こんな個性で人助けしてもギャグにしかならん気がするんだが   作:クロマ・グロ

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キャスリィ&入試会ですw
そしてなんか評価の延びがヤベェ……あっという間に日間ランキングに食い込みやがった……
ちょっとしばらくこっちの毎日投稿がんばってみますw
あと思った以上にかなり長くなっちゃったんで3スレ目に受験の実技の現実パートを混ぜようと思います

今回はキャスリィの可愛さを後堪能ください


2スレ目(現実パート)

 

 

スレニキ達と共にキャラガチャを回しているととてつもない光と共に最後のにゃんこが出現する

まるでたまごのような光の玉が上からボロボロと崩れていきそこから現れたのは……

 

「……『厄災の子 キャスリィ』?」

 

だが俺の視界に写るインターフェースにはただ『キャスリィ』とだけある

 

違和感を覚えた俺は体内の資料室へと意識を接続して『キャスリィ』の情報が解禁されたか確認する

 

「あった……がやっぱりそう上手くは行かないか……」

 

 

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『キャスリィ』

 

千の呪いに蝕まれ、行く当てもなく彷徨う少女

自分の中に眠る力をまだ知らない

その潜在能力の高さゆえに数多くの能力を封印されており、もはや呪いしかこの少女には残されていない

愛する家族としての温もりを与えるも呪いを利用して災禍へ導くも貴方次第

だが願うことならこの子に幸多くあれ

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「能力の封印か……」

「…………」

 

キャスリィはただじっとボロボロの服の裾を掴んで不安そうにこちらを見つめる

 

呪い……か

 

「…………」

 

俺は出来る限りの怖がらせないように微笑み答える

 

「おいで……」

「……っ!…………コクリ」

 

キャスリィは一瞬驚いたような顔をしてからオドオドとしたが最終的にこちらへと恐る恐る近付いてくる

俺はそんな彼女を優しく撫でてあげる

 

「…………///」

「ありがとうな、俺の所へ来てくれて」

 

するとキャスリィは小さいながらもようやく声を出す

 

「あ……なたは……私が……怖く……ない……の……?」

「全然、君だって俺から生まれたようなもんだ

なら君は俺の家族みたいなもんだよ」

「か……ぞく……」

 

この子にどれだけの記憶がインプットされているのかは知らないがもし設定通りの記憶や人格が入ってるとなれば相当な過去を経験しているのではないだろうか……

俺はそう思うと少し胸が締め付けられるような思いになった

 

少しするとリビングからどたどたと父さんと母さんが走ってくるような音が聞こえる

 

どんだけ強い光だったんだあれ……

 

少しするとバタンと乱暴に俺の部屋のドアが開かれる

 

「ひっ……」

 

キャスリィは音にびっくりしたのか俺の後ろに隠れてしがみつく

 

「なにがあった!すごい光がしたぞ!」

「釜戸大丈夫!?……ってあら?」

 

キャスリィが若干震えているのを感じる

後でフォローしてやらないとだな

 

「か……釜戸?その子は?」

「さっき生まれたばかりの新しい家族だよ……ただ少し怖がっちゃってるから少し落ち着くまで待ってて貰ってもいいかな?」

「え……えぇ、とりあえず一旦私達はリビングに戻ってるわね」

 

父さんと母さんはキャスリィの様子を見て察してくれたのかすぐに戻ってくれた

 

キャスリィは父さん達が部屋を出た後もしばらくしがみついて震えていた

 

「大丈夫、俺の母さんと父さんだ

キャスリィが生まれた時の光が強すぎて驚いちゃっただけだから怖がらなくて大丈夫だよ」

「…………プルプル」

 

キャスリィは若干涙目になりながらもこちらを不安げに見つめる

 

「大丈夫だよ、それに二人は正義の味方の仕事をしてるんだ

キャスリィを怖がったりもしないよ」

「ほん……と……?」

「あぁ……」

 

俺はキャスリィの頭をポンと撫でてやる

 

「ゴロゴロゴロ……」

 

キャスリィは喉をならして喜んでいる

どうやら撫でられるのが好きみたいだな……

だけどやっぱり心にはかなりの恐怖が刻まれてるっぽいな……

 

「ゆっくりでもいいからこの子の心を癒せるようにならないとな……」

「ゴロゴロゴロ…………?」

 

 

 

 

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キャスリィが落ち着いてから母さん達に紹介するためにキャスリィと一緒に俺はリビングへと向かっていった

その間キャスリィはずっと俺のズボンを掴んでいたから若干動き難かったがまぁ可愛かったからヨシッ

 

二人に紹介する時もキャスリィはずっと俺の背後からひょっこり頭を出すような形でだいぶ警戒していたが父さんと母さんは割とあっさりと受け入れてくれた

 

二人は仕事柄キャスリィのような子達と話をする機会も珍しくないらしい

ヒーローという仕事柄どうしても切っても切り離せないそうだ

 

