まぁ多分みなさんもまだみたいのもとかあると思うのでこれ終わっても番外編書いたりとかすると思います!とりあえず!
本編は終わったので!これから書くのは甘々だぜぇ!
感想書いてくれるとシンプルに嬉しい!ありがと!
あれからどのくらいだったろう?正直よく覚えていない、ただ一つだけ分かることがある
私は人を愛せない愛が分かることもないし理解されることも、理解することもきっと出来ないんだろうってことだけはわかる気がする
あの時あの瞬間から私は完璧な嘘がつけるようになった作り物だと言う人も居たけど私がステージにたって飛びっきりの嘘を込めた笑顔でスポットライトを浴びた時のファンの反応でそれが理解出来た
佐藤さんは私のことを心配してくれたけどもう心配いらないよ?私は今日もこれからもずっと嘘をつき続けてみんなに愛を届け続ける
だってそれがアイドルでしょ?
それから
「日本の男はママに変な幻想抱いてまちゅねぇ〜アクア〜」
「そっちはルビィーだろ?」
「あちゃぁ〜あはは」
子供が生まれたお互いに理解出来る、今度こそ愛が分かるんじゃないかって思ったけど…ダメだった、心のモヤモヤ、ムズムズするような感覚も、暖かな感触もあれ以降何も無かった
身体を重ねてみたけどそれで何か変わったことはなくて…
でもこんな私でも子供を産んでそれで家族を作ってそれで本当の愛がわかるって思ってた…でも…それでも私はこの2人に愛してるって言葉を本当に伝えられているかどうかの自信が無い
でもアクアとルビィーがとっても頭が良くて天才でオタ芸をした時は本当に心のそこからキュンってきて、笑った
ファンにはこの笑顔が良いらしくて私はさらに嘘で顔を塗りたくることができるようになった
そんな私も気づけばドームアイドルとして登るところまで登ってそこからファンの皆んなに最高の嘘を届けることが出来るアイドルとしてこんなに凄いことは無い
でも…なんでだろう…とっても嬉しいことのはずなのに完璧な嘘で完全な愛を皆んなに届けられるのに、それなのになぜか心に穴が空いてそこから何もかも流れ出ちゃってまた空っぽになっちゃう
「ママ!ドーム楽しみ!」
「そうだねルビィー!」
(でも大丈夫私は愛がなんなのか少しづつわかってきてると思うから!もう2人のことも間違えないししっかりと愛おしいって思う…)
ピンポーン
「2人は待っててね?」
おそらくこの子達の父親だ…星野アイはそう思った、2人が変な勘違いをしてしまっていたのといい加減そろそろ合わせておかなきゃな〜と考えていたので今日せっかくの記念になる日にサプライズとして合わせようとしてドアを開けた
「アイおめでとう…双子は元気?」
まず目に映ったのは白い花束、真っ白でとても綺麗…でもフードを被った顔はどこかで見た気がするけどどこで見たのかはっきりしなくて…
そしてキラリと光るものが見えた瞬間
(あぁ…)
嘘の愛で皆を包むことが出来る…でも強すぎる光に人は魅了され正気を失う
(でもこんな時になんでだろう?なんで貴方の顔が出てくるのかな?)
(最後に…私の愛を…飛びっきりの嘘を伝えたかったなぁ…)
「アッフゥゥンゥゥ!?!?!?」
「……………?」
いつまでたっても何も起こらず変な奇声以外何も聞こえない静寂
うっすらと目を開けてみると
そこには
先程の男は下半身を抑えてピクピク震えて蹲り意識を失っていて
「ぁ、ぁ〜その…久しぶり…?」
間抜けな顔で頭の中の人物より歳をとってて背が伸びてて、花束をもって申し訳ないような…気まずいような顔で立っていた
「…ぇ…」
「ひ、久しぶりだね〜いつぶり?」
あぁ、やっぱりダメだ…突然の事で頭は真っ白だったけど反射的に嘘が飛びてて意識してなかったのにとびきりの笑顔で出迎えてしまう
嘘つきでムカつく…でもこの人にだけは嘘をつきたくなかったのに出迎えてしまった…
「ぷッ…お前さぁ?いい加減学べば?僕相手にお前の嘘が通じるわけないだろばーか」
なんて言われちゃったら…しょうがないよね…
ベッチィンゥッ!!
