こんな個性で人助けしてもギャグにしかならん気がするんだが   作:クロマ・グロ

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なんか気が付いたら誕生日過ぎてましたw(1月26日生まれ)

割と自分の誕生日って忘れることありません?w


20スレ目(現実パート6)

 

~釜戸の分割思考(ワイプシ側の増援のジャラミ)side~

 

 

 

「ちょっとスピナー!あんたのせいよ!」

 

あの後ヴィラン側の増援が来る可能性を考えて念のために本体から緊急生産したネコジャラミを虎さん、マンダレイさん、ピクシーボブさんの所に送り込んでいた。

 

今はヴィラン二人が虎さん達に拘束されており、動きを封じられるように身体の所々をピクシーボブさんが土で固めていた。

 

つか虎さんの拘束の仕方どうなってるんだ?軟体の個性とは聞いてるがなかなかすげぇ絵面だぞ……。

 

「うるさい!」

「うっ!?」

「誰かのせいと言うなら悪事を働いた己のせいだ!」

「そういうことよ、ヴィランのスピナー君。」

「ええい離れろ不潔女ァ!

ちくしょう!ステインはよみがえる!

いいか?意志が!ここでだ!俺によって!

俺はテメェら生臭ヒーローとメガネ君を粛清しなきゃいけねぇんだ!」

「意味わかんないって……。」

「ホントよね……。」

 

俺もピクシーボブさんとマンダレイさんに同意したい所なんだが……俺としても今のヒーロー社会には疑問が強い。

ヒーローの腐敗も公になってないだけで実際そこそこの市民が知っている……。

 

それに異形型の個性の奴らは人間とは大きく異なる見た目が原因で差別を受けやすく、反ヒーロー派には特になりやすい。

 

考え方こそリスペクトだけで自分らしさが見えないがステインに対する強い憧れ……ヒーローという存在を完全に否定している訳ではない辺り完全に腐ってるわけではなさそうだが……。

 

「それにしてもあんた個性を一切見せなかったわね。」

「うるさい!どけ!」

 

とりあえずこいつらを運ぶためにもう少し増援を……。

 

そう思っていたその時、突如としてこの場にいる誰の物でもない声が背後から聞こえてくる。

 

「そう……。」

「あっ!」

「なっ!?」

「四人とも少し退いていただきましょう。」

 

黒い霧のようなからだに黄色く光る目!

USJ事件の時のワープのやつか!

 

実態が完全に無い訳じゃないのはわかってるがあのゲートは相手を千切ることも出来るらしいし分が悪いか……。

 

「虎さん、マンダレイさん、ピクシーボブさん……撤退するしかなさそうです。

こいつ相手じゃ俺達だけでは対処したとしても誰かを取り逃がした上に被害を受けかねません。」

「この容姿になにもないところからいきなり現れたってことはUSJ事件で現れたっていうワープの奴?」

「えぇ……。」

 

最低限俺に壁にしてでも三人は逃がさないとだな……。

 

_________________________________________________

 

 

~釜戸の分割思考(Mr.コンプレスを追う天空のネコ)side~

 

「ちくしょう!速えあの仮面!」

「飯田君がいれば……!」

 

俺は二人をいつの間にかさらっていた道化のヴィランを追ってこの森にいるほぼすべてのにゃんこをここへと集めながら攻撃を行っている。

問題は攻撃があの珠に当たった場合どうなるかわからないから下手に胴体に当てにくい点か……。

 

「ぬおっ!?どわっ!?クソッ!数が多い!

多勢に無勢とは容赦無しか!」

「「「にゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃ!!!!」」」

「しかも下の奴らもどんどん増えてきてやがるな……こりゃ足止めしきれるかわからねぇぞ?

ヒーロー科の他のやつらは大したことないがこいつだけ別格に難易度がたけぇ!」

 

くっそ、やたらとすばしっこいなこいつ……。

 

この分だとあいつらじゃ追い付けそうにないな。

 

「くそ!」

「諦めちゃ……駄目だ!

追い付いて……取り返さなきゃ!」

「しかしこのままでは猫城のにゃんこ以外離される一方だぞ!」

 

すると出久がとんでもない作戦を口走り始める。

 

「麗日さん、僕らを浮かして!」

「そして浮いた僕らを蛙吹さんの舌で思いっきり投げ飛ばして!」

「ケロ!?」

「障子君は複製腕を広げて軌道を修正しつつ僕らを牽引して!

