【10月10日】
謎の男はもう一度私の会社へ来た。何故かその日は私には会わずに、社員に会いに来た。男に会った社員は何もされなかったと言っていた。本当に何も無ければ良いが。
【10月11日】
社員の死体が発見された。警察は自殺と判断したが、私は謎の男絡みだと考えている。もし、私の考えている通りなら、私は、大きな決断が必要だろう。
【10月12日】
夜も遅い時間帯、私は例の男を呼び出した。私の手には1振りの包丁。男は動揺していなかった。私は男の腹に包丁を突き刺したが、男は無傷だった。男はニヤリと笑うと、施設が爆発。中の社員は助からないだろう。男は姿を消していた。
僕が目を覚ました時、夜は明けていた。あの事件は「東京乱舞」と呼ばれるようになり、甚大な被害を負った東京本部は閉鎖。本部は新たに支部を置く予定だった陽炎街に置かれるようになった。僕はというと、死神としての経験を積むために南沢支部に配属された。
『咲良』
『楠神さん』
僕に話しかけてきたのは楠神さん。依澄の親友だ。右目に傷がある。昨日はなかったはずだ。
『死神の道は茨と血の道だ』
『わかってます、、、』
それでもあの日、僕は依澄の、死神の手を握ったんだ。
『僕は、強くなる』
齢13。近いの日だ。
♣︎♣︎♣
おれは悪霊に自分の武器の1つを向ける。右腕についてる武器『グリムシューター』の向きを変え、鉤爪に変える。
『鉤爪、、、お前、自分が忍者とでも思っているのか?』
「死神だからって、忍者を真似てはいけないなんてルールはないっす!」
おれは鉤爪で悪霊に斬りかかった。悪霊は腕の錨で防ぐ。が、威力はおれの鉤爪の方が上だ。
『何故だ、、、鉤爪ごときに!』
「普通なら効かないかもしれない、、、でも、おれはこの日の為に!死神になる為に!」
そう、その為におれは!
「たっくさん!努力したっす!」
何度も斬りかかり、そして遂に腕の錨を破壊することに成功した。
『ナニ!?』
「さぁ、ここからっす!」
追い打ちをかけるように攻撃を続ける。悪霊は疲弊してるようで、攻撃は当たらない。
「トドメっす」
おれはグリムシューターにカードを挿入する。
『ラクーン』
鉤爪にエネルギーが迸る。おれは構えを取ると、悪霊に向かって走り出す。
『ラクーングリムクラッシュ』
そして、すれ違いざまに悪霊を切り裂いた。
『何故だ、、、何故だー!』
悪霊は叫び、爆散した。
「忍」
♣︎♣︎♣
〜ジンside〜
輪廻に誘われて咲良がいる場に来てみたら、咲良は戦っていなかった。だが、その代わりに戦ってた奴に俺は興味が湧く。
「へぇ、、、アイツ、新参だな。だが相当な努力量だ」
「やはり、貴方にはわかるのですね。ジン様」
俺は戦いの様子を見ながら、アイツの武器を見る。刃には刃こぼれが見られ、武器にしてある塗装も剥がれているところが多い。そして、動きには無駄がない。
「俺も混ざってもいいか?」
「ダメですよ。貴方は切り札なんですから」
俺は刀を抜き、輪廻の喉元に突きつける。輪廻は怯んだ様子すらなかった。
「しょうがねぇな。今日は帰るか」
「そうしましょう。彼も戦う気はないでしょうし」
俺は刀を鞘に納める。俺と輪廻はその場から立ち去る前に咲良と方を見る。咲良もこちらの方を見ていた。俺は咲良にニヤリと笑うと、輪廻とその場から闇に紛れて消えた。
♣︎♣︎♣
〜咲良side〜
翌日、僕は授業を作業用BGMにして、昨日の事を考えていた。各支部からの死神の招集。拓篤が戦闘を行っている時に感じた悪意の気配。あれは一体、、、
「、、、となりまして、ここの問題を、守条。答えなさい」
「x=5/6」
「せ、正解、、、」
問題に答えた僕は再び思考の波に入る。
「守条くん、、、」
隣で心配している速水サンには気が付かないまま。
♣︎♣︎♣
放課後、テスト期間なので部活はないが、その代わり、古い感じの喫茶店に部員全員で来ていた。
「なんか、古い感じだけど、少し落ち着く感じだな〜」
「人はそれをレトロって言うんだ」
僕はコーヒーを注文する。皆も飲み物を注文し、勉強の準備を始める。
「大体さ、なんでテストってあんだろうな?」
「私に聞かないでよ〜」
文句を言いながらもやる気はあるレンレンと速水サン。
「あの、立川先輩、聞きたいところがあって」
「いいよ。教えようか」
立川会長に質問をする南條サン。
「most more 難しいなぁ、、、最上級とか比較級とか」
英語の勉強をするヒナサン。皆を見て、僕はコーヒーを飲む。
「お前さんは勉強しなくていいのかい?」
「いいんですよ〜。だって僕、天才だし〜」
話しかけてきたマスターにそう返す。まぁ、もし分からないって言われたら、ヒントくらいはあげよう。
「お前さん、飄々としてるようだけど、実際は、、、何か悩んでるんじゃねぇか?」
「、、、なんでそう思ったのさ?」
マスターは僕の対面に座ると、ショートケーキを僕の目の前に置いた。
「ソイツは俺の奢りだ」
「アンタの考えてること、分かるよ。分かった上で乗ってやるよ」
僕はケーキの皿をとる。そして、マスターは自分の分のコーヒーを飲んだ。
「もし、もしさ、ずっと昔に自分の大切なものを奪った奴が、今また自分の大切なものを奪おうとした時さ、アンタならどうするの?」
僕の質問に、マスターは顎髭を擦りながら考える。
「そうだなぁ、、、俺ぁ、その状況に陥ったことがねぇからわかんねぇ。でも、俺なら、」
マスターは僕の目を覗き込む。それは、入店した時とは違う、真剣な瞳。偽った事を話せないような瞳。
「大切なものに被害が及ぶ前に、元凶を倒す。だな」
