結城友奈は転移である 作:転移なう!
「当代無双!当代無双!」
俺は夏凜ちゃんの名台詞を言いながら登校していた。あの大暴れシーンは三好夏凜が完成型として頑張ったからな。ちなみにネタにしてるのは敬意を持ってるからだ。
「友樹」
「よっ、朝から精が出ますな?」
「風から聞いたわよ?あの本今すぐ捨てなさい」
「いやぁ・・・コレクションの一つだし・・・」
「いいから捨てなさい!」
「やだねー!絶対捨てない!」
俺の大事な本だぜ?そう簡単に捨てられるわけないし。再販も難しいのもある。
「いいから捨てなさい!あんたが持ってると変なことに使うかもしれないじゃない!特に園子とか!」
「『夏凜、また、こよっか・・・』『風、また・・・・・付き合ったげてもいいわ』てか?」
俺はゆゆゆいのふうにぼの台詞をモノマネで言った。まぁ少し改ざんしてるけどね。
「地味に似てるのがムカつくわね・・・」
「えぇ~?じゃあ何だよぉ~?風の事好きなんでしょ?」
「そ、それは・・・その・・・とにかく捨てなさい!わかった!?わからないのなら力づくまでよ!完成型を舐めないでよ!」
「勝負するのは良いけど学校から帰ってきてからだな」
「逃げないのなら別に構わないわよ・・・」
「負けても泣くんじゃねぇぞ?」
「誰が泣くものですか!三好夏凜があんたみたいな男に負けるものですか!」
こうして、俺と夏凜は放課後にバトルすることになった。ある意味チョロいのか?同人誌の為に戦うなんて予想外だよ。
✿✿✿
そして放課後になり、俺は家に帰って夏凜が居るであろう庭に来た。
「来たわね」
「おう・・・本の為に勇者を倒す!」
「返り討ちにしてあげるわ!」
成り行きだけどマジもんの勇者が、生身でもどんな戦闘力なのか?オタクとして知りたい訳だし。
「行くわよ!」
「来い!」
木刀持った男女が庭で振り回すのご近所に噂が、流れそうだな・・・一応女子中学生だし。
「うおおおぉぉぉ!!」
「やあああああっ!」
夏凛ちゃんの攻撃を全部ガードする。うん、普通に強い。
「まだまだぁ!」
「うおっとぉ!?」
反撃するも避けられる。スピードもなかなか早いし、パワーもある。これが三好夏凛!この世界で普通に実在したら剣道でどの大会優勝を総なめしているかもね。
「これならどう?」
「おらっ!」
俺は剣を横にして防ぐ。しかし威力が強くそのまま吹っ飛ばされそうになった。
「ねぇ?本当に女子中学生?」
「当たり前でしょ!私の強さなんて予習済みなんでしょ?」
「そりゃあ・・・何回も見てるからな?」
素早い動きで攻撃してくる。しかも隙が無いほど正確に打ち込んでくる。
「せいりゃあああ!!!」
「おぉっと!?」
ギリギリで避ける。ちょっと怖いんですけど。
「これが三好夏凛の実力・・・」
「当然よ!完成型の力を見せ付けてやるんだから!」
「へぇ~・・・まだまだいけるって事か」
「当たり前よ!あんたなんかに負けられないわ!」
その後も俺達は戦い続けた。そして数分後。
「これで終わりよっ!」
「くっそぉ・・・・」
俺は1本取られてしまった。
「私の勝ちね」
「そうだな・・・」
「約束通りあんたの描いた絵は捨ててもらうわよ?」
「あぁ・・・」
「ふんっ・・・これに懲りたらもう二度とこんなことしない事ね」
「はい・・・」
「わかればいいのよ?」
そう言って夏凛ちゃんは家に入っていったのである。まぁ絵はクラウドで保存しているし。予備用のSSDにも保存してるから全然問題ないんだけどね。
人物紹介
三好夏凛
ふうにぼ本を消すためにオリ主に勝負を仕掛けた。高校生と中学生の相手だけどなせば大抵なんとかなった。
酉川友樹
色んなカップリングのイラストと同人誌を趣味で描いてるのでバックアップは忘れてない。なお、夏凛には気づいてない模様