こんな個性で人助けしてもギャグにしかならん気がするんだが   作:クロマ・グロ

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20スレ目(現実パート3)

 

~ジャンヌside~

 

 

緑谷さんの移動のスピードは釜戸さんと同レベルに速い……。

 

私は転移こそ出来ますが移動スピードだけで見れば二人に劣るために一瞬先回りする事は出来てもすぐに距離を離されてしまう!

 

「かっちゃん達は肝試しで二番スタートだった、そこから動いてないならそう遠くには居ないはず。

ジャンヌさんは確か釜戸君の思考と一部リンクしてるんだよね?

かっちゃんの場所の把握って出来てる?」

「爆豪さんの……居場所なら……把握……してますが……危険です!」

 

私は転移を繰り返しながら緑谷さんへと答えますがこの様子では話を聞いて貰えそうにありませんね……。

 

それに釜戸様からの情報だとそろそろ……!

 

「っ!?あがっ!?」

 

すると横から現れた障子さんが緑谷さんを掴んで急に来た攻撃から守るために連れ去っていく。

 

私も攻撃が緑谷さん達に当たらないように障壁を展開しましたが容易く破られてしまいました。

 

「あぁ……しょ……障子君!?」

「その重傷……もはや無茶して良い身体じゃないな……。」

 

障子さんは切断された複製腕から血が滴っており、呼吸も荒くなっていらっしゃる。

そうなると引かせるなら障子さんもですね……。

 

「友を助けたい一心か……呆れた男だ。」

 

私は障子さんのすぐ隣に転移してすぐに戦闘体勢を整えた。

 

「っ!!驚いた……ジャンヌさんか。」

「はい、障子さんもその腕は大丈夫ですか?」

「あぁ……幸い複製の方だから大丈夫だ。」

「そうでしたか……。」

「良かった……それにしても今のって……!」

「あぁ……ヴィランに奇襲をかけられ俺が庇った。

しかしそれが奴が必死に抑えこんでいた個性のトリガーとなってしまった。」

 

障子さんの話を聞いた緑谷さんがどんどん顔を青くしていきました……おそらく心当たりがあるのでしょうね。

 

「あ……ま……まさか……!?」

「ああ、ここを通りたいなら……まずこれをどうにかせねばならん!」

 

攻撃が来た方向からどんどん樹木が軋んだり折れたりするような音が聞こえてきました。

 

そしてその先には……。

 

「ウォァァァァァァアアアアアア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!!!」

 

全身を黒影(ダークシャドウ)さんによって包まれ、巨大化した黒影(ダークシャドウ)さんが周囲を破壊しながら暴れているのが見えます。

 

「俺から……離れろ……死ぬぞ!!!」

「と……常闇君!?」

 

常闇さんは踏ん張ってこそいますが全く制御を奪い返せず、むしろ拘束されているように見えます。

それだけ個性の力が強いと言う事ですか……!

 

「ギィィィヤァァァァァアアアアアアア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!!!!!」

 

「ど……どういうこと障子君!?」

「静かに……マンダレイのテレパスでヴィラン襲来……自衛目的での戦闘許可を受け、すぐに厳戒態勢を取った……。

その直後背後からヴィランに襲われた。

俺は常闇を庇い、腕をかっ切られつつも身を隠した。」

「ッ!!」 

「なに、さっきも少し言ったが傷は浅くは無いが失ったわけじゃない。俺の複製腕は複製器官も複製が可能。

切られたのは複製の腕だ。

しかし……それでも奴には堪えられなかったのか抑えていた個性が暴走を始めてしまった。」

 

「ギャウァァァァァアアアアアアア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!!!」

 

「闇が深いと制御が利かない……こんなピーキーな個性だったのか……!!」

「恐らく奴の義憤や悔恨等の感情が暴走を激化させている。

奴も抑えようとしてるが……。」

 

そう話しながら障子さんは気配を消して移動しようとしましたが地面に落ちていた枝を踏んでしまい、パキッという音を立ててしまいました。

その音に反応したのか黒影(ダークシャドウ)さんの腕がこちらに向かって延びてきました。

 

「聖なる光よ!」

「ッ!!」

 

私は障壁を出してなんとか黒影(ダークシャドウ)さんの攻撃を剃らしました。

ただ……今の黒影(ダークシャドウ)さんの反応が一瞬おかしくなっていました

 

まるでぶつかるのを避けていたようにも見えました。

 

「うっ……ぐっ……ぬっ……ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛!!!」

「動く物や音に反応し、無差別攻撃を繰り出すだけのモンスターと化している。」  

「俺の事は……いい!他と合流し、他を助け出せ!