麗日さんは見えている範囲でいいからやっとの距離を見計らって個性を解除して!」

「成る程、人間弾か!」

 

成る程……じゃねぇよバカ共が!

危険なんてレベルじゃない上に着地をどうする気だこいつら!?

 

「待ってよデク君!そのケガでまだ動くの!?」

「緑谷、お前は残ってろ!そのケガじゃ痛みでそれどころじゃ……!」

「痛みなんか今は知らない!」

「あっ……。」

「動けるよ……早く!」

 

バカっ!つっても止めようにも出久の周辺に会話が出来るタイプのにゃんこが居ないから止められねぇ!

 

なら俺は限界までこいつを足止めするだけだ!

 

「ぬおおっ!?今度は下からも攻撃が飛んできやがる!?」

 

ようやく追い付いたネコドラゴンで下からも攻撃はしているがやっぱり速すぎるな……。

 

「デク君!せめてこれを!」

 

と言い出した麗日は自分の来ている服を脱ぎ、その服を引きちぎり包帯の代わりとしてデクへと巻いていた。

 

言い出しても聞かないならここはやりたいようにやらせる他ないか……。

 

くそ!本体の俺が居ないとここまでやりにくいなんて!

 

あいつらは人間弾をやるために止まって行ったからもう声が拾えない位置まで来たか……。

あとはソドム側の連絡を待つしかないか……。

 

それにしてもあの道化のヴィランの動き……あれは生半可な訓練で得られる類いのものじゃないな……あの珠が個性によるものならおそらくあれは完全に素の身体能力……。

 

まるで忍者だな……。

 

「「うおおおおお!?!?!?」」

 

少しすると背後の方から障子と轟の物と思われる叫び声が聞こえてくる。

 

んん?なんだ?なんでソドムがこんな速さで移動できてるんだ?

 

俺は猛烈に嫌な予感がしたので背後を振り向くと……。

 

「「うおぁぁぁぁぁああああああああ!?!?!?」」

「ぎにゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああ!?!?!?!?!?」

 

おい待てソドムまで飛ばしてくるとか聞いてないぞ!?

おいちょっ!?

 

「退避ィ!退避ィィィィイイイ!!!」

 

俺の声に反応したのかヴィランまでこっちを向いてきた。

 

「ゑ?」

 

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~三人称視点(ヴィラン連合開闢行動隊)side~

 

 

「あれ?まだこんだけですか?」

 

今回の襲撃において黒霧のワープによる脱出を計画していたヴィラン連合開闢行動隊。

その中でも前線に参加していない荼毘とトゥワイスの二人はすでに脱出予定地点としていた場所に移動していた。

 

そんな二人に続いて違う方面からも一人のヴィラン……トガヒミコが遅れて到着する。

 

「イカれ野郎、血は採れたのか?

何人分だ?」

「一人で~す♪」

「一人ィ!?最低三人はって言われてなかったか!?」

「仕方ないのです、殺されるかと思った。」

「つうかよ?トガちゃんテンション高くねぇか?

何か落ち込むことでもあったのか?」

「ん~♪オトモダチか出来たのと気になる男の子がいたのです♪」

「それ俺?ごめん無理!俺も好きだよ!」

 

トガとトゥワイスのまるで漫才のようにも見えるやり取りを荼毘は冷めた目で見ていた。

 

「うるせぇな、黙って……ん?」

 

だが荼毘はいち早く異変に気付く。

 

この地点に向かって巨大な何かが落下してくるような音に加えて大量のネコの鳴き声がしているのである。

 

「にゃぁぁぁああ!」

「にゃぁぁあ!!」

「フシャァァァアア!!」

「にゃぁぁん!?にゃっふぅぅうん!?」

「にゃん!にゃん!にゃん!にゃん!」

 

たまに炸裂音と何か悦んでいるような鳴き声が聞こえるのは気のせいだろう。

 

そして何よりも上空から一際大きな鳴き声が聞こえてくる。

 

「ぎにゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああ!?!?!?!?!?」

「うおおおおお!?!?!?」

 

そしてその鳴き声の主はどこか見覚えのある黄色の道化を踏み台にして地面へと激突していく。

 

「かっちゃんと常闇君を返せ!!」

「おいおいおいおい!!

