クソボケアホカス女に女児にされたおじさんの話。 作:カツカレーうどんパンマン大盛
文章整形で発覚した模様。
さて、イカレポ〇チとの心温まる会話もそこそこに。
自己紹介と言われても記憶喪失でもないのに自分の名前が分からない状況になることなんてあるとは思わなかった。
「なあ、俺の名前とか考えてあんの?」
「んー、いいえ、ないわ!」
白い女は無駄に元気よく否定してきたが、一連の流れも衝動的で何も考えて無いんだろうなって……
「じゃあ……、お前の名前は?」
「気にな……、アイラ。アイラって呼んで?」
俺のイラついた顔に気付いたのか、咄嗟に反応を変えてきた。恐ろしいことに、こいつの顔はめちゃくちゃ整っている上に、知らない人なら騙せそうな演技の自然さまであるらしい。クソだなと。
「分かった。よろしくね、アイラママ」
嫌がらせでぶりっ子のような口調で母親扱いをする。
俺自身にも特大の自傷ダメージが発生するものの、効果はそれなりにあったようで顔が固まっていやがる。
「……ええ、私があなたのママよ!!」
「うぉ! 早っ!!」
いくら顔が良くてもキモい顔って言うのはしっかり気持ち悪いんだなと、抵抗むなしく抱きしめからの頬ずりを食らいながら思考する。
俺の元の姿とかそういうのどうでもいいんだろうな……とか、どの面でママよ~なんて言ってんだろうな……と表れては消えていく思いつきはコイツから解放されるまで15分も続いたわけだ。
「でだ、名字はどうすんだ? 戸籍くらいあんだろ?」
「あー、そういえば……無いわね」
「無いのかよ!」
「だって、そんなもの……簡単に用意出来るでしょう?」
いや、用意出来ねぇし、戸籍の無い小学生の通える学校とか絶対まともじゃねぇだろ。
「そうかしら。んー、ならあなたの前の名字と同じで
「高垣アイラに俺が……高垣……うーん」
自分の名前を自分で付けるのは意外と難しいな。いっそ棚にある推理小説の作者名でも入れるか……なんてな。
「アリスとかでいんじゃないの?」
「日本の学校にアリスって名前の銀髪オッドアイが居たら死ぬほど浮くだろ」
「そもそも論じゃ無い? その見た目の時点でいじめ……は起きないだろうけど、上手く溶け込まないと遠巻きにされるでしょ」
「分かってんならもうちょっとどうにかしようと思わなかった……んだろうな」
少し声を荒げ掛けたけど、こいつは自分の理想の娘を創る為に俺の魂・記憶・精神を拉致誘拐してママでちゅよ~ってするタイプの人間だったなと冷静になった。
とにかく、だ。
言われた通りにめちゃくちゃ目立つ見た目なんだし洋風な名前でも多分問題無いんだろうけど。
今まで高垣洋平として平々凡々なジャパニーズ・サラリーマンとして生きてきた俺の記憶がアリスって呼んでね? なんて言わなきゃいけないことにパニック&ストライキをしている。
「せめて和風な感じにしたい」
「じゃあ文豪にならってー、亜里素でアリスね」
「いや、あれって当時では相当キラキラネームだったんじゃね? って内なる俺がモニョるからパス」
このままでは当て字になっただけの洋風な名付けになってしまう。
タイムリミットは飽き性な気配のするコイツの心変わりまでだ。
……3分後に俺の名前はコトネ、琴音と名乗ることになった。
思いつきからの音楽シリーズでオルガンからオル子ねとか言い出して……なんとか、軌道修正してこうなったわけだ。
改めて、ここで俺の見た目とかを書いていこう。
────ー
高垣 コトネ(琴音) 5歳 実年齢××歳
銀髪を肩まで伸ばしたセミロングに前は眉上で切り揃えた姫カットというやつ。
顔はコイツがドヤる程度には美少女で、パッチリとした目は左右で色が少し異なるオッドアイになっている。
暗い青を基準に右が緑寄りで、左が青寄りだ。
背は低い。目の前のコイツの半分よりは有るが、コイツがデカイからいまいち自分の背丈が分からない。胸とかは……言う必要あるか?
なんかハイライトが目立ちにくいからレ〇プ目みたいでちょっと嫌だが、母親面曰く陰の有りそうな美少女がキているとか。素直に〇んでくれ。いや、生活費とまともな後見人を残してから〇んでくれ。
声もやたら高くて元々低めの声質だった俺からすると未だに違和感がある。
アイラ、自称ママについては、白髪というよりはパールホワイトのような髪をボブカットにして、前髪は右半分だけの姫カット。当然のように引くほど顔が整っている。
おまけに全部デカイ。胸もケツも凄い。190は有りそう。言いたくは無いが細身の薄い黒のスキニージーンズと赤色の肩の出たシャツは似合っているように見える。
年齢とかは知らないし興味も無い。
一応生年月日は後で聞くけど、誕生日とか祝いたくねーわ。円満アピールのためにはやる必要があるし、最悪仲の良いクラスメイトとかも呼ぶとか……頭おかしくなりそう。
────ー
そうして、細かいところも詰めつつ、コイツが間違えて俺の家から持ってきた使っていなかった手帳に書き込んでいく。
スマホとか、俺のやつよりも新品のめちゃくちゃ高性能なやつが手渡された時何とも言えないモニョりを感じたが、嫌がらせの媚を売っておいた。
いくら何でもこんな見え付いた媚売りは流石にキいただろうな。
その後、俺はお風呂に入りましょ? という声にあの霊長類最速のサル、パタスモンキーのように全力ダッシュで逃亡を図ったが、抵抗むなしく浴室に連れて行かれた。
なおどちゃクソ可愛い娘からの「ありがと……大切にするね、ママ」という複雑な表情とたどたどしいセリフはかなりの破壊力を秘めていた模様。
おじさん(幼女のすがた)がわちゃわちゃする話ってそこそこ需要あんのかな?という作者の疑問。
評価とか閲覧とか有れば続きを書いてきます。