こんな個性で人助けしてもギャグにしかならん気がするんだが   作:クロマ・グロ

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これスレ回まで長くなりそう……途中で入れるタイミングがw

そしてスンマセン!!また寝落ちシマシタァ!


18スレ目(現実パート4)

 

 

結局あの後洸汰君が誤って女子風呂をチラ見してしまった為か足場を踏み外して落ちてしまい、出久がなんとか助けたが失神してしまっていた。

 

峰田?悶絶してる間に縛って外の広場に埋めてきたよ。

 

流石にあのレベルの事をされたら俺としても何もいえんわ。

 

そして翌日……合宿二日目の午前5時半。

 

かなり早い時間帯ではあるが俺達は起床して体操服に着替えて宿泊施設前の広場に出ていた。

 

ちなみにエロブドウはしっかり掘り出してある。

 

「おはよう諸君。

本日から本格的に強化合宿を始める。

今合宿の目的は全員の強化及びそれによる仮免の取得……具体的になりつつある敵意に対する準備だ。

心して臨むように……と言うわけで爆豪、そいつを投げてみろ。」

 

相澤先生が勝己の名前を呼ぶと同時にボールを投げ渡す。

あれは……確か体力テストの時のか?

 

「これ……体力テストの?」

「前回の入学直後の記録は705.2m。

どんだけ伸びてるかな?」

「おおー!成長具合か!」

「この3ヶ月いろいろ濃かったからなぁ!1kmとか行くんじゃねーの!」

「いったれ爆豪!」

 

芦戸さんと瀬呂がテンションを大きく上げていた。

 

正直今の問答で今回の合宿のメインになるコンセプトは大体察した。

 

特に俺ではなく勝己を選んだ辺りそういう事だろうな。

 

「そんじゃ、よっこら……。」

 

確かにだいぶ濃い3ヶ月ではあった。

だがそれぞれ全員が常日頃から個性を日常的に使えるかと言われればそれが出来る人間はかなり限られる。

 

さらに言えばそれをやろうとする人自体がかなり少ない。

 

「くたばれぇぇぇぇえええええ!!!!」

(((くたばれ?)))

 

個性を伸ばすという面で見ればかなり鍛えにくい環境だったんだ。

……つまりは。

 

「709.6m。」

「なっ!?」

「あれ?思ったより……?」

「入学からおよそ3ヶ月……様々な経験を得て確かに君らは成長している。

だがそれはあくまでも精神面や技術面……あとは体力的な成長がメインで"個性そのものは今見た通りでそこまで成長していない"

だから今日から君らの個性を伸ばす。」

 

そして相澤先生は俺達を指差して嗜虐的な笑みを浮かべる。

 

「死ぬ程きついがくれぐれも……死なないように。」

 

こうして俺達の個性強化を目的とした地獄の合宿が今始まった。

 

まぁ俺の場合鍛える鍛えない以前の問題だから先生方に手伝って貰っていい加減あれを進めるか。

 

 

_________________________________________________

 

 

「う゛お゛お゛お゛!!!!」

 

勝己は熱湯に手を突っ込んで汗腺の拡大、それと上空に最大威力での爆破を行って爆破の規模を大きくする訓練を繰り返している。

あれは熱湯による熱さと爆破によるダメージで結構苦行だな……。

後でナース派遣しとくか。

 

「くそがぁ!!」

 

まだまだ元気そうだな。

 

視線を変えるとそこでは轟がドラム缶風呂に入っていた。

一見訓練なのか微妙に見えるが次の瞬間ドラム缶周辺が一瞬にして凍りつき、灼熱に覆われて氷が溶けるを通り越して蒸発していく。

炎の温度調節と肉体への凍結耐性が目的とはいえあれで風呂の温度を一定に保てって普通にキツいぞ……。

だが二つの個性を同時に出せるようになればかなり化けるだろうな……。

 

「ハァ……んっ!」

 

俺は全身に汗をかきながらも諦めずに特訓する将来の天敵()に心でエールを贈る。

 

「ああああぁぁぁぁぁぁあああぁああ!?!?!?!?!?」

 

さらに視点を切り替えるとピクシーボブが作り出した高台の上で瀬呂が叫びながら延々とテープを出し続けている。

あっちの目的はテープの容量拡大、強度及び射出速度の強化だが少なくともあの様子からして相当肉体への負担が大きいんだろうな。

 

少し視点を切り替えると尾白が硬化した鋭児郎を尻尾でサンドバッグにしている。

互いの個性の強化にはピッタリな特訓だな。

 

さらに天哉が特訓場の周囲をかなりの速度で走り回っている。

 

ついでに後ろからはネコライオンの集団が追いかけているのでもし追い付かれればどうなるかはご想像にお任せだな。

 

いいやあぁぁぁぁぁああああああああ!?!?!?!?!?

