投稿頻度が少ない上、相変わらずの駄文ですが、よろしくお願いします。
今回はリハビリも兼ねているので、文字数は少なめです。
日常回のアンケートを取ってまーす。
side火野有美
干支試験の結果を簡単に説明すると…全て結果3でだった。
ポイントの推移はこんな感じだ。
Aクラス
1190→1140cp
+100万pp
Bクラス
875→725cp
+0pp
Cクラス
545→695cp
+300万pp
Dクラス
113→163cp
+200万pp
Bクラスのポイントが下がり、Cクラスのポイントが上がることで拮抗している…一つの試験で逆転してしまうかもしれないわね。
そしてなんやかんやあったバカンスは終わり、私達は学校に戻ってきた。
「はぁー…」ぐたっ
「随分と疲れているようですね」
何故か私の部屋まで付いてきた有栖がそう言った。
「ええまぁ…毎日垂直片手腕立て伏せを重り付きでやってたからね。流石に疲労が溜まるわ」
「ああ、アレですか…有美さんはニンゲンを辞めるつもりなのですか?」
「失礼な、そんなつもりは微塵もないわよ」
ただホワイトルームを潰せるぐらいの身体能力を手にしたいだけよ。
「…ところで有美さん。清隆くんの事、どう思いますか?」
「どう、って?」
「感情を持つことが出来ているか、などです」
綾小路の感情?そうね…
「感じ始めてるんじゃないかしら?昨日綾小路から表情筋の鍛え方について訊かれたから、頑張ってるとは思うわよ?というか私との組手で負けた時、明らかに悔しそうな素振りを見せてたわ」
「…ふふっ、そうですか。それは良かったです(このまま清隆くんに恋という感情を…)」
…なーんかニヤニヤしてるわね。
「アンタもしかして綾小路の事好きなnー」
「何を言っているのですか有美さん?もちろんそんなことありませんよ?私は清隆くんとは仲良くしておきたいだけであって、別にそんな恋愛感情なんてものは微塵も御座いません。そもそも椿さんが既に清隆くんを好きになっているので、奪うなんてことをしたくありません。大事なことなのでもう一度言いますが、私は清隆くんのことが別に好きという訳ではありません。いいですね?」
↑このセリフで10秒
「………」(゚д゚)
何、今の?
「…えっと、アンタが相当綾小路に惚れてる事だけは分かったわ」
じゃないとあんな早口でまくし立てないし。私の返答を訊いた有栖は少しビクッと反応した後…
「だから、そんな事御座いません。有美さん?私はー(ry」
さっきと全く同じセリフを言った。安心しなさい、そんな事しなくてもバレバレよ。
「分かりましたか?ハァ、ハァ…」
あの長文を2度も言ったからか、有栖は息が上がっていた。
「はいはい、そういう事にしておくわ」
雪と有栖…誰が綾小路を勝ち取るんでしょうね?
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side綾小路清隆
スッ、ズィッ、ザッ、クィッ…
「そこだ!」ヒュン
「ッ」サッ
オレは火野の戦闘スタイルを対策する為に、志郎に火野の真似をさせて組手をしている。所詮真似なので攻撃力は大きく劣るが…対抗策を考えるには充分だ。
「フンッ!」グッ
「とうっ!」バッ
ドゴォ!
