こんな個性で人助けしてもギャグにしかならん気がするんだが   作:クロマ・グロ

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本日の生贄げふんげふんスレニキはゴリラニキの出番となります。

ついでにムーンフィッシュのシーンのこの一話を占領してますがどのようにして突破するのかお楽しみにしていてください。(常闇を速攻で突破したからムーンフィッシュとの戦いが最後までになってしまったんだよなぁw)


20スレ目(現実パート4)

 

 

~釜戸の分割思考(轟&爆豪ペアの所のソドム)side~

 

 

「あぁ………ああぁぁぁあぁあああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!」

 

ムーンフィッシュが嘆くような気味の悪い声を上げながら()を無数に枝分かれさせながら伸ばしてくる。

 

枝分かれがあるせいで下手に壁から出て横から攻撃しようとしたら逆に攻撃を受けてしまう。

 

「ッッ!これじゃじり貧だぞ!何か手はねぇのか?」

「わあっとるわクソが!おいコラ猫野郎!テメェ壁になれや!」

「ソドムの耐久力なら余裕で耐えれるが限度がある上に機動力が低い。

いまゴムネコ達を向かわせてるが少し距離があるからもう少し時間がかかる!」

「使えねぇなオイ!」

 

うっさいわ!それにしても(本体)と前線との距離が離れすぎてるとやはり取れる手が限られてる……。

これに関してはゲームの方でも似たような状況になった覚えがあるから要改善だな……。

 

「肉!にくにク肉二く!綺麗な……綺麗な断面を!」

 

チッ!相手も焦れて来たのか攻撃が激化してきた。

盾の方もソドムが作った土壁が見えはじめて来てる。

 

「おいどうする!この盾もいい加減持たねえぞ!」

「一か八かやってみるか!」

「にゃぁぁぁぁぁあああああああ!!!」

 

俺は壁越しにソドムの尻尾を地面に潜らせる。

出来るだけ気付かれないように地下深くまで潜らせてからムーンフィッシュの真下まで進ませてから地表へと上げていく。

 

ついでに避けにくくなるようにソドムの力を使ってムーンフィッシュの周囲を囲むように土の槍を飛ばすのではなく伸ばしていく。

 

 

「ああ!ぁぁぁぁぁああああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」

 

ムーンフィッシュは()を一度戻してから四方八方から迫りくる土の槍へと歯を刺して避けていく。

 

だがあくまでも土の槍は囮なんだよ!

 

「ッッッッ!?!?」

 

()が突き刺さった槍の内部からある物が飛び出して後ろが土の槍が枝分かれして生み出された網によって包囲される。

 

「あれは!槍の内側に尻尾を隠してたのか!」

「後ろの壁を網状にしてんのはすぐに修復する為ってか。

相変わらずテメェの頭ん中どうなってんだクソが。」

「観察力はヒーローをやるんなら鍛えといて損は無いからな。

それに俺は複数の事を同時に考えられるから最適解を探しやすいんだよ。」

 

「うぐぁぁっ!?邪魔を……邪魔するなぁぁぁぁぁぁぁあぁぁあああああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」

 

ムーンフィッシュが反撃とばかりにまだ伸ばしていなかった()を尻尾へと向けて伸ばして来たがソドムの尻尾はその悉くを砕きながらムーンフィッシュへと向かっていって軽くその胴体を引き裂いた。

 

とはいえカス当たりか!

 

仕返しとばかりに奴から()が伸びてきて尻尾をといくつも突き刺さるがダメージ事態は割と少なく済んだ。

俺は伸ばした尻尾を戻していく。

 

「やっと当たりやがったか。」

「とはいえカスった程度だ。

相手の限界も時期に見えるだろうが油断は出来ねぇぞ。」

「オイ、さっきそいつの尻尾に刺さってたが大丈夫なのか?」

「あの程度ならまだ40回くらいは耐えれる。

だが壁無しだとこいつもそんなには持たねえから若干様子のおかしい今のうちに壁を増強するぞ。」

 

ムーンフィッシュの奴……()を尻尾に突き刺してから様子がおかしい。

 

いや……元々イカれてるから最初からおかしい。と言えばおかしいんだが様子が急変してやがる。

 

「あ……ぁぁあ……肉が……血が……断面が……!

