こんな個性で人助けしてもギャグにしかならん気がするんだが   作:クロマ・グロ

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今回は特殊タグのをちょっといつもより使ってみます。


18スレ目(現実パート)

 

 

「夏休み中……それも合宿前日に悪いな猫城?」

「いえいえ、それにしても今日は要件はなんでしょうか?」

 

俺は合宿の前日、夏休み中ではあるが雄英からの電話が来て相澤先生に呼び出され雄英へと向かうことになった。

どうしたんだろ?

 

会議室に到着するとB組担任のブラドキング先生が資料を持って待っていた。

 

「おお、来たか。

悪いなこんなタイミングで。」

「今日来て貰ったのは他でもない。

今回の合宿なんだが……お前には他の全員とは違って2時間程前に合宿先に向かってほしいんだ。

勿論迎えは出す。」

「え?俺だけですか?」

「あぁ、今回の合宿なんだが……最初の試練だけはお前に教師側に回って欲しいんだ。」

「教師側……ですか。」

「具体的な内容は今は伏せるがお前の指揮能力を上げるための試練でもあると思ってもらって構わない。」

 

指揮能力……つまりにゃんこの大群を扱うような試練をあいつらに課すってことか。

 

「とりあえず合宿先で詳細は話して貰えるんですよね?」

「あぁ、ただこれはキミへの訓練としての側面もあると言うことを忘れないでほしい。」

「一応夏休み中に何か増えたりしていたら今のうちにこっちに伝えてほしいのもある。」

「構いませんよ。」

 

俺は早速二人に夏休みのガチャで増えたにゃんこ……と言っても新しいの二体だけで他全部巨神ネコだったんだがそれに加えてついに第三形態へと到達した一部の基本キャラを伝える。

 

なんと夏休みの間に偶然とはいえネコカベの進化に成功していたのだ。

 

ただゴムネコに進化したきっかけがネコカベが消しゴム(MONO消し)を拾った時だったので俺としてはすごい困惑してしまった。

 

まさかと思い、ネット通販であるシャツを発見して購入し、ネコダラボッチへと与えてみたらこっちもネコジャラミへと進化に成功したのだ。

 

とりあえず試せるだけ試した結果としては

 

_________________________________________________

 

・ネコモヒカン=ネコビルダーにモヒカンを被せる

・ゴムネコ=ネコカベに消しゴム(MONO消し)を見せる

・暗黒ネコ=???

・ムキあしネコ=筋トレ

・ネコライオン=ネコキリンにライオンを会わせる

・天空ネコ=ネコUFOにラピ○タを見せる

・ネコ島=???

・ネコキングドラゴン=???

・ネコジャラミ=ネコダラボッチに『I❤️さば』のプリントのされたTシャツを着せる

_________________________________________________

 

となり、暗黒ネコ、ネコ島、ネコキングドラゴン以外の全員を進化させることが出来た。

まぁそれ以外の奴らは分からないんだが……。

 

俺はにゃんこ達について伝え終える。

相澤先生達はメモを取り終え、何かそれぞれのにゃんこについての疑問点を俺が答えて今日のところは一旦帰して貰えることになった。

 

迎えに関しては俺の家の前に直接来るらしいので俺は帰ってからすぐに明日の準備をすることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~三人称視点~

 

合宿当日、雄英高校の敷地内に猫城を除くA組、B組の全員が集結していた。

 

「雄英高は1学期を終え、現在夏休み期間中に入っている。

だがヒーローを目指す諸君らに安息の日々は訪れない。

この林間合宿で更なる高みへ……Plus Ultra(プルスウルトラ)を目指してもらう。」

「「「はい!!」」」

 

相澤は全員の点呼が終わった後にそう全員へと話す。

だが数人が気づいていたある事について緑谷が相澤へと質問する。

 

