悪魔のメモリ〜もう一つの『W』〜   作:エルドラス

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作者が唐突に思いついた物を書いています。
もしかしたら長続きしないかもです。


Wは悪魔
Wは悪魔/もう一人の仮面戦士


〜風都の路地裏〜

 

異形な怪物「はぁ、はぁ、はぁ、ックソ!」

 

一人の異形な姿をした怪物が悪態を吐きながら路地裏を走っていた。

 

異形な怪物「なんだよ、なんなんだよアイツは!」

 

怪物は少し前までのことを思い出していた。

 

少し前まで、怪物は銀行を襲っており、そこで大量の金品を手に入れて、警察から逃げていた。

 

その途中でこの路地裏に身を潜めようとしたのだが、そこに『何者か』が現れた。

 

その『何者か』は、怪物を攻撃してきた。普通の人間を超えた超人的な力を持っている怪物をだ。

 

しかもそれだけにとどまらず、その『何者か』は、怪物を圧倒したのだ。

 

一方的にやられる事への恐怖で、怪物は逃げていたのだ。

 

異形な怪物「なんで、今の俺は超人なのに!」

 

そう言いながら走っていると、突如、怪物の周りに『風』が吹いた。その風は怪物の周りにだけ吹いており、そのまま怪物を吹き飛ばした。

 

異形な怪物「ぎゃぁぁぁあ!」

 

そして怪物は壁に叩きつけられてしまった。

 

すると、また風が舞い上がり、今度はその風の中から、先程まで自分を追い詰めていた『何者か』が現れた。

 

???「鬼ごっこは終わりだ。『ドーパント』」

 

その何者かは、全身を白い鎧で覆っていて、顔も大きな白顔を持つマスクで覆われており、腰には『左右非対称な赤いベルト』と、そのベルトに刺さっている『銀色のUSBメモリの様な物』があった。

 

そしてその見た目は、どことなく『風神』を思わせる様だった。

 

ドーパント「なんなんだよ……なんなんだよ!お前はぁぁぁぁ!」

 

『ドーパント』と呼ばれた怪物は、半ばヤケクソになりながら何者かに突っ込んでいった。

 

???「ふんっ」

 

そして、その何者かは、向かってくるドーパントを前蹴りで少し遠くに蹴飛ばした。

 

ドーパント「がぁぁぁあ!クソがぁぁぁぁあ!」

 

ドーパントはそう叫ぶと、次の瞬間、とてつもない速さで何者かの周りを走りだした。

 

???「このスピードとその黒い虫の様な見た目。成程、お前は『コックローチ・ドーパント』か」

 

すると、コックローチ・ドーパントと呼ばれた怪物は何者かを鼻で笑った。

 

コックローチ「ふんっ!分かったところでどうと言うことはない。お前は俺のスピードには着いてはこれないのだからなぁ‼︎」

 

コックローチはそう叫びながら暫く何者かの周りを走っていたが、遂に何者かに襲いかかった。

 

コックローチ「死ねぇ!」

 

だが、何者かは焦らない。

 

ゆっくりと自分のベルトに刺さっているUSBメモリの様な物を抜くと、それを『腰の右側にあるスロット』に差し込んだ。

 

 

 

ーーーーMaximum Drive!

 

 

 

???「ふぅ…っ!はぁぁぁぁあ!」

 

そして、コックローチがこちらに向かって走ってきたところに、カウンターキックを喰らわせた。

 

コックローチ「ぎゃぁぁぁぁあ!」

 

そして、キックを受けたコックローチは、そのまま爆発してしまった。

 

何者かが爆発の後を見ていると、そこには男が一人倒れ込んでおり、その側には『砕け散ったUSBメモリ』が1本落ちていた。

 

何者かが男の生死を確認していると、近くからパトカーのサイレンの音が聞こえた。

 

そして、それを聞いた何者かは、倒れている男を目立つ場所に置いて、そのまま去っていった。

 

 

 

 

 

〜とあるビルの屋上〜

 

???「ここまで来れば大丈夫かな?」

 

何者かはそう言うと、ベルトの様な物に刺さっていたUSBメモリを抜く。

 

すると、その何者かは『人間の青年』になっていた。

 

???「さて、一体いつになったら会えるのかな」

 

青年はそう言うと、懐から一枚の『写真』を取り出した。

 

そこに写っていたのは、一体の怪人だった。

 

???「これが、僕が倒すべき相手………『ウェザー・ドーパント』か」

 

青年はそう呟くと、写真を再び懐にしまった。




いかがだったでしょうか?

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