無い……無い無い無い無い無い!なぃぃぃぃいいいい!!!

邪魔を!邪魔をするな!血を!肉を見せろぉぉぉぉおおおおお!!!」

 

ムーンフィッシュが激昂するように顔を歪めながら攻撃を激化させてくる。

 

「おい!攻撃がさらに激しくなったぞ!

まだ本気を出してなかったってのか!」

「くそがぁぁぁぁああ!!猫野郎!!」

「分かっている!!」

 

俺は大量に土の槍を作ってムーンフィッシュの背後から出すが枝分かれした()を複数向けられて簡単に止められてる。

よく見るとムーンフィッシュのやつは全ての歯をこっちへの攻撃に使ってきている……しかも順次戻しては伸ばしてを繰り返しての波状攻撃だ。

 

厄介な……。

 

「周囲にいる天空のネコを呼び寄せるか……いや、下手したら跳んできてこっちの死角に回られるか……。」

 

そして俺はあることを思い付く。

 

「正直まだあまり使ってなかったからどうなるかわからないが……超遠距離からの攻撃手段が一つだけある。

あれなら俺の本体から出してすぐに攻撃が出来る。」

「そんなんあるなら最初から使えやカス!」

「出せる場面が極端に少ない上に近距離じゃまともに使えないキャラだから初運用なんだよ。」

「俺達に手伝えることはあるか?」

「まずは壁を横に大きく広げる。

それからムーンフィッシュの周囲を囲むのを手伝ってくれ。

あいつが避ける可能性を極限まで減らしたい。」

「わかった。」

「勝己!」

「ァア゛?」

「これは現状お前にしかまかせられない。

壁の増設が終わったあと少し移動してくれ。

お前が移動した壁の先にかなりもろくした土塊の山を作るからそれごと最大出力で吹き飛ばせ!

着火したら俺が土を操って無理矢理にでも消火する!

山の中に大量の石を仕込んではいるが煙幕が最大の目的だ。

やれるな?」

「出来るわクソが!なんならあの出っ歯野郎ごと吹き飛ばしてやるわ!」

 

いや吹き飛ばされたら攻撃が当たらなく……まぁいいか。

 

「よし、じゃあ早速行動開始だ!」

「にゃぁぁぁぁぁあああああああ!!!」

 

俺は壁の端から継ぎ足すように土壁を作り出してムーンフィッシュの周囲を封鎖する。

 

「氷壁!!」

 

轟が壁を氷で覆って強度を補強する。

完全に補強し終わったのを合図に天空のネコと轟、(ソドム)と勝己は二手に別れて移動する。

 

「猫野郎!!」

「まかせろ!!」

 

俺は勝己の前の壁の先に砕いた石を含ませた土塊の山を作り出し、本体から出撃したネコハッカーに攻撃を指示する。

 

「今だ!」

榴弾砲着弾(ハウザーインパクト)ォォォオオオ!!!」

 

勝己が両手を壁に向けてとんでもない威力の大爆発を放ち、前方の壁ごと土塊の山を吹き飛ばして煙幕を作り出す。

 

「ぁぁぁぁぁあああああ!?!?

肉!にぐぅぅぅぅぅうううううう゛う゛う゛う゛う゛!!!!」

 

ムーンフィッシュが爆発でこっちの位置を掴んだのか煙幕の中大量の()をこっちに向けて放ってくる。

 

さすがに勝己は反動もあってすぐには動けそうにないか!

 

「にゃぁぁぁぁぁあああああああ!?!?!?」

「ッッ!!猫野郎!」

 

俺は自分(ソドム)を壁にするようにして勝己を庇い、ムーンフィッシュの攻撃を防ぐ。

 

「にゃうにゃあ!!」

 

天空のネコが轟側にいるせいで声を勝己に届けられない。

だが最低限ニュアンスだけでも伝わってくれと思いソドムの鳴き声を出す。

 

「チッ!しくるんじゃねぇぞ!!」

 

勝己は轟の元へと走っていく。

 

俺は大量の土の槍を生み出してムーンフィッシュの()を砕きながら勝己によって破壊された壁を修復する。

 

そして上空からなにかが接近してくるのを感知する。

 

ようやく来たか!!

