注意
今回と次回の展開はかなり原作改変が入っています(特に次回)。嫌な人はブラウザバックして、この小説をお気に入りから削除して下さい。
原作では8年と243日ぶりでしたが、今は体育祭編の約3ヶ月前なのを考慮して日数を減らしました。
side火野有美
今週は千早がずっと綾小路の行動を観察していた。
「学校が終わったらクラスメートが誘わない限りまっすぐ家に帰る、ねぇ…」
「狙い目はそこでしょうか?」
「そうだな、同じクラスの堀北ってヤツとつるんでない限りは基本1人だし」
…ふむ。
「確か志郎と雪は今週いつでもオーケーだったわよね?」
「ああ」
「なら…明日会いに行きましょ」
「ふふっ、楽しみです……」ニヤニヤ
坂柳、アンタ顔がヤバい事になってるわよ?
ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー
ー
ザッ、ザッ…
「………?(誰かが付いて来てるな、巻くか)」ダッ
あ、走り出した。
「絶対巻くつもりだ、追うぞ」ボソッ
志郎がそう言うと、私達は綾小路を追いかけた。
坂柳は私がおんぶしている。
ー数分後ー
綾小路は何故か校舎内に逃げ込んだ…が、私は行動を先読みして彼の背後に立つ。
そして坂柳は…
「ホワイトルームの最高傑作、綾小路清隆」
と言った。
「……!」
綾小路は少しビクッとして…
シュッ
坂柳の顔面を狙って右手を振りかぶる。しかし…
「よっ」パシッ
…ドゴォ!
「…ッ!?」
私がその腕を掴み、背負い投げをお見舞いした。それを食らった綾小路は目を見開いている。
「…お前らは、誰だ」
「私はAクラスの火野有美よ」
「そして私はAクラスの坂柳有栖です…8年と151日ぶりですね、綾小路くん」
151?初代ポケモンの数かしら?
「俺はお前を知らない。ストーカーか?」
「絶対そうね「火野さん?」…ゴメン」
「私達はとある理由で貴方に会いに来ました…綾小路くん。貴方は同期生のことを覚えていますか?」
「………」
だんまり。恐らく覚えていないか、覚えていても思い出すつもりがないかね。
「…出てきて下さい」
スッ
「お前は…」
「久しぶり、清隆」
「相変わらずの無表情だな」
「志郎、雪…」
どうやら覚えていたようだ。
「どうしてお前らが…まさか刺客か?」じっ
綾小路の目付きが鋭くなる。
「いや、逆よ。むしろアンタを守る側ね」
「守る側…?」
「私の目的は…アンタの親父である綾小路篤臣と、ヤツが運営するホワイトルームをぶっ潰す事よ」
「………」
「だからその被害者であるアンタを守る為にも、私は味方に引き入れたい」
「…そうか」
綾小路は何か納得したような表情をする。
次に坂柳が口を開いた。
「突然ですが…綾小路くん、私とチェスで勝負しませんか?」
うわ、マジで突然ね。全員呆れてるわよ?私含めて。
「チェス?別にいいぞ「待て待て」…?」
そこにさっき来た千早が割り込んだ。
「いや今はもう時間的に暗いし、明日やるのはどうだ?」
「……それもそうですね。明日やりましょう」
「あ、そうだ。綾小路、アンタと連絡先を交換したいんだけど」
「俺ともしようぜ」
「私ともしよう…?」
「私もお願いできますか?」
「…分かった、4人とも交換する」
こうして綾小路の連絡先が一気に4人増えた…千早以外。
「解せぬ」
うっさい。
ー
ーー
ーーー
ーーーー
ーーーーー
次の日、土曜日。
綾小路は坂柳の部屋に来ていた。私も審判を、千早は試合の動画を撮るためにいる。
「私がチェスを始めたきっかけは貴方です、綾小路くん」
「俺…?」
コトン
「貴方が駒を進め、そして勝つ光景を見ながら、私は貴方を倒すことを決意しました」
スッ
「私は努力で天才は越えられないない…そう思っていました。しかし現に火野有美が存在します」
「………」
私が天才、ねぇ…
「彼女は文字通り死に物狂いの努力のおかげで、あの身体能力を手にしました。所謂努力の天才でしょう……ですが、貴方はどうでしょうか?」
カタン
「貴方は努力をしていない。しかしホワイトルームの最高傑作と謳われている…人口的な天才。そんな貴方は、私の理論…『人口の天才は天然の天才に勝てない』というものを証明するのに持ってこいでしょう」スッ
坂柳はそういって、綾小路に向き直る。
「ですので…本気で、勝負しましょう」
「…分かった」
人口の天才と天然の天才…そんな2人のチェス勝負が、始まった。
次回、覚醒。
次回もよろしくおねがいします。
予想:この小説で綾小路は誰とくっつくと思う?
-
軽井沢恵
-
一之瀬帆波
-
坂柳有栖
-
椿雪
-
火野有美
-
いねーよ
-
他だろアホ