君は、このソラを飛べる。   作:ボンコッツ

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ある少年の戦い

 

【異次元空間】

 

 

『おい、一番手は本当に俺でいいんだな?』

 

『─────』

 

『あん?「いいからさっさと行け?」……フン!

 まあいい、だったらそこで指を咥えてみてるんだな!』

 

 

 

地球から少しだけ『ズレた』次元に存在する異空間から、1つの青い球体が飛び出す。

 

それは、人間が持ちうる様々な飛翔物体を容易く超える速度で地球へ飛来した。

 

現在の人類では到底太刀打ちできない、邪悪なパワーと意思を纏って……。

 

 

 

『この俺が、地球人を殺しまくって、あっという間に恐怖で地球を屈服させる所をな……!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【日本某所 とある地方都市】

 

 

 

男にとって、覚悟を決めなければならない時とはいつだろうか。

 

車が突っ込んできて命の危機であるとか、高校や大学の受験であるとか、2アウト満塁の場面で回って来た打席であるとか。

 

まあ、個人の持つ立場や、辿ってきた人生によって、その種類は異なるだろう。

 

だが少なくとも……とある地方都市の、どこにでもありそうなラーメン屋『背文(せぶん)』。

 

それを営んでいる夫婦の一人息子である、『新谷 早人(シンタニ ハヤト)』にとって、今日は一世一代の大勝負の日であった。

 

地元の高校に入学してはや三か月と少し、夏休みに突入した彼はお年玉とバイト代をまとめてはたいて『準備』を整えた。

 

メンズ向けのファッション雑誌を読んで揃えた服とスニーカー、よし。

 

ブレスケアやヘアケアによる自然なレベルでの身だしなみ、よし。

 

シャワーも磨いたし歯も磨いたし、靴下に穴も開いてない、よし。

 

残った軍資金を詰め込んだ財布と、そこに忍ばせた【突撃一番】、よし。

 

 

「開戦の時間だぜ……!」

 

「なーに洗面所で鏡とにらめっこしてんのよアンタは」

 

 

普段なら「うるせークソババア!」と言い返してる所だが、今日は割烹着姿の母親に怒鳴る労力すら惜しい。

 

父親は今頃チャーシューの仕込みでもしているのだろう、世間でも夏季休業の企業は多いので、出前の注文も少ない。

 

朝7時から午前11時まで営業して、一時間だけ仕込みと休憩の時間が入り、次は12時から夜まで。

 

近所の工場の工員や、飲んだ帰りにシメのラーメンを食べていくサラリーマンが主な客層の店だ。

 

つまり現在午前11時過ぎ、『待ち合わせ』は昼12時なので余裕はある。

 

それに今日は用事があるから店の手伝いはできないと言っておいたので問題はない、はず。

 

 

「そんなに似合わないおめかしして……なに、デートでも行くの?」

 

「俺が女の子とデートに行っちゃわりーのかよ」

 

 

が、こればっかりは習慣というべきか、ついついクセで言い返してしまった。

 

たいして意識も向けていなかったこともあり、とっとと待ち合わせまでに家を出よう、と思い顔を上げたのだが。

 

なぜだか、洗面所の入り口にいた母親がフリーズしていた。

 

え、なんで?と思った矢先。

 

 

「お父さぁーん!!ハヤトが女の子とデートだってぇ!!」

 

「ぬぁにぃ!?」

 

「だああぁぁあーーー!?!?!?」

 

 

そりゃあもう、とんでもない勢いで洗面所を飛び出した母親に、仕込みの最中だった父親が共鳴。

 

普段は口煩い両親がアホみたいに騒ぐのを見て、ハヤトは自分の失策を悟った。

 

 

「アンタどこのお嬢さん引っ掛けてきたの!?ちょ、お母さんにも教えなさい!」

 

「引っ掛けてきたってなんだよ人聞きの悪い!」

 

