半妖半蓬の幻想入り   作:黒藤

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耀海、半妖半蓬になる

2話

 

耀海は

 

 

「なんだよこれーーーー!」

 

 

自分の両腕を見て叫び声を上げていた

 

 

耀海(なんでこんな手に?あーあの化け物食ったからか…はぁ…治るよね?治ってくれよ?)

 

 

腕が元に戻るように念じていると腕が元に戻る

 

 

耀海(うん?なんで元に戻ったんだ?もしかしたら念じれば元に戻るのか?一回やってみるか)

 

 

化け物のような腕になれと念じていると腕が元の腕から化け物のような手になる。

 

 

耀海(念じればあの腕になるのか…名前無いのは不便だし名前付けるか、うーん何がいいかな…黒くて鉄みたいな…そうだ!黒鉄腕(こくてつわん)にしよう

そういえば腕の衝撃が強すぎて忘れてたけど怪我も完治してるな、まぁこれで動けるからいいか)

 

 

吹き飛んだリュックを探しに行くがリュックはそこまで遠くに飛んでおらずすぐに見つかったがズタボロの上に山菜は全て食いちらからされていた

 

 

耀海(まぁこんだけ時間経ってたら大体予想できたけどちょっとショックだなー)

 

 

耀海はリュックをひろうと森の中を歩き始めた

 

 

森の中を探索すること数時間

 

 

耀海(あれ?ここ妖忌お祖父ちゃんの土地じゃない?)

 

 

いくらすすんでも見覚えのあるものが一向にでてこないことに訝しんでいると急に頭痛がし頭を抱える

 

 

耀海(急になんだ!?あ、頭が痛いなんで?ああ痛い痛い痛いああああああーーーー)

 

 

耀海「ああああああああああ!!」

 

 

叫び声を上げると耀海はドサリと倒れたがすぐに立ち上がりフラフラと歩き出した

 

その目には光がなく正気を失っているように見えた

 

 

 

 

 

??視点

 

 

??「はぁ、今日は1人か、慧音を誘ったけど今日は忙しいから無理って言われたし昨日あった妖獣には逃げられちゃうし最近は良いことないなー、今日と昨日の鬱憤をはらすために今日は1人で飲むか」

 

 

言いながら人里から出るとジュウジュウと焼く音と香ばしいに匂いが漂ってきた

 

匂いの元には八目鰻と書かれた暖簾と提灯をつけた屋台があった。

 

 

??「よう、ミスティア」

 

 

ミスティア「あ、妹紅さんいつものですか?」

 

 

妹紅「あぁ、いつものを頼む」

 

 

注文をするとイスに腰掛ける

 

 

ミスティア「わかりましたーいつもの八目鰻の串焼きと雀酒ですねー」

 

 

と言いミスティアは焼きたての八目鰻の串焼きと雀酒を出す

 

 

妹紅「やっぱりミスティアの料理は美味しいな」

 

 

ミスティア「あ、ありがとうございます」

 

 

そう言いながらミスティアの料理に舌鼓を打っていると

後ろからバサバサと羽ばたく音が聞こえ、振り向くと

 

 

?「あやや、妹紅さんじゃありませんかぁー」

 

 

妹紅「ああなんだ文か」

 

 

文「はい!清く正しい射命丸文です!」

 

 

妹紅「清く正しいかは別としてお前も飲むのか?」

 

 

文「心外ですねー私は常に清く正しいですよ、あと八目鰻の串焼きと雀酒を頼みますねー」

 

 

妹紅「よく言うよ」

 

 

妹紅は雀酒を一杯煽る

 

 

妹紅「ふぅミスティアもう一本頼む」

 

 

ミスティア「わかりました、今日はいつもより多く飲みますね」

 

 

注文の返事をし妹紅に雀酒を渡す

 

 

妹紅「まぁ今日は1人だからいつもより少し多めに飲もうと思ってな」

 

 

ミスティア「そうなんですね、文さんの分です」

 

 

文「ありがとうございます」

 

 

お礼を言い文は串焼きを食べ始める

 

 

妹紅「はぁー私はもう帰るよ、会計は?」

 

 

ミスティア「えーと八目鰻の串焼きが6本で雀酒が12本ですので2100円です。」

 

 

妹紅「はいよ」

 

 

妹紅は2100円をミスティアに渡す。

 

 

妹紅「ごちそーさん美味しかったよ」

 

 

ミスティア「まいどありー」

 

 

妹紅は帰路につき少しふらふらしながら家に帰っていると背中に激痛がはしり

 

 

妹紅「ガハッ!?」

 

 

声をあげ吐血する

 

 

妹紅(あーしまった、酔っ払って周囲の警戒をおろそかにしてた〜)

 

 

死ぬ時に絶対思わないことを思いながら妹紅はうつ伏せに倒れ意識を闇に落とした。

 