「いっでぇぇぇ!?何?いやマジで何!?と、突然どうしたんです?乱心…?ご乱心なの?暴力系アイドルにでも転身したのか!?」
ほっぺたをパーでぶん殴って
まるであの頃みたいに軽口叩いて当たり前のように接してきて、いま危ない目にあっていたのとか嘘をついて私から離れたのとか
突然現れて…ほんっっと…
「ほんぅっとうにムカつく!!突然なんなの!いきなり普通の顔して現れて花束持ってキザッぽいことして!平然と現れて!私の気持ちとか!思いとかそんなのぜんっぶむしして!私がせっかく綺麗な嘘で守ってるのに!いつも!いつもいつもいつも!私の醜くて汚いところばっかり引っ張り出して!」
今までの感情の発露だったのか…今ここにいるのは完璧なアイドルアイではなくてただ目の前のムカつく男にただを捏ねて喧嘩する子供みたいに胸をどしどし叩いて叩く度にポロポロと涙が零れ落ちて嘘で取り繕った顔なんか出来なくて醜くて可愛くなくて誰からも愛されない星野アイとして目の前の男に感情の全てを爆発させて
「グッふぅ…!グッデェ!わ、わるかっぅぐぅぉ!、ちょぉ!まじで…まじわるかグッォォ!!痛い!まじで1発1発が重いって!」
「はぁ〜…はぁ〜……いつも…いつも…なんで?綺麗な私で居させてくれないの?」
肩で息をしながら必死に…縋るような目で…見つめる
「ん〜いやまぁ…確かに嘘をついて完璧にアイドルとしてアイとして振舞ってるお前は凄いと思うけどさぁ?」
そう言葉を切って花束を渡して
「軽口叩いて、わがままで、自分の思い通りにいかないとすぐ不機嫌になって、嫌なことあったら当たってきて、すぐ手が出て来て、まぁ正直上げ出せばキリがないお前の嘘は完璧で僕でさえその嘘に騙されてしまってもいいんじゃないかって思うぐらいに綺麗だ…」
「でもさぁ…」
「あの頃みたいに軽口叩きあって距離感気にしてお互い子供みたいに喧嘩する…そういうお前に…僕は惹かれてる…お前がこれから先どれだけ綺麗な嘘で固めようが僕が必ずその中にあるお前を見てやる、僕だけが嘘に嘘を重ねて自分を見失いそうになってしまうお前を探し出してやる…」
そう言ってそっと近寄り顔を近づけて…
「僕は本当のお前を愛してるよ…アイ」
「ぁ…」
優しく口付けをする
(なにこれ…ダメ…これはダメやなやつだ…ムカついてる!突然私の前から消えて!人の嘘は暴くくせに自分は嘘をついて消えたくせに!なのに、ダメ!ムカつく…ちゃんと私はこの人にムカついてる!ダメ…暖かいのが流れて…あの時のが比べ物にならない…あぁ…私は…)
「愛してる…」
口から零れ落ちたのは涙で顔をぐしゃぐしゃにさせて可愛くなくて、でもとっても綺麗な
本当の愛
これはハリネズミのように些細なことに反応し恐れ、否定されるのを拒み綺麗な嘘で自分を包んで周りに愛を授けたアイドルと
そのアイドルと同じぐらい臆病で意気地無しでそれでも目の前の女性の嘘を片っ端から踏みつけて彼女の本物を引っ張りあげるそんなデリカシーの無い天才とがお送りする
どこにでもは無いかもしれないただの嘘と愛の話