火野は色々な武術を組み合わせるタイプのようで、そこに我流を混ぜる戦闘スタイルだ…だが、オレに対してはパワーを駆使した戦い方をする事が多い。なんでだろうな。
「せいっ!」ズドッ
「ぐうっ…」ドサッ
オレの蹴りで志郎は体勢を崩し、その場で倒れた。オレはすぐ腕を伸ばし、立つのを手伝う。
「はぁ、やっぱり強いな清隆は」ガシッ
「お前こそな。ほぼ本気のオレとやりあえているし」グィッ
恐らく火野からボコボコにされて強くなったのだろう。
「一旦休憩にしようぜ、流石に少し疲れた」
「ああ…」
持ってきていたスポーツドリンクを飲みながら、火野の事を考える。アイツは身体能力が異常に高い。それこそ出てくる作品を間違えているレベルだ。(メタい)
「どうしたんだ、清隆?」
「…火野って、なんであんな身体能力を身に付けたんだ?ホワイトルームに復讐する為とか言っていたが」
志郎はそれを聞いて目を丸くする。オレが他人の事に興味を持ったことに驚いたのだろう。
「それか…有美は昔両親が殺され、弟が攫われてな。千早に犯人を探って貰った結果…同一組織であることが分かった」
組織名までは分からなかったのか…今の七隈なら恐らく些細なことだろうが。
「その数年後、弟が発見されてな。病院で入院しているのを知ってすぐ駆けつけた有美は、ホワイトルームという施設のことを知る。それで親を殺し、弟を病ませたホワイトルームを潰すことを決意したんだ」
「…中々、過酷だったんだな。でも一つ疑問に残る。何故火野は身体能力に着目したんだ?」
潰すなら情報を握って公開するなどの方法は思いつくハズだ…成功するかはさておき。
「元々運動神経がそこそこ良かったのと、頭脳担当が千早だったからじゃないのか?俺はそう思うが」
「そうか…」
今までのオレならこんな話を聞いても何とも思わなかったんだろうな…だが、今のオレならこう結論づけることができる。
「ホワイトルームって、クソだな」
と。
ー
ーー
ーーー
ーーーー
ーーーーー
side七隈千早
「………」スッ
カチッ
『17315』
『97371』
『25439』
『35421』
『57346』
1秒で5桁の数字がパソコンの画面に5回表示される。
俺はそれを脳内で即座に計算し…
「232892」
答えを出す……よし、正解だな。
「準備運動はここまでにするか…」
…ん?なんで俺がフラッシュ暗算をしてるのかって?
俺の得意分野だからだ。そもそも俺が有美の補佐として情報収集を始めたのは情報処理能力が高いからである。
5桁でやっているのは準備運動目的。
「3桁15口で1.5秒を切りたいな…」
俺の記録はギネス越えしてるが、そもそも提出する気もない。
「っし、やるか」カチッ
ー計算中ー
しばらくフラッシュ暗算をして、俺は次の作業に移る…情報収集だ。学校の掲示板を開き、様々な情報を集める。
「…ん?」
『【悲報】今年の1年、ヤバい奴しかおらん…』
ヤバい奴?方向性によると思うが…開いてみるか。
スレを読んでみると、有美や坂柳がヤバい、アイツバケモン、などなど…有用そうな情報はなかった。
中には『彼女にしたい女子ランキング』なるものがあり、有美は8位ぐらいだった。
「…あ?」
『でも火野は彼氏持ちやぞ』
おかしい、誰にも言ってないハズだが…
『昼休みに七隈とイチャイチャしてた』
『ダニィ!?』
イチャイチャだと?………身に覚えしかないな、うん。
バレたというか、察せられたなこれは。
レスを見ると爆発しろだの、脳が焼かれただと言われていた。無視するか。
ピンポーン
ドアベルが鳴ったので玄関を開けると、有美と坂柳がいた。今は夜8時だし、来ても別におかしくはないが…
「その表情、さてはしばらく情報集めてたわね?」
「…何故分かるんです?」
「彼氏だし分かるわよ、でさ千早。飯食いに行かない?」
「ちょっと腹減ってきたし、いいぞ」
出来れば2人で行きたかったが…まぁいっか。
「んじゃ、ラーメン食いに行くわよ」
…その後、ラーメン屋で替え玉を3個食べてた綾小路に会った事だけ書き記しておく。
豆知識
有美は色々な武術を見て、それをトレースしたりして学んでいるが、大体我流で戦っている。綾小路に対しては所謂脳筋戦法で、力で全部粉砕する戦術。もはや戦術ではない。
千早の得意分野
情報収集と、その処理と、フラッシュ暗算。あとハッキング。
同じ日に全部起きてます。
次回もよろしくおねがいします。
日常回…など(タイトルは仮名)
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綾小路の表情筋を鍛えよう
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サイキック有栖
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過去編
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ホワイトルームの様子
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