こんな個性で人助けしてもギャグにしかならん気がするんだが   作:クロマ・グロ

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ステインの強さですが……若干パワーアップしておりますw
自分がヒロアカで特に好きなキャラなのもあるんですけど……別の要因により原作よりも更に強化されております。

あと今回若干イッチの覚醒が入ります。


14スレ目(現実パート4)

 

 

俺はステインの動きを押さえるためにネコカベを大量に出撃させる。

 

こいつらは攻撃力こそ無いが耐久が高く、比較的邪魔になりやすい。

 

「邪魔だ!」

「に゛ゃ゛!?」

 

だがステインはそのボロボロの刀を強く振り切り、ネコカベを大きく切り裂いた。

 

死にこそしなかったが今のダメージだとあと一撃食らうだけでアウトだろう。

 

それに切れ味の悪いはずのボロボロになった刀で切り裂くとなるとこれは完全に力じゃなくて技量か!

 

「轟!小太刀やナイフはともかく刀には注意しろ!多分氷壁じゃ簡単に切り裂かれる!」

「なんだって?分かった、もう少し距離を取る。」

「頼む……ッ!!」

「ハァ!」

 

ステインは轟へと俺が伝える間にもどんどん攻撃を仕掛けてくる。

 

若干深い傷はリソースを使って即時回復はしているがかすり傷とかまで回復してたら確実にリソースが足りなくなるぞこれ……。

 

「なぜ……三人とも……なぜだ!

やめてくれよ……兄さんの名を継いだんだ……。

僕がやらなきゃ……そいつは……僕が!!」

 

天哉はいまだにアホな事を抜かしている。

正直俺としてはしばいてでも目を覚ましてやりたい所だが生憎そんな余裕はない。

 

「ニャッスル!」

「ちっ!新手か!」

 

俺は近くにいたネコダラボッチを呼んでステインの背後から仕掛けさせた。

だが簡単に避けられて斬りつけられる。

 

「継いだのか?おかしいな。

俺が見たことがあるインゲニウムはそんな顔じゃなかったけどな。」

 

轟はそう答えながら氷結を上手く操作して俺達を範囲外にステインだけに氷が伸びるように攻撃する。

それに合わせてネコドラゴン達が上部にブレスを一斉に出して空へ上がるのを牽制するがステインはいきなり俺を踏み台にして氷結を防いだ。

 

だがただでやられるか!

 

「ぐぅ!?」

 

俺はステインの脚を掴んで電磁ナイフで斬り付けて傷口に電撃を流し込む。

 

だがステインは俺の手を斬り飛ばしてすぐに退避する。

 

「猫城!!」

「問題は少ししかない!後で直せる!」

「駄目じゃねぇか!」

 

轟は俺に突っ込みながら炎による攻撃をステインへと仕掛けている。

 

「お前んちも裏じゃいろいろあるんだな。」

 

轟は天哉の事情を聞いてそう呟くと出久が動かない体を必死に動かそうとしながら声を出す。

 

「ぐっ……轟君……猫城君……!あれ?」

 

すると出久の顔色が変化する。

 

「ゼェェェイ!!!!」

 

ステインは目にも止まらぬ程の連続攻撃をして俺達の前に作った轟の用意した氷壁と俺のネコカベの二重の壁を完全に崩壊させる。

 

不味いな、どんどん距離を詰められてる。

 

「己より素早い相手に対し自ら視界を遮る、愚策だ!」

「そりゃどうかな……ぐっ!?」

「轟!!ぐぁっ!?」

「「釜戸!」」

 

ステインの投げたナイフが轟が炎を出そうとしていた左腕と俺の右目に突き刺さる。

 

今度は視界がッ!?

 

俺はすぐに引き抜くが流石に目の再生はリカバリーガールじゃないとキツい。

 

「お前もいい!」

「上!!」

 

ステインは上から負傷したヒーロー目掛けて刀を突き刺そうとする。

ヒメユリとキャスリィがひたすら攻撃を仕掛けて迎撃しようとするが素の威力が低いためか簡単に切り裂かれる。

 

「んっ!!」

 

すると突如として出久が飛び上がり、ステインを掴んで壁へと擦り付けながら俺達から距離を離していく。

 

「緑谷!!」

「なんか普通に動けるようになった!!」

「あっ……時間制限か!猫城!お前は動けるか!」

「行けるが片目をやられたからインファイトは無理だ。

リカバリーガールに後で治して貰う必要がある。」

「治るのか?」

「お前らの体育祭でのぶつかり合いでセンサーが計測不能叩き出して一回ぶっ壊れたからな、その時に治るのが分かった。」

「…………わりぃ。」

「今はそんなの気にしてる場合じゃないぞ!