 

「おい!あれがお前の言ってた攻撃か!」

「あぁ!あのミサイルがそう……ゑ?」

 

だが上空から落ちてくるミサイルは俺が知ってるミサイルとは様子が異なっており、途中から側面の装甲がパージされて内側から大量のなにかが進行方向へと拡散していく。

 

まさかあれは……!?

 

「下がれぇぇぇぇええええ!?!?!?」

 

俺の声を合図に全員がムーンフィッシュを包囲している壁から離れていく。

 

そしてミサイルから拡散したナニカは地面へと着弾した途端に連続して何度も爆発を引き起こしていく。

 

「ぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!?!?!?」

 

よりにもよってクラスター爆弾かよ!?危うく巻き込まれる所だった。

 

最後に親弾と呼ばれる大量の小型爆弾を搭載していた弾が着弾してさらに爆発を引き起こした。

 

ムーンフィッシュはもはや声すらもあげていない。

 

さ……流石に死んだか?

 

「壁が全部壊れてやがる……とはいえ攻撃がくる様子はない……か。」

「…………あぁいう手もあるか。」

 

勝己が急になにか考え込むような表情をしている。

まぁ確かにこいつの個性を応用すればいけなくもないか?

 

俺はとりあえず天空のネコのサーモグラフィーを起動しながらムーンフィッシュの様子を伺う。

 

「流石に倒れてるな……体温が下がってる様子もないから精々気絶ってとこか……威力が人を殺す程の髙火力じゃなくて助かったか。」

「なら今のうちに捕縛しておこう。

それも口を塞がねぇとな……。」

「いや、それは大丈夫そうだ。

見た感じ歯は全て折れてるみたいだ。」

とりあえず土で覆ったから補強する形で凍らせてくれ。

「わかった。」

 

すると今度は俺達の背後の方から複数の足音が聞こえてくる。

 

というかこの反応はジャンヌか。

 

「かっちゃん!轟君!!」

「ん?緑谷か?」

「チッ……そんな状態でなんでこっち来やがったクソデク。」

「ジャンヌ……。」

「申し訳ありません釜戸様……言っても聞かなくて。」

 

あぁ……うん、確かに言って聞かないしこいつ無駄に鋭いとこもあるからな……無理に連れて帰るのはキツイか。

 

「いや、俺達がジャンヌさんに無理を言って爆豪達の所に来たんだ。」

「ごめん……かっちゃんが狙われてる以上放っておけなかったんだ。

とりあえず一旦相澤先生達の所に戻ろう。」

 

傷だらけの出久はそう言うとすぐには陣形の相談に入る。

勝己のやつはなにやら呆然としてるがこっちはあんまり余裕は無いからスルーで良いだろう。

 

「とりあえず俺と猫城で索敵を行おう。

轟は前衛を、常闇は殿を頼む。」

「任された。」

「勝己、お前は中央でソドムの上に乗っていつでも動けるようにしとけ。」

「猫城君と障子君の索敵、ソドムの攻撃能力と轟君の氷結、それに常闇君さえ良ければ制御手段を備えた無敵のダークシャドウ。

このメンツなら正直……オールマイトだって怖くないんじゃないかな。」

 

そうして呆然としていた勝己を尻尾で無理矢理ソドムの上に乗せて出久が提案するルート、森をまっすぐに突っ切る道を進み始めていく。

 

こっちはどうにかなったか……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………俺を守るんじゃねえクソ共ぉォォォオオオ!!」

 

いや、狙われてるのお前だろうが……。







ゴリラニキ「…………イッチだって覚悟を決めて修羅場を潜り抜けてるんだもんな……俺もいつまでも現実逃避するわけにもいかないか……。」
ビッキー「ふぇ?急にどうしたの?」
ゴリラニキ「その……後で全員を呼んでくれないか?
話し……いや、答えたいことがあるんだ。」





その後ゴリラニキは一週間ほど姿が見られなくなった。
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