出撃させて爆豪の攻撃を受けさせる!!』

 

勝己が目の前に爆破を仕掛ける。

だがあれから強化を重ねたネコダラボッチは……!!

 

「その程度じゃ倒れねぇぞ!!」

「ニャッスルゥゥウウウ!!」

「チッ!!クソ髪よりも硬ぇ!?」

『なんとぉぉおおお!!!直撃したのに無傷だぁぁ!?!?どんな化物耐久力してんだ!?』

『…………まぁいいか。』

 

相澤先生がなにかを言おうとしたようだが途中で止めた。

多分あえて黙ってくれたんだな。

 

一応耐久力だけで見るならばネコダラボッチよりも鋭児朗の方が圧倒的に上である。

だが個性として発現したにゃんこ達にはゲームの方と全く同じ性質がまだもう1つある。

それは"ヒットバック"……つまりは一定の体力にならないとよろけすらしないのだ。

さらに言えばネコダラボッチはヒットバックの回数が一回……つまりは死ぬまでよろけないのだ。

驚いたりで怯むことくらいはあるが訓練し続けた結果事前に無視しろみたいな指示さえ出していれば自分へと受けるダメージを完全に無視して攻撃を仕掛けられるようになっていた。

 

「ならこいつはどうだ!!閃光弾(スタングレネード)!!」

『うおっ!?まぶしっ!?』

 

勝己は両手の爆発を合わせてとてつもない爆音と閃光、さらに爆発をこちらへと放つ。

俺は前に出していたネコカベを使って防ぐが今の一撃で数匹ネコダラボッチが落とされてしまう。

 

ったく相変わらず火力だけは高ぇんだからあの爆発さん太郎は……。

 

「っ!!ダメージの反応が無いだけか!!」

 

まぁさっきの一撃を平然と耐えてたやつのうち無傷なやつまで今の一撃で倒れたんだからそりゃ気付くか。

 

「ツルの恩返し!」

「「「にゃーー!!」」」

「邪魔だ雑魚共!!」

 

勝己の周囲を囲むように展開したツルの恩返し達が一斉に勝己へと襲いかかるが勝己は真下へと爆発を放って"浮く"。

 

「にゃーー!!」

「んなもん一発程度ならっ!?

あがっ!?どうなってやがる!?」

『なんだなんだぁ!?爆豪が一発攻撃を受けただけでぶっとばされたぞ!?』

 

勝己は一回くらいなら攻撃を受けても問題ないと判断したのかわざと食らってこっちとの距離を詰めようとしたみたいなんだが……。

 

「そういえば伝え忘れてたな。

こいつは第二形態の能力は見せたがそもそもの役割は……妨害キャラなんだよ。」

「ッ!?」

 

まぁ第二形態でのあのポテンシャル見せられればこいつが単なる妨害キャラだとは思わないよなぁ。

まぁ超射程アタッカーとしての役割もあるにはあるがどちらかと言えば相手の射程外から安全に妨害するキャラだしな。

 

ツルの恩返しの能力は20%の確率で天使と"浮いている敵"をぶっとばす。

検証をしてみた結果確率はゲームの頃と差程変わらない。

そして面白いのが"浮いている敵"の定義であり、これは浮いてさえいれば飛行能力があろうが無かろうが問答無用で妨害の対象となるようだ。

 

正直この能力がここまで汎用性が高くなるとは思わなかった。

まぁでも滑空して動いたりしない"まゆげどり"とかも浮いてる敵判定だったしな。

 

「こいつは確実に妨害を発動する第二形態と違って妨害の確率こそ低いが量産を簡単に出来る強みがあんだよ。」

「っ!!クソが!!」

『今度は地面を大きく吹き飛ばして目眩ましか!?

俺ら含めて煙の中で爆発が起きまくってる事しか分からなくなったぞ!!』

 

勝己がまた大きな爆発を作って俺ごと巻き込むような範囲の煙幕を作る。

どんどんツルの恩返しの魂が戻ってる辺り目眩ましだな。

サーモグラフィーは爆破による加熱であんまり役に立たない。

だが俺の目は1つではない。

 

俺は"ツルの恩返し"達を"ネコ"へと交代させてツルの恩返しを進化させる。

 

「死ねぇ!!ってこいつはさっきのコスプレ猫じゃねぇ!?」

 

勝己もいつの間にか入れ替わっているのに気付いたのかすぐに煙幕から出てくるが俺はそれを上空にネコUFOを使って待機させていたネコダラボッチで叩き落とす。

 

『ああっと!!煙幕から出た瞬間叩き落とされたぁ!?

出てくる場所が悪すぎたかぁ!?』

「ガッ!?なんで場所が!?」

 

俺は試合開始早々上空に数匹のネコUFOを放って複数の視界から勝己の居場所を割り出していた。

 

下にいる俺の目だけではどこにいるかはギリギリ分かるのだが周囲の熱でどのくらいの距離なのかが掴みにくい。

だからこそ上空からも観測して正確な位置を割り出したのだ。

 

『そもそも釜戸の視界は1つじゃない。

煙幕や遮蔽物くらいじゃ釜戸からは逃げられない。』

『キャスリィちゃんナイスな解説サンキューな!』

『割と勘違いされてそうだから言っておくが猫城の個性は発動型じゃなくて正確には異形型だ。

個性の発現が遅すぎたから見た目だけは変わらないように見えるがな。』

 

周囲からざわめきが聞こえる。

だが俺はそんなことを気にしていられないので勝己の動きを観測する。

 

するとなにか貯めるように両手を前に出した状態で動きを止めて……ってやば!?

 

「ウォール・にゃんこ!!」

「「「ニャッスル!!!」」」

「「「「「「にゃーーーー!!!」」」」」」

 

俺は周囲に出していたネコダラボッチ達を正面に整列させて腕同士を組ませる。

ネコダラボッチ達の間を無数のネコで埋め尽くして出来た肉の壁の前後に大量のネコ壁を敷き詰めて強固な即席の城壁にする。

 

まぁイメージとしては進撃の巨人の超大型巨人で出来た壁だ。

 

完成直後にとんでもない爆発が俺達へと襲いかかるがなんとか衝撃は防ぎきれた。

だが正面のネコ達が全滅させられてしまった。

 

その隙を見逃す勝己ではない。

勝己は俺への道が開いたのを確認してにやけながらこちらへと急加速してくる。

 

「がっ!?」

 

だがその勝己の横からまるで甲冑のようなツルが激突して吹き飛ばす。

 

そしてツルの恩返しはそのまま人の形となって"荒ぶる鷹のポーズ"をしながら飛び上がり、ツルの甲冑がバラバラになってツルの恩返しへと装着される。

 

ツルの恩返しの第二形態、銀河戦士コスモは無駄にヒロイックに着地して俺の目の前に立って勝己と相対する。

 

色々と突っ込みたいがこれだけは言わせてくれ。

 

「…………お前鷹じゃなくて鶴だろが。」

峰田「お前らの性癖をもっとさらけ出せ!!」(なお今回は候補が多い)

  • 芦戸
  • 蛙吹
  • 麗日
  • 耳朗
  • 葉隠
  • 八百万
  • 拳藤
  • ねじれちゃん
  • マンダレイ
  • ラグドール
  • ピクシーボブ
  • 二位を一時的にニャッスル化
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