「いいかハヤト、呼ばれていったら怖いお兄さんがいそうな派手な女はやめとけ?」

 

「今どき美人局やるバカなんて滅多にいねーよ!」

 

 

ぎゃいぎゃいと大騒ぎになりながらも、仕込みほっぽりだして出て来た両親を何とか振り切ろうとする。

 

人の不幸と恋バナは格好のエサになると言うが、まさに放り込んだエサにパクパクと食いついて来る池のコイのごとし。

 

とにかく、この二人をどうにかして押しのけて外に出なければ待ち合わせに遅れてしまう。

 

 

「和菓子屋の白雪(こゆき)ちゃんだよ!それでいいだろ!」

 

「こゆきちゃんって……ああ、三丁目の和菓子屋の!いつもウチが苺大福買ってる!

 地味目だけど可愛い子じゃなーい、もう!お母さんああいう子なら大歓迎!」

 

「おう、ああ見えて尻もデカくていい女じゃ「お父さん?」あっヤベっちょっ違……!?」

 

 

後ろから聞こえてくる、シメる前のニワトリみたいな父親の悲鳴はガン無視。

 

新品のスニーカーを履いて、店の裏手にある玄関から外に出た。

 

さーて30分前には待ち合わせ場所に……と思考を巡らせたところで、後ろからまた声がかけられる。

 

振り向いてみれば、ほんの数秒でボッコボコにされた父親がいた。

 

 

「は、ハヤト……」

 

「何さオヤジ?」

 

「避妊はしろよ?」

 

「うるせぇ死ねクソオヤジ!!」

 

 

財布の中に【近藤さん】仕込んでいる彼が言えた義理でもないので、似た者親子であった。

 

家を出て、商店街を駆け抜ける。まだ履きなれていないスニーカーだが、最新型な事もあって足取りは軽い。

 

いや、あるいはデート前の男というのは浮かれた気分が足さばきにも出るモノなのだろうか。

 

 

(いやー、高校に入るまで浮いた話1つなかった俺が、女の子とデートとはなー!これがモテ期ってやつか!)

 

 

始まりと言えば、高校に入って最初の委員会決めで図書委員を希望した事だった。

 

元々、こう見えて冒険小説好きな少年である。十五少年漂流記は彼の愛読書だ。

 

なにより、図書室は三年前に校舎を小改築したときに、エアコンが最新式のモノになっているという噂も聞いていた。

 

これから来る夏場の事を考えれば、委員会活動の間クーラーのきいた部屋にいられる図書委員は、適正でも打算でも自分向きだと思ったのである。

 

そんな時、同じクラスから同じく図書委員に立候補したのが、

町内の和菓子屋の娘である『佐藤 白雪(サトウ コユキ)』であった。

 

黒髪のメガネっ子、かつ髪は編み込んでいるというテンプレ文学少女じみた外観の女の子で、外見通りの読書家である。

 

猫背気味で引っ込み思案、なおかつ弱気なこともあって、クラス内でもちょっとだけ浮いていた。

 

意外と顔は可愛いのだが、目立つタイプの女の子がいると思いっきり霞むタイプの女の子である。

 

 

(そして夏休みまでじわじわ委員会で仲良くなって、今!いや別に初恋とかではないんだけど!

 こう、本の趣味とか結構合ってさ、オススメの本とか紹介しあったりしてさ?

 それはそれとして同じクラスで同じ委員会で意外とかわいい女の子とかさ!)

 

 

とはいえ、今回は下心薄めの図書館デート。

 

図書館の近くにある喫茶店で軽食を済ませ、図書館で一緒に本を選んで、読んで、涼んで、寛いで。

 

その後は商店街で食べ歩きでもして、彼女を送り届けて夕方には解散……そんなデートコースだ。

 

え、そこから『今日家に親がいないの』って言われたら?

