こんな個性で人助けしてもギャグにしかならん気がするんだが   作:クロマ・グロ

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いい加減ほぼ決まりみたいなものなのでアンケート〆ましたw


14スレ目(現実パート2)

 

 

俺は爆発のあった方向へと全てのネコUFOを向ける。

 

だが俺は途中でもう一つ厄介な情報を感覚共有から受け取った。

 

「あのバカ!」

「どうした!なにがあった!」

 

俺とギャングオルカは現場へと走りながら情報収集及び共有を行っていた。

だが俺はこの厄介な二つをどう処理するかで軽く悩まされてしまうがすぐに次の行動を決める。

 

「すみません、雄英に一度連絡を入れます。」

「そうか、俺は先に向かっているから後から合流しろ。

だが何かあればすぐに連絡しろ!」

「わかりました!」

 

ギャングオルカが先に走っていったのを確認して俺はスマホを取り出してすぐさま雄英に電話をかける。

 

『もしもし、こちら国立雄英高校ヒーロー科です。』

「もしもし、1-A猫城です!相澤先生はいらっしゃいますか?」

『少々お待ちを……。』

 

ガチャリという音がしてからしばらくして……。

 

『猫城!連絡入れてきたってことはそういうことだな?』

「ええ、相澤先生は保須の現状をどこまで把握してますか?」

『何かあったのか?』

 

相澤先生の様子からしてどうやらまだ雄英にまで状況は伝わってないようだ。

 

「現在保須で爆発による火災が起きてるんですがどうもヴィランによる仕業みたいで、更にあのバカが先走ってマニュアルさんがあいつを見失ってる状態です。

ヴィランは……ッ!?おいおいなんの冗談だよ!?」

『どうした!なにがあった!?』

 

俺は状況確認に向かわせたネコUFOの視界から衝撃の事実を目にする。

 

この事件を引き起こし、暴れ続けているヴィランは……姿形こそバラバラだが全員に共通する脳が剥き出しになっている異形のヴィラン……。

 

「脳無です!!最低でも2体以上な上に片方は飛行型です!」

『なんだと!?すぐに周辺のヒーローを向かわせる!!』

「いえ、ヒーローは出来るだけ避難誘導を行うように徹底させてください!今回の脳無もUSJの時と同じような強さなら生半可なヒーローじゃ被害が増える恐れがあります!」

『わかった、よく伝えてくれた。

お前は飯田を連れ戻してこい!!』

「はい!!」

 

俺は相澤先生の指示を優先する事にしてギャングオルカさんに連絡を入れる。

 

『ネコマンダーか!どうした?』

「雄英からの指示で先走ったバカを確保して連れ戻してきます!そっちにネコダラボッチを全て回すので頼みます!」

『助かる!だが何体残るかわからんぞ!』

「こんな緊急事態にそんなこと気にしてる場合じゃないですよ!」

『そうか!こっちの位置はわかるか!』

「ネコUFOで確認しています。

飛行型は倒せるか不明なのでUFOによる牽制で時間を稼ぎます!

先に地上にいるやつを頼みます!!」

『任せておけ!バカと飛行型は頼むぞ!』

「わかりました!」

 

俺はそう答えてギャングオルカさんから渡されていたトランシーバーを切る。

 

ネコダラボッチ達を緊急出撃させてギャングオルカさんの所へと向かわせる。

 

「任せたぞ!」

「「「ニャッスル!!」」」

 

全てのネコダラボッチが無駄に器用な事に全員違うマッスルポーズをして答える。

緊急事態になにやってんだバカ野郎共が!!

