こんな個性で人助けしてもギャグにしかならん気がするんだが   作:クロマ・グロ

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来週の投稿は冬休みという形で休ませて頂きます。

お詫びとしてはなんですが……みんなおまちかねのゴリラニキの捕食タイムです!!

それではメリー(ゴリラニキを)クルシメマス!!

そして良いお年を!!


19スレ目(現実パート4)

 

 

~釜戸の分割思考(洸汰側のネコジャラミ)side~

 

 

「血を見せろォ!!」

 

相手ヴィランが右腕に外付けで大量の筋肉を纏わせて飛んでくる。

 

「ニャッスルッ!!」

 

俺はあいつの拳を腕をクロスする形で受け止めるが一気に壁まで吹き飛ばされた。

しかもダメージが大きすぎる、ガード越しならともかく直撃は数発も食らえばジャラミが持たない!?

 

「ハッ!」

 

ジャンヌが遠距離から大量の光の羽を雨のように飛ばすが相手のヴィラン……マスキュラーはそれを全身に筋肉の鎧を纏う事で防ぎきる。

 

「チッ、あの見た目でずいぶんと切れ味が鋭いじゃねぇか。

あぁそうそう、知ってたら教えてくれよ。

爆豪ってのと猫城ってガキ共は何処にいる?」

 

っ!俺はともかくとして勝己が狙いだと!?

 

マンダレイに伝える必要があるな……。

 

「一応仕事はしなくちゃ……よっ!!」

 

まずっ!?出久の所に行きやがったか!?

 

「貴方の相手は私達です!」

「しゃらくせぇ!!」

 

マスキュラーの攻撃を受け止める為に光の盾を作り出したジャンヌは出久を庇うように奴の前に出るがマスキュラーはその右腕に更に筋肉を覆って殴り付ける。

 

「ぐぅ!?」

 

受け止めきったとはいえジャンヌはソドムなんかと比べると耐久力がそこまで高いにゃんこじゃない。

増援……丁度良い所にソドムがいる!!

 

来い!!

 

「答えは知らないで良いか?良いなぁ?

よっしゃぁ!!遊ぼう!!」

 

今度はこっちに来たか!

 

「ニャッスルァァァァアアアア!!!!」

 

俺はネコジャラミの体を操りマスキュラーの攻撃を受け流して筋肉の鎧の一部ちぎれた部分を掴んで地面に叩きつけるように投げる。

 

「うぉあ!?」

 

隙あり!

 

ネコジャラミの右腕を振り上げて力を集中して地面に倒れているマスキュラーに向けて殴りかかる。

 

「そんなも……ぐぅう!?」

 

マスキュラーには大したダメージが入らなかったみたいだがネコジャラミのぶっ飛ばす能力が発動したらしくマスキュラーが大きく仰け反りながら後ろに下がっていく。

 

「ハハハハっ!!おもしれぇ!!おもしれぇじゃねぇかぁ!!笑えて仕方ねえよ!!」

 

マスキュラーは腕だけでなく胴体にも筋肉を纏い始め、更に出久に突っ込んでくる。

 

俺じゃ遅すぎて間に合わない!!

 

『ジャンヌ!』

『お任せを!!』

 

「ぐっ!?きゃぁ!?」

 

さっきと同じように盾で守るが威力が大きすぎて破壊される。

 

嘘だろ!?俺の狂乱解放の20%でも破れないような代物なのに!?

 

出久!!避けろ!?

 

「洸汰君!逃げるん……ぐはっ!?」

 

出久は洸汰君をなんとか逃がしたがマスキュラーの一撃を受けて吹き飛ばされて地面に転がっていく。

 

左腕がひしゃげており、殴り返すような形で防げてはいるが洒落になら無いダメージだ!?

 

「必ず助かる?どうやって?

実現不可の綺麗事のたまってんじゃねぇよ!!」

 

くそっ!俺の本体がいないから壁がまともに補充出来ない!

ソドムはまだ少し掛かる!!

 

「自分に正直に生きようぜぇぇえええ!!」

 

マスキュラーがそう叫んで出久に向けて左腕を振り上げてトドメを刺そうとしたその時、奴の後頭部に洸汰君が投げた石がぶつかってマスキュラーが動きを止める。

 

「ウォーターホース……パパ……ママも……そんな風に痛ぶって殺したのか!?」

 

洸汰君が目に涙を浮かべながらそう叫ぶ。

不味い!?今の状況で奴を挑発しちゃ駄目だ!!