「あの……猫城君がまだ来てないんですが。」

「猫城なら諸事情があって先に現地に向かっている。

ちゃんと向こうで会えるはずだからあまり心配は要らない。」

「分かりました。」

 

 

 

「デク君!ついに林間合宿の始まりだね!」

「う、うん!そうだね!麗日さん!(ち……近い!?)」

「どうしたの?」

「い、いやぁ、その……。」

「……?あっ……!」

 

緑谷は麗日との距離間に顔を真っ赤にしてめちゃくちゃキョドっていた。

わかりやすいやつである。

 

そしてそんな様子の緑谷を首を傾げながら見つめていた麗日は何かを思い出したのか一瞬に緑谷と同じくらい顔を赤くして大量の冷や汗をかいていく。

 

「あぅ……が、合宿だね!合宿!合宿!」

「「「合宿!合宿!合宿!合宿!」」」

「テ……テンション高いなぁ麗日さん達……。」

 

麗日はごまかす為に妙なテンションになっていたがそこに芦戸と上鳴(アホ二人)

 

「え?なになに?A組補習いるの?つまり期末で赤点取った人がいるってこと?え?おかしくない?おかしくな~い?A組はB組よりずっと優秀なはずなのに?あれれれれれれれれr……グフッ!?」

「ごめんなー!」

「も……物間怖……。」

 

B組の物間はA組に補習組がいる事実を知ってか今回も懲りずにA組を煽りまくっていたがまた拳藤によって殴られて気絶させられ、バスまで引きずられていく。

そして緑谷は呆れた様子でそれを見ていたが隣にいた他のB組生徒に気が付く。

 

「あ、B組の!」

「体育祭じゃなんやかんやあったけどよろしくねA組!」

「うん。」

「バス乗るよ~!」

「「「はーい!」」」

 

拳藤の声に返事を返した女子達は駆け足でバスへと向かっていく。

 

しかしそんな様子を峰田(エロブドウ)は低い身長を"無駄に"活かしてミニスカートへと邪な視線を向けていた。

 

「A組だけじゃなくB組の女子まで……じゅるり、選り取り見取りかよ!」

「お前ダメだぞ……そろそろ。」

 

そんなエロブドウ(ド変態)を切島は冷めた目で見ていた。

 

「A組のバスはこっちだ!席順に並びたまえ!」

 

天哉は相も変わらずロボットダンスのようにカクカクとした動きをしながら皆をバスへと誘導する。

 

 

 

 

 

 

 

全員がバスへと乗車して移動を開始してしばらくした後……。

 

「お前ら!1時間後に一回バスを停車させる。

その後しばらく……。」

 

だがA組の面々は……。

 

「音楽流そうぜ!」

「しりとりの"り"!」

「"り"○な銀行!」

「席は立つべからず!べからずなんだみんな!」

 

もはや誰も聞いてすらいなかった。

全員が合宿気分となっており、かなり空気が緩んでいる。

 

だが全員は忘れていた……これが"強化"合宿であると言うことを……。

 

「あ……まぁいいか。

わいわい出来るのも今のうちだけだ。」

 

相澤は呆れてはいたがこの後に皆が出会うであろう受難を思い黙ることにした。

 

地獄はこれから始まるのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

1時間後、A組のバスがある場所に停車する。

 

「うっ……んん……。」

「ようやく休憩か~!」

「おしっこ!おしっこ!」

「つか何ここ……?パーキングじゃなくね?」

「あれ?B組は?」

 

猫城を除いたA組のメンバー全員がバスから降りるがそこはパーキングではなく山の一角のようなエリアだった。

 

そして催してる峰田には不幸な事にそこにトイレなんて無かった。

 

「トトト……トイレは!?」

「何の目的もなくでは意味が薄いからな。」

「え?」

「トイレは?」

 

だんだん峰田は顔を青くしていく。

良い気味である。

そしてすぐ近くにある黒塗りの車のドアが突如開く。

 

「よう!イレイザー!」

「ご無沙汰してます。」

 

相澤は出てきた人物に対して頭を下げる。

 

煌めく眼でロックオン♪

猫の手手助け……?