 

「ネコ缶減らされたくなきゃはよいけ!緊急事態なんだっつの!!」

「「「ニャッ!ニャッスル!!」」」

「キャスリィ!ヒメユリ!俺達はあのバカ……天哉を取っ捕まえにいくぞ!!」

「わかった!」

「急ごう。」

 

ついでに出しておいたネコキリンに俺達は騎乗してあのバカが向かっている先に先回りする。

 

だがここで緊急事態が発生した。

 

_________________________________________________

 

俺が視界をちび巨神ネコへと共有するとちょうどあのバカはよりにもよってヒーロー殺しと思われるヴィランがプロヒーローに止めを刺そうとした瞬間に居合わせていた。

 

「ヒーローを名乗るなら……死に際のセリフは選べ。」

 

そうステインが言い放ち、刀を振るその瞬間にあのバカはステインの元へと突撃していきやがった。

最悪盾になれるように準備しとかねぇと……。

 

『悪い、多分一回死ぬと思う。』

『ニャー!』

 

ちび巨神ネコからは気にするなという意志がこちらに流れ込む。

 

この手の戦術は結構使うが俺だって抵抗がない訳じゃないからな……。

 

「んっ!」

「んんっ!!」

 

ステインは突撃してきた天哉の蹴りを最小の動きで避けてカウンター気味にボロボロの刀を天哉へと切り上げ、ヘルムが弾き飛ばされる。

 

「ぐっ!?」

 

刀の衝撃で弾かれた天哉は地面へと叩きつけられる。

 

「スーツを着た子供……何者だ?」

 

ステインはそう呟くがすぐに切り替えたようで天哉へと刀を向けながら口を開く。

 

「消えろ……子供の立ち入って良い領域ではない。」

「血のように赤い巻物と……全身に携帯した刃物……!

ヒーロー殺し『ステイン』だな?」

 

天哉はその瞳に強い憎しみを宿しながらその視界の先にいるヴィランへとそう言い放つ。

 

俺はすぐにトランシーバーを取り出してギャングオルカへと繋げる。

 

『ネコマンダーか!』

『すみません、悪い報告です!

ヒーロー殺しを発見しました!ついでに前回ヒーロー殺しの被害を受けたインゲニウムの弟、雄英高校1-Aの飯田と交戦を開始しようとしてます!』

『なんだと!?ぐっ!すまんがこっちは脳無とやらで今は動けん!ヒーロー殺しからそいつを逃がせるか!』

『残念ながらすでにヒーローが一人負傷しているので交戦は避けられません!』

『わかった!交戦を許可するが無理はするな!

最低限時間稼ぎさえ出来ればそれでいい!!』

『わかりました!交戦地点だけ雄英に連絡入れて周辺のヒーローに増援を頼んできます!!』

 

俺はそう話をしてから天哉の方へと意識を集中する。

 

「標的ですらないと言っているのか……では聞け、犯罪者!

僕は……お前にやられたヒーローの弟だ!最高に立派な兄さんの弟だ!!

兄に代わり……お前を止めに来た!僕の名前を……生涯忘れるな!!

『インゲニウム』!!お前を倒す!ヒーローの名だ!!」

 

天哉はその濁った瞳でステインを睨み付けながら立ち上がり、そう答える。

だがそんな天哉をステインはどこか失望したような瞳で見つめて口を開く。

 

「そうか……死ね。」

「誰がァァァアアア!!!」

 

天哉は激昂して足のマフラーから凄まじい勢いで火を吹かして蹴り上げる。

だがステインはそんな天哉の攻撃を軽々と避ける。

 

あいつ……勘が鋭いのもあるが反応速度が異常に速い!!

 

「インゲニウム……兄弟か。

やつは世間に伝聞させるため……生かした!!」

 

そう答えたステインは空中でかなり鋭い蹴りを放つ。

ちび巨神ネコの図体と移動速度ではとても防ぐのに間に合わず、鋭いスパイクが複数付いたそのシューズが天哉の肩へと文字通り『突き刺さる』。

 

「う゛っ゛!?」

 

更に反対側の脚で空中から体を踏みつけられ、天哉は地面へと叩きつけられる。

 

「くっ……うっ!?」

「お前は……弱いな。」

 

そう言い放ったステインは刀を逆手に持ち変えて天哉の肩へと向ける。

 

やらせるか!!

 

「ッ!」

「あ゛ぁ゛っ゛!?うっ……!」

 

クソ!刀を殴って軌道を逸らそうとしたが天哉の腕に突き刺さったか!