 

そりゃあおめぇこの小説がよい子が見ていいウルトラマン二次じゃなくなるのさ。

 

 

(だがそうなったら俺はヤる!今日こそチェリーを卒業じゃー!!)

 

 

図書館の近くにある公園で、謎の覚悟を決めながらガッツポーズをカマす。

 

待ち合わせ場所に45分も前に到着したおかげで、そんな奇行も見られずに済んだのは幸運だった。

 

……そして、ここまでで見てて分かる通り、彼はごくごく一般的な男子高校生である。

 

ちょっと読書好きで、可愛い女の子相手に下心持つ程度にはシモい欲求があり、実家は町のラーメン屋。

 

日本全国探せば、同じような高校生が何千人いるかもわからないような、そんな少年だ。

 

 

「……あ、その、ごめん。待った?」

 

「いやついさっき来たとこ!!」

 

「わっ……!?そ、そう?」

 

 

そして、やってきた少女……先ほども説明した『コユキちゃん』に勢いよく返事をする。

 

みつあみに編んだ髪を肩に垂らし、大きめの眼鏡が特徴的な小柄な女の子だ。

 

淡い色の半袖ブラウスに、紺色のスカートを合わせたサマースタイル。

 

レディースのストローハットに、小さなハンドバッグを手に持っている。

 

いかにも『ちょっとイモっぽい女の子が自分なりにおしゃれしました』スタイルだ。

 

まあ、それをいったらハヤトもイモい男子が似合わないオシャレしましたスタイルなので、ある意味お似合いな二人である。

 

 

「あー……とりあえずさ、喫茶店で何かつまんでからいこうか。暑いから喉乾いたし」

 

「あ、うん、そうだね。私もお昼ご飯まだだから……サンドイッチでも食べようかな」

 

 

そうと決まれば微妙に……そう、60~70cmぐらい距離を開けて並んで歩く。

 

隣りを歩いてると言える距離だと気恥しく、しかしこれ以上離れるとなんだか相手を避けてるようで気まずい。

 

お互いに異性との距離感を図りかねているピュアボーイ&ピュアガールらしい間の開け方である。

 

実に青春、耳をすませばとかでありそうな場面がここにある。

 

リア充は爆発して死ねばいいのに。

 

 

さて、公園の近くには軽食とドリンクを出す喫茶店があり、ここらで甘味処と言えばココとコユキの家だ。

 

洋菓子ならば、元パティシエなのが自慢の店長がやっている『喫茶As(エース)』。*1

 

和菓子ならば、江戸時代から続く庶民向け和菓子の『光(ヒカリ)』。

 

近所の女子高生はだいたいこのどちらかの店が推しであり、女子グループ同士で生々しい派閥争いもしているらしいという噂まであるとかないとか。

 

 

「……まあ、こうして普通にコユキちゃんが行ったりしてるけどね、派閥争いも何もさ」

 

「あはは……エースの店長、私の叔父さんですし、ね……」

 

 

『時代は和菓子じゃなくて洋菓子だぜー!』と飛び出していったコユキ父の弟が、フランスで修行して、東京で一流パティシエとして活躍して、

 

そのあたりで『そろそろコンクールとかに挑むの飽きた……』と言い出して地元で開いたのが喫茶Asである。

 

未だに兄弟仲はイマイチらしいが、家族間での交流は普通にあるし、盆暮れ正月には親戚一同集まってる時点でその辺はガバガバだ。

 

 

「そういえば、新メニューやってるんだっけ。夏みかんのパフェ、だっけ」

 

「はい、冷凍みかんとみかんのコンポート、それと夏みかんのカットを使ったミカン尽くしのパフェですよ」

 

「おー……口の周りがオレンジ色になりそう」

 

「ふふっ……」

 

 

それを想像してしまったのか、くすりと笑うコユキに、なんだかちょっと恥ずかしくなってハヤトもつられて笑う。

 

