私は人知を越えるモノに『異世界戻りの既婚TSおっさんがその妻から緑色の紙を叩きつけられるRTA』をやらされているに違いない 作:劇団おこめ座
これで最終話になります。
妻からオートマチックの小型拳銃を突き付けられている現状、あまりの殺気に娘の由紀が腰を抜かして、部屋の隅っこでがくがく震えながら隠れていた。
いや、由紀、お前が腰抜かして隠れていたら、娘が急に母親の前に現れて、『やめて、実はこの子お父さんなの!』『あなたが言うなら本当なのね』という、TS漫画とかのあるある理解者が謎に増えていく現象が出来なくなるだろ。
「あのね、
無音の拳銃が火を噴いたようで、自分の頬のすぐそばを弾が通り抜けていく。
壁にもう一つの穴が開いた。
「なんで私の名前を知っている。回答によっては容赦しない」
妻の翠の冷たい声が安アパートに響く。
クソ、もうやけだ、とにかく時間を少しでも稼いで娘が説得に入ってくれるのを祈るしかない。
「んんんー! もう、どうしてくれるの! 壁に穴2つも空いたじゃない! 大家さんにどう説明したらいいの!」
私は何も知らないわからない美少女ムーブをしながら、慌てるようなそぶりを見せて、妻の翠を非難する。
まさか妻もそんな反応をするとは思っていなかったようで、少し動揺していた。
「え……、あ、そんなの後でどうにでもなる!」
「こっそり修繕したってばれるでしょ! ほら、見てよこの穴! 完全に貫通しているから、外の壁面も修繕しないと……」
私は大声を出しながら、必死に美少女困っているんですプレイを熱演し、壁の穴を触り、妻に罪悪感を植え付けようとした。
壁の穴に、わずかだが懐かしい感覚があった。
「これ、魔力……」
私は翠の方を振り返った。拳銃はこちらには向いているが、少し地面の方へ銃口が向いていた。その拳銃は明かにサプレッサー、いわゆる消音装置がついていなかった。あの、拳銃の先端につける細長いやつだ。そもそも、臭いだ。拳銃は発砲すると火薬を爆発させた特有な臭いがある。硝煙とかいう臭いらしいが、そんな臭い嗅いだことねえから知らね。でも、明らかに火薬を燃やした特有な臭いがあると聞いたことがあるがそれが全くない。
それに、現代の弾薬は無煙火薬を使われていると言われているが、完全に無煙ではない。拳銃を撃てばそれなりに小さな煙が出るはずなのだ。
それに、床には空薬莢が一つも転がっていない。オートマチックの拳銃なら、撃った直後に自動で弾を装填して、火薬を燃やし尽くした薬莢を排出するはずだ。だから、
つまり、翠が使った拳銃、あれは少なくとも、その拳銃の様な物で発砲自体はしてはいない。壁に穴を開けたのは別の何かだ。
そんな魔法みたいなことができるのは……エルフの衛兵少女エメラダの右手で拳銃の真似事の手を作る姿が私の脳裏に描かれた。
「……魔弾」
私の呟きに、翠は私による謎の美少女プレイ熱演によって唖然としていた顔から、急に眉間にしわを寄せて、魔物を追い詰める戦士のような顔をした。
「なぜそれを知っている」
翠の周りに魔力が高まっていくような感覚を感じた。これは、強力な魔法を唱える前の事前の溜めだ。
尋問するんじゃないの?
魔法を知っている者だから、相手は使えると判断して、反撃される前に殺しちゃおう、ということ?
私は急いで薄めていた魔力を練り上げ、全身に行き渡らせる。得意でもない防壁魔法の真似事をして防げるとは思えないが、幻術の頭のスイッチを永遠に切る即死魔法を使って翠を殺すわけには……。私は自分の脳をいじるバフを付け、MPゴリ押しの無理やり防壁魔法を作り上げる。
翠の魔力は発射口として左腕の先端を私に向け、翠の魔力が左腕に集中する。
「やはり貴様、魔法を使えるな!
