こんな個性で人助けしてもギャグにしかならん気がするんだが 作:クロマ・グロ
オリジナルの戦闘やらを表現するのってめちゃくちゃ難しい(ヽ´ω`)
ネコムート沈静化を確認、主人格の再構築を開始……。
記憶データ異常無し、肉体データ……多数の破損を確認、エネルギーを用いて急速回復をします。
精神人格データ自己診断中……精神汚染の影響大。
汚染の除去の為一時精神を分解、バックアップした精神と汚染の無い部分を統合、記憶の同期を開始……成功。
汚染の除去が進み次第現在の精神との統合を行います。
主人格の再起動……成功。
にゃんこ城の個性システムに破損あり。
狂乱の波動の影響を確認……狂乱のネコシリーズが解放されました。
ネコムートの封印にエラーが発生、ガチャシステムの一部を封印に代用。
修復の為しばらくガチャから排出されるユニットが制限されます。
しばらくの間は封印担当の伝説レア及び巨神ネコのみが排出されますのでご注意ください。
「…………ろくでもない事を聞かされてしまったな。」
俺はボロボロの身体を瓦礫の山から起き上がらせてそう呟く。
やっぱり俺は巨神ネコに呪われているのだろうか?
「起きたかい?バカ息子。」
「母さん……ダメージ的に多分止めは勝己なんだろうが相変わらずで安心したよ……。
まぁ母さん達なら止められるって信じてたけどさ。」
良く見ると母さんも勝己も……それに何故いるのか知らないが出久に鋭児朗、天哉、轟、八百万さんもかなりボロボロで傷だらけだ。
「はぁ…………ふん!!」
っ!?!?いったぁ!?
母さんが溜め息をついたと思ったらいきなり十字架で殴られた!?
さすがにそれは俺じゃなかったら下手をしなくても死んでる威力なんですが!?
そんな事を頭を押さえながら思っていると母さんに急に抱き寄せられる。
「全く……あんまり心配させないで……。」
「…………訓練で毎回あんなにズタボロにしてる母さんが言えるセリフ?」
「全くこの子は……ほら、助けてくれたあいつらにも何か言うことがあるんじゃないの?」
母さんはそう言って俺をクラスメイト達の元へと投げ捨てた。
相変わらず変なところで雑なんだよなぁ……。
「っとと。」
改めて皆と向き合う。
すると勝己の奴が何か言いたいのか自分から前に出てくる。
すると俺の顔を掴んで……ちょ!?
「いっぺん死んどけやクソが!!」
「ちょぉ!?」
「爆豪君!?」
「お、おい?」
「流石にそれは……!?」
「…………。」
いきなり顔面爆破してくる奴がいるかよ……顔だけ狂乱の波動展開してなくちゃ危なかった。
「そいつはてめぇの力だろうが……てめえのモンをてめえが恐れて挙げ句の果てには乗っ取られてどうすんだよ雑魚が。」
っ!…………ったく相変わらず素直じゃない奴だ。
「…………あぁ、その通りだな。
皆もすまない……他に手段が思い付かなかったとはいえだいぶ迷惑をかけた。」
俺は素直に頭を下げる。
確かに俺は恐れていたのかもしれないな。
心の何処かでクラスメイト達がこの力で死んでしまうのではないかと……。
「え?そんないいよいいよ。
僕達だって君を助けるために来たんだし……。」
「そうですわ。
困った時はお互い様です。」
「そうそう、ダチを助けるのに理由なんか要らねえだろ?」
「あぁ、それに僕だって君には一度助けられた。
お互い様というものだ。」
「まぁ……そのなんだ……無事でよかった。」
5人がそう言ってくれるのはありがたい……ありがたいが……。
「だが一つ聞いて良いか?」
「なんだね?」
「てめぇら何でここに変装してまで居やがる。」
「「「「「あっ……。」」」」」
その瞬間場の空気が一気に凍りついた。
ここに居る……まぁ偶然の可能性といいだけならまだ放置しただろう。
だがな……変装をしてまでってことは何か隠し事をしながら来たって訳だよなヲイ。
ヴィランに対する変装ってのもまだ分からなくもないがどう考えても状況的にコイツラが自分達だけで俺達の位置情報を知ることは出来ないはずだ。
「あー、えっと……その……。」
あるとするなら何かしら盗み聞きした。
もしくは発信器か何かがついていてそれを自分達だけで勝手に追っかけてきた。
それに生徒が二人も誘拐されたというのに雄英がコイツらを実働部隊として参加させる訳がない。
どう考えてもコイツらの独断専行以外にここに居る理由がないのだ。
「はぁ……説教は後で先生方呼んでみっちりとしてもらうとしてだ……。
勝己、お前にも世話になったな。」
「ケッ!てめぇが情けねぇから見てられなかっただけだ。」
「それでもだ。
後でうちに来てくれ、お前の好きだった奴作ってやるよ。」
「っ!…………。」
返事は無いけどあの様子なら絶対に来るな。
昔あいつらと一緒に居た頃はたまに俺が料理作って振る舞ったりもしてたからな。
あいつの好みは把握してるしそれがこの辺の飯屋じゃあんまり食べられないのも良く分かってる。
何せ火を吹くどころか拷問レベルの辛さが好きな奴だからなぁあいつ。
「さて、戦況は?オールマイトとオール・フォー・ワンが見えないようですが?」
「…………向こうの辺り、建物がまとめて消し飛んでるのが分かるかしら?」
俺は母さんがそう言いながら指差している方向へと視線を向ける。
っ!!凄まじい範囲のビルがまとめて消し飛んでる!?
