〜♯10のその後〜
速水サンが同好会に入ることになり、ますます面倒なことになってきた。そもそも一般人に悪霊との戦いに関わらせたくないんだけど。まぁ知ってしまったのならほっとけない気持ちもわかるけど、、、
「なんだかなぁ、、、って顔してるね。咲良くん」
「そうなんだよ〜。なんでこんなことに、、、ん?」
僕は話し相手を見る。本来ならいないはずの金髪の子。
「空鈴サン!?なんで学校に!?」
しかも名前呼び。空鈴サンが答える。
「活動拠点を陽炎街に移したんだ。この街、便利だし。それに、、、」
「それに?」
「キミに、会えるし///」
可愛いかよ。頬を赤らめてそう言う空鈴サンに一瞬見惚れた。推しのそういう表情に惚れないやつは間違いなく潜りだ。
「そういえば、キミって悪霊研究同好会?に入ってるんだよね?」
「うん」
南條サンに内緒でサボっているので幽霊部員みたいなものだが。
「私も入る!助けてもらった恩もあるし、咲良くんともっといたいし///」
もっといたい、ね。昔そう願って叶わなかった事を覚えてる。高望みはしないでおくか。
「ま、いっか。1日で女子部員2人増えたって考えよ」
「ん?2人ってどゆこと?」
ハイライトがなくなった空鈴サンに質問攻めにされたのだった。
〜一般人男子高校生の疑問〜
俺、南雲蓮はいつも通り同好会の教室でパソコンを開いていた。姫雛鳥のライブが終わってから速水が入部しただけじゃなく、あの姫雛鳥の2人が転入してきた事にびっくりした。そして姫雛鳥の空鈴ヒナはこの同好会に入ってきた。俺はサイトを漁りながら依頼を探す。姫雛鳥のライブに出た後だからか、依頼が増えていた。そこは喜ばしい事だ。俺は南條ちゃんにそれを伝える。
「それはいい事ですね。知って欲しいヤツはサボってますが」
「やっぱりサボってるんだ、、、」
速水が呆れている。ふと、空鈴ヒナさんが言う。
「なんだ、、、咲良くんいないんだ、、、」
空鈴ヒナさんはガッカリしている。
「なんで咲良は来ないんだろうな」
俺はふと呟いた。アイツのサボり癖は筋金入りだ。その理由が気になって仕方なかった。誰も答える事はできなかったみたいだ。俺の疑問は膨らむのだった。
〜とある死神達の会話〜
俺、蛇芽奏多は陽炎南街にある喫茶店に来ていた。とある人と待ち合わせしているのだ。俺の姿を見つけたのか、その人物は軽く手を振る。俺はその人の対面に座る。
「遅かったな。奏多」
「すみません楠神さん。少し手間がかかってしまって」
楠神真琴さん。俺の死神の先輩だ。メガネをクイっとあげると、楠神さんはコーヒーを注文した。俺も注文する。
「悪霊の動きが活発している。それはわかってるな?奏多」
「はい。例の時期を過ぎたのに悪霊の出没頻度が上がっている事ですね」
楠神さんは頷くとコーヒーを一口飲む。楠神さんが1枚の写真を見せる。俺がライブの時に出会った銀の髪の青年の写真。
「このジンというヤツが主犯だろう。お前の報告を元に情報を整理した結果だ。アリスはアイツの部下だろう」
「その想定で間違ってないと思います。ひとまずはアリスとジンに警戒。同時に矢の確保という事でいいですね?」
「それでいい」
俺もコーヒーを飲む。ふと、楠神さんが俺に聞く。
「Rは、守条咲良は元気にしてるか?」
「はい。南條助手によると、人格矯正は上手くいってない様子ですが」
「いや、アイツはあれでいい」
あれでいい?一体どういう事だろうか?
「2年前のアイツは荒んでたからな。ずっと心配してたんだ」
「なぜ、楠神さんが?」
俺が聞くと、楠神さんが答える。
「アイツは、俺の親友の忘れ形見だからな」
親友の忘れ形見?守条くんが荒んでいた?気になることが沢山あるが、楠神さんは会計を済ませて店を出ていた。俺もコーヒーを飲み干し、会計を済ませて店を出るのだった。
〜もしも、新番組予告をするなら〜
この世界には、悪霊と呼ばれる異形が蔓延っている。ソレらを狩るのは!
「変身」
黒装束の死神だった!
「今宵は死神の時間だよ」
新番組仮面ライダーモルテ!9月◯日日曜午前9時スタート!
※もしもです
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☆7:瀝青さん、Y0324さん
☆8:イチゴころころさん
☆9:ケーニッヒさん
評価ありがとうございます!
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南雲蓮
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空鈴ヒナ
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田井中ヒメ
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速水心花
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明神麗央(仮面ライダースコール)
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楠神真琴(仮面ライダーサリエル)
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冴島灰馬(仮面ライダーオルクス)
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アリス(エビルライダー)
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ジン
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アキネ