「それにしてもこの子もネコちゃん達の仲間なの?」

「うん、それも最上位クラスの力を持ってる

つってもキャスリィは封印されてるっぼいけど」

「そうか……ならお前が守ってやらないとな

彼女がお前の個性の一部ならば最後まで面倒を見るべきなのはお前だからな」

「うん、わかってる」

「それにしても服は変えられないのかしら?」

「試してないからわかんないけど普通に着替えられるんじゃないか?ってあ……」

 

すると母さんの目が星のような光を放つ

 

すまんキャスリィ、こうなった母さんは止められん

 

「ならこの子借りてくわよーー!!こんな可愛い子におしゃれさせないなんてあり得ないわよーー!!」

「o(><;)(;><)oーーー!!ーーー!!(ジタバタジタバタ)」

 

気が付いたらキャスリィはあっという間に捕まえられて母さんの部屋へとテイクアウトされていた

 

あまりの瞬発力に俺と父さんは唖然と見てるしかなく呆けてしまっていた

 

「…………すまんキャスリィ」

「…………その……母さんがすまないな……」

「良い……ああなった母さんはたとえオールマイトでも吹き飛ばす……」

「実際一度ぶっ飛ばしていたよ……」

「え……」

 

母さんの強化魔法ってどんな倍率してるんだよ……

 

「そういえば明日には雄英の受験だが準備はどうだ?」

「個性の影響で筆記とかはメモを頭に残すだけで問題ないよ

とりあえず唯一の不安は実技だけかな」

「そうか……ところでキャスリィは試験の時どうするんだ?

やはり連れていくのか?」

「うん、多分心理的に離れた方が悪影響出ると思うから基本的に俺の体内から出して連れてこうと思う」

「わかった、雄英側には私から一言伝えておこう」

「助かる」

 

 

そうして父さんと他愛もない話をしばらくしていると向こうから涙目のおしゃれした(というか着せ替え人形にされた)キャスリィがこちらへとトテトテと走ってきた

 

正直萌え死ぬかと思ったわ……

 

 

 

 

 

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受験当日になり、今俺は雄英高校の受験会場へと向かっていた

 

え?二回目の11連ガチャ?

普通に全部基本キャラの大爆死でしたがなにか?

 

まぁガチャの話は置いておいて今キャスリィは俺の手を握って隣を歩いており杖が若干目立ってはいるがだいぶ落ち着いてくれている

 

キャスリィに聞いてみたら俺かにゃんこが近くにいれば安心感があるらしい

 

とはいえ若干周りの反応を伺って時々ビクッと反応しているのでやっぱり怖いものは怖いようだ

 

雄英高校の正門が見えて来たのでそこを潜るとやはりとてつもない人数が受付しているのが分かる

倍率が毎回300とかいう頭のおかしいレベルなのは知ってたがここまでいくか……

 

俺も受付を終えたので一旦話を通してある雄英勤務の先生にキャスリィを預けようと移動するがそこで声をかけられた

 

「そこの君!ここは雄英高校の受験会場だぞ、子供を連れて受験なんて非常識だと思わないのか!」

 

まぁ流石にいい加減突っ込まれるか

俺は声をかけられた方へと向くとそこにはいかにも真面目そうなメガネのよく似合うTHE・委員長のような堅物そうな人物がいた

 

「この子は俺の個性の一部だ

それにこれは雄英側にも話を通してある」

「何?この子が個性だって……あぁいや失礼した

話を通してあるなら良いんだ

しかしそういう個性もあるのか……」

 

堅物かと思っていたが思ったよりも聞き分けが良いな

というか真面目なだけか

 

「悪いが俺はこの子を一旦教師側に預けなくちゃいけなくてな

まぁ筆記試験での不正対策と実技試験での安全の為ってだけだが」

「そうか、こちらの勘違いで時間を取らせてしまってすまない

それと俺の名前は飯田天哉だ、お互い頑張ろう」

「俺は猫城 釜戸こっちは俺の個性の一部でキャスリィだ、よろしく天哉」

「よ…ろ…しく」

「あぁ、君も怖がらせてしまってすまなかったな

それじゃ!」

 

そう言い残して飯田は完璧なくらいにキレイな姿勢で受験会場へと向かっていった

 

俺は警護をしていたヒーローのエクトプラズムを見つける

確かエクトプラズムも教師なんだったか

 

俺はキャスリィと共に彼の元へと移動する

 

「ム……サーベルマンノ報告ニアッタ猫城 釜戸カ?」

「はい、一応父さんから話は通っているんでしたよね?」

「アァ、コノ子ガキャスリィダナ」

 

エクトプラズムはキャスリィの前にしゃがむと若干怖がってしまったのか俺の後ろに隠れる

 

「すみません、人見知りなもので

一応この子が安心出来るように俺のネコを数体付けておきますのでそいつ共々よろしくお願いします」

「……ヤハリ我ノコノ顔ハ怖イカ……

トリアエズ案内シヨウ、コッチダ」

「キャスリィ、この人に付いていってくれ

受験が終わったらちゃんと迎えにいくから」

「…………ほん……と?」

「あぁ、少し離れちまうがごめんな?

