こんな個性で人助けしてもギャグにしかならん気がするんだが   作:クロマ・グロ

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20スレ目(現実パート2)

 

 

~釜戸の分割思考(ワイプシ側のジャラミ)side~

 

 

 

キャスリィが進化したのは良いがまだ進化したてで身体の感覚もつかみきれてない状態で無理はさせられないな……。

 

さっきマンダレイさんに頼んで(ヴィラン)連合の目的が勝己の誘拐及び俺と出久の殺害だと判明した。

 

少なくとも出久だけでも帰還させたいが聞くような奴じゃないんだよなぁ……。

 

それに出久達側のジャラミとソドムがやられてるからジャンヌを移動させると出久と洸汰君の二人だけの状態にしちまうから下手に転移が使えない……。

あいつらの近くににゃんこが全く残ってない……!

とりあえずジャンヌには洸汰君と出久を最低限近くの教師の所まで合流させないとな……。

 

「マンダレイさん、出久のお陰で洸汰君をなんとか救出、それにヴィランも撃破しました。

ただこっちの目になるにゃんこが出久の近くのは全て全滅させられててジャンヌを転移させるわけにいかなくなりました。」

「わかったわ!」

 

俺はネコジャラミの身体能力を活かして上手くスピナーの攻撃を受け流していく。

 

「なにを!ごちゃごちゃ!言ってやがる!」

 

ただ若干武器が武器なのもあって受け流す際に掌に少量とはいえダメージが入るからいつまでも続けられない。

 

天空のネコで上空から攻撃しようにも範囲攻撃なせいでインファイト中の今やってしまうと巻き込んでしまう。

 

「んんっ!!!」

 

虎さんの方もマグネとかいうオカマヴィランにゼロ距離での戦闘を行っており、下手に支援が出来ない。

だが虎さんの方はマグネのサポートアイテムを落とさせる事に成功しており、状況としてはかなり優勢だ。

 

「ああん!もう近い!!アイテム拾わせて!」

「ふんっ!」

「きゃっ!」

 

だがあのマグネとかいうヴィランやたらと打たれ強いのか虎さんの連撃を幾度と無く容易く受け止めている。

しかも虎さんの攻撃もだんだん避けられており、確実に動きが読まれてきているのが分かる。

 

するとスピナーが今度は狙いを変えてマンダレイさんへと向かってくる。

 

「くっ!」

「てめえは……!本物の……!ヒーローなんかじゃねぇ!」

「ったくしつこい!」

 

スピナーは動きこそ武器の重さがあって鈍く避けやすいが一撃一撃がかなり重い。

 

どうにかしてあの武器の繋がってる部分を破壊したいが……。

 

「そりゃお前だ!とっとと粛清されちまえ!」

 

マンダレイがスピナーの大振りを後ろに飛んで避けたがそれが悪手だったのかスピナーは瞬時に大剣をもう一度振り下ろしてくる。

 

あの体勢じゃ避けられないな。

ここはネコジャラミを盾として……。

 

そう思っていた矢先に分割思考の一部……ジャンヌと繋いでる思考から出久がこっちに高速で移動して来ているのが伝えられると……。

 

「SMASH!!」

 

凄まじい速度で森を突っ切ってきた出久がスピナーの大剣に飛び蹴りを食らわせて一気に粉砕する。

 

状況としては助かったがなんで来やがったこのアホ!

 

「ええっ!?」

「マンダレイ!無事ですか!?」

「え、ええ!助かったわ。

ってその腕ッ!!」

 

そしてすぐに出久の近くにジャンヌが転移してくる。

 

分割思考から情報を受け取るとどうやら相沢先生に洸汰君を預けてきたらしい。

 

「出久、そのダメージでなんでこっち来た!

お前は命狙われてるんだぞ!」

「ごめん、でもまだ動けるのに他の皆を見捨てる訳には行かないんだ!」

「少しは自分の身体を労れバカ野郎!

すぐにここの戦闘が終わったらこのネコジャラミと天空のネコを護衛に一度宿舎に戻って一旦ネコナースに回復して貰え!」

「流石にその怪我で動くのは危険よ!」

「すみません!僕はかっちゃんの所に向かいます!」

「かっちゃんて誰!?待ちなさいちょっと!?」

 

するとマグネが出久を視界に納め顔つきが変わった。

やっばり狙われてるのはマジらしいな。

 

「ぬっ!?」

 

そしてマグネは虎との掴み合いをすぐに抜け出して出久を殴りに向かう。

 

速い!?あの距離だと天空のネコで攻撃したら出久を巻き込む!

 

だがマグネはすぐにその脚を止めることになった。

 

「手を出すなマグ姉!」

「あっ!」

 

なんとスピナーが大剣が破壊されて分解されたナイフをマグネの目の前に投げてその身を守ったのだ。

 

「ちょっとなにやってんの!優先殺害リストにあった子よ!

きゃっ!?あぶないじゃない!」

 

ちっ、天空のネコの攻撃チャンスだったが避けられた!動体視力もかなり高いか。

 

「そりゃ死柄木個人の意志。」

「スピナー!何しに来たのよあんた!?ってあっぶな!?」

 

くそっ、隙だらけだったから攻撃したがまた避けられたか。

 

「ジャンヌは出久を頼む。

最悪しばき倒してでも連れて帰るんだ。」

「お任せを。」

 

そして出久を追いかける為にジャンヌは転移をしていった。

 

「あのガキはステインがお救いした人間。

つまり英雄を背負うに足る人物なのだ。

俺はその意志にしたがぐふっ!?」

 

話してる途中悪いけど隙だらけ過ぎるんだよ!

