side火野有美
いよいよ試験当日。有栖から渡されたカンペを持って視聴覚室に向かった。
「これより、学年末特別試験を開始する」
そう言って担当教師はくじを引き……第一種目を告げる。
「第一種目は、情報テストだ」
最初はこっち側ね。
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『情報テスト』
参加人数5人 時間50分
ルール:1年度における情報の学習範囲内の問題集を解き合計点で競う。
司令塔:1問だけ代わりに答えることが出来る。
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私には学力なんてないし、司令塔の特権は行使しない…といっても情報は千早がみっちりと鍛え上げたヤツらを選出したので問題ない。
5人選出し、試験時間中ずーっと待機する。
「50分の待ち時間って長いわね……」
Dクラスの司令塔である櫛田に愚痴る。
「場合によってはコレが後何回かあるよ?」
「うわぁ…先生、暇なので腕立て伏せしてていいですか?」
「(何だその暇つぶしの仕方は)……部屋を出ないのなら構わない」
「ありがとうございます、では……1、2、3、4──」
「あ、ホントにやるんだ(私もやろうかな…?)」
ー50分後ー
「ふっ、ふっ、ふっ……そろそろ終わりね」スッ
「切り替え速っ!?」
数秒後に鐘が鳴り、試験時間が終了する。
『時間だ、採点に移る』
ササッ
「採点速いわね……」
プロでも呼んだのかしら?
「……結果が出た。Aクラスは450点………Dクラスは456点。よって第一種目の勝者はDクラスとする」
「うわぁ、惜しい…」
「よし!」
悔しがる私、ガッツポーズをする櫛田。
まさか初っ端から自分達の種目で負けるとは…でも、ココから勝てばいい話。切り替えよう。
「続いて第二種目は……弓道だ」
あ、オワタ。
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side三人称
一方、その頃。
「第二種目の勝者は、Cクラスとする」
「よぉぉぉし!」
第一種目で龍園率いるBクラスが、第二種目で一之瀬率いるCクラスがそれぞれ勝利した。
「コレで1対1だね…次も勝たせてもらうよ?」
「へっ、テメェらじゃ勝てねえよ」
2人はバチバチのようだ…どちらが勝ってもおかしくない。
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side火野有美
「第二種目の勝者は、Dクラスとする」
二連敗。今の私は悔しさでいっぱいだ………でも。
「第三種目は……フラッシュ暗算だ」
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『フラッシュ暗算』
参加人数2人 問題10問
ルール:フラッシュ暗算の問題を解き合計点を競う。
司令塔:1問だけ代わりに答えることができる。
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「堀北さんと松下さんを選出します」
櫛田はこの種目で王手を掛けたいのか、実力のある生徒を選出する。
…でも。
「葛城と千早を選出します」
千早なら、勝てる……!
フラッシュ暗算検定を調べて練習問題をやってみたんですけど、アレは処理速度ないと無理ですね。
次回もよろしくおねがいします。
誰?(答えはその内出る)
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椿雪
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火野有美
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一之瀬帆波
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龍園翔
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高宮志郎
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綾小路清隆
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高円寺六助
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その他