やってくる?

どこからともなくやってくる……。

キュートにキャットにスティンガー♪

「「「「「ワイルド・ワイルド・プッシーキャッツ!」」」」」

「「withにゃんこ軍団!」」

「「「にゃーーーん!!」」」

 

 

もはやA組の面々は何が起きてるのか理解することをやめた。

 

何故なら……。

 

「今回お世話になるプロヒーロー、プッシーキャッツの皆さんだ。」

「あの……なぜ猫城君まで?」

 

猫城及びキャスリィ、ヒメユリまでプッシーキャッツのコスチュームを着て一緒にポーズを決めていた。

ついでにジャンヌは後ろで宙に浮かんでいる。

 

なお猫城の目は死んでおり、元々かなり身体を鍛えてるのもあり無駄にクオリティが高い。

 

さらにその背後には大量のネコが波のように押し寄せて現れていた。

 

かなりカオスである。

 

だが猫城について答える前にヒーローオタクである緑谷がかなり興奮した様子で話し始める。

 

「連名事務所を構える四名1チームのヒーロー集団!!

山岳救助等を得意とするベテランチームだよ!!」

「「うっ……。」」

 

ベテランという言葉にマンダレイとピクシーボブが反応を示す。

やはり女性に年齢の話題は禁句なのである。

 

「キャリアは今年で12年にもなr……うわっ!?」

「心は18ィ!!」

 

緑谷はとんでもない暴露をした所でピクシーボブによって顔面を捕まれてさらに爪を立てられる。

 

「心は?」

びゅ……びゅうばび(じゅ……18)!」

「「必死かよ……。」」

「雉も鳴かずば撃たれまいと言うのに……。」

 

上鳴、切島がピクシーボブに呆れ、余計な事を口走った緑谷に猫城が呆れる。

 

ピクシーボブは結婚適齢期的なアレでかなり焦っていたのである。

 

「お前ら、挨拶しろ。」

「「「よろしくお願いします!」」」

 

全員が気を取り直した所でプッシーキャッツがバスが停車した場所について解説をする。

 

「ここら一帯は私らの所有地なんだけどね、あんたらの宿泊施設はあの山の麓ね!」

 

そうマンダレイが指差した先にある宿泊施設はA組の皆から見ても殆ど施設部分が見えない程遠かった。

 

「「「遠っ!?」」」

「え?じゃあなんでこんな半端な所に?」

「これってもしかして……。」

「いやいや……。」

「アハハ……バス……戻ろうか?な?早く……。」

「そうだな……そうすっか?」

「うん。」

 

この時点で感付いたのか皆が青い顔をし始める。

峰田はもはや青を通り越して白くなってきていた。

 

そしてマンダレイはそんな面々を見て嗜虐的な笑みを浮かべる。

 

「今は午前9時30分。

早ければ~12時前後かしらん?」

 

そんな言葉を受けて全員がバスへと向けて振り返り始める

 

「駄目だ……オイ!」

「戻ろう!」

「バスに戻れ!早く!!」

「12時半までかかったキティはお昼抜きね~?」

 

A組の全員はバスへと向かって走っていくがそこを塞ぐようにピクシーボブが回り込んで大量のネコ達が壁を作る。

 

「悪いね諸君、合宿はもう……。」

「イヒッ!」

「「「あっ!?」」」

 

ピクシーボブの個性により地面がうねり、A組の全員を飲み込んでいく。

 

「始まってる。」

 

「何だぁぁぁあああ!?!?」

「土が盛り上がって!?」

 

全員は土石流により崖から投げ出される。

 

「おーい!私有地につき個性の使用は自由だよ~!

今から三時間!自分の足で施設までおいでませ!

この……にゃんこの森を抜けて!!

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