くっ……静まれ……黒影(ダークシャドウ)

黒影(ダークシャドウ)の弱点は光……火事か施設の方向に誘導すれば……。」

「光……。」

 

するとお二人の顔が同時にこちらに向いて……。

 

「「ん?」」

 

と同じ反応をしました。

 

「ジャンヌさん、かなり強い光って出せる?黒影(ダークシャドウ)を弱体化出来そうなやつ。」

「一応私の攻撃は殆どが発光するのでなんとか……。」

「…………さっきまで悩んでたのは一体なんだったのか。

すまないが常闇を頼む。」

「わ、わかりました?」

 

何故か急に話の流れが変わってしまいましたが常闇さんを助けられるのであれば全力を尽くすしかありません。

 

「極光よ!!」

 

私は自分の扱える技の中でも一番光が強いものを一瞬だけ常闇さんの目の前で発動しました。

 

「そんな強い光はらめぇぇぇぇぇぇえええええ!?!?!?!?!?」

 

どうやら黒影(ダークシャドウ)さんを弱体化させるには十分過ぎる威力だったようであれだけ巨大化していた黒影(ダークシャドウ)さんがみるみる小さくなっていきます。

 

ただ…………光を強くしすぎたのでしょうか?

黒影(ダークシャドウ)さんがりんごくらいの大きさまで縮んでしまいました……。

 

「「「…………さっきまで真剣に悩んでいた時間はなんだったのか……。」」」

 

そんな事を言われましても!?

 

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~蛙吹&麗日ペアside~

 

 

「お茶子ちゃん、腕大丈夫?」

「う、うん……かすっただけ。」

 

常闇の暴走が終わった一方……蛙吹と麗日の二人はヴィランの奇襲を受けていた。

 

「ん?んん~?浅い、少ない。」

 

学生服に一軒ガスマスクのようにも見える首から鼻までを追おうタイプの障子のようなマスクを付け、その手には麗日の血が付着したナイフを持っていた。

 

そう、未だ釜戸が発見出来ていなかったトガヒミコが現れていたのだ。

 

「急に斬りかかってくるなんて酷いじゃない!何なの貴女!」

「トガです♪二人とも可愛いねぇ~♪麗日さんと蛙吹さん。」

 

トガはそう狂気を感じさせる声でナイフを向けながら二人の名を呼んだ。

 

「名前バレとる……!」

「体育祭かしら……?何にせよ情報は割れてるってことね……不利よ!」

「血が少ないとダメです。

普段は切り口からその……ちゅうちゅうと吸い出しちゃうのですが……。」

 

そう言いながらトガは首もとから管に繋がれた小型のタンクのような物を取り外して左手に持つ。

 

「この機械は刺すだけでちゅうちゅうするそうでお仕事が大変捗るとの事でした。」

 

トガがタンクのスイッチを押すと先端から鋭い針が飛び出しており、蛙吹と麗日の二人はそれが注射器なのだとすぐに察した。

 

「刺すね?」

 

そう短く言い放つとトガは二人の元へと向かってくる。

 

『来たッ!!』

「お茶子ちゃん!!」

「うわぁっ!?」

 

蛙吹はトガが向かってくるのを見てすぐにその長い舌を麗日の胴に巻き付けて後ろへと飛ばしていく。

 

「施設へ走って!戦闘許可はヴィランを倒せじゃなくて自分を守れって事よ!相澤先生はそういう人よ!!」

「梅雨ちゃんも!!」

「もちろん私もッ!?ああッ!?」

 

蛙吹はすぐさま舌を戻して撤退しようとするがトガが斬りかかる方が速く、あまりにも長い舌が仇となり、浅くではあるがその舌をナイフで切り裂かれてしまう。

 

「うっ!」

 

蛙吹はトガが走り抜けた方とは反対側に飛んで一旦距離を取る。

 

「梅雨ちゃん……梅雨ちゃん……梅雨ちゃん♪」

 

