ようこそ復讐者のいる教室へ   作:Lcrcl (エルマル)

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フラッシュ暗算。


1年最終決戦②

side七隈千早

 

「次の種目と参加者を発表する」

 

ーーー

 

『フラッシュ暗算』

 

参加人数2人 問題10問

 

ルール:フラッシュ暗算の問題を解き合計点を競う。

 

司令塔:1問だけ代わりに答えることができる。

 

ーーー

 

来たか、俺の本命…!

 

「第三種目はフラッシュ暗算、参加者は七隈と葛城だ」

 

「行こうぜ、葛城」

 

「あぁ」

 

「………(担当教師がイカサマをしなければいいですが)」

 

教師にスクリーンのある部屋に案内される。Dクラスはどうやら堀北と松下を選出したようで、既に指定された席に座っていた。各席の前の机にホワイトボードとマーカーが置いてある。

 

「各問題ごとに10秒の回答時間がある。その間に回答をホワイトボードに書き、10秒経ってから同時に私に見せてもらう。配点は後の問題になるにつれ高くなる……ただし、問題の表示中に書いても良い」

 

クイズ大会みたいな形式だな。

 

「それでは、第一問」

 

2桁の数字が4回、4秒間で表示された……初っ端から5級か。

 

「(74、91、38、10。213か)」

 

10秒経過……俺達4人は回答を同時に出す。

 

『213』

『213』

『213』

『213』

 

「全員正解…第二問」

 

ーーー

 

数問やったが、今の所全員が全問正解している。

 

「第五問」

 

2桁の数字が10回、8秒間で表示される。1級だ。

 

「(72、98、33、83、39、57、29、58、21、42…532!)」

 

「…では、回答を出せ」

 

『532』

『531』

『532』

『534』

 

「七隈、松下は正解だ」

 

「……!」

 

松下…中々やるな。だが、この勝負は俺が勝つ!

 

「第六問」

 

「……!」

 

3桁が6回、4秒か…!

 

「(114、514、191、981、454、507……2761!)」

 

先程の問題より2秒遅れて回答する。いきなりハードルを上げてくるとは思わなかったぞ…

 

「…では、回答を」

 

『2761』

『──』

『2761』

『──』

 

他2人はギブアップのようだ。

 

「七隈、松下は正解だ」

 

「っ……」

 

こりゃ、全力でやらなきゃな。

 

「第七問──」

 

ーーー

 

「第八問、2人とも正解だ」

 

「(2人、ともに凄い処理能力だ……!)」

 

「(こんな伏兵がDクラスにいたのね……)」

 

堀北と葛城は見る事に徹しているが、その間も俺と松下は脳をフル回転させている。

 

「第九問」

 

3桁、15回、3秒。

 

「っ……!」

 

残り3秒の所で回答を書く。

 

『5629』

『5635』

 

「(なっ!?)」

 

「松下のみ正解だ」

 

クッソ、計算ミスしちまった……っ、いや…落ち着け。

 

「(七隈千早、お前はココで負けるヤツじゃないハズだ)」

 

「第十問」

 

さらにハードルは上げられ……4桁、15回、3秒。

 

「───!」

 

 

 

ギリギリ、回答を完了する。

 

 

 

『75128』

『──』

 

松下は、無回答。

 

 

 

「(来い……!)」

 

 

 

「……正解者は──七隈」

 

「っしゃぁ!」

 

「よって第三種目の勝者は、Aクラス」

 

コレで1勝2敗……っ?

 

「七隈、お前鼻血が…!」

 

んぁ?…ああ、コレか。

 

「ちょっと、脳に負担がかかっちまったみたいだ……ティッシュあるか?」

 

「あ、あぁ。止まらないなら保健室に連れて行くが「それ程じゃないから大丈夫だ」…そうか」

 

「それに、勝負はちゃんと見届けたいしな…」

 

ーーーーー

ーーーー

ーーー

ーー

 

side火野有美

 

「流石私の千早ね……!」

 

勝敗関係なく、帰ったら膝枕してあげよう。

 

「私のって…独占欲強いね?」

 

「あっちも『俺の有美』って思ってるだろうし問題ないわ」

 

「そ、そうなんだ……」




千早がメインの回、初めてかもしれませんね。

次回もよろしくおねがいします。

誰?(答えはその内出る)

  • 椿雪
  • 火野有美
  • 一之瀬帆波
  • 龍園翔
  • 高宮志郎
  • 綾小路清隆
  • 高円寺六助
  • その他
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