僕のキヴォトスには、アーマードコアがいる。
車と一緒に並走してたり、オーバードブーストで急いでいたり、
チャージングでブースターを使えなくなっていたり。
登校や作戦の時にだってACに乗っている。
色もパーツも兵装も、みんな違ってみんな良い。
先生兼アーキテクチャーをしている僕からしてみれば、彼女たちの
乗るACはかなり面白いと言える。
彼女たちが考える、武器の構成だったり、戦闘距離だったり、
弾数管理やエネルギー管理など、どういう経緯でどうしてそのような
アセンブルにしたかを考えると、夜も寝れないほどにワクワクが
抑えきれなくなってしまう。
シロコのACを見てみようか、彼女は中量二脚の汎用的なアセンブルを
している。右腕には連射型のライフル、左腕にはブレード、
実弾発射のイクシードオービットに、背部右にグレネードランチャー
という構成だ。実にワクワクが抑えきれない構成だ。
どのような戦い方をするのだろう?まずライフルで牽制や熱の
蓄積をするんだろう。近距離にきたらブレードで応戦して、
中〜遠距離になったらオービットやグレネードを使う。そんな
戦い方なんだろうか?全距離に対応するとても考えられたアセンブル
だ。しかし、これも内装次第だ、ジェネレーターやラジエーター、
FCSにインサイドなど。どれほど外装が有能であれ、内装がきちんと
していないとどんな者でも動かすのには多少の技術がいるだろう。
中量二脚ということもあり、多少の機動戦は含まれるとは思うが、
そこまでいらない。そう考えると、内側の見えない僕たちでも
内装を考えられるのではないだろうか?ワクワクの境地に来た。
興奮が止まらない、なぜ彼女たちはこんなにも魅力的なアセンブルを
するのだろう。軽く偉業と言っても良いだろう。偉業だ。
シロコの場合は実弾がメインのアセンブルだったが、もちろん
エネルギーをメインとしたアセンブルもある。
アリスのACを見てみよう。軽量二脚のエネルギー兵装特化の
アセンブルだ。少し考えてみると、おかしな点があるのに気づくはず。
そう、エネルギーが枯渇しがちのアセンブルだ。軽量二脚の場合、
高出力だったりコンデンサ容量の多い大型のジェネレーターは、
武器だったりの積載を埋めてしまう場合がかなりある、エネルギー武器ともなるとそれは顕著に表れるはずだ。
この謎を解くカギは一つ、強化人間仕様という存在だ。
そう、アリスは真人間なのではないのかもしれない。
何かしらの強化人間手術を受けたか、もしくは元々人間では
なかったかのどちらかだろう。
右腕にエネルギーライフル、左腕にプラズマライフル、背部両方を
使用した大型のエネルギー砲…と、軽量二脚にしては機体負荷の
大きすぎる武装が載りすぎている。
しかもエネルギーを使用する武器が3つとなると、エネルギーの
管理難易度は並程度では収まらず、かなりの難しさがあるはずだ。
もうこの時点でワクワクの境地に至っている。
実際に戦闘になったらどうなるのか、どのように戦ってどのように
立ち回るのか、思考が止まらない。
エネルギー兵装を利用した高火力での制圧だろうか?軽量二脚を用いた
機動戦だろうか?もしかしたら格納武器に秘密があるのだろうか?
どれにしたって面白いに決まっている。
近々フォーミュラーブルーの公式戦も始まることだし、
僕は眠れない日が続きそうだ。
そういえば、フォーミュラーブルーについて話していなかった、
フォミュラーブルーというのは、今まで戦闘で用いていたACを
競技に使うというものだ。実戦で使うような実弾や高エネルギーで
なく、ゴマ弾やペイント弾、低出力のエネルギー弾を使用するらしい。
実戦ほどの緊迫感や緊張感はないが、実戦ではできない
豪快で爽快な試合が見ものだ。
僕も何度か見に行ったが、かなり盛り上がった。たかが競技、
と思っていた僕もつい声援が出てしまうほど盛り上がってしまった。
今回はもう遅いのでここまでにしておくけど、また時間が
あったなら僕のところに来て、僕の話を聞いてほしい。
また会う日を楽しみにしているよ。