「どうしても、力が及ばないとしたら?」
マスターは僕の質問に迷いなく答える。
「なら、ソイツに対抗できるように、鍛えればいいんだ。お前さん、天才なんだろう?天才が本気で鍛え抜くと、天才をも超えるぜ」
「対抗できるように、鍛え抜く、、、」
その言葉で、僕はあることを閃いた。どうせテストはいい点を取れるんだ。テスト期間はアレを身につけよう。
「マスターありがとう!お代置いとくよ。ごちそーさん」
「おう。いい顔だな」
僕は荷物を纏めて喫茶店を出ようとする。
「おい!テスト勉強!」
「じゃ、頑張れよ〜凡人たちよ」
僕はそう言い残して、喫茶店を出た。
「咲良くん、、、良かった」
ヒナサンの、この言葉は僕には聞こえなかったが、彼女のほっとした様な笑顔を見れた。
♣︎♣︎♣
本部の訓練室。本当なら蛇芽や麗央を相手にして特訓するところだが、生憎、彼らは入院中。というわけで、今回は別の人に来てもらった。
「懐かしいな。お前に訓練をつけるなんて」
「ちょっと、あの時に戻りたくなってさ。それに、借りを返したいヤツもいるんだ」
「、、、輪廻か?」
相手役の楠神さんに僕は頷く。楠神さんも右目の礼をしたくて協力してくれたみたいだ。僕と楠神さんはベルトを装着する。夕方だが、訓練室内は夜の設定になっている為、変身が可能になっている。
「さぁ、行くぞ」
「すぅ、、、はぁ、、、はい!」
先に僕が攻撃を仕掛けた。僕の攻撃を楠神さんは弓でいなす。右側に蹴りを放つと、楠神さんは左腕でガードしたので、僕は前宙し、かかと落としを放った。が、
「相変わらず、速いな」
「そりゃどーも!」
僕は距離を取り、警戒する。楠神さんは弓の弦を引いている。僕は走り出し、狙いを定めさせないように撹乱する。
「そこ!」
「だと思ったよ!」
放たれた矢をバゼラードではじき返すと同時に変身。相手もサリエルに変身したようだ。
「全力でこい咲良!」
「うん、、、ここからが僕の全力だ!」
僕は相手に向かって駆け出した。
♣︎♣︎♣
〜ヒナside〜
訓練室で特訓してる咲良くんを見る。私は必死に頑張る彼を見て、今までの彼とは違う何かを感じた。それと同時に、私が好きになったのが彼で良かったと思ってる。
「やっぱり、、、好きだなぁ////」
「咲良先輩がっすか?」
「うわぁ!?」
隣を見ると、拓篤くんがニヤニヤ顔でこっちを見ていた。
「急に隣に来ないでよ!」
「声かけたのに気づかないそっちが悪いんすよ」
私はそう言われて顔を赤くする。拓篤くんはニヤニヤしていたが、真剣な顔に戻り、咲良くんの様子を見る。私も、拓篤くんに倣い、彼を見る。
「おれ、今の咲良先輩を見て、昔みたいな重い荷物を下ろしたのかと思ってた。でも、隠してるだけで、荷物は背負ったままだった。おれ、気づけなかったっす」
「でも、拓篤くんは気づいた。私は、彼の背負った荷物のことを、知らなかった。私、彼のために何ができるのかな、、、」
「ヒナさん、、、」
拓篤くんが心配そうな視線を私を向ける。私は、訓練室とこの廊下を遮ってるガラスに手を当てる。そうしてると、私が彼と繋がってる気がするから。
「咲良くん、、、」
私は、、、
特訓に励む守条咲良。その裏ではワタシ、南條美澄と天草拓篤も特訓をする。そんな中、ワタシは彼に酷い言葉を浴びせてしまった。次回、仮面ライダーモルテ♯24感情
「なんでって、、、君が、助けを求める顔をしてたから。だよ」
『超特別編!最新情報!』
関西支部所属。穏やかな笑みの奥にはドス黒い闇が広がっている!死神トート。柳木蒼弥(やなぎ_そうや)!
「僕に勝利をゆずんなし。雑魚が」
人気投票 推しキャラは?
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守条咲良(仮面ライダーモルテ)
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南條美澄
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南雲蓮
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蛇芽奏多(仮面ライダーサマエル)
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空鈴ヒナ
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田井中ヒメ
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速水心花
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明神麗央(仮面ライダースコール)
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楠神真琴(仮面ライダーサリエル)
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冴島灰馬(仮面ライダーオルクス)
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アリス(エビルライダー)
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ジン
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アキネ