まじで番外編じゃ無くなってきてる感じがしなくもないですけど…まぁ…基本緩いのしか書いてないので別にいいか〜と毎回思ってます
たまに全員の時間の都合があった場合、アイの家で飲み会のようなことをすることがあり明智もそこにお呼ばれしたのでみんなで食事している時
「そういえば先輩ってお酒全然飲まないよね」
アイが少し酔った状態で話しかける
「ん?まぁな、前1回飲んだことあるけどそんなに酔えなくてさ、それ以来全然アルコールは入れてない」
「へぇ〜じゃあたまには付き合ってよ」
「そんなにお酒好きじゃないんだよなぁ、なんだったらジュースの方が美味しいし」
そう言って鬱陶しそうにジュースを飲んで
「もしかしてそうとうお酒弱いってこと?」
「はぁ?お前と違ってしっかりと自分のキャパを弁えて飲むから」
「へぇ〜そんなこと言ってちょっと飲んだだけですぐ酔っちゃいそう」
「はぁ〜かけてもいいけど絶対酔わないから」
そこからアイに勧められるまま、社長も悪ノリして酒を飲み続ける明智、そして
「うっへへぇ…えっ、へへぇ…」
普段とは考えられない状態でアルコールに脳みそをやられている明智の姿があった
「うっわぁ、本当はお酒弱いんじゃんもぉ〜」
(なにこれかわいい、普段しっかりしてるのにちょっとお酒入ったらすぐ潰れちゃうの可愛すぎ…絶対他の人に見せれないよこれ、えぇ〜こんなにグテングデンになっちゃう先輩ってすっごいレア!写真撮っとこ)
「明智〜なんらァ?もうダウンかァ?情けないねぇ〜」
「貴方も飲み過ぎだから、はぁ…明智君もダメね、軽くお酒はいるだけでダメになっちゃううちの男共」
「先輩どうしようか?このままじゃ帰れないでしょ?」
「まぁ、私が車で明智くんの家まで送るから問題ないわよ」
「明智が溶けてる、普段からは想像の出来ないふにゃふにゃ顔」
「そうとうお酒弱かったのか、次の日辛そう」
そうやって明智をどうするか考えているとピクっと動いて
「ほ〜ら、先輩そろそろ帰らないと明日に響くよ?」
「んぁ…?明日ぁ?もう無理ぃ…」
「んっぅ…ふぅぅぅぅ…そ、そんなこと言っても…ほ…ら」
(いつも明智がアイをセーブさせてるのに今はその逆…というかお酒入れてると人って本性出るって言うけどこれが明智の本性か?)
「あとアイを止めないとやばいかもルビィ」
「えぇ?」
いつもと違いふにゃふにゃ、デロンデロン、だらしない部分はあるがいつもの数倍は酷い状態にアイは何か色々刺激されたのか息を荒らげながらも子供の前のためなんとか平常心を保っている
「んぁ〜?全く…ルビィお前のことなんて好きに決まってるだろぉ…なのに変なこと言って周りと壁造りやがってぇ〜このぉ…」
「えぇ…ちょ、ち、近い!あとお酒臭い!離れて、あ、アクア見てないで助けてよぉ!」
アイに引っ張られてそのまま床に倒れ込み、なんとか這った状態でルビィを見つけて絡み始める
「えぇ〜じゃあ先輩?アクアは?アクアはどう思ってるの?」
「ちょ、アイ!?」
普段あまり本心を明かさない明智にここぞとばかりに質問するアイ
「アクア〜?頭は良くて知識を詰め込めるけど応用力にかけるぅ…お人好しでだれかれ構わず助けて自分がそんをするたいぷぅ…」
「ぉぉ…酔ってても流石先輩…」
「だから…今のうちにあるていど教えとかないとぉ…将来女に惚れられまくってそのうち刺される気がする…」
「なんだそれ…なんでちょっとありそうなことを…ルビィ!?なんだその目は、まだ俺何もしてないからな?明智が勝手に言ってるだけだからな?」
(改めてすごいな…まるで僕の前世を知ってるみたいに話してくるし)
「そーか、アクアは将来モテモテかぁ」
「私は?」
ミヤコも気になるのか明智に話しかけて
「ミヤコさんぅ…?自分の利益を追い求めるけど甘さを捨てきれなくて結局損するタイプ…アイに負い目があってこれから先何かある度にアイと双子を支えようとしてる…美人だけど婚期逃すたいぷぅ…」
「ほ、本当にすごいわね…」
「負い目って何〜?ミヤコさん?」
「そ、そんなとこより…アイ!あなたについて聞いてみれば?」
「それは私も気になる!先輩私は?」
「アイ…?アィ?あいつさぁ……自分勝手でわがままで欲張りで…」
「あ、あっれぇ?全然褒めてくれてない」
