こんな個性で人助けしてもギャグにしかならん気がするんだが   作:クロマ・グロ

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24スレ目(現実パート)

 

試験会場が割れて調査大型の模擬試験用のフィールドが現れる。

試験の説明が終わった後全員が一斉に動き出すのにあわせて俺も走り出した。

 

「皆!あまり離れず塊で動こう!」

「うん!」

「そうだな!」

 

俺は掲示板のスレニキ達と話しているとどうやら出久達の動きが決まったのか全員が動き出す。

 

「ゴリラニキェ……。」

「ゴリラ……?」

「いや、なんでもないこっちの話だ。

それより護衛にソドムを5体置いとくから俺は単独で動かさせてもらうぞ!」

「ええ!?一人でなんて危ないよ!?」

「そうだぜ!いくら猫城が強えからってそりゃ自信過剰すぎんだろ!?」

「ケロ、あまり無茶はしない方が良いと思うわ。」

 

まぁ流石に反対意見が多いわな。

だが流石にこの人数は見切れん。

 

「悪いが俺の分割思考じゃ対応する必要のある人数多すぎて全員を見きれん!

それより一人で陽動して殲滅する方が動きやすい!

勝算はあるから気にするな!!」

 

俺はそう皆に伝えてから全員と一度別れる。

この状況じゃ下手に密集して集団で狙われると逆に攻撃に巻き込みかねないからな。

 

「ソドム!地中に潜ってそいつらの護衛を頼んだ!」

「「「「「ニャァァァアアアア!!!!」」」」」

「ちょっと!?猫城君!?」

「危ないって!?」

 

聞く耳持たん!説明する時間すら惜しい!

 

俺はA組から離れてあえて目立つようにメガにゃんこを出撃させてその中に大量の巨神ネコ(・・・・)を配置する。

 

案の定めちゃくちゃ目立っている俺に対して大量の受験生達が群がってくる。

 

「相手はハリボテだ!遠距離攻撃でぶっ壊せ!!」

「崩してやればアイツだって落ちてくるはずだ!」

「調子に乗りやがって!この数に勝てるとでも思ってるのかよ!」

「野郎・オブ・クラッシャー!!!」

「オレァクサムヲムッコロス!!!」

 

メガにゃんこは耐久力があまり高い方ではない。

そうなるとあの火力なら持って10秒ってとこか。

 

『ジャンヌ、封印の方はどうだ?』

『とりあえず戦闘には問題ない程度に修復は完了しました。

ただ貴方が制御出来る限界を超えた場合封印がまた緩みますので私が見張っておきます。』

『了解、見張りは任せた。』

 

あの一件以降狂乱の波動の完全解放の影響か俺の制御出来る狂乱の波動の出力限界が向上した。

結局ガチャシステムはまだ戻っていない状態でガチャの回数保存の限界が到達して引いたある伝説レア(・・・・)を当てた事でそいつに認められさえすればもっと出力を上げられるんだが……なんかあいつ準備があるって文だけ寄越してて言っててまだ会えてすらいないんだよなぁ……。

 

っとそろそろメガにゃんこが壊れるな。

 

「悪いメガにゃんこ、破壊させてもらうぞ。」

「にゃーん……。」

 

メガにゃんこは悲しそうな鳴き声を出すが後でネコ缶を弾むと伝えると普通に機嫌が戻っていた。

 

「狂乱解放……20%!!」

 

俺は両腕に巨大な双槌、足に巨大な爪、さらにネコムートの翼と同じ形状の大小二対の翼を発生させて全身に狂乱の紋様を宿した姿へと変化する。

 

色々とスレニキや先生達と相談して到達した姿だ。

 

父さんから受け継いだ『刃虎斬拳術(じんこざんけんじゅつ)』を足技に応用できるように訓練するのは骨が折れたがこの姿なら両方を同時に扱える。

 

そして暴走を母さん達が食い止めたお陰で俺はにゃんこ達(・・・・・)に狂乱の波動を付与出来るようになった!!

 

「盛大にぶっ壊れてくれ!『狂乱の破城槌(フレンジーブレイカー)』!!!」

 

俺は双槌をメガにゃんこに思いっきり振り下ろして狂乱の波動を全力で流し込んで中にいる巨神ネコ達に付与しながらメガにゃんこを粉々に吹き飛ばす程の爆発を引き起こす。

 

「や、やったか!?」

「雄英つっても大した事ねぇなオイ!」

「ちくわ大明神。」

「汚ぇ花火だ。」

「誰だ今の?」

 

フラグ立ててくれてるとこ悪いが俺は粉砕された事によって発生した土煙に隠れて双槌を変形させてネコムートの頭を二つ作り出し、狂乱の波動を込めたブレスを吐き出す。

 

ってかブレスの色がもはやコ○ドギアスのハドロン砲にしか見えねぇんだが……。

 