 

今度は別の高台の上から上鳴の悲鳴が聞こえる。

たしかあいつは大容量バッテリー相手に通電して自身の電気に対する耐性の強化だっけか。

よく見るとアホ面になってショートしてるな……。

 

ぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああ!!!!!

 

森の方からは口田の声が山彦となって響き渡っていた。

声が遠くまで届くように声帯を鍛える訓練らしいが……だんだん声が咆哮みたいな感じに枯れてきてないか?大丈夫かあいつ……。

 

視点をまた切り替えると上空にめちゃくちゃ目に悪いくらいまぶしいレーザーが何度も上空へと発射されている。

そしてすぐそこには何故かトイレがある。

 

「んっ!!んっ!!んっ!!んんんっ!!!ううう……。」

 

腹痛を起こしても続けろってんだから若干拷問染みてはいるが持続時間の短さは弱点だからな。

それに飛距離が伸びればそれ次第で戦術の幅が広がる。

 

だがめちゃくちゃ顔が青いな……。

 

う゛う゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!?!?!?

 

近くに用意された真っ暗な洞窟からは常闇の叫び声が聞こえる。

確か黒影(ダークシャドウ)の暗闇での制御だったか。

正直あいつの訓練は俺に通じる物があるから頑張ってほしいな……。

 

他に視点を切り替えると中に入れるタイプの丈夫なエアーボールの中に麗日さんが入って無重力状態で坂道を転がされていた。

 

酔いの軽減や限界重量を伸ばすためなのは知ってるが結構キツそうだな……。

 

ピクシーボブさんが作った崖の方へと視線を向けるとそこでは蛙吹さんがいて、自分の舌を命綱にして崖上りしていた。

全体的に身体を鍛える感じか……舌も筋肉の一種だしな。

 

さらに視線を変えれば砂藤がひたすらに片手でケーキを食べまくってもう片方の手で筋トレをしている。

更に隣では八百万さんが片手でチョコを食べまくりながら無数のマトリョーシカをあみだしている。

 

他にも崖に向け耳郎さんが耳のプラグをこれでもかと突き刺しており、そのとなりでは芦戸さんが悲鳴をあげながらも酸を出し続けている。

少なくとも二人とも乙女が出して良い叫び声じゃねぇな。

 

その手前では峰田が頭から血を流して泣きながらもぎもぎを大量にもいでは捨ててを繰り返していた。

 

あいつも後でナース……はやめとくか。

 

他にも葉隠さんと障子が組んで全裸となった葉隠さんを索敵しており、その途中こまめに複製を切り替えている。

 

うん、まぁかなりの地獄絵図だな。

 

俺と出久は何をやってるかっていうと……。

 

「Puls Ultraだろぉ?しろよ……Ultra!!」

「イ……イエッサー……」

 

出久は合流したプッシーキャッツの一人、虎さんの元で我'sブートキャンプとやらに付き合って定期的にしばかれながらひたすら運動をさせられている。

少なくとも筋繊維がちぎれるまでやる模様なのでかなりハードだろう。

 

俺の場合はプッシーキャッツのラグドールさんにサーチの個性を使って貰ったんだが。

 

「これは……あちきでもちょっと解析仕切れないね。

情報があまりにも多すぎて……。

でもこの個性が何かの封印に使われてるのは分かったよ。

ただそれの正体までは分からなくて……ごめんね?」

「いえ、大丈夫です。

それに封印している存在の正体も俺は知っているので。」

「うーん、君の場合どうしよっか。

機械系となると虎の所じゃ意味ないしにゃんこ達の指揮よりも君の言う狂乱?の力の解放上限を上げた方がいい気がするけどここまで詳細不明となると若干怖いんだよね。」

 

まぁ確かに狂乱の力はリスクが大きすぎるのもある。

だが……。

 

「そっちは一応常に訓練しているのでそんなに問題ないです。

俺の場合意識を分割して同時にいろんな事が出来るのでそれを利用して複数の訓練を常にやっているんですよ。」

「うーん、なかなかストイックだねぇ。

よし!なら新しいにゃんこの解放をやってみよっか。

サーチで分かったけど君の機能の一部が暴走するけどそれを止めれば新しい子が解放されるんでしょ?」

「あー、ぶっちゃけますけどあの状態俺は何も干渉出来なくなるので出来れば虎さんとか戦闘系個性の人複数で囲んで貰うと助かるんですが。」

「そっちは任せて!ただ準備に時間かかるからそれまでは狂乱の力の解放上限を伸ばす訓練を集中的にやってて!」

「わかりました。」

 

ってなわけで今俺は全身に狂乱の紋様が浮かびあがっており結構ギリギリのラインまで解放して制御を続けている。

 

この間の上限突破は本気で最低限の理性と意識以外の全てを捨ててたからな……。

今回はそれ無しであの倍率で引き出せるようにしないとな……。

 

 

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