その翠の姿は、酷い思いも悲しい思いもしたエルフの里の住人を思い出す容姿だった。それ以上に、煌めく金髪の髪に宝石のように輝く緑色の瞳、エルフの里の長エリンを思い出すような顔つき。
「え、エメ……ラダ」
まぶしい光が集まり放たれた。
放たれた魔砲撃は全て防壁魔法で止め切った。しかし、得意ではない魔法だったので、ほぼすべてのMPを使い果たし、脳をいじるバフ魔法の魔力もそれで途絶えた。
私は膝がガクンと曲がって、床に倒れた。そういえば、今日は職場で脳バフ魔法を使ったから、溜まった疲労で体も頭もMPも限界になったのか。
このまま、布団に入ったら、すぴーと一瞬で気持ちよく寝息を立てて寝れるんだろうな。とりあえず、今はこの問題を片付けないと永遠に眠ることになる。
倒れた私の側に
「その名前……なぜ知っている?」
「翠が、知っている人に似ているんだ。エメラダって人に。翠……エメラダなのか?」
「質問は私がしている。どこで知った?」
「エルフの里だよ。人間嫌いなエルフ達の楽園だ」
「エルフの里? なぜ、この世界の人間が知っている?
貴様もさっき魔法を使ったな。
お前、あっちの世界から来たのか?」
「そうだけど、正確には戻って来たんだ。不幸にも異世界に飛ばされて、エルフの里で酷い目にあって、それでもこっちの世界で妻と子供の顔が見たくて……」
「お前に妻と子供がいる? 貴様は女だろう。幻術でも使っているのか……いや、その気配はない……」
「奇跡だったのか、彼らの罪滅ぼしだったのかわからないけれど、こっちの世界に戻って来たんだ。でも、手違いだったみたいで、体がこんなんになってた」
「彼らとはなんだ?」
「えーと、強制異世界転移補償会社? 機関だったかな? 正確な名前は覚えてない」
妻が眉間を手で押さえ、何か考えに耽る仕草をした。ぶつぶつと、いや、そんなはずは、等と呟いていた。
「それで、お前の今の姿が与えられたもので、元々の姿はどんな姿だ?」
妻に続けて質問してきた。これなら簡単に説明ができる。少し時間が経ち自然回復したMPの量はわずかだが、簡単な幻術なら使えそうだ。
私は自分の横に正座スタイルの元のおっさん姿を作り出した。
「翠、信じられないのはわかっているけれど、私が君の夫の鈴木宏なんだ」
「それで、私の夫がお前だと? 信じられると思うか?」
妻は腰から取り出した黒色の棒、それを私に向けて魔力を込めた。艶がなくなりくすんだ黒色になった棒。それを私は覚えている。これを触媒にして魔弾を使われたら、先ほどの防壁魔法では耐えきれないだろうと思う。
「その小杖まだ使ってくれていたのか?」
「……これを知っているのか?」
「私が死んだら貰ってくれっと言った杖だろ。ダークネスボアの小杖……あれを作る時は本当に大変だったなぁ」
「なんで、お前はこれを知っているんだ……。仮にお前が本物の宏だったとしても知らないはずだ」
「こっちの世界から飛ばされて、エルフの里で死んだ後に、またこっちの世界の同じ時間に戻されたんだ。こんな体だけど」
「そ、そんな……里に飛ばされないように……里に飛ばされて死なないように何度も家に来て確認していたのに」
だから、何度も連絡なしで押しかけ嫁していたのかい。ていうかさ、それ結構本気なら常時貼り付けしてないとダメだよね? まあ、エルフの里でもずぼら感が漂うエメラダならやりかねない。翠はもっと完璧なお姉さんな感じだったようなイメージがあるんだけれどな。
妻の緊張していた感じが、溶けていくのを感じた。口調もいつものような優しい感じに戻って来た。
多分、私のことを信じてくれたのだろう。
「じゃあ、いつからその姿なの?」
すっと、背中に冷たい汗が流れる感じを感じた。これはまともに回答したらヤバいやつだ。
それを正直に言うと、今まで騙して体を重ねるふりの幻術をかけていたことを知られたら、多分風穴をマジで頭に開けられそうな気がする。戻って来た時期はぼかすために話題を変えなければ……これはいいところに娘が倒れてる!