 

「あ?マジか、ヒーローの子供かよ。

運命的じゃねぇの!

ウォーターホース……この俺の左目を義眼にしたあの二人だ。」

「お前のせいで……お前みたいな奴のせいで!!

いつもいつも!こうなるんだ!!」

「ガキはそうやってすぐ責任転嫁する。」

「あっ……!!」

「良くないぜ?俺だって別にこの目の事恨んでねぇぞ?

俺は人を殺したかっただけで、あの二人はそれを止めたがった。

お互いやりてぇ事やった結果さ。

悪いのは出来もしない事をやりたがってた……てめえのパパとママさぁ!!」

 

不味い!?

 

「ニャッスルッ!!」

「やらせるものですか!!」

 

俺が動かしてるネコジャラミが洸汰君の前で仁王立ちをしてそれを覆うようにジャンヌが光の盾を出して洸汰君を庇う。

 

だが出久のバカ!!あんなボロボロの体でマスキュラーに飛びかかって来てる!?

 

「となったらそう来るよな!!ボロ雑巾!!」

 

しまった!!狙いは出久か!?

 

「悪いの……!!お前だろ!!」

 

そう言って出久はマスキュラーの筋肉の鎧にひしゃげた左腕を左腕を貫手のような形で貫通させる。

 

「捕まえた!これで速さは関係ない!!」

「で、何だ?力不足のその腕で殴るのか?」

「出来る出来ないじゃないんだ!!」

 

っ!!あいつ自爆覚悟か!!

 

「ヒーローは……!!命を賭して綺麗事実践するお仕事だ!!」

 

出久が右腕に力を込めると尋常じゃないエネルギーをバチバチと放出し始める。

 

そしてマスキュラーへと殴りかかり、地形が変わるレベルの尋常じゃない威力の一撃がマスキュラーへ直撃していった。

 

ってあの威力じゃ風圧で洸汰君がっ!?

 

「うっ……あっ!?

ああああ………!!」

「危ない!!」

 

ジャンヌが飛行可能なのを利用して空中で崖から落ちた洸汰君を受け止める。

 

「ごめん……吹っ飛ばして……!!」

 

出久はギリギリ立ててはいるが目には涙が浮かんでおり、その右腕は紫色に染まるほどのダメージを負っている上にどう見ても粉砕骨折しているのがわかる。

 

「あ……ありが……っ!?」

「ハァ……ハァ……ハァ……。

施設に行こう、こっからは近……っ!?」

 

砕け散った瓦礫の塊からマスキュラーが出てくる。

 

「ウソだ……ウソだろ……!?」

 

マスキュラーの奴……食らう瞬間にさっきと同じ筋肉の鎧を纏ってあの威力を完全に受けきりやがったのか!?

 

「んっ……テレフォンパンチだ、しかしやるなぁ緑谷。」

「く……来るな!!」

「やだよ、行くね俄然。」

 

マスキュラーはゆっくり近付いてくる。

 

ソドムは……近い、ようやくか!!

 

「な……何がしたいんだよ!(ヴィラン)連合は何が!?」

「知るかよ、俺はただ暴れてぇだけだ。

羽伸ばして個性ぶっ放せれば何でもいいんだ。

覚えてるか?さっきまでのは遊びだ。

俺言ってたよな?遊ぼうって……なぁ!?

言ってたんだよ!!」

 

マスキュラーはそう言うとズボンの左ポケットから今付いている物とは違う別の義眼を取り出し義眼を交換する。

 

「やめるよ、遊びはしまいだ。

お前ら強いもん、こっからは本気の目だ。」

「洸汰君掴まって!!早く!!」

「うああっ!!」

 

マスキュラーがまたしても全身に筋肉の鎧を纏って突撃してくる。

 

今だ!!

 

「にゃ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!」

 

ソドムが崖の中からその巨大な丸のこ状の尻尾を出してマスキュラーを受け止める。

 

その隙に出久はバックステップで後ろに下がり後退していく。

 

ソドムはマスキュラーの筋肉の鎧を一気に切り裂いたがやつは切り裂かれた筋肉をしまってから再度纏わせている。

 

見たところ修復能力は無いみたいだな。

 

だがそれよりもソドムの尻尾が弾き飛ばされて地面を殴り付ける事で崖が下まで粉砕されていきやがった!?