我慢出来るか?」

「……うん」

「そうか……良い子だ」

 

俺はキャスリィの頭を撫でてガチャで爆死した分でも被りまくって進化した巨神ネコ改めネコダラボッチを呼び出す

 

とはいえデカ過ぎるんで一体ずつゆっくり出していく

流石にこのサイズは詰まりかねん……

 

「こいつらと一緒におとなしく待っててくれな……

ネコダラボッチ、キャスリィのこと頼んだぞ」

「「「「「ニャッスルゥ~」」」」」

 

こうしてネコダラボッチ5体とキャスリィはエクトプラズムと共に雄英高校へと入っていった

 

俺は俺で受験があるのでさっさと会場入りする事にした

 

 

 

 

 

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一方その頃キャスリィがどうしていたかというと……

 

 

「……校長、大丈夫ですか?一応個性とはいえ相手はネコだそうですが……」

「大丈夫なのさ、確かにボクはネズミだからネコは天敵だけど聞いた限りでは殆ど人に近い姿をしているそうじゃないか

護衛に付いているネコだって人型なんだろう?なら大丈夫なのさ!プッシーキャッツのようなものだと思えば大丈夫なのさ!」

 

雄英高校校長である根津校長は雄英教師の一人である抹消ヒーローイレイザーヘッドこと相澤のマフラーの中に入ってキャスリィの様子を見に行っていた

 

個性から生まれた人間……人間?ということもありどういう人物なのか等を調べるためというのもあったが純粋な興味の方が強かった

 

キャスリィがいるという会議室へと到着するとそこの入り口にはエクトプラズムの分身が一人待機しており、少し微妙な顔をしていた

 

「おや?どうしたのさ?」

「…………我ハ顔ガ怖イラシイ……」

 

エクトプラズムが珍しく若干落ち込んでいたので根津と相澤は何があったのか気になってはいたがだいたい予想が付いたので一言エクトプラズムに伝えてから会議室のドアを開ける

 

「やぁやぁ!初めましてキャスリィちゃん!

ネズミなのか犬なのか熊なのか!その正体は校長なのさ!ァ゛……」

「…………」

「「「「「ニャッスル??」」」」」

「………?」

 

根津校長は全身の毛を逆立たせて硬直していた

肩から頭にかけて凄まじいオーラを放っている巨人のようなネコ5匹に獣としての本能が全力で警鐘を鳴らす猫耳少女を見てしまったから

 

そして相澤は……ネコが好きだから興味本位で来たがそもそもネコと呼んでいいのかどうかわからないレベルの謎生物を前にして考えることを止めていた 

 

そして肝心のキャスリィはクッションに座って大人しくしており、ネコダラボッチ達はそれぞれが別々に渾身のマッスルポーズを決めながら急に来た二人に顔を向けていた

 

一部首が180°くらい回ってる気がするが気のせいだろう

 

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とりあえず結果としては筆記は普通に余裕だった

まぁずりぃとは思うけど脳内にメモ帳あるしな……

 

一応この高校では他人の答えを覗き見るような不正でない限りは個性を使用して答えを出すのはアリとされている

 

実際サポート科とかは演算系の個性の人とかも普通にいるらしいから当然と言えば当然か?

 

俺はこのまま実技試験の説明を受けるために他の受験生達と共に講堂へと向かっていく

 

にしてもこの高校どれだけの広さがあるのだろうか……

 

 

 

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実技試験開始のちょっと前……

 

 

 

 

「相澤君と校長先生やたらと遅いなぁ……そろそろ実技試験が始まる時間だと言うのに……」

 

実技試験の評価をするためにモニタールームに教師達が集まっていたが根津校長とイレイザーヘッドがなかなか来なかった為にオールマイトが様子を見に来ていた

 

「確かキャスリィ少女の様子を見に来ていたんだったね……よし、ここは一発サプライズに……」

 

会議実の前にいるエクトプラズムに一声かけてからオールマイトは"いつもの"を行おうと大量の空気を吸い込む

 

「ワーーターーシーーがーー!!!来たァ!!

…………what?」

「ッ!?……(((((((・・;)」

「「「「「ニャッスル?」」」」」

 

オールマイトが勢いよくドアを開けると全身の毛を逆立たせて硬直している校長を抱き抱えたキャスリィがイレイザーヘッドの足の上にちょこんと座っており、コチラを向いてビクッ!?としていた

 

肝心のイレイザーヘッドは無表情のまま固まっており、ネコダラボッチ達はギニュ○特戦隊のスペシャルファイティングポーズを決めていた

 

 

オールマイトはそんな光景に思わず……

 

 

 

 

ーパシャりー

 

 

 

スマホを取り出して写真を撮っていた

 

 





キャスリィの気持ち

『釜戸』
・やさしいひと
・なでられるのすき

『強花』
・ちょっとこわい……
・でもやさしいひと

『牙虎』
・かおがちょっとこわい
・もふもふ……

『根津校長』
・かわいい
・もふもふ……

『イレイザーヘッド』
・なんかこわくない

『エクトプラズム』
・かおがこわい……

『オールマイト』
・がふうがこわい……
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