あんなの下手したら何千人の被害が!?
「安心しなさい、私が咄嗟に人だけは強化使ってまとめて守ってるから。
流石に建物の被害まではどうあがいても防ぎきれないし巻き添えに直撃してしまった人までは守りきれなかったのだけれどね。」
…………あまりにも被害が大きすぎる。
母さんは攻撃の巻き添えに直撃した人までは守りきれなかったと言っていた。
「…………どれくらい死んだ?」
「…………脳無連中の相手がかなり手早く済んで他のヒーロー達を避難誘導に回せたけど……少なくとも3桁は死んでしまったでしょうね……。
本当にヒーローとして情けない限りよ。」
…………最低でも百人単位の被害か……いや、怪我人を含めればもっと多くなるだろう。
掲示板のニキ達からは聞かされていた……もっと上手くやれたかも知れなかった……それでも……かなりの数の命を守りきれなかった……。
俺はまだ弱い……人を守るにはあまりにも弱すぎる……。
「…………オールマイトは……もう限界か。」
「っ!釜戸……気付いていたのね。」
「むしろオールマイト……いや、八木先生は隠すのとか教えるのとか含めて色々と不器用過ぎるんだよ。」
「まぁ否定しないわ、なにやってもあの筋肉ダルマ……いや、あのガイコツモドキは良くも悪くも目立つもの。」
ガイコツモドキ……か。
今俺の見ている方角……オールマイトとオール・フォー・ワンの戦闘跡地には巨大なクレーターの中央で地面に倒れ気絶しているオール・フォー・ワンとブカブカのコスチュームに身を包み、全身から血を流し、ガイコツかと見間違う程にガリガリに痩せこけた……あまりにも様変わりしたオールマイトの姿だった。
彼はその拳を上に上げて
周囲からもオールマイトコールが聞こえている。
「…………母さん、一つ聞かせてくれ。」
「なんだい?」
「俺は……どう処分されると思う?」
「っ!!」
「釜戸君……!」
「…………そうね、貴方があの力を使わないのであれば別人として処理することも出来るわ。
でも釜戸……貴方はそれじゃ納得しないでしょうね。」
「あぁ……俺が暴れたのは事実だからな。」
「周辺の建物への被害は出たけど幸いなことに被害は出ていないわ。
それに貴方はオール・フォー・ワンから洗脳系の個性の影響を受けていた。
あれが最後の手段の暴走だったとしてもあいつに全部押し付けることは容易に出来るわ。」
そうか…………。
……確かオールマイトの怪我は胃袋全摘に肺も一部やられてるんだったか、肉体の欠損に相当するようなダメージだがネコナースであればもしかしたら回復させられるだろうか。
だが問題としては……オールマイトにはもうワンフォーオールの個性としての残り火が残っていない。
肉体を完治させた所でヒーロー活動を再開する事は不可能だろうな……事実上の引退だ。
「母さん……。」
「何かしら?」
「…………俺は強くなるよ。
そして
「…………そう、頑張りなさい。」
このボロボロになった町の光景を二度と忘れないだろう……。
本来の運命を歪めて死ぬはずだった人を救う……それはもしかしたら俺のエゴなのかもしれない。
それがイレギュラーを呼びより悪い結果を残すかも知れない。
それでも俺は……目の前にいる命を……救えるだけ救ってみせる。
俺はそう決意した。
代わりにシリアスをシリアルにさせていただきます。
狂乱軍団の戦闘結果
狂乱のネコ:出久の重症覚悟のスマッシュ連打により撃破
狂乱のタンクネコ:マッマの無数の連打に耐えきれず撃破『なおマッマもそこそこキッツいダメージ(回復済み)を受けた模様』
狂乱のバトルネコ:切島が時間を稼ぎ最終的にマッマが当たらなければどうと言うことはないの精神で撃破
狂乱のキモネコ:爆豪及び轟&八百万の遠距離範囲攻撃により全滅
狂乱のウシネコ:爆豪及び轟&八百万の遠距離範囲攻撃により全滅
狂乱のネコノトリ:攻撃する前にマッマに殴られて地面にめり込み行動不能、後に撃破
狂乱のネコフィッシュ:爆豪及び轟&八百万の遠距離範囲攻撃により全滅
狂乱のネコトカゲ:爆豪及び轟&八百万の遠距離範囲攻撃により全滅
狂乱の巨神ネコ:ラストにマッマとのノーガードの殴り合いの末に撃破『なおマッマは多重の防御系バフに加えて持続回復系のバフが入っていた為にまともに怯みもしなかった模様』
…………やっぱりマッマ化物過ぎるなw