※一応、この回は飛ばしても支障はないです。
〜表情筋を鍛える綾小路〜
side火野有美
朝のランニングをしていると綾小路とかち合った。
「火野…ちょうどいい、質問いいか?」
「?」
「身体の鍛え方を熟知してるお前に聞きたい……表情筋ってどうやって鍛えるんだ?」
表情筋?
「てっきりやり方を知ってると思ってたんだけど。…てか、アンタがやってる方法で合ってるわよ?」
そう答えると、綾小路は少し落ち込んだ表情をする。
「そうなのか…実は今表情筋がかなり痛くてな、もしかしたら痛みが減るやり方があるかもと思ったが…」
表情筋痛とか初めて聞いたわ…
「かなり痛くなるって、どれぐらい硬いの……うわ硬っ!」
綾小路の頬の上部をつついてみたが、マジで硬い。何コレ、金属?一生真顔で過ごしてたらこうなるのね…
ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー
ー
〜火野有美の段位道場〜
side火野有美
2024年9月下旬。太鼓の達人で段位道場2024が始まる。
「玄人は3曲目がちょいムズ、名人は神段位、超人は3曲目が速い…と」
「これから達人をやるのか?」
「ええ」
後ろの長椅子に千早がポテチ片手に観戦している。毎年やっている事だ。
…今年の達人は例年と違って3曲目が既存曲の追加譜面になっている。クソ譜面にならない事を祈りながら、私は100円玉を入れた。
「さて、1曲目は……Challengersか」
コンボ数は少ないながらちゃんと足切り役を担える曲だ…私は全良したけど。
「2曲目……The Future Of The 太鼓ドラム…まさかコレとはね」
2765年の曲をコンセプトにした、かなりの物量譜面だ。コレが2曲目なのは正直腕が疲れそうね…私以外。
「3曲目は、何!?」
『第六天魔王』
……はい?
「何で第六なの!?」
他に選択肢あったでしょ!!
「うわ…物量エグいな」
「太鼓ドラムの後にコレは正直ヤバいわね」
というかこの譜面、確実に炎上してるわ。本来の第六天魔王はちゃんとした構成で作られた良譜面だったのに……どうしてこうなった。
「1582コンボ!?」
頭お菓子なるわ!!!
ー
ーー
ーーー
ーーーー
ーーーーー
〜Tレックス〜
side坂柳有栖
ピンポーン
「…居ないのでしょうか」
清隆くんにアタックする為にライバルの椿さんと訪問したのですが…
「合鍵使えば?」
「そうですね」
合鍵を挿し、ドアを開ける。
…ガタッ
「…奥から音がします。作業中でしょうか?」
「清隆、入るよ〜」
音がするのは寝室の方ですね。襖は閉まっているので一旦ノックを…
「返事がないね?」
「清隆くん、入りますよ?」
襖を開けた先にあったのは…
全裸でヘッドホンをしながらAV鑑賞をしている清隆くんでした。
「へっ?ええ…っ!?///」
「な、な………!///」
何、ですか、その、え、大き………///
「ん?………あ」
シュバババ…カチッ
私達の気付いた清隆くんは目にも止まらぬスピードで着替え、動画のタブを閉じましたが…もう手遅れです。
「………何か用、か?」
「いつも通りご飯とか作ってあげようと……えっと…」
「……何故AV鑑賞を?」
「坂柳さん!?」
遠回しに聞いても恥ずかしくなるだけなので、直球に質問しました。
「…オレに性欲があるのか確認したくてな」
「そ、そうですか………結果は?」
「…………」
そっぽを向く清隆くん。…何故でしょう、可愛いく見えます。
「…少し」
「へ、へぇ………///」
「そっか……///」
は、話はここまでにしましょう。
「ちょっとお米炊いてきます!」
「あ、待って!」
清隆くんの、凄く、大きくて………
「(まるで、Tレックス……///)」
アレが、私に…
結局妄想を抑えられないままお米を炊いた結果、微妙な出来になるのでした。
私が出来るR15展開は、ココまでだ…ッ!
次回もよろしくおねがいします。
有美が千早に会わなかったらどうなっていた?(別に正解はない)
-
のたれ死んでいた
-
復讐を決意しなかった
-
代わりに有栖がそのポジに
-
頭脳と肉体のハイブリッド
-
その他