半妖半蓬の幻想入り   作:黒藤

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耀海、能力がわかる

3話

 

妹紅「私の名前は藤原妹紅よろしくな」

 

 

耀海「俺の名前は神宮寺耀海だ、よろしく、妹紅」

 

 

耀海「所でここは何処なんだ?」

 

 

妹紅「ここは幻想郷、忘れ去られたものが行き着く場所さ」

 

 

耀海「俺なんでそんなところに」

 

 

妹紅「多分お前は神隠しにあったんだ、たまにそうやって入り込んでくることがあるんだ、まぁ大抵の奴は餓死するか妖怪に食い殺されるか、生きて見つかったとしても記憶を消して外の世界に強制的に帰すだけだがな」

 

 

妹紅(たまにって言っても1年に1人くらいの頻度でくるけどな)

 

 

耀海「帰れるんだ」

 

 

妹紅「博麗神社に行けば帰れるぞ、普通の人間でなら…な」

 

 

耀海「あっ」(察し)

 

 

妹紅「察したと思うが帰れないと思うぞ」

 

 

耀海「そうか」

 

 

妹紅「まぁ帰れようが帰れなかろうが博麗神社に行くがな」

 

 

耀海「なんでだ?」

 

 

妹紅「能力がないか調べるためだよ」

 

 

耀海「そうか、わかった」

 

 

妹紅「動けるか?」

 

 

耀海「動けるぞ」

 

 

耀海は立ち上がる

 

 

妹紅「なら行こうか」

 

 

妹紅が扉を開け外に出る

 

 

 

数十分後 博麗神社前

 

 

耀海「結構長かったな」

 

 

妹紅「今まで外来人を3人くらいここまで送ってきたが息切れせずに登り切った奴始めて見たぞ、どんな鍛え方したんだ?」

 

 

耀海「自分の趣味が山菜狩りって言ったよな、それでおじいちゃんは結構広い土地を持ってて、それで祖父の土地で山菜狩りさせてくれないかと聞いたらサバイバル知識と体力をある程度身につけることっと言われて、サバイバル知識については問題なかったんだけど、体力付けがまぁ地獄だったな」

 

 

妹紅「どんなことを?」

 

 

耀海は死んだ魚のような目をしながら

 

 

耀海「これの2倍位の長さの階段を30キロの重りをつけて50往復です、しかも1往復するたびに重りを30キロ追加で」

 

 

妹紅「そのじいさんはだいぶ鬼畜だな」

 

 

耀海「まぁ今ではちょっときついくらいだがな」

 

 

妹紅「人間やめてるな」

 

 

耀海「よく言われるよ」

 

 

妹紅「ひとまず、立ち話をやめて神社に行こう」

 

 

耀海「わかった」

 

 

耀海が返事をすると妹紅が歩き始め賽銭箱の前で止まる

 

 

妹紅「お金持ってるか?」

 

 

耀海「持っているがどうした?」

 

 

妹紅「いくらだ?」

 

 

耀海「500円玉が1枚だけだな」

 

 

妹紅「その500円玉を賽銭箱に入れてくれ」

 

 

耀海「わかった」

 

 

と妹紅に言われた通りに500円玉を賽銭箱に入れると

 

 

??「おさいせーん!!」

 

 

 声が聞こえてきたため振り返ると肩と脇を露出した紅白の巫女服をきた少女が猛スピードで向かってきていた

 

 

耀海「は!?」

 

 

耀海は巫女服を着た少女とぶつかり吹っ飛ばされてしまった

 

 

耀海「ああああああグエッああああああああブベッあああああああゴハッ!!」

 

 

耀海はバウンドしながら木にぶつかりその場で力なく倒れピクピク痙攣していた

 

 

妹紅「お、おい大丈夫か!?」

 

 

??「あら?妹紅どうしたの?って人が倒れてるじゃない!何があったの!?」

 

 

妹紅「いや、お前が吹き飛ばしたんだよ」

 

 

??「あ、そうなの、悪かったわね」

 

 

賽銭箱を漁りながら謝る

 

 

妹紅「謝ってる気がしないんだが…」

 

 

耀海「ああ痛ててて、何があった?」

 

 

妹紅「あいつに吹き飛ばされた」

 

 

紅白の巫女服を着た少女を指さした

 

 

??「悪かったわね」

 

 

巫女服を着た少女は不機嫌そうに言った

 

 

耀海「全然謝られてる気がしないんだが」

 

 

??「それで何のよう?」

 

 

妹、耀(スルーすんのね)

 

 

妹紅「ひ、ひとまず自己紹介してやれ」

 

 

