自分を星野アイだと勘違いしている一般星野アイ   作:マッキーガイア

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設定改変とかなんとか色々言ってましたが、書き始めたらびっくり、いつの間にか【アイドル】と同じ様な物書いてた…
仕方がないのでとりあえず暫く続きます。
もう面白ければ良いや。リアリティーとか誰も求めてないでしょ(と言いながらアイを知らない事への理由付けし始める)
とりあえずこの主人公を素顔で【サインはB】踊らせるまで終われねぇ…
オーイシさん、月刊少女野崎くんの『君じゃなきゃダメみたい』からのファンです。


アイ(愛)マナ

ピンポーン!

ピンポーン!

 

何度か連続でチャイムが鳴る。

時刻は休日の午前10時ごろ。通常だったら配信中で防音室に居るが、今日は少し休養を貰っていた為に自室で自分のエゴサをしていた。

連続チャイムというマナー違反の誰かさんにイラッとしつつスマホを投げ出して部屋を出ていく。

 

家が少し広いが為に階段を降りる頃にはもう『し、失礼いたしましたー。』という声と共に全てが終わった後だった。

 

「ママ…どうしたの?」

 

見れば母が玄関を前に立ち止まっている。なんとなく回り込んで顔を覗き込んだら、頬を少しぴくつかせながら額に血管を浮き上がらせている、めちゃくちゃ怒ってるやんと言う言葉は飲み込んだ。

 

「……どこで聞きつけてきやがったのかしら…?あのドクサレ外道供め。

アイツらのせいで前のマンションを追い出されたの忘れたのかしらねぇ…」

 

綺麗な声色でめちゃくちゃ言い始めた。

私はワンフレーズに聞き覚えがあった為にお母さんに真偽を確かめるべく聞き返した。

 

「……ねぇ、まさか。さっきのって…」

 

「N○Kの集金よ。」

 

「あちゃ〜…」

 

大分昔の話である。私がまだ生まれてもいない時代。以前、マンションに住んでいた両親の部屋の前でN○Kの集金と宗教勧誘が喧嘩をし始め最終的に殴り合いになったということがあるらしい。その時は警察が来てどうにかなったと言うが両親はそのせいでマンションを追い出されてしまったという事があった。それから両親はN○Kと宗教を毛嫌いしており、私が中学に上がるまでテレビすら私の家には無かったのだ。

 

ネット配信を始めると言った時は本当に家の空気が地獄になったっけと思い出して苦笑いした。

 

「そう言えば朝ごはん食べてないんだよねー。」

 

と言いながらママの肩を押しながらリビングへ向かう。

 

「あ、お姉様!」

 

ふと、リビングに入った瞬間声が掛かる。

静かにソファの方角を見てみるとそこにはSwitchを片手にのちのちと歩み寄ってくる妹のマナの姿があった。

 

「今日は配信ではなかったでしょうか……ですっ!」

 

「休み貰ってるんだ。今日は可愛い妹ちゃんといっぱい遊べるぞ〜。」

 

「そうなのですか!?嬉しいです!」

 

そう言うと妹はSwitchをテーブルの充電器に差し込んでから、スマホを取り出した。

 

「じゃあ、デートに行きませんか?見たい映画があるのです!」

 

「ホォー、どんな映画なの?」

 

「仮面ライダーなのです!」

 

そう言うとスマホ画面を突きつけられる。そうして15時10分の回を指差した。どうやらこの回が見たいらしい。

 

「それまた。最近のはまだ観てないんだよね〜。ネットでジオウまでなら観たよ。」

 

「今回はシン・仮面ライダーの続編なので大丈夫だと思いますです!」

 

「あ〜、あれ続編出たんだ。」

 

そう言うと私は配信をはじめたばかりの頃の事を思い出す。

中学生まで趣味がマジに読書くらいしか無かった故に起きた事故というべきか、前世を端的に思い出してしまったが故の過ちというべきか…

 

以前にマナを仮面ライダー沼にハマらせた原因ともなる事件があったのだ。

 

とりま、回想シーンに回せる程尺を作りたく無いので端的に言うと。

 

 

 

マナが好きな本が映画化

お姉様!この映画観たいのです!

よっしゃ!任せとけ!(初めての映画館(前世の記憶も一部しかなくあまり役に立たない))

劇場到着

え〜っと、どれや?

あ!コレや!!(脊髄反射)

シン・仮面ライダー

お姉様……これちがう(涙目)

……ですぅ……

アッ(察し)スゥーーーー……

スイマセンデシタ

仕方ないので観るです。

……っ!

(今まで映像作品をろくに観てこなかった反動)

どどどど…どうだったかなぁ…マナちゃん…?(汗ダクダク)

最高なのでしたです!!

 

 

と言う悲惨な事故である。

マナはその後、仮面ライダーをニチアサで観るためにテレビを求めて母に抗議。奮闘のおかげかリビングにテレビが置ける様になり、現在のテレビのある家に進化したのだ。

まぁ、横で額に血管を浮き上がらせている母は今にでもテレビを捨てに行きそうなのはご愛嬌である。

 

「では!今日は11時に出発です!」

 

そう言うと「オー」と小さな拳を天に掲げるマナ。………可愛い

なんだこの可愛い生き物は…本当に中学生か?

背は私とそんなに変わらないはずなのにデフォルメされて丸みを帯びたゆるキャラにしか見えない…やはりこの世界は二次元という事か…。

 

「ん…待てよ。11時はちょっとはやくない?映画館なんて歩いても40分ちょいでしょ?なんでそんな早くに出かけるの?」

 

「もー、お姉様はお忘れですか!?私は中学生なのです!19時以降は補導対象なのです!!」

 

「いや、それでも始まるの16時でしょ?」

 

「もぉーー!!分からずや!!!

そんなギリギリだとお姉様と遊べないじゃないですか!」

 

「あ〜、そう言う事ぉ〜。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





追記。主人公が配信を始める当時に使っていたパソコンは父の仕事様のパソコンである。(NHKからは隠し通してた。)


次回、変装忘れちった。in ショッピングモール
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