ハヤトも深い事を考えているわけではなく、同時に来る前はあった下心が、微妙に下火になっている。

 

別に、一般的なカップルがしているようなアレやコレやを押し通したいわけではない。*2

 

日々のくだらない事とか、好きな本とかオススメとか、家でのちょっとした愚痴とか。

 

そんなふわふわした会話を、片思いの相手と続けられるだけで、ハヤトは幸せだった。

 

 

 

そして、そんな幸せが長くは続かないのが、この世界の掟だった。

 

 

 

道の向かい側に喫茶店が見えて来た。

 

交通ルールをきっかり守るタイプである二人は、車がいないからと直行せずに少し先の交差点へ向かう。

 

外は暑いが、こうしてぶらぶらと歩いてるのも楽しいなぁ、なんて思っていたのも否定はできない。

 

だからこそ、その『異変』に気が付いた。

 

 

「……?なんだ、カラスが……」

 

 

普段はそこまで煩くもないカラスが、ガアガアとけたたましく鳴きながら、群れを成して飛び去って行く。

 

カラスって群れる鳥だっけ?とハヤトが首を傾げた瞬間、ぐらり、と大きく視界が揺れた。

 

 

「ひゃっ……!?」

 

「っ、じ、地震!?コユキちゃん!」

 

 

転びそうになったコユキを咄嗟に支え、腰を落として揺れる地面に伏せる。

 

周囲の建物や電柱が倒れてこないかキョロキョロと見ていたハヤトが、真っ先に『ソレ』に気づき、

 

次に、恐る恐る顔を上げたコユキが、ハヤトの視線を追って同じモノに気づいた。

 

 

「なん……だ、あれ?何かの撮影?」

 

「……違う、あれ、あれは……!?」

 

 

夏に入った蒸し暑い街、地方都市だけあって、都会ほど高い建物は無い。

 

とはいえ、雑居ビルやマンションのような、高層ビルには届かないもののそれなりの高さの建築物はある。

 

そんな建築物を、悠々と追い越すほどの大きさの『何か』。

 

 

『ギュギャアアアアアァァァァッァ!!!』

 

「ッづあ……!?」

 

「ひいっ……!」

 

 

鳴り響いた轟音に、思わず両手で耳を塞ぐ二人。

 

『二足歩行の肉食恐竜』、そんなイメージを具現化し、そして恐竜を遥かに超えるサイズまで拡大したようなソレ。

 

大きく裂けた口からは、鋭い牙と血のように真っ赤な口内が覗き、頭部から背中にかけてはびっしりと鋭いトゲで覆われている。

 

細く小さな腕も生えているが、前足に当たるその部分が貧弱に見えてもなんの慰めにもならない。

 

 

『第一の悪意 宇宙怪獣ベムラー』

 

 

それが、二人の命を……そして、地球の平和を脅かしている『怪獣』の名であった。

 

 

「に……逃げ、逃げないと、コユキちゃん!?」

 

当然だが、あんなモノを人間がどうこうできるはずもない。

 

警察だってゴメンだ、自衛隊や米軍にでも任せるしかないのが一般人だ。

 

なにせ、今も振り向いただけで尻尾が振るわれ、ここから遠くに見える建物がコナゴナになった。

 

あのあたりにいた人がどうなったとか、そんなことを考える余裕もないし、考えたくもない。

 

とにかく、ハヤトはコユキの手を取り、ベムラーから1mでも遠くへ離れるために走り出した。

 

 

(なんだアレなんだアレなんだアレ?!なにかの撮影?!ドッキリ!?ンなわけあるか!?)

「……って、え、コユキちゃんちょっとぉ!?」

 

 

二人して道をUターンし、大騒ぎが起きつつある太い道を避け、逆に人気のない場所……。

 

すなわち、最初の待ち合わせに使っていた公園を突っ切ろうとしたところで、コユキがハヤトの手を振り払った。

 

錯乱したのか!?と思いきや、コユキの表情は何かを必死に思い詰めているかのような形相。

 

手足の震えは恐怖から来るモノだろうが、それにしては表情と合致しない。

 

 

「……ご、ごめん、ね、ハルト君……私、することが、あるんだ」

 

「はぁ!?する事って……家族の無事とかなら、後で避難所で確認しよう!

