誤字報告ありがとうございます!ちょっと機能に疎いのでできてるかどうか分かりませんけどありがとうございます!
あと感想とか評価くれるのめちゃくちゃ嬉しいもんですねぇ…
感想の返信出来てないけどしっかりと見てるのでどしどし送ってくれると血反吐吐きながらも頑張って書きます!
「ほんっっとうにずるい!!」
子供たちの前でそう叫ぶ現在人気も人気大人気アイドルを引退し女優になった大人気モデル星野アイ彼女は現在家族水入らずのお茶の間で突然声を上げ始めた
「先輩って本当にずるいんだよ〜?再会してさ?連絡先の交換とかしたのに、毎回私からチャット送ったり、電話かけたり!これじゃあ私がかまって欲しいみたいに見えない?ねぇ〜どう思う〜アクア〜」
顔を赤く火照らせて明らかに通常のテンションから逸脱している状態で息子にだる絡みし始めて
「お、落ち着いてアイ、向こうは本当は会いたいけど恥ずかしくて声をかけづらいとかだと思うよ?」
「嘘だぁ〜ヒック…あの人にそんな所は…所はぁ…まぁ…あるかぁ…」
「ママ可哀想〜」
「でしょぉ〜ルビィ〜」
そのままルビィに寄りかかってうりうり頬っぺたを押し付けて役得なのかニヨニヨしているルビィ
「もぉ〜先輩はいつもそうなんだよ?嘘は最高の愛なのに、いつも私の本当の部分を引きずり出してくるんだよぉ?それにさぁ同じ学校の時も私から行かなきゃ全然来ないしぃ〜」
なんて愚痴なのか惚気なのかよく分からないことボソボソ呟きながらルビィにだる絡み
「んっ…すぅぅ〜…」
そのまましばらく喋って満足したのか、ソファで寝てしまい
気を利かせたアクアが毛布を被せて
「あのさぁ?明智を本当に何とかしたいんだけど?アイ可哀想…悪い男に捕まっちゃった〜」
「相変わらずだねルビィ、でもなんだかんだ明智のおかげでアイの新しい一面が見れるのは嬉しいんだろ?」
「ぅ…そ、それは…さぁ?まぁそうだけどさぁ?でも全然進展ないよ?」
「まぁアイも忙しいだろうしあっちもあっちで今大学生だからそこそこ忙しいんじゃないか?」
「う〜んむかつくぅ、明智とアイが絡むのもムカつくくし!デリカシーなんて全くなくて人の脆いところに突っ込んでくるくせに変なところで1歩引いてがっついてこないし!こんな可愛い子にデレデレされてるんだよ!本当に男なの!」
なんてよく分からない感情の狭間でキレ散らかして今日も今日とて厄介オタク全開のルビィ
「う〜んお互い忙しいし、物理的に距離があるしなぁ…ならさぁこうするのはどうだ?」
なにか思いついたのかアクアがルビィに伝えると
「さっすがアクア!!」
そしてしばらくして
「お疲れ様〜ミヤコさ〜ん!」
「はいお疲れ様です、あぁ、新しい人が入りましたよ」
「へぇ〜新しい人?」
もうすぐ来るから後で挨拶させますねと言われてしばらくして
ガチャ…
「すいません思いのほか講義が長引いちゃって」
「初めまして〜私アイです!よろし…何してるのかなぁ?」
そこには明智がスーツ姿で登場していた
「なんか…誘われた」
「私が誘いました、明智さんは前々から優秀だと社長に聞いてましたので」
そういうとボソボソと双子と喋り始めて
「こ、これでいいんですか?」
「これ!これでいい!ムカつくけどママのあの顔みた!?作ってた表情が変わったぁ、あんなアイ初めて見た〜!」
「ルビィ、声が大きい、ありがとう、とりあえずこれで」
物理的には距離が縮まったな
そう思って2人を眺める
「へぇ〜ここで働くんだ〜」
「まぁなんかアルバイトみたいな感じでどうだ?って誘われてな、大学もそんなに忙しくないし」
「大学…忙しくないんだ?」
「ん?まぁな正直出たい講義とかないし出席取らない講義を中心的にとって友達に代わりに出席とってもらったりしてるから基本的にほぼ家でないし!」
キメ顔で言って
「ふ〜んそうなんだ〜」
「あぁ?何不機嫌になってんの?」
「ぜんっぜん不機嫌になってませんけど?変な勘違いしないで!」
「僕がお前の嘘に騙されないって後どのくらいで学ぶんだお前?、まあいいけど…とりあえず」
手を差し出して
「これからまぁ…その…よろしくな?アイ」
「ぁ…う、うん…まぁ…仕方なく…ね!」
(ほんっと…ずるい!ずるいずるい!暇があるなら少しは私に連絡すれば良いのにとか!もっと会いに来る時間作れるじゃんとか、言うことあるのに!名前呼ばれただけでこんなになるなんて…ッ!)