トガは蛙吹の下の名前を何度も愉しそうに呼び、さらにその狂気を増していく。

 

「ケロ……っ。」

「カァイイ呼び方ァ!私もそう呼ぶね♪」

「やめて……そう呼んで欲しいのはお友達になりたい人だけなの!」

 

蛙吹はすぐに横へと飛び去るがトガは蛙吹に向けて管の付いた注射器を飛ばす。

 

トガの注射器は蛙吹の髪を捕らえて後ろにある木へと張り付ける。

 

「や~♪じゃあ私もお友達ね♪やった~♪」

 

トガはそうはしゃぐように叫ぶがその顔は狂気に染まっており、まともな思考をしているとは誰も思うことが出来ない。

 

「梅雨ちゃん!!」

「血ィ出てるねェ♪お友達の梅雨ちゃん♪

カァイイねぇ♪血って私……大好きだよ♪」

「離れて!!」

 

麗日はトガの方へと走っていき、トガはそんな麗日へとナイフで斬りつけようとするが麗日はそのナイフを軽い身のこなしで避ける。

 

カウンターとばかりに麗日は職場体験で身に付けたGMA(ガンヘッド・マーシャルアーツ)でトガのナイフを持った手を拘束して押し倒す。

 

更に押し倒した衝撃によりトガはナイフを手放していた。

 

「凄いわお茶子ちゃん!」

「梅雨ちゃん!ベロで手を拘束!出来る?痛い?」

「ベロは少し待って!」

「お茶子ちゃん……貴女も素敵♪」

「え?」

「私と同じ匂いがする……好きな人が居ますよね?」

「っ!?!?」

「そして……その人みたいになりたいって思ってますよね?」

 

トガの言葉の一つ一つが麗日の心を揺さぶっていく。

麗日は考えないようにしてはいるがその顔には動揺が現れていた。

 

「分かるんです♪乙女だもん♪」

『なに……この人!?』

 

トガは更にその不気味な笑みを増していき、顔を赤らめていく。

 

「好きな人と同じになりたいよねぇ♪当然だよねぇ♪

同じもの身に付けちゃったりしちゃうよねェ♪

でもだんダん満足出来なくなっちゃうよネェ♪」

 

トガの狂気はどんどん増していく。

 

「その人そのものになりたくなっチャウヨネ♪

しょうがないヨネェ♪貴女の好みはどんな人?

ワタしはボロボロで血の香りがする人がダイスキです!!

だから最後はいっつもキリキザムノ♪

ネェ?お茶子ちゃん?楽しいネェ?恋バナ楽しいねェェェえええ???」

 

そしてトガはその狂気に気圧されて警戒が緩んでいた麗日の太股に注射器を突き刺す。

 

「うっぐ!?」

「お茶子さん!?」

「ちゅうちゅう……ちゅうちゅう♪ちゅうちゅぅぅうう♪

ちゅうちゅう♪ちゅうちゅう♪」

 

しかしその瞬間に銃を射つ大きな音が響き、麗日を刺していた注射器の管と蛙吹の髪を刺していた注射器を破壊する。

 

「ごめんなさい!救援が遅れちゃった!

あとは任せて頂戴!」

 

森の奥から両手に銃を構え、籠にバズーカを収納したミーニャが片方の銃からワイヤーを出して立体起動しながら現れた。

 

「これ給料(ネコ缶)分の仕事はしないとね!」






皆さんが思わずヒェッてなるように狂気を込めて書きました♪

それはともかくとしてムーンフィッシュ戦の難易度大幅上昇になりますw

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図鑑ニキ「さーてと、今日も今日とて不正をしてるやつにお仕置きを~っと?リーグで発行しているポイントを不正にハッキングして発行してるやつがいるな?
ここは一つお仕置きを……ッ!?」

カシオペア「ん?カウンターハッキング?マズ……リーグにバレたかも?最低限向こうにハッキング仕返して履歴だけでも消去しなきゃ。」

図鑑ニキ「え?ちょ?ハッキングの腕めちゃくちゃ上手いんだけどこいつ!?なんでポケモンの俺の腕を!?
ってこいつまさかボタンか!?」

ボタン「こいつ手強い……。」

このハッキング対決は結局決着がつくまで半日かかったそうな……。
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