出久は一番後に個性を食らってるが回復が早い!

恐らく何か違いがあるぞ!」

 

轟が若干ばつが悪そうにこちらを見るが流石に今はそれどころではない。

 

それに……USJの時からずっと何か妙な感覚が体の奥底から感じられてきている。

何か悪意や狂気……殺意なんかの黒い感情に呼応しているような……。

 

するとステインは出久の脇腹を肘で殴って拘束から抜け出す。

 

「下がれ緑谷!」

 

轟は援護とばかりに氷を出して出久とステインとの距離を離す。

 

「血を取り入れて動きを奪う……僕だけ先に解けたってことは考えられるのは3パターン。

人数が多くなる程効果が薄くなるか……血の摂取量で効果時間が変化するか……血液型によって効果に差異が生じるか。」

 

出久の推理を聞いた俺達は自分の血液型を答える。

 

「血液型……俺はBだ。」

「僕はA。」

 

そしてステインは不気味な笑みを浮かべながら話し始める。

 

「血液型……ハァ……正解だ。」

 

相手に個性をばらすとはな……とはいえ。

 

「個性が分かったとこでどうにもなんないけど。」

「さっさと二人担いで撤退してえとこだが……氷も炎も猫城と接近戦しながら避けられるほどの反応速度だ。」

「まぁ……そんな余裕があったらとっくに逃げてるよ。」

「そういうことだな、プロが来るまで近接を避けつつ粘るのが最善だと思う。」

「んっ……轟君は血を流しすぎてる、それに猫城君もダメージが大きすぎる。

僕が気を引き付けるから後方支援を!」

「相当あぶねぇ橋だが……そうだな、俺達で守るぞ!」

「三対一か……甘くはないな。」

「んっ!!」

 

話を終えた出久は壁を跳ね回りフェイントをかけながらステインへと向かっていく。

俺は両手と目、轟は左腕、更に荷物が二人となれば流石に逃げきれない。

 

「うぐっ!?」

 

ステインからの尋常じゃない殺気と威圧、狂気を観測し続けたせいかどんどん何か黒いモノが体の内側から表面へと出始める。

 

「猫城!どうした!」

「わりぃ……分の悪い賭けになるかも知れんが……試してみたいことがある。」

「…………お前は大丈夫なのか?」

「分からん!だが機械の異形舐めんなよ?」

「…………分かった、時間を俺と緑谷で稼げばいいか?」

「頼む。」

 

出久と轟が時間を稼いでいる間に俺はこの体から溢れんとする黒いモノに意識を集中する。

 

「あぁ……やっぱりそうか……。」

 

俺の個性……は……いや!俺は!!

 

「ぐっ!」

「緑谷!!」

 

出久が脚を負傷して動きを封じられ、ステインが追撃を仕掛けようととした所に轟の炎による援護で距離を離す。

すると天哉から絞り出したかのような泣きそうな声が聞こえてくる。

 

「やめてくれ……もう……僕は……。」

 

俺は聞く耳を持たずにこの黒い力を受け入れて立ち上がる。

 

「やめて欲しけりゃ立ちやがれこのバカ野郎が!!」

 

俺は力を両腕に集中するとまるでとかげのような鱗に覆われた巨大な手が切断された腕から生え、切断面から侵食するように腕を覆い尽くす。

 

ガチャで出るやつにも載ってない上に体内のデータベースにも封印されているという情報しかないわけだ。

 

「猫城……!」

 

キャスリィの視界を借りてみれば俺の体の所処に黒い紋様が現れている。

 

思考が殺意や悪意等といった物に汚染されそうになるが俺は母さんとの訓練で身につけた気合いで無理矢理それを押さえつける。

 

「封印解除15%!!狂乱竜爪!!」

 

俺はこの体……にゃんこ城に封印されている怪物。

 

「力を寄越せよ……ネコムート!!」

 

ネコムートの狂乱の波動を引き出した。

 

俺はステインへと突撃するが、あまりにも身体能力が強化され過ぎて蹴り出した地面が軽く陥没していた。

 

「グルラァァァァァァアアアア!!!」

 

俺は狂乱の意思を攻撃に乗せてその巨大な爪に紫色のオーラを纏わせて殴りかかる。

 

「っ!姿が変わっ……ガッ!?」

 

ステインはバックステップで回避するが俺の狂乱の波動は地面を伝わって何度も地面から紫のオーラを吹き出しながらステインへと直撃する。

 

「お前がなりたかったもんは何だ!