「あの時以来だ……」
ボソッとつぶやく
「ぅぁ…い、いやあれだからな!!こういう正式な挨拶の時はお互いやっぱり大事だろうが!」
「ぷぅッ…そうだね!じゃあよろしく」
(そういえば初めてかな?)
「先輩!」
そう言って差し出された手に手を重ねる
そこからは以下の通り
「ねぇ〜なんかお腹空いたんだけど?」
カタカタカタカタカ
「ねぇ〜?聞いてる〜?」
「ふぁ〜〜」
ムカッ
「ねぇ…先輩?」
「どぉっわぁ!?!?」
ガタガタッ!!
パソコンで作業している明智構ってほしいアイをガン無視していると真後ろまで近づいてきてそのまま耳元で囁きかけて来る、これには思わず反応してしまい
「どぉっわぁ〜だってぇ〜変なの〜!!」
「あのっさぁ?僕は今仕事してるの仕事!タレントのマネジメント!あとその補佐、諸々の調整と雑用!お前の相手をするのは業務内容に含まれてないから!終わるまで待ってろ!」
「何言ってるの〜?私苺プロの主力商品なんですけどぉ?私のために働くってことは実質苺プロの仕事をしてると同義だと思うんだよねぇ」
「だいぶ暴論過ぎない?」
「暴論じゃないでーすお腹空いたから何か買ってきて〜それか…一緒に食べよ?」
「はぁ?残念ですけど主力商品であるお前様の名に傷がつくようなこと出来ませんので大人しくしててくれやがれください」
その背後でコソコソしている2人
「アクア…なんか逆効果じゃない?」
「いや…よく見てみろ」
「んー?」
そう言ってよく観察しているとアイも明智もお互い軽口を叩いて、軽い喧嘩みたいなことをしてるのに口元は少し笑っててまるで家にでもいるかのようにリラックしているそれを見て
「ほんっっとうに…ほんっっとうに尺だけど…ママがすっごい嬉しそうなのがすっごい可愛い!!」
そのまま悔しさをバネにアイに抱きついて
「ママ〜!」
「おっとぉ、どうしたの〜?ルビィ?」
「なんかママ嬉しそぉ!」
「えぇ〜そんなことないよ〜いつも通りだよ?」
「そうだぞルビィ…君のママはいつもこんな感じでなぁ?僕がなにかしてる時に必ず邪魔をしないと気が済まないんだよ」
「違いまーす先輩が私っていうとびきり可愛い女の子にまったく反応がないのがおかしいだけだもん」
「あのぉ?痴話喧嘩もいいけど仕事してね?」
正面からこちらを顔を覗かせてくるミヤコ
「はい…」
「うっわぁ〜怒られてる〜ルビィ可哀想だねぇ」
「うん!可哀想!!」
ここぞとばかりに煽り初めて、なんならそれに便乗するルビィ
「こんっっのッ…」
と悔しがりながらもしっかりとキーボードを指で叩いており歯ぎしりしながらきっちり仕事はしているというだいぶ器用なことをしている。
「仕事ぉ」
「ぁ〜すいません、とりあえず日程の調整と撮影場所の許可、カメラマンの交渉と、機材についてもだいたい確認済みです」
「え?ほんと?」
そう言って慌てて明智のパソコンに顔を近づけて
「ほんとだ…終わってる…」
「まぁ僕は天才ですからね?この程度」
「うちに来てくれてありがとぉ!!これも神の啓示よ!!」
「なんかテンションおかしくないです?いや…まぁ僕頑張りますね?」
そのまま感極まったのか両手を繋いで
(よく見たらこの人目の下にクマが…どんだけギリギリの状態だったんだこの会社)
いくらドームのアイドルを生み出したとはいえ、弱小の会社が突然大きくなる訳ではなくこういうところで社会の闇の一端を知る明智
、それになんだかんだ男なので美人に手を握られるのは役得のような所がある、特に拒否せず受け入れて
ジィィィィィ…
その後方ですっごい目で明智を睨みつけている人物が居なければであるが
「わ、私は仕事に戻るわね!!」
そのままいそいそと逃げてしまいなんならこの部屋から退出してしまう
