ようこそ復讐者のいる教室へ   作:Lcrcl (エルマル)

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今のところ、一年編で完結してよいという票が多いですね。(正直助かります)

出来るだけ恋愛っぽい描写がしたかったんですが、正味大したことないと思います。
ンアーッ、スキルレベルが低すぎます!
しかしそれはそうと…高評価、ぜひ!!!


恋と瞬殺

side綾小路清隆

 

恐らく、今オレは人生で一番危険な状況に置かれている。

 

「清隆〜、ん…」

 

「清隆くん…ふふっ」

 

ギュ〜

 

まず、オレは何故か坂柳と雪の2人に挟まれるて寝ることになった…ここまではいい、気にする程ではないしな。

だが2人はさらに、オレに抱きつくようにして寝るつもりなのだ…布団を1つだけ使って。布団は3つ用意されてるハズなのにだ。そのせいでオレは左右両側から柔らかな感触をフルに感じている。

入学前のオレならただ黙って2人を引き剥がすだけだったろうが…流石にそれは出来ない。しかし引き剝がさなかったらオレの理性が爆発しそうだ…!

 

「あれ?もしかして清隆、顔赤くなってる?」

 

「気にしてくれているのですね……可愛いです♪」

 

「ッ!?」ビクッ

 

坂柳に囁かれ、体が反応してしまった。オレはもしかして耳が性感帯なのか…?

 

「なぁ、2人とも。流石に近くないか?これじゃあ寝づらいと思うんだg

 

「そんな事ないですよ?」

「そんな事ないよ?」

 

…オレがな?」

 

即答されたが、オレが一晩中悶々とするのはお断りだ。

 

「そもそも抱きつくのは好きな人にしてくれ」

 

志郎に紹介してもらって恋愛ものを読んだが、そんな内容だった。

 

『……………』むすっ

 

2人は何故か不機嫌になった。なんでだ?流石にオレの事が好きとか、そんなハズはないだろうに。

 

(もしかして清隆って鈍感クソボケなの?…なら)

(コレは、手強いですね…では)

 

…ふーっ

 

「!?」ビクッ

 

両側から耳に息を吹きかけられる。…間違いない、オレの耳は敏感だ。顔が熱い、側から見たら絶対に赤面しているだろう。

 

「(もしかして、自分は含まれてないと思っているのでしょうか?)清隆くん」

 

「…なんだ?」

 

「もし、私達が貴方のことを好いていたら…どうするつもりですか?」

 

(いい質問だね、坂柳さん)

 

「……………」

 

盲点だった。勘違いしたくない故にそれは除外していたが…正直。

 

「…分からない」

 

オレは抱きつかれるのを気にはするようになったが、そこで相手に惚れたりする事はまだ出来ていない…恋というのは一体どういう、感覚なんだろうな。

 

「なるほど、恋情を抱いた事がない故に抱かれても分からないと?それは………困り物ですね(一層私に惚れるよう仕向ける必要があるじゃないですか)」

 

ギュッ

 

坂柳が少し俯く。しかし雪は前向きに、オレの手を握りながら話した。

 

「清隆、私の経験則から言うけど…私がある人に恋をしている時ね、その人だけに夢中になるの。一緒にいたい、同じ時間を過ごしたい、独り占めしたい…色んな感情が混ざってる感じかな?とにかく、周りがちょっと見えなくなるくらい、その人から目が離せなくなるんだ。恋は盲目、って言う程にね」

 

「……目が離せなくなる、か」

 

想像は出来るが、オレがそうなるのか?と訊くとそれが出来なくなる。

 

「今は知らなくてもいいと思うよ?でも、いつか分かる時が来ればいいね(その時は私が…!)」

 

(台詞が取られましたね…侮れない女です)

 

「…ああ」

 

オレは恋について想像しながら、その内睡魔に身を任せた。

 

ーーーーー

ーーーー

ーーー

ーー

 

side火野有美

 

2日目なりぃ。今日は中学時代に作りまくった縦や横の繋がり…もとい、協力者に多数会いに行く予定よ。1人、時には千早と2人で数時間でいくつも回るから正直今日が1番忙しい。

 

「アンタ達は観光に行くのよね?」

 

私が有太に会ってる間にルートを決めてるハズだ。

 

「そうだな、現物を見るのが楽しみだ」

 

綾小路は無表情でわくわくしていた…微妙に表情筋が動いてるのがちょっとキモい。

 

「んじゃ行ってくる。千早、合流する時は連絡するから」

 

「オーケー」

 

ガチャッ

 

ーーー

 

☆カンタンに分かる有美の挨拶回り(擬き)

 

前提として、有美はスーツを着ているぞ。結構似合う。

 

①アポの確認(昨日取った)

②会談。資金や計画、白部屋の情報など、色々話す。

③ものによっては政治関連の根回しもしておく。コレがある場合は千早もいる。

④次のアポへ。途中で何かあっても側で隠れている氷河組の組員がなんとかしてくれる。感謝しかない。

 

この様な事を朝から昼過ぎまでしたぞ!移動量はまるでブラック営業職だな!

 

ーーー

 

『はぁ〜〜……』ドサッ

 

一通り挨拶回りが終わり、私と千早は近くの公園にあったベンチに倒れこむ。

 

「やっぱ、慣れないわね…コレ」

 

「お前は明らかに向いてないもんな」

 

「うっさい」

 

………そう言えば。

 

「この公園って、アイツの縄張りに近かったわよね?確か」

 

「アイツって…ああ、宝泉か」

 

宝泉和臣。身体能力だけなら翔より強かったし、なんなら凶暴性もかなりのもの…だったわ。

確かアイツの縄張りで翔がやらかしたから、普段関わってる帆波がさらわれたのよね。そして翔が柄にもなく単身で乗り込み、ボコられたわ。私が来る頃には翔にトドメが刺される所だった…帆波は縄で縛られて気絶してた。

 

「有美が綾小路以外で唯一初見1分以内に倒せなかった相手だったな」

 

「ええ、1分半かかったわ………ん」

 

パシッ

 

背後から何かが飛んで来たので手で掴み止める…テニスボールサイズの石だった。普通の人は当たると気絶確定ね。

 

「火野有美、久しぶりだな?」

 

厳つい顔した不良…噂をしたら何とやら、ね。

 

「私とやるつもり?宝泉」

 

「やる?へっ……」ゴソッ

 

宝泉が懐が取り出したのは……ナイフ。なるほど、拳が無理なら武器か。前は金属バット使ってたわね。

 

「一方的な暴力なら、喜んでやってやるよ!」バッ

 

……はぁ。

 

「それ、私のセリフよ」スッ

 

本気で仕留めるわ、文字数的に作者はそろそろ切り上げたいだろうし。(メタい)

 

「…ハァッ!」

 

私は宝泉がいる方向に拳を突き出す。その瞬間…

 

ドォォォン!

 

衝撃波が出た…つまり、私の拳は音速を超えている。

感謝の正拳突きだ。

 

「ッ!?…な─」

 

スドンッ!

 

それに驚き一瞬固まった宝泉に私は肉薄し…ボディブローを入れた。

 

「ガハッ…!」ドサッ

 

一撃で肺の空気を全て吐き出し、宝泉は気絶。そのまま地面に倒れた。

 

「…なぁ、少しやりすぎな気が「コイツをベンチに置いてココから逃げるわよ、追いかけられても困るわ」…お、おう」




瞬殺。期待してた方はスミマセン。

次回もよろしくおねがいします。

一年編で完結として良いか

  • 良い
  • 良くない
  • いつか二年編を書くなら良い
  • 結果だけ見る(作者の判断に任せる)
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