 

「そこか!」

「ニャッ!?」

 

ステインの投げつけたナイフによりちび巨神ネコは腹を貫かれて壁へと縫い付けられる。

 

「こいつは……まさかこんな個体も隠していたとはな。」

 

ステインが壁に縫い付けられたちび巨神ネコを認識してそう答える。

不味いな、下手に抜いたら落下してそのまま体が完全に消滅しかねない。

 

「それにしても……お前も……お前の兄も弱い、偽物だからだ。」

 

ステインはその視界を天哉へと戻し、そう言い放つ。

見た感じこっちがもう動けないのはバレてるな。

とはいえ視界が共有されてるのはバレてないみたいだ。

 

俺はすぐ近くにいたネコUFOを向かわせる。

 

だが偽物……?どういうことだ?

 

「だまれ悪党……っ!脊髄損傷で下半身麻痺だそうだ……っ!

もうヒーロー活動はかなわないそうだっ!

兄さんは……多くの人を助け……導いてきた!立派なヒーローなんだ!!

お前が潰して良い理由なんて無いんだ!!」

 

天哉は動けなくされた体でそう言い放つ。

ヴィランに理由なんてもん求めちゃいけない……。

 

「僕のヒーローだ……っ!

僕に夢を抱かせてくれた立派なヒーローだったんだっ!!

許さない……殺してやるっ!!!」

 

天哉……!

 

ステインは更に失望したような表情になり、倒れているプロヒーローを指差す。

 

「あいつをまず助けろよ……自らを顧みず他を救い出せ。

己の為に力を振るうな……目先の憎しみに捕らわれ私欲を満たそうなど……ヒーローから最も遠い行いだ……。

そうは思わないか?猫城釜戸?」

 

ステインは壁に縫い付けられたちび巨神ネコを見ながらそう答え、刀を抜く。

 

「ハァ~……だから死ぬんだ。」

 

そしてその刀を口元へと持っていき付着した天哉の血を舐めとった。

あいつ何を……。

 

「ぐっ!?」

 

天哉の体から一切の抵抗が無くなる。

まさか個性か!!何が起きた!

 

「じゃあな……正しき社会への供物。」

 

まずい!!!まずい!まずい!まずい!

UFOの攻撃が間に合うか!間に合え!間に合え!こんな所であいつを殺させてなるものか!!

 

俺はネコUFOの制御を無理矢理もぎ取って突撃させて、ステインへと攻撃を仕掛けようとする。

 

「だまれ……だまれ!!

何を言ったってお前は……っ!!兄を傷付けた犯罪者だ!!」

 

その言葉を聞くと同時にステインはすぐさまなにかに反応したように表情を変えて警戒をする。

 

まさかこの距離でバレたのか!?

 

「SMASH!!!」

 

その声と同時にとんでもない速度でやってきた出久の拳とネコUFOのビームがステインへと直撃し、吹き飛ばした。

 

出久!!あいつなんでここに来てる!?

 

「み……緑谷……君……?」

「助けに来たよ……飯田君!!

それに猫城君だってネコUFOで駆けつけてくれてる!」

「ニャー!!」

 

ギリギリで間に合ったネコUFOを出久の隣へと移動させる。

 

俺達の現在位置から……あと少しか!待ってろよ!!

 

殺させやしない!!仲間を……友達を失ってたまるか!!

 

 




一方その頃のゴリラニキ

百合に挟まるゴリラ
まって!?なんで気が付いたら手足縛られてるの393にビッキーさんや!?
はっ!まさか俺に乱暴する気でしょ!エロ同人みたいに!エロ同人みたいに!(大事なことなので二回言いました。)

えっ!?ちょっ!?まっ!?ズボンに手をかけないで脱がすな脱ぐな!?ってかそこの扉から覗き見してるクリスちゃん助け……うわなにをするやめ……っ!!!
俺は……綺麗な身体でいたいんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああ!!!
ヤメルルルルォォォォオオオオオ!!!アッ!
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