こんな個性で人助けしてもギャグにしかならん気がするんだが 作:クロマ・グロ
自分は今やりまくってとりあえず図鑑200種サクッと埋めましたw
訓練が終わり夕暮れ時になった。
みんなの協力もあってミーニャが仲間に入ってくれたのはいいんだが……。
「ふんふんふふ~ん♪」
「…………すまんが皆の視線が痛いんだが?」
「えぇ~?にゃんのことかなぁ?そんなことよりぃ~……。」
「ネコ缶なら何かしら功績だったり役にたった時にしか増やさないよ?」
「チッ!」
俺は今ミーニャにやたらと引っ付かれていた。
ただその理由がネコ缶欲しさの色仕掛けでありちょいちょい本音が見えてくるので俺としては呆れる他無い。
「「むぅぅぅぅぅううう!!」」
つかキャスリィとヒメユリが頬を膨れさせてる……つってもヒメユリは狐のお面で分かりにくいが。
「ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!!
猫城テメェ羨ましいぞォオオオオオオ!!!!」
あとエロブドウはいい加減懲りろ。
血涙流してんじゃねぇよ……。
「すまん、こっちは少し用事が出来た、戻った時に色々手伝うから夕食の支度任せた。」
「えぇ!?猫城君!?」
「わりぃ、ちょっと先生とも相談が必要でな。
…………ミーニャ、場所を変えるぞ。」
はぁ……この状況でしたい話じゃ無かったんだがなぁ……。
俺はミーニャを連れて宿泊施設の裏に回る。
その後ネコ缶と一緒に地図を取り出してミーニャに渡す。
「にゃっふぅ♪ネッコ缶♪ネッコ缶♪
っとそれはいいとしてこれは……地図?」
「あぁ、出来れば夕食が終わった後しっかり話し合いしときたかったが……出来ればミーニャの暗殺者としての視点からもしここを襲撃するとしたら何処から来るかとかを色々と調べて貰いたいんだ。」
するとミーニャの雰囲気が一気にガラリと代わり、仕事人としての真面目な気配を醸し出す。
まぁ流石は暗殺者と言った所か……。
「…………ふーん。
釜戸君のとこのネコハッカーと天空のネコ貸して貰えるかな?
ハッカーはまぁ最悪一匹いれば良いけど天空のネコは最低でも10欲しいかも。」
「分かった。
ただ天空のネコは昨日のせいでまだ20までしか補充が間に合ってなくてな、15までにしてもらってもいいか?」
「それだけあれば十分。
あとは……敵の情報を教えてもらってもいいかな?」
まぁ当然か……。
「敵の組織は
襲撃者の詳しい能力までは分からないがほぼ間違いなく複数班と見ていい。
目的としては……おそらく俺達を害する事によるヒーロー社会及び雄英高校の信用への打撃ってとこだろうな。」
「そうなると無差別ってとこね……。
相手はこっちの能力を知ってる?」
「常に変化するような
USJの一件もそうだが体育祭による披露が致命的過ぎる。
今回の合宿と前回の職場体験でどんどん個性の使い方を分かって来てるとはいえ大方がバレてると見ていいだろう。
「今後の日程は?」
「すまん、俺にも分からない部分が多い。
とりあえず今夜に肝試しとやらで森に入るから少し警戒してるとこだ。」
するとミーニャは少し考えたような様子をして首を振る。
「情報不足が多いからあまり確証は持てないね。
候補地を複数見繕ったから天空のネコを飛ばさせて調べてみる。
地形次第でもう少し候補が絞れる。」
「分かった。」
俺は体内から15匹の天空のネコと一匹のネコハッカーを取り出して意識を共有する。
ネコハッカーのハッキングを介して天空のネコの視界を俺に、俺に送られた視界を素通りさせてそのままネコハッカーのパソコンへと送っていく。
やはり機械の体は便利だがハッキングやコンピューターウィルスだけは気を付けないとな……。
「じゃあこの子達しばらく借りてるね。
私への意識共有だけは残しておいて。
あとネコ缶もっと頂戴にゃ♪」
「成功報酬で増やしとくよ。」
「にゃ~~、まぁ仕方ないかなぁ~そんじゃね~。」
ミーニャはそう軽い様子でこちらに手を振っている。
猫被りこそ酷いもんだが仕事をやる時の姿はかなり頼り甲斐がありそうだな。
特にこれからはおそらくヴィラン側からの動きも激しくなるだろう。
そうなるとミーニャのような暗殺者としての視点はかなり頼もしい。
「とりあえず後で相澤先生とブラドキング先生、それにプッシーキャッツさん達にも話を通さないとな……まずはヴィランどもを見つけておかないと。」
話を通すにしたって証拠や確証が無ければ信じてもらえない。
流石に掲示板の事を話すわけにもいかないからな……。
いやまぁ掲示板のこと知られてもELSニキのような事態に陥るのはほぼあり得ないんだがな……。