??「仕方ないわね、私の名前は博麗「霊夢〜」何よ!」

 

 

耀海を吹っ飛ばした巫女服の少女が自己紹介していると

 

片側だけおさげにして前に垂らした金髪とリボンのついたつばの広い黒い三角帽、黒系の服に白いエプロンを着た少女が箒に跨りながら降りてきた

 

 

???「酷いじゃないか霊夢、楽しく家の中で雑談してたのに急に賽銭の音がしたって言って神社の方に家の屋根突き破りながら猛スピードで飛んで行くから家の中がめちゃくちゃだぜ」

 

 

男まさりな口調で金髪魔女の格好をした少女が箒から降りてきていた

 

 

霊夢「1年に1人するかしないかの頻度よ盗まれたら大変じゃない」

 

 

???「そもそも人自体が来ないと思うんだぜ」

 

 

霊夢「魔理沙?それはどう言う意味?」

 

 

魔理沙「ま、まずい、逃げるんグエッ!!」

 

 

 飛んで逃げようとする魔理沙に霊夢が逃げられないように襟を掴み引っ張る

 

 

霊夢「魔理沙〜、ちょっとお話ししましょうね〜」

 

 

妹紅「ちょっと待ってくれ」

 

 

霊夢「何よ?」

 

 

妹紅「彼の能力が無いか見てもらいたいんだがいいか?」

 

 

耀海のことを指さしながら言った

 

 

霊夢「わかったわ、紫ー見てるんでしょ出てきなさい」

 

 

 霊夢が誰かを呼ぶと霊夢の横にひし形の上下をリボンで結び引き伸ばしたようなものの中に目の模様がびっしりあるものが現れると

 

 

?「永遠の17歳、ゆかりん参上☆」

 

 

霊、魔、妹、耀『うわキッツ!!』

 

 

ゆかりん「酷いじゃない呼ばれたからせっかく来てあげたのに」

 

 

霊夢「普通に来れば良いじゃない」

 

 

ゆかりん「普通に出てきたらつまらないじゃない」

 

 

霊夢「はぁ、紫、河童を呼んで彼に能力が無いか調べてくれない?」

 

 

紫「わかったわ、ちょっと待ってて」

 

 

ゆかりんもとい紫がスキマの中に消えると

 

 

魔理沙「所でお前は誰なんだぜ?服装的に外来人だが」

 

 

耀海「外来人で当ってるぞ、俺の名前は神宮寺耀海だ」

 

 

魔理沙「私の名前は霧雨魔理沙、少しの間だがよろしくだぜ」

 

 

魔理沙との自己紹介が終わると

 

 

紫「帰ってきたわよ〜、にとり、お願いね」

 

 

緑色の帽子とパンパンに膨らんだリュックを背負った少女が紫の後ろから現れた

 

 

にとり「それじゃさっさとやろうね」

 

 

耀海「どうすれば良いんですか?」

 

 

にとり「血をカプセル一個分貰えば良いだけだよ」

 

 

USBほどの大きさのカプセルに針がついた物を取り出す

 

 

にとり「手を出して」

 

 

と言われ手を出すとにとりは耀海の人差し指の先っちょに針を突き刺した

 

 

耀海(痛くないな)

 

 

にとり「はい、終わりだよ」

 

 

と言い針を抜く

 

 

にとり「どうした?不思議な顔して」

 

 

耀海「指を刺されたのに痛く無いなと思って」

 

 

にとり「河童の科学力は世界一だからね、これくらい簡単さ」

 

 

とにとりが言いながらリュックからタブレットを取り出し耀海の血が入ったカプセルを取り付けると

 

 

にとり「ゑ?」

 

 

タブレットを見たにとりは変な声をだし固まる

 

 

紫「にとり、どうしたの?」

 

 

にとり「彼、能力を5つ持ってるよ」

 

 

紫、妹、魔、霊、耀『は?』

 

 

耀海「ど、どんな、の、能力を?」

 

 

にとり「食べた者の能力、スペルをコピーする程度の能力、自身の体を硬質、変形させる程度の能力、不老になる程度の能力、傷を再生させる程度の能力、1日に1回生き返れる程度の能力だよ」

 

 

紫、妹、魔、霊「……」

 

 

にとり以外の全員が耀海に化け物を見るような目を、向けていた

 

 

耀海「やめてそんな目でこっちを見ないで」

 

 

紫「にとり、ちょっと髪の毛一本もらうわよ」

 

 

にとり「良いけどきゅうりの数増やしてよね」

 

 

にとりから返事を貰い髪の毛をとると

 

 

紫「耀海だったかしら口を開けてくれる?」

 

 

耀海「わかりました」

 

 

耀海が口を開けると

 

 

耀海「ムゴッ!?」

 

 

紫が耀海の口の中に手を突っ込んだ

 

 

紫「ほらほら、早く飲み込みなさい」

 

 

耀海「てふぁがまでめこみなあくらぬあて!」(訳:手が邪魔で飲み込めないから抜いて!)

