ようこそ復讐者のいる教室へ   作:Lcrcl (エルマル)

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投票の結果、松下を弟子にしたいという人が多かったので、松下を確定枠にします。
そしてもう1人、俺が決めておきます…お楽しみに。


無人島試験④

side火野有美

 

綾小路とはある程度戦った後、中止してそれぞれの拠点に戻った。

その次の日、私達は食料調達の為に海辺で釣りをしている。右に橋本、左に神室がいる。

 

「おっ、釣れた」

 

「速っ!?」

 

「…私も釣れた」

 

ええ…

 

「…ん?」ピクッ

 

なーんか釣竿が重いわね…よっと!

 

バッ

 

「………海藻」

 

「ハハッ、火野お前釣り下手か!」

 

「…そのようね。なら」スッ

 

『?』

 

私にはこの身体能力がある。なら…

 

「直接獲るまで!」バッ

 

ザパーン

 

私は服を着たまま素潜りをした。

 

「…マジかよ」

 

「溺れないでよ〜?」

 

ー数分後ー

 

…ザパーン

 

「よし、ノルマ達成」ザッ

 

私は魚を両手に持ちながら戻ってきた。

 

「…所でさ」

 

「?」

 

「その服…どうすんの?」

 

そう、私の服は着たまま潜ったのでびしょ濡れである。

 

「服?そうね…」

 

流石に濡れたまま着るのは気持ち悪いから…

 

「替えの服に着替えるわ「あるの?」一応」

 

ジャージは2セット持ってるのさ。

 

ーーーーー

ーーーー

ーーー

ーー

 

一旦替えの服に着替えてテントを出ると、洞窟の入り口付近で葛城と翔が何やら会話していた。

 

「俺達の拠点に歓迎してやるよ、有美と千早も誘え」

 

「…まさか試験を放棄するのか?」

 

「いや、そりゃないわね」ザッ

 

私は会話に割り込む。

 

「おう有美か、Cクラスはポイントを全部使って無人島生活を満喫する事にした」

 

「ふーん…で、私を歓迎すると?」

 

「そうだ、帆波は来てるぜ?」

 

帆波、アンタねぇ…敵クラスのリーダーとしてソレはどうなの?

 

「分かったわ…後で行く」

 

「ククッ、千早も連れてこいよ」スタスタ

 

そう言って翔は立ち去った。

 

「うーん……翔の作戦はこうね。まず最初の数日で言った通りポイントを全部使い切って、バカンスを楽しむ。そして…ほぼ全員が即行でリタイアする」

 

「…ちゃんとした理由がないとダメではないのか?」

 

「んなモンどうにでもなるわよ、仮病でも多分行けるわ」

 

「かなり緩いな…」

 

「話を戻すわよ?ほぼ全員がリタイアした後、残った数人で他クラスのリーダーをあぶり出し、ソレは当てて最終的に勝つ…コレが翔の作戦よ」

 

「……なるほどな。では一層リーダーであるお前を隠す必要があるな」

 

「そうね…」チラッ

 

近くの木の裏で私達を監視している人がいる。

私はソレを利用して特定の持ち方でカードを持つ。

 

(リーダーは火野か、カードは…H…I!確実に火野だな!)サッ

 

どうやら立ち去ったようだ。

 

「…行ったようだな」

 

「ええ…じゃ、千早を呼んで翔の拠点に行くわ」

 

ーー

ーーー

ーーーー

ーーーーー

 

ザッ

 

「わお…」

 

Cクラスの拠点は派手だった。

バーベキュー、パラソル、ビーチチェアー…完全にバカンスのソレね。

 

「ククッ、来たか」

 

「派手にやりやがったな、翔」

 

千早がそう感嘆した。

 

「ヘッ…俺の目的は既に把握してんだろ?」

 

「まぁね」

 

「…やっぱりか、まぁ楽しんでいけ。アルベルト!」

 

ザッ

 

「Yes, boss?」

 

ガタイのいい黒人生徒…山田アルベルトがこちらに来た。

ちょっと話した事あるんだけど、こう見えて性格は割と穏やかなのよね。

 

「帆波を呼んで来い」

 

「OK」タタッ

 

「…帆波って1人で来てるの?」

 

「いや?志郎も来てるな。それと…アレを見ろ」

 

翔は近くの茂みを指差す。そこには…

 

「………」イライラ

 

こめかみに皺を寄せながら監視している白波がいた。…別に帆波と遊びたいならそうすればいいのに。

 

「有美〜!」タタッ

 

ぽよんぽよん

 

『…!!!』じろっ

 

「」ドサッ

 

…おい!周りの男子の目線が釘付けになってるじゃねーか!白波は鼻血を吹いて倒れてるし!

 

「帆波、走るな!」

 

そっぽを向きながら、千早が咄嗟に注意する。

 

「え?」ピタッ

 

『………』じー

 

…まだ見てるけど、まぁいいわ。

 

「アンタ…自分のその果実に気付いてないの?」

 

「果実?…ああ、気付いてるよ?」

 

気付いてたの!?

 

「でも…もう慣れちゃった♪」テヘッ

 

「」ズデーン

 

ソレ、慣れちゃダメなヤツ…!

 

「…翔」

 

「あ?」

 

「茂みに白波がいるんだけど…倒れてるから先生呼んで」

 

「は?…わーったよ」スタスタ

 

多分タメ口で先生を呼ぶわね。

 

「…で?なんでリーダーのアンタが他クラスのココに?しかも補佐の志郎もいるし」

 

志郎は雪と椎名の2人組と一緒に何かしているようだ。

雪と椎名は『Cクラスの天使』らしい…言わんとしてる事はよく分かる。

 

「えっと…最初は反対されたんだけどね?」

 

「そりゃそうだな」

 

ごもっともね。

 

「監視付きという条件で許可されたよ」

 

なるほど…

 

「だから鼻血を吹いた白波とかが監視してたのね」

 

「うん。…千尋ちゃん、大丈夫かな?」

 

ピーッ、ピーッ…

 

どうやら翔が先生を呼び、数人が担架で白波を運んでるようだ。…白波は失格ね。

 

「…あ。(千尋ちゃん、リーダーだった!変更できるけど…誰にしようかな?)」

 

「…どうした帆波?」

 

「え?な、何でもないよ。一緒に遊ぼう?」

 

「そうしましょ」

 

そして私達はしばらくCクラスのバカンスを楽しむのだった。…一応クラスメートの為に2リットルのジュースを数本持ち帰った。




一之瀬の胸は核兵器より強い(迫真)

次回もよろしくおねがいします。

改善点(参考にします)

  • 文字数
  • 地の文
  • 展開のテンポ
  • 無双が多すぎ
  • 現状で満足
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