結城友奈は転移である 作:転移なう!
人形劇本番、俺達は保育園に居た。いよいよ劇の本番が始まる。一通り練習したから多分。大丈夫なはず!
「成功するわよ?」
✿✿✿✿✿
─────昔々、あるところに勇者がいました。
───勇者は、人々に嫌がらせを続ける魔王を説得するために旅を続けています。
「こんにちは!ゴーレムさん!」
「お前が勇者か!?ここより先は通さんぞ!」
しかし、魔王が住んでいる城にたどり着くと、門番であるゴーレム達に止められてしまいます。
「そこを通してくれないかな?僕は君達と戦いたくないんだ」
「魔王様の命令は絶対だ。嫌ならば我を倒してみろ!さぁこい!」
ゴーレム達が一斉に襲い掛かってきます。しかし、勇者はその攻撃を華麗に避けながら剣?で切りつけていきます。
「もう・・・悪い子はこうだ!勇者パーンチ!」
───勇者は剣ではなく拳でゴーレムを挑むそうです。そしてパンチ一発で倒してしまいました。
「ぐっ……この俺が負けるとは……」
「これでよしっと。じゃあ行こっか♪」
「でも俺は、お前の敵だから・・・」
「私は、魔王を倒したい訳じゃない!だから一緒に説得しよう」
「お前優しいんだな・・・わかった。ついていくよ」
こうして勇者は、魔王の部下と一緒に魔王の城まで辿り着くことができました。すると、城の中から魔王の声が聞こえてきます。
「やっとここまでたどり着いたぞ。魔王!お前の友達は私と友達になったぞ!もう悪いことはやめるんだ!」
「すみません・・・魔王様・・・」
「ふっ、情けないぞ?我が部下よ。弱いお前は私が潰してやる!」
魔王の配下である。ゴーレムは魔王の手に消されてしまいました。
「な、なんてことをするんだ!魔王、お前の友達ではなかったのか!?」
「ふっ、あんな奴友達じゃない・・・・私は強い配下が欲しいのだ!」
「そんなことのためにお前の友達を殺したというのか!?許さないぞ!」
───勇者の怒りが爆発して魔王に向かって走り出します。
「ふむ、なかなか速いではないか・・・だが遅い!」
「うぅっ・・・まだまだぁ!」
「ふん、無駄だという事がわからないようだな・・・」
「くそぉ・・・まだ諦めないぞ!」
「しつこい奴め!消え去れ!!」
魔王の手から放たれた黒い球によって勇者は跡形もなく吹き飛んでしまいました。
「うわぁー!」
「やったぜぇ!!これで邪魔者はいなくなった!アッハッハッハ!」
「友奈ち、、みんな、勇者に応援をして!勇者にパワーを送ろう!がんばれ!がんばれ!」
「頑張れーゆーゆー!」
勇者に応援を送る園児達、園子ちゃんも全力で応援してるし・・・。
「ぐぬぬ・・・また応援か・・・」
「ほら頑張って友奈ちゃん!」
東郷さんがそう言ったら友奈ちゃんが元気を出した。
「うおおっー!なせば大抵なんとかなる!勇者キーック!!!」
勇者は渾身のキックを放ちました。その攻撃は見事命中しました。
「ぐわあああっっ!いてえええぇぇっ!!!!」
───勇者の攻撃が当たった瞬間、魔王は苦しみだし、膝をつきました。
風さん、これだ大丈夫か?
「これで、魔王も分かってくれたよね?もう友達だよ!」
「う、ぐぅ~~~っあっ!」
「友奈の全力食らえば痛い訳よ。風ドンマイだわ・・・」
俺は東郷さんにしめてとジェスチャーで伝えた。
「勇者は、魔王と
園児はポカーンとして・・・その後叫び声が聞こえてきた。多分面白かったのだろう。後は挨拶と園児と一緒に遊んだりしてして俺達は家に帰った。
ちなみに風さんはしばらく動けなかったのは言うまでもなかった。
人形劇の役。
友奈・・・勇者役
風・・・魔王役
オリ主・・・魔王の配下役
東郷・・・ナレーター
樹・・・音声係
園子・・・ヒーローショーの司会のお姉さん的な役
夏凜・・・舞台裏での雑用係