 

 

紫「だってあなたこうしないと飲み込まなそうだから」

 

 

耀海「ゲホッゲホッ手をゲホッ口の中に突っ込むゲホッなら嫌ですけど自分で食べまゲホッす」

 

 

紫「悪かったわね、それよりにとり、お願いね」

 

 

にとり「はいはいわかったよ、悪いけどまた手を出して」

 

 

先ほどと同じように採血はすぐに終わりタブレットにカプセルを付ける

 

 

にとり「能力が増えてるよ私の水を操る程度の能力と境界を操る程度の能力が」

 

 

紫「は?」

 

 

耀海「なんで!?」

 

 

にとり「多分だけど紫が口の中に手を突っ込んだからじゃ無いかな?」

 

 

紫「私の手は食べられてな……なるほどね」

 

 

魔理沙「自分達だけ理解してないで教えてくれよ」

 

 

紫「わかったわよ、教えてあげるから静かにしなさい」

 

 

魔理沙「わかったのぜ」

 

 

紫「彼の能力は食ったものの能力、スペルをコピーする程度の能力なのはわかるわね、彼の能力は体液だけでも飲み込めればコピーできるのよ、前にもにような能力を持った人が神隠しできたことがあるけどその人は血肉を食べないとコピー出来なかったわ」

 

 

耀海「その人は今どうしてるんですか?」

 

 

紫「帰したわよ」

 

 

耀海「能力を持ってたら帰れないんじゃなかったんですか?」

 

 

紫「コピーした能力が足が少し早くなる程度の能力だったから帰しても問題ないと思ったのよ、それに外の世界には能力を持った人間はいないしね」

 

 

耀海「それじゃあ俺は帰っても「ダメよ」ですよねー」

 

 

紫「あなたの能力は隠しようがないじゃない、少し足が早くなる程度の能力は誤魔化せるけど不老は流石に無理よ」

 

 

耀海「それじゃあ自分が新しくコピーした紫とにとりの能力が何か教えてくれ」

 

 

紫「それくらいなら良いわよ、間違った使い方をして暴走して欲しくないからね、それじゃあにとりの能力からね、にとり、手を洗いたいから水ちょうだい」

 

 

にとり「はぁ、手を洗うんだったら手を突っ込まなければ良いだけなのに」

 

 

 と言いながらもリュックから水筒を取り出し蓋を開けると水が浮かび球状を作りながら紫の前で止まると紫は手を水の中に突っ込み、手を洗い終わると、水の塊がその場に落ちた

 

 

紫「さっき見たからわかると思うけどにとり、と言うより河童達は水を好きなように操れるのよ、それで私の能力はさっき私が出てきた時にひし形のようなものが現れたでしょ?あれをスキマって言うんだけどあれを自由に操れるのよ、主な使用方法は移動ね普通に歩いて行くより早く動けるわ、他には青い猫型ロボットみたいになんでも入れることができるくらいね」

 

 

耀海「どこにでもってことは外の世界にも行けるのか?」

 

 

紫「行けるわ、あなたは帰るの?」

 

 

耀海「正直帰れないよな、帰ったとしてもあなた絶対に連れ返しに来るよな」

 

 

紫「えぇ、帰ったとしても連れ返しに行くわ」

 

 

耀海「なら諦めるよ」

 

 

紫「そう、なら歓迎するわ、幻想郷は全てを受け入れるのよ、それはそれは、残酷な話ですわ」

 

 

 

 

一方その頃

 

 ここは耀海が野宿したところ、耀海が倒したナニかの死体の側にあった血溜まりが波打ちだし人のような形を作り、徐々に骨、内臓、筋肉、皮膚、服の順番に作りだすと鉄のようなオオカミの耳と尻尾を生やした男児が出来上がった。

 

ナニかの血液が男児を覆い数秒後に四散すると男児が

 

 

?「主を探さなきゃ」

 

 

と呟き歩き始めた




作者「終わったー」

耀海「直せって言われたところ直せたか?」

作者「多分直せた」

耀海「しっかりしろよ」

作者「はい!わかりました」

耀海「ほんとかなぁ?」

耀海「なぁそれより最後に出てきた男児って「これを見て」うん?なに?」

ピカッ

作者「君はナニもみていないオーケー?」

耀海「オーケーオーケー」
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