「なっなんだ!?」

「バンナソカナァ!?」

「オホーツクババァ!?」

「ヴェッマリモ!?」

「やられ千葉ァ!?」

「ちくわ大明神ンンンンン!?!?」

「ウボァァァァァァァアアアア!?!?」

「誰だ今のォォォォオオオオオオオ!?!?」

「アーーーーーーーーーーッ!?!?!?!?」

 

ネコムートの頭を槌へと戻し、俺は20体の狂乱の巨神ネコ(・・・・・・・)と共に姿を表す。

 

「な、なんだよあれ!?」

「あんなの体育祭の時に使ってなかっただろ!?」

「ウソダドンドコドーン!?」

「オデノガラダハボドボドダ!?」

 

意外と余裕あるなこいつら……この状況でネタに走る奴がまだかなり居やがる。

吹き飛ばした奴も次々と起きてきてるな。

つかオンドゥル語がそこら中から聞こえてる気がするのは気のせいか?

 

「…………巨神ネコ達、蹂躙するぞ!!」

「「「ニャァァァァァァァアアアアア!!!」」」

 

狂乱の巨神ネコ達は強化された身体能力を活かして凄まじい加速力で他の受験生達へと攻撃を始める。

 

「さてと……暴れさせてもらうとするぞ!!」

「ゑ?」

 

俺は翼に波動の力を込めて急加速をして前方にいる生徒を見つけて動けない程度のダメージを与えられるようにハンマーを振る際に発生する風圧だけで吹き飛ばして他の生徒にぶつかるように方向を調整する。

 

「ぶるわぁぁぁああああ!?!?!?」

「こ、こっちに来るnグバァ!?」

「お、俺の側に……近寄るナァァァァァァアアアア!?!?」

「お、おい!?この取り巻き達全然攻撃が効かないぞ!?

アーーーーーッ!?!?」

「な、なんだ!?地面から変なのが……!?」

「ブスリッ!?」

 

狂乱の巨神ネコ達の波動に巻き込まれてる奴らがかなりいるなぁ……下手したら俺が倒す数よりも向こうのが被害を出すかも知れないな。

 

俺も頑張らないとな……。

 

俺は空へと飛行して急降下していく。

 

「と、飛んでるだと!?」

「あ、あの構えは!?」

「ライダーキッぐふぅ!?」

 

俺は急降下の勢いを利用した蹴りで地面を粉砕しながら周囲の受験生達を吹き飛ばしながら爪による斬撃を大量に飛ばしていく。

狂乱の波動を乗せた斬撃を囮に使って本来の技で発生する真空刃を飛ばして生徒を更に蹂躙していく。

 

にしても数が多いなぁ……これ100人近くが集まってないか?

まぁ俺相手に数で勝負しようっていうんなら正解っちゃ正解だがフレンドリーファイアの危険性を考えて範囲攻撃がほぼ封じられてるし完全な裏目でしかないんだよなぁ……。

 

俺は全身の狂乱の波動を片腕に集めて巨大なネコムートの爪を作り出して一度に生徒をひっぱたく。

 

地味に数匹狂乱巨神を巻き込んじゃったけどエネルギー体でしかないからすり抜けさせるだけならそんなに難しくはない。

 

「…………つかお前らそんなに寄って集って俺だけ狙ってどうするよ、俺一人仕留めても一人も合格出来ない上に同士討ちしなきゃいけなくなるのに気付いて無いのか?」

「「「「「アッ……!?」」」」」

「はぁ……そんなことだろうと思ってたよ。

とりあえず全員一回アウトになってもらうぞ!!」

 

俺は叩きつけた爪の狂乱の波動をひび割れた地面へと流し込んで全員のボールに巻き付ける。

最低限だけ落として残り全員は二ヶ所点灯で勘弁してやろうかと思ってたんだが……そのまま起きられると一気に合格者が20人前後出てきそうだし悪いとは思うんだが全員アウトにさせてもらうとする。

 

『ななななな……一気に100人以上が一度に脱落ゥ!?

二人目の合格者も凄まじい勢いで眠気を感じる暇もありません。

この調子でさっさと終わらせてください……!』

 

まぁ拘束してA組の奴らに渡しても良いんだが……これはヒーロー免許の試験だ。

流石にそこまで面倒を見ていてはヒーローとしては失格だからな。

 

「さてあいつらは……どうやら面倒なことになってるみたいだがあいつらにとってこんなもん序の口だろうな。

まさにPlus Ultraって訳だな。」

 

すると俺の体に張り付いていたターゲットが水色に発光して音声が流れてくる。

 

『通過者は控え室へ移動してください、はよ。』

 

…………流石に試験なんだからこういうのくらい真面目にやりませんか?

 

とりあえず俺はにゃんこ達を全員収納し、ソドム達は回収に時間がかかりすぎるので肉体を捨てさせてタマシイだけ回収しておく。

とはいえ5体分のリソースは痛いなぁ……。

 

 

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