「ああ! 部屋の端で由紀が口から泡を吹いてる!」
由紀は家庭の崩壊からの魔法で死ぬかもしれない、という恐怖で意識が飛んでいたのだろう。いや、あの殺気ならエルフの里の周囲の魔物も逃げ出すね。
私の単身赴任で使っている部屋の中、珍しく家族4人が集まった。
テーブルには甘じょっぱい匂いを漂わせるぐつぐつと煮え始めたすき焼きがあり、それを家族4人でつつき合う。
やっぱり母乳は力だとお父さんは思います。全人類はおっぱいには勝てないのですよ。
まあ、そもそも、妻と英智は私の動きがなんかおかしいと思い、探っていたのだ。
私が怪しい動きをしていると妻が思い始めた時、それは私が英智に美少女姿で応援してもっとやる気を出させようとして野球の練習中の英智に会いに行き、英智に怒られた日のことがきっかけだ。撮れた写真や動画を妻にLINEで送ったのだが、その後で妻がLINEで息子に、練習でいい当たりできているね、とか、お父さんと何か食べて来た?、とか言う話を向けると、息子からは父親に会ったという話にならなかったのだ。
そこで変だなと思っていたら、私の部屋に入ろうとしている、ピンク髪の美少女がいた。問い詰めようと思ったが、決定的な瞬間ではないと考え、泳がした。
今日、同じように息子の学校祭の写真を夫に頼んで、送ってもらった写真に映る息子の目にあのピンク色の美少女が映り込んでいた。
拡大して、加工し直すと、はっきりと見えたそうだ。ここまでするの? まじ怖い。
息子の写真を妻の知らない女に撮らせていることは意味不明だけど、自宅に出入りしているとなれば、まあ控えめに言ってクロですね。
ピンク美少女が娘と楽しく遊んでいるのは息子からも裏が取れたので、妙に最近夫の家に遊びに行きたがるのもなんかの繋がりがあるのかもしれない。少なからず、娘と夫と謎のピンク美少女が組んでいるのだろうというところに考えついたのだ。
ちなみに、現在、私は幻覚を使っていない。MPをほとんど使い果たしたからだ。本当に何かあった時に困る。そういうわけで、頭のおかしそうなピンク色の髪の色の美少女丸出し姿だ。
私の正面には息子の英智が座っているわけだが、全くこのピンク色の美少女に反応がない。
最初は敵意を感じていたけれど、今は無関心というか、父親を見る程度の反応である。
たまに目があったり、同じ肉を箸で取ろうとしたら、ちょっと顔を赤くしてとか、恥ずかしがる反応が欲しいと思ったがそんなことはなかった。
血がつながっていても、たまに会う歳の近い従姉妹に緊張することってあるじゃん。目の前にいる美少女はお父さんだけど、あまり会うことのない美少女だよ。男って美人に反応してしまうだろ。
緊張しないの?
女の子が喜ぶ展開の人なの?