 

 

耀海の視点

 

妹紅が倒れる数分前

 

頭痛で倒れ正気を失いふらふらとあてもなく歩いていると帰宅途中の妹紅を見つけた。

 

耀海は妹紅を見つけると相模に隠れ妹紅を襲う機会を探す

 

酔っ払い、周囲の警戒をおろそかにしていた妹紅は耀海に気づかずそのまま通り過ぎ、殺れると判断した耀海は黒鉄腕にした腕で妹紅の後ろに音を立てず移動し心臓を抜き取る

  

 

妹紅「ガハッ!?」

 

 

妹紅は声を上げてうつ伏せに倒れる。

 

倒れるのを確認した耀海は抜き取った心臓を一飲みすると肉を引きちぎり貪り始める

 

肺と肝臓を食べ終え、口についた血を拭くと耀海の目に光が戻り、正気に戻る

 

正気を取り戻した耀海は血に濡れた手、背中に穴をあけ、血まみれで倒れている妹紅、そして妹紅を後ろから襲い食う記憶が蘇る

 

状況を理解しなぜ妹紅が倒れているかわかった耀海は気持ちわるくなり吐く

 

 

耀海「おえええええええぇゲホッゲホッおえええええぇ」

 

 

ある程度胃の中を吐き出し、ショックで気を失った

 

 

 

 

妹紅視点

 

 

耀海が倒れ数秒後妹紅の体が火に包まれ、背中に空いている穴が塞がり、妹紅は起き上がる。

 

 

妹紅(あぁ痛て、おかげで酔いが覚めちまった襲ったやつは…近くにはいないな)

 

 

傷が治り次の襲撃に警戒する、妹紅が周りを確認し近くに敵はおらず

倒れている耀海を見つけた

 

 

妹紅(うん?なんでこいつこんな所で倒れてるんだ?見たところ怪我もしてないし息をしてる…はぁ、考えても仕方ないからひとまずこいつを私の家で寝かせて起きたら何があったか聞くか)

 

 

と思い妹紅は耀海を担ぎ家に連れて行くのであった

 

 

 

 

耀海視点

 

耀海はチュンチュンという鳥の鳴き声が聞こえ、太陽の光が目に当たり、目を開けると木にはある葉っぱではなく木製の天井がうつる

 

 

耀海(ここはどこだ?)

 

 

なんて思っていると部屋のドアが開き、白髪の髪に深紅の瞳を持ち、髪には白地に赤の入った大きなリボンが一つと、毛先に小さなリボンを複数つけ、上は白のカッターシャツで、下は赤いもんぺのようなズボンをサスペンダーで吊った服装をした女性が入って来た

 

 

妹紅「お!起きたのか気分はどうだ?」

 

 

耀海「ここは?」

 

 

妹紅「ここは私の家だ、お前は帰ってる途中に倒れてたから家に連れて来た」

 

 

耀海「そうなのか、ありがとう」

 

 

妹紅「何、良いってことよそれと一つ聞きたいことがあるんだから良いか?」

 

 

耀海「答えられることなら」

 

 

妹紅「一つ目お前はなんであんな場所に倒れていた?」

 

 

耀海「森の中を歩いてたら頭痛がして、気を失った、あとのことは覚えてない」

 

 

妹紅「一つと言ったらがもう一つ質問する、頭痛がする前に何か生き物は食ったか?」

 

 

耀海「黒い鉄みたいな狼を」

 

 

妹紅「ああ、うん、今回は不可抗力だな」

 

 

耀海「不可抗力?何が?」

 

 

妹紅「いいや、こっちの話だ、気にしないでくれ」

 

 

耀海「わかった」

 

 

妹紅「……」

 

 

耀海「……」

 

 

両者の間に気まずい沈黙が流れるすると妹紅が口を開き

 

 

妹紅「名乗り忘れていたが私の名前は藤原妹紅だ、妹紅って呼んでくれ、よろしくな」

 

 

耀海「俺の名前は神宮寺耀海だ、よろしく、妹紅」

 

 

2人は自己紹介するのだった




耀海「なぁ、作者、なんで俺妹紅襲ったんだ?」

作者(こいつキャラと作者の壁超えてきやがった)

作者「そ、それは空腹状態だったからだ」

耀海「空腹状態?」


作者「そう、空腹状態、妖怪を食って能力を発現させた時すっごい体力を消費するから空腹状態になって暴走して妹紅を襲ったってわけ」

耀海「へえ〜、じゃああの狼の肉を食ったがあれじゃ足りなかったのか?」

作者「それは妖怪になる時に消費された」

耀海「じゃあなんで起きてからすぐじゃなくて後から正気を失ったんだ?」

作者「」スッ

耀海「おいダメダメ作者、目を逸らすな」

作者「はい、ダメダメですいません」
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