先程のふたりとは打って変わって褒めると言うよりマイナスよりな回答ばかり続く
「そんでさぁ…僕は1人で生きて行けるって思ってたのに勝手に人の心にズカズカ入り込んで…お前が居なきゃ寂しくてぇ…その輪を外から眺めるだけで満足出来てたのに…その輪に無理やり引っ張って…離れられないようにしてくる…」
「なんかこう聞くとアイがダメ男で明智を引っ掛けた感じが」
「ち、違うからね!そんなことしてないよ私!」
「だから…もぉ無理だろぉ…お前が居ない人生とか無理ぃ…寂しくて死んじゃいそぉ…」
そう呟いてソファにゴロンと寝っ転がりほわほわしている
「……………みんな、ちょっと先輩と2人っきりで寝室行ってくるから待ってて」
「ちょ、ま、まぁ…女として気持ちは分かるけどちょっと落ち着いて!」
何かがプッツンと切れてしまったのかアイはその細腕では考えられない力で明智をお姫様抱っこすると寝室に連れていこうとして、それをミヤコを筆頭に慌てて止めようとする
「だ、だって普段あれだけしっかりしてて頭いい先輩がほんのちょっとお酒飲んだだけでこれだよ!こんなのもうさぁ!もう…さぁ!」
少しアルコールが入っているせいもあるのか、目が座った状態で明智をなんとか連れ込もうとする
「あ、アイ落ち着いて」
「お、推しのアイドルが男を寝室に…」
わやわやしている間に何とか落ち着いて
「はぁ〜この状態だと明智君が家に入って鍵を閉めれるかって問題が出てくるわね」
「あ、じゃあさ〜」
「まぁそうなるよな」
「まぁ…う〜ん…でもぉ…」
アクアはそうなると思ってたのか納得し、ルビィは唸りながらもどちらかと言えば肯定する感じ
等のアイは
「えへへぇ〜お泊まりだね〜先輩」
呑気にソファで眠っている本人をよそに話が決まってしまう
「んぅ…?」
真夜中何か違和感を感じて目を覚ます、見慣れない天井見慣れない寝心地の寝具、よく見るとソファに横になっていてタオルケットを掛けられた状態らしい
(なるほどなぁ…えぇ?僕ってそんなにアルコール弱いか?前飲んだ時は全然酔わないくせに値段の高さにあほらしさ感じて飲まなくなったんだが…その間に弱くなったのか…?)
「いてて…ぁ〜頭痛い…あと身体が全体的に重い…まさかそこまで酒に弱くなってたと…は…」
「すぅ…すぅ…」
「は?」
思わず素っ頓狂な声を上げてしまう、身体が重く、身動ぎすることすら難しいことに流石に違和感を覚え、タオルケットをどかすと、そこにはアイがすやすやと明智をベット代わりに寝息を立てていた
「な、何してんの?というかこの状況は何?」
アイを起こさないように小声で喋って、なんとか脱出を図るもどうやってもアイを起こしてしまいそうになるので断念
「せ、せめて…水…水を飲まないと…」
そう呟きながらどうするかと考えていると横からスっとコップを差し出され
「あぁ、すまん…助かる」
なんの違和感も感じずにコップを受け取り飲みにくそうにしながらも全て飲みきって
「悪い助かった…わぁ…アクア…」
大声はなんとか隠せたが2回目の素っ頓狂でか細い声を出して
「な、何してんだ、こんなところでというかここは」
「ここはアイの家だよ、明智は酔っ払ってそのままソファでダウン、アイが夜寝る前に様子を見てくるって言ってしばらくしても来ないから様子を見に来たらこうなってた」
暗くて見えないが若干の月明かりでじっとりとした目で見つめられていることに気づく
「い、いや何もしてないぞ、まじで…本当に記憶が…記憶が…忘れてくれ…」
言ってる途中に段々と思い出したのか唸り始める
「明智って意外と寂しがり屋なんだな?」
「うるさいな…しょうがないだろ?どんなに1人で全てをこなせても、1人で生きて行ける人間なんてそう居ない」
「まぁ、それは確かに」
「アクア、とりあえずアイを起こさないように起きたいんだけど手伝って」
「お幸せに〜」
「おいアクア…おーい…」
はぁ〜とため息ついて
「寝るか…」
もう何かを考える気力もなくしてそのまま眠りにつく…嗅ぎなれない甘いふわふわとした香りに包まれて、くっついて寝苦しいはずなのに今まで以上に安眠してしまったのは言うまでもない
次の日
(んっ?なんか…包まれてる…?昨日は確か…あぁ、そうだ、普段絶対見れなそうな先輩が見れてテンション上がっちゃって…そのまま…そのまま…あれ?)
