side火野有美
「…ん」
1泊して2日目。目が覚めたら朝4時半だった。
いつもなら起床時間である6時ぐらいに起きるハズなんだけど…
「(朝の運動でもしよっか)」
ベッドから起き上がり、ジャージに着替えて外に出る。
気温は結構低いが、動いているからか不思議と寒さは感じなかった。
「……あら」
「グォォ…」
しばらくジョギング(亜音速)をしてると、野生の熊に遭遇した。
「どーも。ちょっと通るだけだから」
「……グォ」
なら行け、と言うような態度だ。
「それじゃ」
この辺、熊もいるのね……
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「『起床してから就寝までの活動時間中、昼食時以外において異性とのやり取りは禁止』とは書いてありますが、コレはつまり就寝後また起床前であれば異性とのやり取りができるという事です」
朝の清掃中、有栖からそんな衝撃的な事を言われた。
つ、つまり……
「アンタは清隆とイチャイチャするつもり!?」
「何故そうなるんですか…しますが。貴女は千早君に会いたいのではなかったんですか?」
するんかい。
「会いたかったし会えるって知れたから会うつもりよ」
「そうですか。…この件、雪さんには言わないで下さいね?」
「え、ええ」
威圧しながら言わなくても…てか雪なら自分で気付きそうだし…
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清掃が終わると次は座禅。広い和室に案内された。
「胡座を組んだ後にそれぞれの足を太ももに置いてもらう。試験ではこの結跏趺坐も結果に影響するので、出来るようになっておくように」
一通りやり方を説明され、実践となる。
「(うん、全然いけるわね)」
周りは……わーお、軒並み苦戦してる。特に……ww
「…っ、~っ、ッ…!」
有栖がクソ痛そうにしてるwww
「そこ、何を笑っている?静かにせんか」
バレちゃった。流石に抑えよう。
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座禅が終わり、朝食の時間となった。
宿舎の外に点在する炊事場の内の1つに案内される。
「今日は学校側から提供するが、明日から晴れの場合は全てグループ内で作ってもらうことになるので、人数や分担方法は全体で話し合って決めるように」
配られたプリントを見るとそこには調理方法が記載されていた、しかし量が少なめだ。
「(ppで足りない分は買えそうだけど、無くてもそこまで不安はないし……)」
ココは我慢しよう。仏僧修行だと思えば何てことない。
「先輩、明日からの調理当番はどうします?」
3年の小グループ責任者である…猪狩だっけ?に質問する。
「6回調理するから1年→2年→3年の順を2周する。それでいい?」
「大丈夫です」
大グループの人数分調理するとなると、結構早めに起きる必要があるわね。
「起きるのは、大体4時ぐらい?」
「そうなるわね」
「うわ、起きれるかな?」
「私早起きだし起こすよ」
「わ、私も起こしてほしいです…」
「任せて!」
「………」
小グループのメンバーは協力的な人が多いようね。良かった。
…一部がやらかさなきゃいいけど。
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実習は普段のような授業に加えて、持久走などもあった。
「走るのめんどい…」
「ならさっさと終わらせるべきじゃないですか?」
「えぇ~」
……うーんこの。
概要だけ出して、要所以外はスキップするつもりです…当たり前か。
次回もよろしくおねがいします。
誰?(答えはその内出る)
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椿雪
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火野有美
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一之瀬帆波
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龍園翔
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高宮志郎
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綾小路清隆
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高円寺六助
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その他