そういえば、息子が誰かに似ていると思ったら、ハクラクか。
妻と血がつながっているハクラクに息子の英智が似ているのはある意味当然か。
そういえば、ハクラクも女っけのないやつで、私が心配したこともあった。
あいつは家庭を持っていなかったし、女のエルフといちゃついている様子も無かった。エルフは性欲が少ないらしいからそういうもんだと思っていた。しかし、これにはジコンも思うところがあったのか、ハクラクが人間の世界の料理を取り入れてみたいと夜な夜な私の家に現れて日本の家庭料理を再現していたら、真顔をしたジコンが急に家に踏み込んできて『君たち、そういう男同士の恋愛は非生産的だからやめてほしい』と言われたことがあった。
ハクラクの影を息子に重ねながら、お父さん、孫ができないかもしれないと思うとちょっと悲しくなってきた。孫は娘の由紀に……いや、あの子は顔はいいけど性格がちょっと心配だ。むしろ、変な男に騙されて、大きくなったお腹を摩りながら実家に帰ってきそうな感じがする。もっと、お父さんがしっかりせねば。
「なんか、お父さんとっても失礼なこと考えていない?」
由紀が目を細めてじろりと私を見た。その目つき、どこかで見たな。この鶏、大きくなってきたからそろそろ出荷時かな、って目。
「勘が鋭いね! 大当たりだよ!」
「お父さんのお肉食べちゃうね!」
「無慈悲! 紛うことなき無慈悲!」
私が、火が通るのを待っていた、絶妙な火加減の牛肉をかすめ取っていく娘に私は涙を流した。
そうだ、この目つきは長のエリンだ。
この子たちからすれば祖母にあたるエリンと血がつながっているから、もしかしたら、そういう心を覗き見る能力が後々目覚めたりするのかな。現代で異世界チートかよ。ゆとりめ!
そうやって、僻むと、エルフの里での数々の苦労を思い出してきた。
クソ苦い魔力草を食べてMPを増やし、少ない魔力や経験をMPごり押しで魔法を使って誤って体力まで死にかけるまで消費したり、日本で見たリンゴと同じものような物を見つけて食べたら普通に毒物だったり、感染症にかかって里全体が死にかけて、感染症対策の知識があるからと瀕死の体に回復魔法をかけられながら仕事をさせられるブラック勤務を強要されたり、衛生環境を整えるために私の日本の知識を使ってエリンが上下水道を整備しようという話になり、知っているからと素人の私がプロジェクトリーダー的な者に抜擢された上に、水路を掘り始めたらダンジョンを発掘してしまって、そこから湧き出る魔物で大変なことになったり、思い出すだけで涙が止まらない。
ひどい思い出ばっかりだけど、理解者もいたし、楽しいこともあったな。
大変な時は大体エメラダがいて、助け合っていたな。
そんなエメラダが異世界から若干時空がずれた私の世界に飛んできて私の妻になっていたとはな。
こんな美人の
「懐かしいな……」
妻の翠が私を覗き見て、背中をさすり始めた。
あっちで年老いた時も
ぽたりぽたりと太ももに雫が落ちて、私が涙を流していることに気づいた。
「お父さん、お肉、ごめんね」
由紀がすまなそうに自分の生卵をかき混ぜた皿から先ほどすき焼き鍋からすくった肉を私に渡そうとした。
そういうことじゃねえよ!
勘が鋭いんじゃなかったのかよ!
思わせかよ! お前、異世界のお祖母ちゃんに謝ってこい!
「そういうことじゃないのよ、由紀。
やっと、本当の意味で戻って来れたって安心出来た、うれしいのよ」
「すまん、親父。知らなかったとはいえ、学校で冷たく突き放したりして」
いや、むしろそれはワイが悪かった。ちょっとやる気アップさせてやろうと、この美少女姿で練習風景を写真撮りにいった私がすべて悪かったんだ。学校祭にこの姿で行く羽目になったのは由紀のせいだけどな。でも、お父さん、事の
そういうわけで、息子に会ったら思った以上に反応が悪かったので、ピンク美少女=お父さんと言うと家庭崩壊を察したので、たまたま知ってしまった娘以外には言えなかった、と説明した。
「そうだよな、普通。そんなことになったら相談なんてとてもじゃないけどできないよな、親父」
「それに、ほら、
「ああ、それね。思い出すのよ。昔の自分。いわゆる黒歴史ってやつ」
「ほら、私昔さ、ツンデ……いやいいでしょ。私にもいろいろあったのよ。ああいう見た目の子たちを見るとそのころの自分を時々思い出すの」
