結城友奈は転移である 作:転移なう!
「ここが、、、樹海」
勇者部+俺と銀一同は、この世界で初めて樹海の中に入ってしまった。俺ってさ、不幸を呼んでしまう厄災かな?って思ってしまった。でもバーテックスをこの目で見られるのは少し嬉しいかな?
まぁみんなには言えないな。
「本当に樹海ね・・・向こうにバーテックスいるわ。あれは乙女座ね」
乙女座のバーテックス。ゆゆゆシリーズではチュートリアル扱いしている完成体のバーテックスだ。
「ここは勇者に変身出来るアタシが行くよ」
「銀、1人は無茶よ!」
現段階で勇者に変身出来るのは銀ちゃんだけ・・・いくらチュートリアル扱いの乙女座でも苦戦する相手だ。
「須美は心配性だなぁ・・・なぁに、乙女座なら銀様にも倒せるって!だから須美達は動かないでほしいな?」
「銀!」
そう言って銀ちゃんは勇者になってバーテックスを倒す為に移動した。
「私も勇者になれば・・・」
「わっしー、大丈夫?」
「東郷さん・・・」
今の俺達は、バーテックスに倒せる力は無いから、みんなは悔しそうに銀ちゃんが戦っている所を身守るしかなかった。
「アタシに任せてくれ!うぉぉぉぉぉぉ!!」
銀ちゃんは二刀流の斧で乙女座に攻撃。やはりバーテックス。効いてるかわからない。
「やっぱり銀1人じゃあ無茶よ」
「私達、勇者だったのに立っているだけなんて先輩失格よ」
「銀、危ない!」
乙女座は布のような触手を使い銀ちゃんを飛ばした。
「がはっ!」
「銀!」
「わっしー!行くのはまずいよ!」
東郷さんは吹き飛ばされた銀の所に向かう。俺も後を追いかけた。
「須美・・・銀さんなら大丈夫だ」
「でも!!!!友樹君、なんとかならないんですか!?」
「・・・・・東郷さん、ごめん」
みんなを勇者に変身させる方法があればすでにやっている・・・本当になんとかならない状態だ。
「銀!きゃっ!!」
乙女座は、爆弾によって、銀ちゃんと東郷さんは爆風で吹き飛ばされた。
「東郷さん!」
友奈ちゃんが、直ぐに東郷さんの方行った。俺は銀ちゃんの所に向かった。
「友奈ちゃん、逃げて私なら大丈夫よ?あの時とは違うんだから」
あの時とはきっとゆゆゆ1話の事だろう。
「東郷さん、銀ちゃんなら友樹君がついていますから今は逃げるべきだよ?」
「逃げるって言ってもどこに逃げるの?」
ここは樹海の中。逃げ場など無いのは2人は知っていた。
「それは…」
友奈ちゃんが必死で東郷さんに説得している。そして乙女座は、無慈悲に東郷さんと友奈に照準を合わしていた。
「・・・・・・私と東郷さんを狙ってるみたいだね」
「友奈ちゃん、逃げて?爆撃が来る前に銀のところに逃げれば助かるはず」
「東郷さん、前にも言ったよね?『友達を置いて見捨てるような奴は勇者じゃない!』って」
「あの時とは違うのよ友奈ちゃん? 本当に死んじゃう!私達はもう勇者になれないのよ!?」
友奈ちゃんは友達を置いて逃げる訳が無い。だから友奈ちゃんは、前を進む。乙女座は爆撃を再開した。
「例え、勇者になれなくても!」
俺が、友奈ちゃんを守らないと!お願いだ・・・もう一度勇者の力を。
「私はぁぁぁぁ勇者なんだから!!!」
「友奈ちゃん!」
乙女座の爆撃は、一直線に友奈ちゃんの所に当たった。
「桜・・・?」
俺の手のひらに桜の花びらがあった。砂煙が晴れたら友奈の腕には天の逆手が装備されていた。
友奈ちゃんは高く飛んで勇者の姿になって乙女座に向かった。
「おおおっー!!!勇者パンチ!」
そして、勇者パンチで乙女座の部分が破壊された。紛れもなく勇者システムがこの世界で蘇った。
「友奈ちゃんが・・・」
「勇者になった!?」
今、目の前にいる友奈ちゃんは、勇者に変身した姿である。
結城友奈はもう一度、勇者になったのだ。