妄想妄言幻想幻覚   作:ネェチャンネェ

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その2

ついさっき、シャーレの近くで発砲騒ぎが起こった。それもACの

ものだ。銃声の特徴から考えて、マシンガンタイプのものだろう。

近くの生徒がACに乗っていたため大事には至らなかったものの

ACの放つ銃弾などがもし生徒に当たってしまえば、生きて帰れる

保証はないだろう。先生とアーキテクチャーの特権を活用し、撃破

されたACの残骸を見てみたが、実に不思議なものだった。

マシンガンのようなパーツのみの逆関節脚というアセンブルだ。

まるで何も考えていないようなアセンブル、頭部もコアも椀部も

全ての構成がぐちゃぐちゃである。何かから急いで逃げている

そう感じられるアセンブルだ。

撃破されたACの中から、騒動を起こした生徒らしき人物が

取り出されていたが、すでに絶命していた。脊髄辺りに手術痕

のような跡を見たという生徒もいたが、真相はわからない。

何が目的で何をしたくて発砲をしたのだろうか?

それとも、何かされた後なのだろうか?

 

昼になって、僕は仕事にほんの少しの空きができたから

新しく発売されるACのパーツを見に行った、かの有名な

キサラギ製の新パーツらしい。

パーツと言っても銃火器やフレームなどではなく、機体の基礎性能を

向上させてくれるオプショナルパーツだ。

名前はまだ発表されてないが

向上させてくれるオプショナルパーツという種類のパーツだ。

聞くにとても画期的なオプションみたいなのだが、まだ入手できて

いないので、購入したらミレニアムのエンジニア部にでも

渡しておこうと思う。彼女たちはどこか僕と似た匂いがするから

きっと喜ぶと思うし、役に立つとも思う。

オプショナルパーツやブースターの話も近々しよう、戦闘において

大いに関係してくる部分と言っても過言ではないからね。

 

 

 

 

 

オプショナルパーツ、「OP-INTENSIFY」実験経過記録

No.001 実験後脳死状態に陥り、死亡

No.002 手術ミスによる脊髄損傷により、死亡

No.006 起動時の三次元運動による身体負荷により全身骨折、生存

No.014 精神負荷限界による暴走で鎮圧、死亡

No.015 14と同条件により、死亡

No.021 失踪により消息不明

No.025 機体負荷、精神負荷の安定により、生存

No.029 原因不明の臓器障害により、死亡

No.036 精神崩壊による実験放棄により、生存

No.040 実験終了後、暴走による銃乱射で鎮圧、死亡

No.043 被験体名サオリ、実験において好成績を収める、生存

No.058 機体負荷、精神負荷、身体負荷の安定により、生存

No.092 原因不明の事故により死亡

実験終了

死亡者数82名

生存者数5名

消息不明者1名

 

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