 家に何か大切なモノが、とかで戻るなら大反対だ!死んじゃうよ!!」

 

「ううん、違うの! ……私にしか、できない事なんだ」

 

 

震える手を必死に抑え込み、涙さえ目元に浮かべながら、ハンドバッグの中に手を入れる。

 

意を決したようにとりだしたのは、彼女の小さな手には少々大きめに感じられる『ペンライト』

 

ライトグリーンの持ち手に、黒い逆三角形の模様が入ったデザインだ。

 

電気屋でも見たことのないデザインだが、それがどうしたんだ!?とハルトが言う前に……。

 

 

「……ありがとう、ハルト君。私みたいな地味な子に、付き合ってくれて。

 私ね、一回でいいから……男の子と、デートしてみたかったんだ」

 

「コユキちゃん、何を……!?」

 

「大丈夫だよ、『フォス』……やれるかわからないけど、やってみるから!」

 

 

最後の部分だけ『誰もいないはずの場所』を見ながら、コユキはそのペンライトを握りしめる。

 

ハヤトに背を向け、今来た道を駆けだしたのを見て、ハヤトは咄嗟に背を追った。

 

もう少しでコユキに届く、そう思った瞬間……。

 

 

スイッチを押したペンライト……『ベータカプセル』が頭上に振り上げられ、コユキの体が眩い光に包まれる。

 

 

何の光!?とハヤトが顔を覆い、光が収まった後に恐る恐る目を開けてみれば、そこにコユキはいなかった。

 

一体どこにいったのかと、キョロキョロと周囲を見回していると、先ほどと同じ大きな地震。

 

『今度はなんだ!?』そう言いたい気持ちをグっと堪え、『何かが落花したような音』が響いた方向を見てみれば……。

 

 

 

 

 

『……デュワッ!!』

 

『ギョワアアアアァァァァ!!』

 

 

「ぎ……銀色の、巨人……!?

(まさかあれ……コユキちゃん!?)

 

 

仏のように穏やかで、うっすらと笑っているかのような表情。

 

銀色の体に、赤いライン。男性型のしなやかだがガッチリした筋肉質な肉体。

 

胸には丸いランプ『カラータイマー』が供えられ、全体のシルエットだけで宇宙人にはその出自が丸わかりだ。

 

 

M78星人『フォス』、その力が、数百年の時を超えて日本に再誕した。

 

 

 

*1
ただし、一番人気のメニューはカツカレー。牛骨のブイヨンを使った本格派のルウと、名物のカツサンドにも使われているサクサクしっとりのカツが調和した絶品の味わい。ちゃんとスイーツもオイシイのだが。

*2
でもやれるんならやる。年頃男子だもん。





ウルトラマンフォス(完全体)

身長 47 m
体重 4万5千トン
飛行速度 マッハ7
年齢 約6500歳

M78星雲人『フォス』が、自身の子孫である『佐藤 白雪』を核に、
変身アイテム『ベータカプセル』の力を用いて変身(あるいは復活)した姿。

外見は『シン・ウルトラマン』の『リピア』にカラータイマーを足したイメージ。

フォスの肉体は既に失われており、初代ウルトラマンに近い『地球人との融合』によって
フォスのエネルギーを肉体に、融合先を核として変身している状態。

スペック上はM78星人としては平均的。
宇宙警備隊の新人として必要な技能は収めているが、逆にことさら特殊も能力はない。

『ウルトラマンならこのぐらいはできる』と言われる事は出来るが、
『これができるウルトラマンはコイツだけ』みたいなモノもない。
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