マギアレコードRTA ワルプルギス撃破ルート 真の博愛主義者チャート 作:まっしろたまご
今夜は帰したくないRTA、はーじまーるよー。
前回は、瀬奈みことの来訪がありましたね。なぜ来た。
一旦セーブを挟んだ後、再開です。何やら不安げな様子ですねぇ……一体何があったんですか……とりあえず2人分のお料理を作ります。この辺にぃ、料理うまい子がいるんすよぉ。食ってかない?
腕によりをかけて作りますよ〜。(バリバリ~ それではミニゲームのお時間!イキますよ〜イクイク……ヌッ!(成功)ヌッ!(成功)ヌッ!(大成功)ヌッ!(成功)フゥ~(大成功)
それでは結果のほどは……83点!!やりますねぇ……最高(得点)じゃあないっすかぁ……配膳しないのか?俺はするが。
イタダキマー。うん!おいしい!流石83点、これには思わずめいちゃんもにっこりです。おやおやおや、みことちゃんが難しそうな顔をして手をつけていませんね。悩みでもあるのか?ホラ言えよ。それともこ↑こ↓初めてか?力抜けよ。
「……すごく美味しいね。ちょっとびっくりしちゃった」
「めいちゃんめんどくさがりだから、インスタントばっかなんじゃないかって心配だったんだけどな……」
ファーストコンタクト(?)ヨシ!やっぱり各キャラクターからの印象や関係は悪くありませんね。あとはアリナパイセンと帆奈ちゃんだけ確認できればチャート構築がだいぶ楽になりますよクォレハ……ホラホラ、言いたいことそれだけじゃねぇだろぉ?
「やっぱり、見抜かれちゃうかぁ。うん、めいちゃんになら、わかってもらえるかも知れないね」
「ねぇ、『ハンナ』ちゃんのこと、覚えてる?」
ファッ?!何を言っているんだ。(困惑)覚えてるに決まってるよなぁ?本RTAにおいて一番最初に確認されたガバであり地雷の一角の彼女は初期から交流がりましたし魔法少女リストにも……(記述が)ないです。
落ち着いてください。まだ慌てるような時間じゃありませんしセーブもしてあります。(走者の鑑)
おそらく、どっかのタイミングで暗示を喰らいましたねコレ。と、言うのも、帆奈ちゃんは基本あっちから姿を現さない限り存在を知覚できません。そういう『暗示』をかけているので。なので知らない間にエンカウントしてチャートをぶっ壊された走者達は数知れず、暗示の対策を忘れれば地獄は必至の魔法少女なのです。
しかし本チャートにおいてはこんなことは些細な問題です。もともと帆奈ちゃんとは初見で相対する予定でしたしね。本来大きくプラスになるはずだったところがゼロに戻っただけです。
なのでここは『身に覚えがない』と返しておきましょう。
「そっかぁ……覚えがない、かぁ……」
「じゃ、相談。私の『友達』について、相談させてよ」
良いっすよ。(快諾)これってもしかしなくても散花愁章のフラグだったりしませんかね。しますよね。はえ〜すっごい、こんなアプローチもあるんですね。みことちゃんや帆奈ちゃんが扱う、『暗示』の魔法は後のイベント、CROSS CONNECTION にて必須になるので、なんとしても万全の状態で確保したいです。
というわけで、どしたん話聞こか?
はい。(倍速)帆奈ちゃんについて、みことちゃんの知る限りのレクチャーを受けています。なので2倍速でお送りしています。
その間暇であろう皆様のた〜め〜に〜!これからの流れを説明いたします。まず初めに、みことちゃんのメンタルケアです。そのため、今夜は帰しません。あんな環境に置かれてたら魔女化しちゃうっピ!