誰にでも黒歴史はある。
「ところで、お母さん、あの拳銃ってなんなの?」
娘の言葉に急に妻の声が鋭くなる。
「そんなものはありません」
「やめろ、由紀。それは詮索するな」
口をはさんだ息子は
妻はエルフの姿ではない。娘も息子も知らないのだろう。娘は妻の魔砲撃の瞬間から意識が飛んでいたので、妻がエルフ、私の記憶のエメラダとはなっていないのだろう。
きっと、遅かれ早かれ、そのことを子供に伝えないといけない。
子供はいわゆる、ハーフエルフというやつなのだ。
実際に娘は魔法を使えるし、息子も野球で凡人ではない成績をたたき出していることからも、人間社会で放っておいても何らかの魔法とかスキルを覚える可能性がある。
何より心配なのは、どのくらいの寿命なのか、だ。
体については私の遺伝子よりならば、人間社会で普通に過ごせるだろう。そうでなければ、社会から追い出されてしまい、理解者のいない、たった2人の生活しなければならないことになる。
仮にそのことを今説明して納得してもらったところで、いつか必ず
『なんで作った(産んだ)んだよ』
てことになるのは目に見えている。
今後のことは山積みだ。
「辛気臭い話はおしまいにして、お酒でも飲みましょうか。その体でもお酒は飲めるんでしょう?」
「家の中でなら飲めるよ。流石に外ではお巡りさん待ったなしだから」
立とうとする妻の肩を抑えて、私が立ち上がり冷蔵庫に向かう。冷蔵庫を開けてよく冷えたナイアガラワインを取ろうとした。
「どうぞ、スズキ」
横から声がして、手渡されたのはビンテージな色をしたガラスのボトルだった。中に入っているのは赤ワインだろう。紙のラベルが貼っていないな、と思ったが、今そもそも誰に渡された?
私は差し出した手の先を見た。
宝石のように輝く金髪に、エメラルドがはめ込まれたような瞳、着物のようだけど、動きやすく改造された衣装の女性が立っていた。胸のサイズがわかりにくい服なのに、胸が大きいことがよくわかる。
翠(エメラダ)によく似た顔の女性が立っていた。
「え、おか……長!」
「長、なんでこんなところに!」
「久しぶりだな、スズキ。姿かたちは違えど、元気そうで何よりだ。
スズキ、私たちの世界で手伝ってもらいたいことがある。
すると、長のエリンは私に抱き着いてきた。あの、お義母さん、娘と孫の前で何してんすか、離婚待ったなし、家族離散待ったなしなんだけど。これがシワシワのお祖母ちゃんなら、あらやだ可愛い、て感じで暖かい感じで見られるのに、目の前の
「MPを少しもらうぞ。本当にスズキはMPが多いな」
エリンはそう言うと、私はグランと体が揺れた。ほとんどなかったMPが持って行かれた。ほとんどないはずなんだけど、これ結構多いのか? 自然回復量が多かったのか?
「ちょ、おかっ……長! 吸魔は体の一部接触でもいいでしょ!」
「急いでいる時は抱きしめて使う。知っているでしょう?」
MPを吸い出す魔法『吸魔』にはあまり詳しくないので私は何とも言えません。ですが、妻との関係を天然ブレイクしようとするのやめてくださいお義母さん。というか、お義母さんに百合疑い掛けられますよ。
「……眼福だっ」
ほら、そういう目で見る人いるじゃん。
というか、英智、お前はそういう趣味の人だったのか?
「これならあっちに帰れる。……
そう言って、
そこに、エリンが私の手を引き、その空間に入れられると、私たちの世界は見えなくなった。
とりあえず
また異世界の、しかもエルフの里の長エリンがわざわざ私に力を借りに来るとか、絶対にこれどうしようもない嫌な案件じゃん。今回ばかりは最悪死ぬかもしれん。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
数々の感想や評価、お気に入り登録等ありがとうございました。
特に報酬等無いにも関わらず、作品に対して誤字脱字報告していただき、完成度を高めてくださる読者の方々、本当にありがとうございました。
なかなか感想に返信できなくてすみません。
時間に余裕ができましたら随時お返ししていきます。
これでひとまず、このお話は完結しましたが、美少女になった鈴木宏の冒険はまだまだ続きそうです。気が向いた時に書ければと思いますが、不定期かと思いますので期待しないでください。
今まで読んでいただきありがとうございました。