 

俺はネコジャラミにさらっとマグネとやらのサポートアイテムを持たせてスピナーの背後に立たせ、マンダレイの飛び蹴りにあわせて反対方向からフルスイングする。

 

若干嫌な音が鳴ったが自業自得だ。

 

「あっ!?」

 

そしてマグネとやらも話してて隙だらけだった為に虎さんからの不意打ちによって殴られていた。

 

「やっと良いの入った。」

 

ようやくこっちのにゃんこを別の所に護衛として付けられる。

 

_________________________________________________

 

~釜戸の分割思考(爆豪&轟ペア側のソドム)~

 

 

「死ねやぁぁぁぁ!!!」

 

勝己が今相対してる拘束服を着ている不気味なヴィラン……ムーンフィッシュに対して不用意にも突っ込んでいく。

 

あいつ無駄に頭は良いくせに脳筋な所あんだよな!

 

するとムーンフィッシュの方から大量の白い樹木のように枝分かれした刃が向かってくる。

 

流石にあのバカ(勝己)があぶないので俺は地面を操作して土壁を作り、そこに轟が氷壁をあわせて堅牢に盾を生み出した。

 

「不用意に突っ込むんじゃねぇ!!」

 

枝分かれした刃……ムーンフィッシュの個性により伸びた歯は盾にぶつかるとギギギギという金属が軋むような音を立てながら止まる。

 

「耐えなきゃ……仕事をしなきゃ……ああああぁぁぁぁああああっ!!!」

 

「さっきの聞こえてたか!?お前は狙われてるんだぞ!」

「クソ出久共が何かしたなオイ……戦えつったり戦うなつったりよぉ……ああ!?」

「悪いがそれは俺の仕業だよ。

戦えってのは敵と出会したら自衛をしろって意味でお前は戦うなってのは狙われてるから逃げるの優先しろって事だ!」

「くっそどうでもいいんだよ!!」

 

あんのバカ!?

 

勝己は折角作ってやった盾から飛び出して行ってしまう。

 

ムーンフィッシュ相手に正面からまともに戦おうとするなっての!?

 

ムーンフィッシュの()が瞬時に枝分かれして勝己に向かうがなんとか回避していた。

 

轟が地面を一気に凍らせてムーンフィッシュの動きを封じにかかるがこれも避けられる。

 

ムーンフィッシュは拘束服を着ているが()を巧みに使いこなして立体的な起動を実現しており、常に空中にいるような状態だった。

 

流石に天空のネコでも落とされかねないので天空のネコは盾側に移動させている。

 

「チッ!地形と個性の使い方がうめぇ。」

「見るからに雑魚のひょろがりのくせしやがって!!

……んの野郎!!」

「落ち着け!お前の個性じゃ最悪山火事になる可能性まであるんだぞ!」

 

俺も地面を操作して土の槍を形成してムーンフィッシュへと向かわせるがむしろそれに()を突き刺して足場にされている。

 

「相当場数踏んでやがる。」

「あいつは脱獄中の死刑囚のムーンフィッシュだ。

かなりの凶悪犯だ警戒を怠るなよ。」

「あ……ああ……肉、見せて。」

 

退こうにも下手に退いてたら他の生徒を巻き込みかねないな……。

 

すると森の向こうからバズーカの弾がムーンフィッシュへと向かって飛んでくる。

 

「ああああぁぁぁぁああああ!!!」

 

()がバズーカの弾を切り裂いて爆発する。

 

爆発によって()が粉々に粉砕されて吹き飛んでいくがムーンフィッシュ自体には無傷か。

 

「今のは!?」

「ミーニャだな。

手が空いたからとりあえず目立ってた方に向かってバズーカを撃ってきたみたいだ。」

 

しかも狙いがやたらと良いな……あれならもし避けられても誰もいない広場に直撃する。

 

完全に地形を把握してる証拠だ。

 

俺はミーニャと通信を取って索敵を優先するように伝える。

 

まだ姿を確認出来てないヴィランが複数いるからな……。

 

「悪いがミーニャには他のヴィランの索敵に動いて貰ってる。

あまりこっちには支援は出来ないと思ってくれ。」

「そうか、だが確かにこの森で下手に人数集まりすぎてもそれはそれで逆効果か。」

 

さて……どうやりゃ倒せるか……。






えーりん「ちょっとだけ……さきっちょだけで良いんです……細胞くれませんか?」
悪魔ニキ「ダメ。」
えーりん「あなたの(細胞)に凄く興味があるんです。
やはり身体の隅々まで調べさせて全身くまなく調べさせてくれませんか?」
悪魔ニキ「ダメ。」
蓬莱ニート「永琳ったらまたやってるの……。
あ、お父様ー!なんかまたスキマ見つけたわよー!」
悪魔ニキ「どこどこ……あぁ、此処にあるのかよ……。
とりあえず死ねい!!(ガンダムヘッドのビーム)」




数日後ズタボロになったスキマ妖怪が何処かで発見されたとかされなかったとか。
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