「良かったね〜あんな美人さんに手握られて」
「いやいやあの人既婚者だろ!そういうのじゃないから」
「それにしては鼻の下伸ばしてたけどなぁ?」
「ぁ〜わかった、分かったからご飯、ご飯な!」
こうなったらしばらくかかると思ったのかアイに帽子とサングラスを掛けさせて
「ちょ!何それ!面倒くさくなったからご飯で機嫌を取ろうとしてる!?」
「はいはいそういうのじゃないから!ぁ〜この辺で個室で食べれるところは〜てんおい、早く行くぞ」
「ちょ!わかった!わかったから!押さないでって!」
「あ、アクア、ルビィ!いい子にしててね?ミヤコさんの言うこと聞くんだよ?」
そのまま有耶無耶にすることに成功した明智、犠牲として個室で高い焼肉を奢り、諭吉を何人か生贄に捧げることで何とかして機嫌をとった
「行ってらっしゃ〜い」
「ほらな?良い感じになったろ?」
なんとも投げやりなアクアである
明智が仕事場に居るという非日常にも慣れて、日常になったある日
いつも笑顔のアイが疲れた様子で帰ってきた
「ただいま〜」
「おつかれ〜」
そのままソファにボブっっと座り、しばらくしたら寝息をたてはじめる
「今日の撮影は相応ハードだったみたいね、ちょっと何か買ってくるわ」
「ぁ、僕も行くルビィも一緒に行こ」
「えぇ〜私ママと」
「いいからいいから」
「アイの事よろしくね?」
そう言うと2人っきりの状態にしてしまった
「………アクアめ、明らかに邪な感じで気を使いやがって…はぁ〜」
起こさないように毛布をかける
「お前はやっぱり凄いやつだなアイ」
「んぅ…?先輩?」
少しの物音で目を覚ましてしまったのか寝惚けた目で明智を見つめる
「悪い、起こしたか?」
「ん〜先輩がどこか行っちゃった気がしたから起きちゃった」
「なんだそりゃ、疲れてるんだろ?今ミヤコさんが買ってきてくれるってよ、なんか食べたいものあるか?」
「なんかテキトーに」
「それが一番困るんだよなぁ」
「うりゃぁっ」
何を思ったかそのまま引っ張って隣に座らせ、太ももに頭を載せて
「うっぉ?どうしたんだよ?」
「別に〜何となく」
特に明智も抵抗しないでされるがままに
「男の太ももとか硬いだけだろ」
「確かに硬いけど…結構寝心地いいよ?」
「そりゃよかったよ」
不意に手が動いてアイの顔に掛かった髪の毛を優しい手つきで払う
「どうしたの?」
「何となくだ」
「なにそれ〜」
2人して軽く笑って
「随分おつかれだな?」
「そんなことないよ〜」
「僕の前では?」
「嘘は効かない、でしょ?そりゃ疲れるよ」
「素直でよろしい」
「疲れるけど…楽しいよぉ」
「そうか」
「ん〜、先輩」
「なんだ?」
「なんでもなーい」
「なんだよ」
「なんでも…ないっ…って…ばぁ…」
またうつらうつらと船を漕ぎ始めて
「軽く寝とけ」
「んーそうするぅ」
「どこにも行かない?」
「行かないって…いいから寝てろ」
そう言ってまた優しく頭を撫で始めて
「んぅ…」
安心しきった顔でそのまま寝始めて
「ほんっと凄いやつだよアイ、お疲れ様」
そのままずっと頭を撫で続ける、優しく、丁寧に、愛おしそうに
(髪の毛…すっごいサラサラだな、普段あの吸い込まれそうな瞳が目立ってるけど、髪の毛だってしっかりとサラサラで、この距離なのに甘い香りがするな…
アイドル引退したとはいえ美が重要な世界にまだ席を置いてるから、当たり前と言えば当たり前だけど、やっぱりものすごく綺麗な髪の毛だ…いつまでも触ってたい)
「はぁ〜本っ当アイはずるいよな」
(こんな甘え方されて意識しない男とか居ないだろ)
ミヤコ達が帰ってくるまで優しく頭を撫で続ける明智と、一切不安のない顔で幸せそうに眠るアイとの空間がしばらく続いた。