復讐に取りつかれて私怨で人を守ることすら放棄するような阿呆か!!

なりてぇもんくらいちゃんと見やがれ!!」

 

天哉は涙を流しながらステインと戦闘を行う俺達を見つめる。

 

狂乱の波動の直撃を受けてすらステインの動きは若干鈍る程度でしかない。

どんだけ強いんだか……それにどことなくか母さんの動きに若干近いものがあるような……。

 

ステインは轟の炎を避けて、氷を足場に三角飛びのように轟へと向かっていく。

 

「右から!」

 

轟は出久の声でステインの場所へと炎を飛ばして足場を無くすがステインはすでに飛び去っていた。

 

俺も追撃をと言いたい所だがネコドラゴン達はすでに体内へと戻した。

俺がこの力に集中しているせいか距離の近いこいつらに逆流して暴走を起こしそうだったからだ。

 

ステインが粉砕された氷が大量にある道をあっさりと抜けて轟の方へと向かう。

 

「ぜらぁ!!氷と炎……!」

「んで避けられんだよこれを!!」

「言われた事は無いか!!個性にかまけ、挙動が大雑把だと!」

 

不味いな、あのままだと轟の胴体に直撃コースか!

 

俺は狂乱の力を脚に集中して轟の所まで一瞬で跳んでその攻撃をネコムートの腕で代わりにガードしようとする。

 

「猫城君!!」

 

すると背後からエンジンが火を噴かすような音が聞こえてくる。

 

やっとか!

 

「レシプロ……バースト!!」

「ぐっ!?」

 

立ち上がった天哉は凄まじい速度でこちらへと走り、ステインの刀を蹴りあげてへし折り、マフラーから青い火を噴かしてスラスターのような使い方をして回転蹴りをステインに食らわせる。

 

「飯田君!」

「解けたか!意外と大したことない個性だな……。」

「馬鹿な事言ってる場合か、タイマンなら一撃貰うだけでアウト、複数人でも荷物量産されてどんどん追い詰められる。」

 

天哉は息を荒くしながら話し始める。

 

「轟君も緑谷君も猫城君も……関係ないことで申し訳ない。」

「また……そんなことを。」

 

出久も動けない体でそう口にする。

だが天哉のその表情は決意を新たに決めていた。

 

「だからもう……三人にこれ以上血を流させるわけにはいかない!」

 

俺の場合殆ど血は流れてないんだがな……。

 

「感化され取り繕おうとも無駄だ。

人間の本質はそうやすやすと変わらない。

お前は私欲を優先させる偽物にしかならない!

ヒーローを歪ませる社会のガンだ……誰かが正さねばならないんだ。」

 

ステインは青筋を立てて目を血走らせ、凄まじい殺気を出しながら天哉を睨み付けている。

 

「時代錯誤の原理主義だ。

飯田、人殺しの理屈に耳を貸すな。」

「いや、やつの言うとおりさ。

僕にヒーローを名乗る資格など……ない。」

「はっ……。」

 

天哉は腕から血を流しながらもその拳を強く握りしめて話す。

 

「それでも……折れるわけにはいかない!

俺が折れれば……インゲニウムは死んでしまう!!」

「論外!!」

 

ステインは更に殺気を増幅させた。

 

狂乱の波動がどんどん呼応していく……だが負けられない!




現在のスレニキ達

百合に挟まるゴリラ
死……死ぬ……これ以上は……やめ……え?クリスちゃん?
何で脱いで……え、ちょまって……やめ……Nooooooooo!?!?!?

東方世界の悪魔
掲示板越しの悲鳴もまた良し!

捕獲されたELS
あ……やっべ目の前にカニ女神ががががががが

翡翠の機械生命体
オイ、ショウちゃんボール投げんなや!バトル仕掛けんなや!俺がポケモンになってしまったと思ってるのかこれ!?
責任もなにも無いってだからやめ……やめろつってんだルォォォオオオ!?!?(はかいこうせん)

なおまともに声が出せてない模様

雄英の召喚者
イッチ……勝てよ……。

ロトム図鑑
どいつもこいつもなぜそんな同時に修羅場ってるんだか……(なお修羅場の意味がそれぞれかなり違う)
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