ようこそ復讐者のいる教室へ   作:Lcrcl (エルマル)

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あっさり終わる2巻。

前回の誤字報告、ありがとうございます。
それと評価も貰いましたが…一人称でも心の中で擬音を言ったりしませんよ!?てか皮肉ですか!?

…以上、未熟者かもしれませんがよろしくお願いします。
改善すべき点があればコメントをお願いします。


即解決する暴力事件

side火野有美

 

ジュゥゥゥ…

 

「一気に50万ポイント飛んじまった…」

 

「ふーん」

 

どうやらCクラスが中間テストを乗り越えた記念として、翔がクラスメート全員に焼肉を奢ったらしい。結構金使いが荒いわね。…現に今も焼肉食べてるし。

 

「坂柳同様部活に賭け試合をしていてよかったぜ。テメェもやったんだろ「いや?」…なんだと?」

 

「私と千早は学校に『株をやる権利』を売ってもらったのよ。ほら」スッ

 

私は学校と結んだ契約書を翔に見せる。内容は株をやって、稼いだ株をppに変換できるものだった。

 

「ただ、実際に手に入るppは半分か。考えやがったな」

 

そう、手に入るppは半分だけ。例えば100万円分稼いだとして、50万ppしか手に入らないのだ。まぁ…

 

「千早はその手のスペシャリストだから、クラス移動に必要な2000万ppなんて案外早く手に入りそうだけど」

 

「…そうかよ」パシッ

 

…ん!?

 

「ソレ、私の肉」

 

「知るか、焼けたから食うだけだ」パクッ

 

ああ、私の肉ぅ!

 

ーーーーー

ーーーー

ーーー

ーー

 

中間テストから結構経ち、少しずつ暑くなってきた6月下旬ある日のこと。私は千早と雑談しながら敷地内を散歩してると…

 

「お前のようなカスがレギュラー入りなんかできるかよ、カス」

 

「んだとゴラァ!」

 

特別棟で口喧嘩をしてるヤツらを目撃した…バレたらヤバそうね。

 

サッ

 

「撮っておくか」カチッ

 

壁の後ろに隠れ、千早はカメラで録画を始めた。

片方はいつも怒鳴り散らかしているイメージの須藤、もう片方はCクラスの2人組のようだ。あ、須藤が殴りかかった。

 

「ブフォッ!」ドサッ

 

うーん、流石にオーバーリアクション気味ね。でも殴ったのも事実…。

 

「何度やっても俺には勝てねーよ」

 

須藤はそう吐き捨ててその場を去り、しばらくしてCクラスのヤツらも帰った。私達?いい感じの場所に隠れたわよ?

 

「…ちゃんと撮れた?」ボソッ

 

「ああ、撮れてる」

 

「翔と交渉する?」

 

「…いや、ココは敢えて交渉せずに生徒会に渡そう。そしたらどのような罰が下るのかも確認できる」

 

「いい考えね、採用よ」

 

ーー

ーーー

ーーーー

ーーーーー

 

次の日。

 

コンコン

 

「入れ」

 

「失礼します」ガチャッ

 

私は1人で生徒会室に来ていた。

 

「…1年Aクラスの火野有美か。何の用だ?」

 

生徒会長さんこと堀北学が質問する。

 

「昨日、特別棟にて暴力事件が発生しました。私は友人と偶々その場に居合わせ、動画を撮りました…これがその映像です」スッ

 

「暴力事件か…見せてみろ」

 

私はカメラで撮った内容をそのまま会長に見せた。

 

「…情報提供に感謝する。それで…目的は何だ?」

 

流石会長というべきか、私の行動に裏があると気付いていた。

 

「生徒が事件を起こすと、どいういったペナルティーが起きるか気になりまして。それと…単純に暴力事件は見逃せなかったので」

 

「そうか…所で火野、ちょっとした提案があるのだが」

 

「?」

 

提案?

 

「生徒会に入らないか?君のような優秀な生徒は是非引き入れたい」

 

「断らせていただきます。ところで…会長が私を勧誘する理由、当てましょうか?」

 

私は生徒会について、千早に予め情報を集めてもらっていた。

 

「言ってみろ」

 

「…副会長、南雲雅の抑制」

 

「正解だ…だが知っていて何故勧誘を断る?」

 

「私は自由に過ごしたいので。私の代わりに…そうですね、同じクラスの葛城なんでどうです?」

 

「…葛城は一次面接で落とした」

 

えっ、葛城が落とされたの?

 

「そうですか…。それでは失礼します」

 

「ああ…生徒会は君をいつでも歓迎する」

 

入る気はないけどね。

 

ーーーーー

ーーーー

ーーー

ーー

 

そして数日後の7月1日。

振り込まれたppは…10万5千ポイントだった。

そして…

 

「先日、DクラスとCクラスの生徒が暴力事件を起こした。彼らはそれぞれ2週間と1週間の停学という罰を受け、それぞれのクラスからcpが50引かれている」

 

真嶋先生はホームルームにてそう言い、黒板に今月のcpを書いた。

 

Aクラス 1050cp

Bクラス 765cp

Cクラス 495cp

Dクラス 38cp

 

おっ、Bクラスがナムコ(765)ポイントになってる…どうでもいいわね。

 

「君達も何らかの事件を起こせば罰を受ける。停学、酷いものは退学になるだろう…くれぐれも事件を起こさないように。以上だ」

 

そして先生が教室を出た。

…早速坂柳に話しかけられる。

 

「上出来です、火野さん」

 

「ソレは千早にも言いなさい、撮ったのはあいつだから」

 

「そうですね…驚きましたよ、龍園さんがこんな早く行動に出るとは」

 

「翔は初対面の時と比べて残虐性は減ったけど、それでも中々危ない手段に出たわよね」

 

下手したら両方退学だったわよ?

 

「…ところで、いつにしますか?綾小路さんに会うのは」

 

「そうね…暴力事件によって何かに勘付きそうな今週かしらね」

 

「今週…ふふっ、楽しみですね」

 

私も結構楽しみね、ある程度戦えそうな相手が同学年にいるんだもの。




ーおまけー

「おい有美、何故さっさと証拠を提出しやがった?」

「暴行をした時の罰を知っておきたかったから」

「チッ…だろうな」

その後有美は翔に5万ppをあげたらしい。

次回もよろしくおねがいします。

予想:この小説で綾小路は誰とくっつくと思う?

  • 軽井沢恵
  • 一之瀬帆波
  • 坂柳有栖
  • 椿雪
  • 火野有美
  • いねーよ
  • 他だろアホ
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