威力だけなら出久とほぼ同等か!?

 

マスキュラーは邪魔だとばかりにソドムへと向かって殴りかかるがソドムは地面の中に潜ってマスキュラーの攻撃を易々と回避する。

 

「あぁクソ!!勢い余った!!」

 

マスキュラーの拳が壁を貫き、そのまま腕が抜けなくなったのか奴の動きが止まる。

 

「緑谷さん!!洸汰君を連れて施設に向かって逃げてください!!ネコジャラミが護衛になります!!」

「ジャンヌさんとソドムは!?」

「ここで食い止めます!!最悪死んでも復活が出来ますので気にしないでください!!」

 

とはいえコストが痛すぎるし今は足りないがな!?

 

「逃げるんじゃねぇよ!!緑谷ァァァァァアアアア!!!」

聖なる二重盾(デュアルアイギス)!!」

「にゃ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!」

 

ジャンヌが二重の盾を展開して(ソドム)がクッションのように地面を操って防壁を何重にも展開する。

だがマスキュラーはその悉くを貫いて出久へと向かっていく。

 

俺は尻尾をノコギリのように回転させてマスキュラーへと攻撃をし、ジャンヌが旗に光を槍状に纏わせて受け止める。

 

だがマスキュラーはそれでも止まらない。

なんなんだこの威力は!?

 

「DETROIT SMAAAAASH!!!!」

「ってええ!!どうしたァ!!さっきより弱えぞ!!」

 

出久が更にその拳を上乗せするが押し返し切れない!?

 

「……じょうぶ……大丈夫!!

こっから後ろには絶対行かせない!!……から走れ!!

走れぇぇえええええ!!!」

 

だが洸汰君は恐怖に支配されてるのか涙を浮かべて動けていない!!

 

「ガキが!!てめぇ……最高じゃねぇか!!」

 

まずっ!?更に威力が!!

 

「ぐぅぅう……!!!」

「にゃぐぁぁぁああああ!!!」

 

追撃にジャンヌが奴の全身の筋肉を切り裂いて少しでも威力を落とすために光を羽を周囲に展開する。

俺もソドムの力を使って周囲の地面を操作して土の槍を突き刺していく。

 

「う……うるせえええっ!!!」

 

くそっ!!これでもまだ拮抗状態か!? 

 

「な……なんで?」

 

洸汰君は涙を流し、腰を抜かしながらそう呟いた。

 

「血ィィィィイイイ!!!見せろやぁぁぁぁああああ!!!!!」

 

まだ威力が!?これ以上は……っ!?

 

「潰れちまぇええええええ!!!!」

 

くそっ!?押され……っ!?

 

するとマスキュラーに水がかけられる。

 

「なんだ!?水!?」

「や……やめろぉぉぉおおおっ!!!」

 

洸汰君か!!

 

「洸汰君……っ!!」

「後でな、なっ?

後で殺してやっから待っ……っ!?気を取られた一瞬に!?」

 

っ!!出久の出力が大幅に跳ね上がった!?

 

「殺……させて……!!!」

「待て!?パワー上がってねぇか!?」

「たまるかぁぁぁぁぁあああああっ!!!!!」

「はぁぁぁぁぁぁぁああああああっ!!!!!」

「にゃぁぁぁぁぁあああああああっ!!!!!」

 

これなら行ける!!!

 

「DELAWARE!!DETROIT!!SMAAAAAAAAASH!!!!!!」

 

出久の拳があいつの筋肉の鎧を全て貫いて顔面に入って吹き飛ばしていった!!

 

奴は壁に陥没して完全に動きが止まった!!

 

「うっ……何も知らないくせに……っ!!

何も……知らない……くせに……どうして……そこまで……っ!!」

 

そこには出久とソドムによる勝利の咆哮が響いていくのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

あ、やば……ソドムの耐久限界が……っ!?

 

 




ゴリラニキ「…………待って……さすがに9人とか聞いてないんですけど!?
あの……393?ビッキー?SAKIMORIさん?奏さん?クリスちゃん?マリアさんとセレナさん?切ちゃんと調ちゃん?
流石に……流石に勘弁してくれ!?」

393「だーめ♪」

ゴリラニキ「んぐっ!?何を飲ませ……あ、ちょっとまっ!?流石に死ぬ!?それは……いやあぁぁぁぁぁぁぁあああああああ!?!?!?!?」
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