昨日のことを思い出しながら起き上がろうとしても、身体を全く動かせない、全身を包み込まれて安心感がお腹の底から湧き出てくる感覚に困惑してしまい
(ぁーれ?ぁ、そういえば先輩にタオルケット掛けた時まぁ、いいかなってそのまま一緒に寝ちゃってたっけ?ん〜どうしよう全然起きれない)
少し身動ぎをしてなんとか起きようとするも明智がしっかりとアイを抱き締めているため起き上がることが出来なくなってしまい
「先輩〜?朝だよ、もう起きないとんっ…ちょ、先輩」
なんとか起こそうとして声をかけたり抜け出そうとするがさらに身体をぎゅぅっと抱き締められて余計に動けなくなってしまう
(あ、あれぇ?どうしよう、全く起きれない…というか先輩すっごい安心仕切った顔で寝てる、かわいい…なんだか大きい子供みたい…)
「普段からこうやってもっと分かりやすくしてくれたら助かるのになぁ…」
なんて呟きながら頭をなでなでしていると
「んっ…?」
「あ、起きた、おはよ先輩」
寝ぼけた目でアイをじっと見つめて
「おはよ…んぅぅ…まだ眠い」
「先輩って朝弱いもんね」
「朝は弱い…あと5分」
そのままさらにソファの背もたれと明智自身でアイを拘束して
「ちょ、せ、先輩!?」
あたふたするアイをよそ目に完全に寝に入って行く明智
「ど、どうしよう…もぉ…甘えた顔で寝ちゃってさぁ?先輩は本当に」
その言葉の途中で視線に敏感なアイはピタリと止まる…ゆっくりと視線を向けると
なんともいたたまれない顔でアクアが2人をじっと見つめていた
「あ、アクア!?え、え〜とこれはね?」
必死の弁解をしようとするアイを無視してスタスタと歩いてしまい
「ルビィ〜しばらく、あと30分ぐらいリビングに近寄っちゃダメだぞ」
なんて変な気を利かしたまま部屋から出て言ってしまう
「は、話を聞いて?私の話を聞いてアクア〜〜!!」
そこからなんとか明智から脱出したアイは朝の準備をして、今日はそこまで急ぐほどでもないのかゆっくりと3人で朝食食べてのんびり過ごしていると
「うっぉ!?今何時!?」
ソファで寝ていた明智が勢いよく起き上がって
「あ、起きた」
明智の近くでテレビを見ていたアクアが明智が起きたことに気づいて
「あぁ?なんでアクアがここに…ここは…あぁ〜頭痛い…」
寝ぼけていて朝のことを覚えてないのか二日酔いのせいで頭痛を感じながらゆっくりソファに座る
「ぁ、先輩おはよ、とりあえず顔洗ってくれば?」
「ぁ〜そういえばなんか昨日酔っ払って…悪いな迷惑かけた」
「いいよいいよそんなの気にしないで」
先輩の分もご飯あるからね〜と言われて、ここまで来ればお言葉に甘えてしまおうとお礼をして、そのまま顔を洗う為に洗面所に
「あ、そういえばルビィお風呂入ってたっけ?まぁいいか」
「ぇ!?、ちょ、明智ストップ!」
アイは能天気に答えて、でもアクアからしたらことの重大さを知っているので慌てて止めようとする…が
「な……な…」
「ふぅぅ〜お?おはよルビィ」
わなわなと震えた状態で固まったルビィと特になんの反応もしないで普通に挨拶してさっさと去ろうとする明智
「きゃァァァ!!!!!」
「うっぉ、突然どうしたんだよ?」
「お、女の子の裸見といて何その反応!!」
「はぁ?あ〜そういえばそうだな悪い悪い気をつけるよ」
「気をつけるじゃなくて!あとその反応ムカつく!レディの裸見たのにその態度って!顔赤らめたりしなよ!」
そう真っ赤にして身体を隠した状態でぷりぷり怒り始めてしまう
「顔を赤らめる…?はっ…10年後に出直してこい」
「はぁ〜何その反応、ムカつく、マジムカつく!!」
「も〜2人してどうしたの?朝からテンション高いね〜」
「ママぁ明智のせいでお嫁に行けない…」
「ちょっと言い方に語弊生まれるようなこと言うのやめてくんない?」
「先輩…ってそう言う趣味があったんだ…へぇ…」
ハイライトの無い目でじっっと見つめて
「いや、違うから…ほんっと違うから、いやいやどう考えても知ってるのに止めなかったアクアが悪い!」
「そ、そういえば…お兄ちゃん!」
「いや俺はとめようとしたって!」
こんなふうに騒がしい日常がこれから先ずっと続けば良いなぁ…そう思いながら
「先輩、とりあえず説明ね」
「ぇ…はい…」
明智を詰問するアイだった