次点で、調整を受ける、or読心を受ける、です。本来ではこの辺りで『サラサハンナ』の六文字のヒントをもらいますが、今回はみことちゃんに洗いざらい吐いてもらってるので正直必要ないかと思われます。しかし無用な過去ガバを避けたり、リカバリーチャートを組み直すためにも必要なプロセスなので多少のロスは許容しましょう。こ↑こ↓サボって後々発生する大ロスやリセに比べれば腕の一本ぐらい安いもんです。
最後に、美雨=サンに事前に作戦を伝えておくことです。この作戦については実行の際詳しく説明します。あと百均とかでイヤンホホを買っておきましょう。これで散花愁章はクリアできますので。
倍速が終わりました。粗方の事は伝え終わって、時間も遅いからお開きといった感じですね。逃がすな。
「相談にも乗ってもらって、ご飯までいただいてなんだか申し訳ないね」
今夜は、帰したくない。(テレレレレレレ↑
◆
「好きなところ座って、ちょっと待ってて〜」
いそいそとエプロンを着ける滝乃音に促され、みことは席についた。玄関先で軽く相談だけでもと思い、ダメ元で来てみたが想定の数倍歓迎されて落ち着かない。木の匂いがする。とか、大きい家だ、なんて言った取り留めのない考えが浮かんでは消えていく。
会ったことのある魔法少女の子達は、誰も帆奈ちゃんのことを覚えていなかった。和泉さんに関しては、私のことも覚えていなかった。どうしたものかと頭を悩ませていると、和泉さんが「何か悩みごとなら滝乃音を頼ると良い。彼女ならきっと何か進展をもたらしてくれるはずだ」と言ってくれた。
そこからなんとなしにここに来たわけだが、どう切り出したものかと口をつぐんでいるのが現状。むしろ、胸を張って『友人』と言えるであろう彼女にすら帆奈ちゃんが忘れられていることが怖かったのだ。
「うぉーい、食べないの?」
「へっ?!あ、ありがとう。いただくね」
夕飯時に押しかけてしまったからか、目の前を見るといつのまにか出来上がった家庭料理が並んでいた、というかテーブルの向こうではめいちゃんが食べ始めていた。出してもらったのに手をつけないのはいかがなものかと思い、口に運んだ。
「……すごく美味しいね。びっくりしちゃった」
「腕によりをかけて作ったから嬉しいよ。ありがと」
「めいちゃんめんどくさがりだから、インスタントばっかなんじゃないかって心配だったんだけどな……」
兎も角、渡りに船だ。食事中というのは会話を始めやすい。これも彼女なりの気遣いだろうか。
「なんか言いたいこと、あるんでしょ?なんでも聞くよ」
「やっぱり、見抜かれちゃうかぁ。うん、めいちゃんになら、わかってもらえるかも知れないね」
「ねぇ、私達の友達、『更紗帆奈』ちゃんのこと、わかる?」
「『サラサハンナ』……『サラサハンナ』か……」
そうして、まるで聞きなれない言葉を確認する様に繰り返した後、『聞き馴染んだ名前ではないね』と締めくくった。やっぱりというべきか、帆奈ちゃんのことは綺麗さっぱり忘れ去ってしまっているようだった。
その話は一旦終わったけれど、ご飯を食べながらポロッと出てしまった昔話ーー一緒にクッキーを
どんな形であれ、帆奈ちゃんはこの世界に存在して、今もどこかにいるってわかっただけでも、大きな収穫だった。
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまって、すぐにお開きの流れになった。少し名残惜しいけれど、ずっと幸せではいられない。それはよく知っているから。
「それじゃあ、そろそろお暇するね」
ゆっくりとドアに向かって行く途中、ふと手を掴まれた。
「待って」
私の右手を取ってそう言う彼女は、少し悪戯っぽい表情で、言った。言ってくれた。
「やっぱり、行かないでほしいかな。なんて……」
その一言で、『まだここにいても良いんだ』って思えて、すごく嬉しかった。
イヤンホホは誤字ではないです。
▼めいちゃん
飯ウマ系魔法少女。
▼せなみこ
自分以外さらはんのことを覚えていなくて、「本当は存在しなかったんじゃないか」と、不安になっていた。