side七隈千早
「次の種目と参加者を発表する」
ーーー
『フラッシュ暗算』
参加人数2人 問題10問
ルール:フラッシュ暗算の問題を解き合計点を競う。
司令塔:1問だけ代わりに答えることができる。
ーーー
来たか、俺の本命…!
「第三種目はフラッシュ暗算、参加者は七隈と葛城だ」
「行こうぜ、葛城」
「あぁ」
「………(担当教師がイカサマをしなければいいですが)」
教師にスクリーンのある部屋に案内される。Dクラスはどうやら堀北と松下を選出したようで、既に指定された席に座っていた。各席の前の机にホワイトボードとマーカーが置いてある。
「各問題ごとに10秒の回答時間がある。その間に回答をホワイトボードに書き、10秒経ってから同時に私に見せてもらう。配点は後の問題になるにつれ高くなる……ただし、問題の表示中に書いても良い」
クイズ大会みたいな形式だな。
「それでは、第一問」
2桁の数字が4回、4秒間で表示された……初っ端から5級か。
「(74、91、38、10。213か)」
10秒経過……俺達4人は回答を同時に出す。
『213』
『213』
『213』
『213』
「全員正解…第二問」
ーーー
数問やったが、今の所全員が全問正解している。
「第五問」
2桁の数字が10回、8秒間で表示される。1級だ。
「(72、98、33、83、39、57、29、58、21、42…532!)」
「…では、回答を出せ」
『532』
『531』
『532』
『534』
「七隈、松下は正解だ」
「……!」
松下…中々やるな。だが、この勝負は俺が勝つ!
「第六問」
「……!」
3桁が6回、4秒か…!
「(114、514、191、981、454、507……2761!)」
先程の問題より2秒遅れて回答する。いきなりハードルを上げてくるとは思わなかったぞ…
「…では、回答を」
『2761』
『──』
『2761』
『──』
他2人はギブアップのようだ。
「七隈、松下は正解だ」
「っ……」
こりゃ、全力でやらなきゃな。
「第七問──」
ーーー
「第八問、2人とも正解だ」
「(2人、ともに凄い処理能力だ……!)」
「(こんな伏兵がDクラスにいたのね……)」
堀北と葛城は見る事に徹しているが、その間も俺と松下は脳をフル回転させている。
「第九問」
3桁、15回、3秒。
「っ……!」
残り3秒の所で回答を書く。
『5629』
『5635』
「(なっ!?)」
「松下のみ正解だ」
クッソ、計算ミスしちまった……っ、いや…落ち着け。
「(七隈千早、お前はココで負けるヤツじゃないハズだ)」
「第十問」
さらにハードルは上げられ……4桁、15回、3秒。
「───!」
ギリギリ、回答を完了する。
『75128』
『──』
松下は、無回答。
「(来い……!)」
「……正解者は──七隈」
「っしゃぁ!」
「よって第三種目の勝者は、Aクラス」
コレで1勝2敗……っ?
「七隈、お前鼻血が…!」
んぁ?…ああ、コレか。
「ちょっと、脳に負担がかかっちまったみたいだ……ティッシュあるか?」
「あ、あぁ。止まらないなら保健室に連れて行くが「それ程じゃないから大丈夫だ」…そうか」
「それに、勝負はちゃんと見届けたいしな…」
ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー
ー
side火野有美
「流石私の千早ね……!」
勝敗関係なく、帰ったら膝枕してあげよう。
「私のって…独占欲強いね?」
「あっちも『俺の有美』って思ってるだろうし問題ないわ」
「そ、そうなんだ……」
千早がメインの回、初めてかもしれませんね。
次回もよろしくおねがいします。
誰?(答えはその内出る)
-
椿雪
-
火野有美
-
一之瀬帆波
-
龍園翔
-
高宮志郎
-
綾小路清隆
-
高円寺六助
-
その他