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とりあえず夕食の支度が終わる前に切り上げることが出来たのが救いだった。
にゃんこ達を
ネコジャラミはほぼ人と同じような動きが可能な為に扱い易くて助かる。
ちなみに今夜の夕食は肉じゃがだったんだが……昼間のが原因で皆がげっそりしてる中やたらと天哉がやる気出してて笑った。
夕食の後片付けもマルチタスクの訓練ついでに俺が全部請け負って終わらせた。
ネコジャラミ複数体を同時に動かして流れ作業を淡々とやらせるだけだがその作業量もかなり多く、それぞれ違う動きが要求されるので感覚共有のマルチタスクの良い訓練になった。
やがて夜になり早速生徒達に紛れて楽しんでる様に見せていたミーニャから報告が入る。
『お待たせ~。
いやぁなかなかにいい地形してるから時間かかっちゃった。』
『ミーニャか、ってことはやっぱり候補地だらけで位置を絞りきれないか。』
『そうだね、少なくとも森エリア全域が確実に危ないかも。
とりあえず地図に襲撃班がいる可能性がかなり高い部分をピックアップしたからそこから半径20mくらいの地点に何かある可能性が高いと思ってもらっていいよ。』
俺はミーニャの視界を借りて早速地図のデータを頭に叩き込む。
この地点が最も暗殺者としてのミーニャが狙いやすい位置なのだろう。
少しするとピクシーボブさんの所に皆が集まっていく。
そろそろか。
「さて、腹も膨れた!皿も洗った!お次はーーーー!!!」
「肝を試す時間だぁぁぁぁあああ!!!」
「「「試すぜぇぇぇぇえええ!!!」」」
補習組の全員がやたらとテンションを上げている。
だが俺は今近付いて来ている相澤先生を見て今日補習組が訓練漬けによって補習を受けてないことを思い出す。
あ……。
「その前に大変心苦しいが補習連中はこれから俺と授業だ。」
知 っ て た 。
補習組が全員動きが固まっていく。
そして芦戸さんの目が漫画ばりに見開かれて全身が真っ白に燃え尽きたかのようになり……。
「ウソだろォォォォォォぉオオオオオオ!?!?!?!?!?」
「すまんな。」
全員が逃げ出そうとするが瞬時に相澤先生によって捕縛された。
「日中の訓練が思ったよりおろそかになってたのでこっちを削る。」
「うわぁっ勘弁してくれぇ!?」
「「試させてくれぇぇぇぇええええ!?!?!?」」
哀れな……。
最終的に
「はい、と言うわけで脅かす側先行はB組!
A組は二人一組で三分おきに出発、ルートの真ん中に名前を書いたお札があるからそれを持って帰ること!」
説明の合間に常闇が何か呟いているのが聞こえてくる。
「…………闇の狂宴。」
…………まぁいつも通りか。
「脅かす側は直接接触禁止で個性を使った脅かしネタを披露してくるよ!」
「創意工夫でより多くの人数を失禁させたクラスが勝者だ!」
「やめてください、汚い。」
「成る程、競争させることでアイデアを
さすが雄英!」
虎さん……あんた何言ってるんすか……。
耳郎さんナイスツッコミ……だが天哉、確実にこの人達そんなことまで考えてないと思うぞ……眼鏡が曇ってる。
するとピクシーボブが懐から何かを取り出した。
「さぁ!くじ引きでパートナーを決めるよ!」
ん?そういや二人一組って言ってたよな?
「あ、二人一組……24人で5人補習だから……。」
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1組目:
2組目:
3組目:
4組目:
5組目:
6組目:
7組目:
8組目:
9組目:
10組目:
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「1、2、3、4、5、6、7、8、9、10……。
24人で5人補習だから……。」
どうやらボッチは出久になってしまったようでなんかめっちゃショックを受けていた。
補習組にも思ったが…………哀れな。
そしてペアに不満を持つやつらが軽く騒いで場がカオスになっていく。
ついでにエロブドウも暴走気味だったので顔面にメタルネコを投げつけておいた。
一方その頃悪魔ニキは……
悪魔ニキ「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!!」
兎詐欺「うさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?」
今日も今日とて迷いの竹林は晴れ時々ビーム&レーザーのちデスアーミーの残骸の雨の模様