知ってるぜこのガキ共!誰だ!?」

 

トゥワイスが場の空気をかなり壊してはいるがかなり不利な状況になったのを察した荼毘は舌打ちをする。

 

「チッ、しくじったな。」

「ぐっ!?……が……がはっ!?」

 

Mr.コンプレスは先程の衝撃で骨が数本砕かれたのか仮面越しで分かる量の血を吐いており、周囲は大量のにゃんこで完全に包囲されていた。

 

「脳無がやられてる辺りからあいつがかなりのイレギュラーなのはわかってはいたがここまでとはな……。

死柄木が最優先で殺す……もしくは無力化出来そうなら無力化して持ってこいと言うわけだ。

ミスター避けろ。」

「ぐっ!?上のが邪魔で動けん!」

「そうか、なら耐えろよ。」

 

荼毘はMr.コンプレスがいるのにも関わらずその手から青い炎を出してソドムへと向ける。

 

「にゃがぁっ!?!?」

「あっつ!?」

「うああああ!?!?」

「ぐっううう!?!?」

 

すでにムーンフィッシュとの戦いで残り体力をかなり削られていたソドムは今の荼毘の一撃により消滅してしまう。

さらに緑谷は避け切れずにただでさえ重症だったその右腕を焼かれてしまう。

更にコンプレスは個性により一時的に全身を小さく圧縮して回避していた。

 

「緑谷!?障子!?それにソドムが!?」

「いや、ソドムは元々限界が近かった。

十分過ぎる働きはした。

ライオン隊!このアホと障子をさっさと戻してナースの所に……ぐっ!?」

「させねぇよ。」

 

すかさず釜戸が指示を出して負傷した緑谷を下がらせようとするがネコライオン達を荼毘がすかさず焼き付くしてしまう。

 

そして回避した直後でまだ態勢を建て直せてない轟にトゥワイスが飛びかかる。

 

「死柄木の殺せリストにあった顔だ!

その地味ボロ君とお前!無かったけどな!」

 

トゥワイスは腕から端がかなり鋭いメジャーのような武器を取り出す。

だか轟はすぐに氷結により氷の作り出して反撃する。

 

「くっ!」

「熱っ!?」

 

更に違う方面では負傷した緑谷がトガが投げてきた注射器を紙一重で避けていた。

だがトガは投げると同時に緑谷へと急接近をしてくる。

 

「トガです出久君!フフッ♪」

 

すぐに出久はトガに押し倒されてしまう。

 

「さっきも思ったんですけどもっと血が出てた方がもっとかっこいいよ出久君♪」

 

トガはナイフを取り出して突き刺そうとする。

 

「はぁっ!」

「きゃっ!?」

「緑谷!」

 

間一髪の所で障子がトガを殴り飛ばす事でなんとか出久を救出する。

 

「さーて……不味いな……ここにきて一番来て欲しくないやつがいやがったよ……。」

 

そんな中釜戸は自身の天敵とも言える相手(広範囲殲滅が可能な個性持ち)を前にして本体側が冷や汗をかいていたのだった。

 

 




本日のスレ民


蟹マッドネキ「グフフフフ……グフフフフ……。」
ELSニキ「あの……鷲羽さん?蟹ネキ?マジでそんなヤバそうなの盛る気ですか?」
蟹マッドネキ「何言ってるんだい、こちとらちゃーんとゴリラ殿を使って実験してるんだからイケるイケる♪」
ELSニキ「ゴリラニキェ……とはいえそれ作ってまだ試してないですよね?いくらゴリラニキを実験台にしてある程度予測出来てるとはいえ念のため安全確認くらいした方がいいんじゃ……。」
蟹マッドネキ「ふむ……確かにELS殿の言うことも一理あるね。」
ELSニキ「ほっ……。」
蟹マッドネキ「ちょうどゴリラ殿が全員に喰われてるし盛って試してみようじゃないか。」
ELSニキ「ゴ……ゴリラニキィィィィイイイ!?!?」


なお蟹ネキはゴリラニキが一週間ぶっ通しで喰われる姿を見て若干引いており、結局天地へ使うことは無かったようだ。
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